P.ジョルダン 最期のコンサート★バスティユ~♪ [パリ.fr]
忘れ難き壮麗な宵に浸った 総立の観客 万雷の拍手は暫し止まず
巴里オペラバスティユで遭遇した稀な現象 恐る恐る振返り見上げる背後
天井桟敷迄 鈴なりの観客誰もがこの魅惑の瞬間に 身を乗り出す程の衝動に
駆られた様な衝撃
マエストロ:フィリップ・ジョルダン @ 巴里バスティユ に於ける最期の記念
特別コンサートに惜しみない拍手が鳴り響いた 2009年 巴里オペラ座
音楽監督に就任以来 12年間 若い演奏家指導に尽力 レベル向上に貢献
この若い指揮者に敬意を表した
≪ Merci Philippe ≫ 我々は忘れない フィリップも【ウィーンに居ても
心は巴里と共にある】と観客に返答メッセージ。 巴里のクラシックファン:
観客にしては非常に珍しい熱狂的な情景を醸した。
※フィリップ・ジョルダン 2009年 @ 若干35歳で巴里国立オペラ座就任。
歴史的館:ガルニエ座 & バスティユと云う大劇場の音楽監督を任された。
巴里オペラ座は 世界的水準からやや劣る感も有ったが 若き:ジョルダンの
情熱で演奏家は世界水準へ肩を並べる程に向上した。
※他国と異なる 強力な労働組合を背後に頻繁なスト& デモに脅かされる仏国。
劇場に於いても演奏家:裏方 etc etc 各セクションに因るストに晒される。
外部では大規模なデモ等 観客安全の為 時には公演中止も余儀なくされた。
多種多様の問題を抱えた巴里での10年余り煩雑な状況に翻弄された事だろう。
お疲れさまでした[m(_ _)m]
昨年末から ウィーンへ拠点を移して以来 バスティユ最後のコンサート
残念ながらコロナ禍に因るキャンセルで20年末 ≪リング≫ 2サイクルを
舞台公演果たせなかった 然し今宵 巴里ジャンに素晴らしい功績を披露し
別れを告げ新たな未来へ旅発つ 爽やかに【飛ぶ鳥 後を濁さず】
*・*・*(^0^)CONCERT EXCEPTIONNEL(^0^)*・*・*
2021年7月2日 バスティユ ≪ 特別コンサート ≫
指揮:Philippe Jordan
コーラスマスター:Ching Lien Wu
Ch?urs de l'Opera National de Paris:巴里国立オペラ合唱団
Orchestre de l'Opera National de Paris:巴里国立交響楽団
演目
前半 : Franz Liszt:
Faust-Symphonie, S.108 pour choeur d'hommes et orchestre
Poeme extrait du Faust de Goethe
Tenor : Andreas Schager アンドレアス・シャゲー & 男性コーラス
フランツ・リスト【ファウスト交響曲 S.108】ゲーテのファウストに魅せられ
作曲した作品。 雄大且つ壮大な物語 3人の登場人物[ファウスト,マルガリタ
メフィストフェレ]を其々瞑想的:幻想的:情熱的に情緒豊かに描写 最期に
ソリスト・テナー&男性 コーラスに因る素晴らしい歌唱で荘厳な演奏の幕を
閉じた。 初耳では有ったが圧巻のドラマに魅了された
男性コーラスの中 ひと際 耀くシャゲーの美声は逸品
後半:Richard Wagner
Parsifal (troisieme acte de l'opera):パルシファル3幕目
Basse :Rene Pape
Mezzo-Soprano :Eve-Maud Hubeaux
Tenor :Andreas Schager
Baryton :Peter Mattei
リヒャルト・ワグナー≪パルシファル≫ 第3幕 コンサート形式
フィリップ・ジョーダンお気に入り?? ワグナーの選曲に感謝感動\(^o^)/
昨年暮 ≪リング≫ 二サイクル 最終公演の予定が コロナ禍の犠牲で中止を
余儀なくされた が幸いラジオ・フランス・ミュージックの協力で ラジオ
中継が実現された まぁ観客としてはやはり生が聴きたかった
※ジョルダン就任以来 頻繁にワグナー公演を巴里で聴ける機会に恵まれた
バスティユで繰広げられるワグナーは バイロイトに匹敵する様な迫力を感じ
させる…….
