ルサルカ Vsヴァレンタイン・イヴ ★ オペラバスティユ~♪  [パリ.fr]

ルサルカ:カミラ & 王子:フォクト~ 美し過ぎる見事なハーモニー醸す声質の
二重唱~ アンティックゴールドの紗幕に透ける柔らかいベージュトーンの寝室
エレガントにリードする フォグトの物腰:愛するが故に全てを捨てる純真可憐な
カミラ:相互の哀愁帯びる歌唱~ 胸に熱く迫る感動~[黒ハート]

湖底を一緒に彷徨う如き神秘性を感じさせる水の音:大好きなハープ奏でる
美麗な音色~ おとぎの世界:水の精霊の存在を愛おしく感じさせる心に響く
演奏に陶酔~[曇り][三日月]☆ ヴァレンタイン:イヴに相応しいロマンの極みに遭遇~[黒ハート] 
素晴らしい夢の世界への誘い~[るんるん] 

ロマンティックで優美な曲 ≪ ルサルカ ≫ @ フィンランド出身の3女性が
ドラマを紡いだ~[モータースポーツ] 女性の活躍目立つ北欧 : フィンランド出身者が3名揃う
と云うのも偶然か?

メリハリ利かせパワフルで活力溢れ~ バイタリティに富んだ素晴らしい指揮を
ご披露頂いた女性指揮者:Susanna Malkki=スザンナ・マルッキ女史を筆頭に[かわいい]
タイトルロール・ルサルカ:Camilla Nylunf=カミラ・ニィルンド、明るく鮮明な
音質~ 美麗な響き奏でる歌唱~[るんるん]

※抒情的なルサルカの大好きなアリア【月に寄せる歌】 繊細で優美な声質で
ご披露頂き感激:~[黒ハート]

ライバル=他国の王女:Karita Mattila=カリタ・マッティラ、声質の衰えは
否めないが長年の経験から存在感発揮~Ψ

魔女JEZIBABA:ジェズィババ=Michelle De Youngミッシェル・ドゥ・ユング
フィンランド出身女性では無いが、音質:演技共にドラマティックな魔女を好演

輝かしい女性陣に対抗~? エレガントな金髪のプリンス:Klaus Florian Vogt=
クラウス・フロリアン・フォグト 奏でる巧妙な高音~ 最高に美しい純粋な響きに
陶酔~[三日月][雷]

湖のエスプリ:精霊の父 @ Thomas Johannes Mayer トマス・ヨハヌメイェ
精霊の長としては、朗々と奏でる歌唱 & 演技風体共に多少貫録に欠ける感も
否めなかった。

Robert Carsen=ロベール・カルセン演出:時代詐称の現代版:クラシックな衣装
アイディア豊富な、お洒落でモダンな舞台装置:紗幕の掛る舞台に静かなさざ波を
醸す照明~ ハープ奏でる水の滴り~ 湖の底を彷徨う様な夢現に陥るなかで、、、
人魚姫の物語を重ねる~ 水の精霊 ルサルカ:不幸を顧みず人間に恋し我が身を
投じる儚い宿命[黒ハート]
愛しい王子と共に湖深く沈み幸せを分かつ ルサルカ~ 目出度しの終焉 [黒ハート] 
泡と消える不幸な人魚姫:リトルマーメードの運命に涙[涙][魚]

最終公演日 @ 13日はヴァレンタイン:イヴ [黒ハート] 2月公演と云うのも粋な計らい〓

1,7,13日と3回 聴いた中で、最終公演日は、甘いロマンの空気が漂う雰囲気
観客席には若いカップルが目立った~[黒ハート] 何故か盲導犬に導かれた方も多く
初めてお見受けした~[犬]?? 車椅子の方は普通にお見受けするが~~[いす] 

 ~~~~~~~RUSALKA~~~~~~

2019年2月1, 7 & 13日 オペラバスティーユ ≪ ルサルカ ≫
指揮:Susanna Malkki / 振付:Philippe Giraudeau
演出 & 照明:Robert Carsen / Peter Van Praet
舞台装置 & 衣装:Michael Levine
コーラスマスター:Alessandro Di Stefano
Le Prince:Klaus Florian Vogt / La Princesse etrangere:Karita Mattila
Rusalka :Camilla Nylund / L'Esprit du lac :Thomas Johannes Mayer
Je?ibaba :Michelle DeYoung / Le Garde forestier :Tomasz Kumiega
La Voix d'un chasseur :Danylo Matviienko
Le Garcon de cuisine :Jeanne Ireland
Premiere nymphe :Andreea Soare : Troisieme nymphe :Elodie Mechain
Deuxieme nymphe :Emanuela Pascu

指揮者:歌手陣:特に演出~全て曲 & 物語に合致した完璧な公演に感動[目][耳][るんるん]

期待外れのデフォルメ現代劇 ≪トロイの人々≫ を綺麗に水に流した様な~
水の精霊 ≪ ルサルカ ≫ に感謝観劇~!!

追記:
クラウス・フロリアン・フォクト さり気なくゆったりとした自然体で奏でる
壮麗な高音に感服~ 素晴らしいとしか言えない~[るんるん]  [ローエングリン]
[パルシファル] [ヴァルター @マイスター] [エリック @ オランダ人]等々拝聴
させて頂いたが、個人的:最高のワグナーテナー[指輪][王冠][指輪] 

[フロレスタン@フィデリオ]の哀愁帯びた世を儚んだ歌唱 [王子 @ ルサルカ]
も曲相応の上品な音質で役を全う。。。 

※『22年頃には[トリスタン]を歌えるように~』と、インタビューで語って
居られたが『それまで元気で頑張らなければ~』とパワーを頂いた様な~(笑)

カミラ・ニルンド & フォクト、偶然にもベルリンSOBクップファ演出の
[フィデリオ] を拝聴~[耳][目]  シラー劇場で:レオノーラ=カミラ &
アンドレアス・シャゲー、 昨年暮のSOBで:フロレスタン=フォクトを拝聴
同じ演出の為、何となく二人共演だった様なイメージが湧く~[曇り][目]
気丈な男勝りの レオノーラ Vs 純真無垢な愛らしい ルサルカ 余りの違いに
同じ歌手と思えない好演に敬服~[目][耳][るんるん]

年季のカリタ・マッティラ、80年代 @ TCE ≪コシ・ファン・トッテ≫ 初耳
& ≪ぺリコル≫、90年代:シャトレ劇場 ≪アラベラ≫、バスティーユ
≪ローエングリン≫≪サロメ≫≪アリアドネ ナクソス≫、ガルニエで
≪陽気な未亡人≫ パリでの活躍が多く頻繁に拝聴させて頂いた~[目][耳][キスマーク]

メトでは迷彩服に身を包み、独房をよじ登りフロレスタンを探すレオノーラ
≪フィデリオ≫ で達者な演技に驚いたが、クラシック・バレーの嗜みのある方
と伺った。 シャトレ劇場 :ホセ・クラ≪オテロ≫ の妻 [デズデモナ]をラジオ
中継で聴いた時は、イメージでは無かった。。。

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余談:
演目として知名度が薄い為か、意外と初耳の観客も多く長年のオペ友も初めて
が多かった。。そんな事情で[チケット]チケット残も半端なく、2月1日は平土間
一列目:中央を渡され 『えぇぇ指揮者の真後ろかしら~?』と嘆いたが
時遅かりし『そう~ でも、もう交換出来ないわ』となだめられ[ 窓口嬢も
特等席を~と態々お気遣い頂いたのだろう]と、ご好意に感謝しつゝ会場へ。

危機一髪:二席ずれて指揮者の真後ろ回避で救われた~ホッ!! 然し
平土間一列目中央が、どれ程素晴らしいか納得~ 個人好みの席では無いが
この演出と歌手陣、願ってもない良い経験をさせて頂いた~[目][黒ハート][目]

7日@自分好みの席をネット予約。 舞台から少し離れた13列目~ 字幕も
観易く音響も抜群、サロンで寛ぐ気分で鑑賞~[喫茶店][ショートケーキ] 

13日@一列目の端:通路脇、孟母三遷では無いが同じ演目で色々試す機会を
得られ良い経験が出来た (笑)

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