最高レベルの歌手陣で構成された配役:カリスマ抜群のグルネマンツ
Rene Papeロネ・パぺ 威厳のある深い響き伴う奥ゆかしい歌唱で
魅力的に演じた。
現代のワグナーテナーをK.F.フォクトと二分する大スター パルシファル演じた
Andreas Schager アンドレアス・シャゲー:純粋無垢のパルシファル 苦難の
道を経て【 同情に因り知を得た清らかな愚か者 】聖杯の騎士:グラールの王と
なる情景が浮かぶ 澄んだ美声:気持ち良い程 軽やかに伸びる高音域
貫録のパルシファルを ご披露頂いた
アムフォルタス:Peter Mattei ペーター・マティ 美麗な歌唱を淡々と拝聴
させて頂いたが生死を漂うアムフォルタスの痛ましい苦悩が感じられず
個人的には多少物足りなかった。
クンドリ:Eve -Maud Hubeaux エヴ-モゥド・ユボゥ 三幕目は藪の中
うめき声位で 残念ながらほゞ歌う所が無い役柄だったが美声を奏でた。
今シーズンから新たな人事 コンサートマスター Jose Luis Basso に変って
Ching-Lien Wu (チン-リアン ウ-と発音するのだろうか?) 台湾出身の女性
1987年にリヨンでコーラスマスター首席受賞。 その後数々の経験を積み
今シーズンから巴里オペラ座のコンサートマスターに就任。
・・・・・・・・・・・・・・・
6月末から @ 巴里オペラ座では Covid対策の為 検査が厳しくなりワクチン
二回接種のワクチンパスポート 又は PCR検査 陰性証明書を入場の際 手荷物
検査後に身分証明書を添えて提示 バーコードチェックで先ず第一関門通過
座席は左右前後 多少間隔を取って販売されて居た様に見受けられたが何か
適当な所も?? 席を移動しないで下さいとの場内アナウンス 然しながら
移動に慣れたパリジャン@ 放送 無視 ついつい空席に移りたがる(苦笑)
指揮者の前 特等席@前から3列 横は中央通路から通路迄と相当範囲の空席
確保 気持ち良い程の空席を観て『勿体ない』と思った観客 (笑) 休憩時間に
恐る恐る空席に移動 然し残念ながら劇場係員に注意されてとぼとぼ
自席へリターン
色々今迄とは違う状況に遭遇しながらも フィリップ・ジョルダン 最高の
演奏を聴かせて頂き大満足の観客 \(^o^)/ 何時迄も続く嵐の様な拍手
帰路に着く観客皆無 暫しの間を観て 新支配人ご登場
12年間の熱意と誠意に丁寧な謝意を述べられた後 演奏家代表からも挨拶
続いて記念品&花束贈呈等 お別れセレモニーが催された〓
10年ひと昔 経ても未だ 46歳の若き青年 〓 益々のご活躍が期待される
有望な指揮者 次回 @ ウィーンで と想いながら 先日は折角取れた
[マクベス]をキャンセルの憂目に コロナに逆らわず様子見ながら(笑)
巴里オペラバスティユで遭遇した稀な現象 恐る恐る振返り見上げる背後
天井桟敷迄 鈴なりの観客誰もがこの魅惑の瞬間に 身を乗り出す程の衝動に
駆られた様な衝撃
マエストロ:フィリップ・ジョルダン @ 巴里バスティユ に於ける最期の記念
特別コンサートに惜しみない拍手が鳴り響いた 2009年 巴里オペラ座
音楽監督に就任以来 12年間 若い演奏家指導に尽力 レベル向上に貢献
この若い指揮者に敬意を表した
≪ Merci Philippe ≫ 我々は忘れない フィリップも【ウィーンに居ても
心は巴里と共にある】と観客に返答メッセージ。 巴里のクラシックファン:
観客にしては非常に珍しい熱狂的な情景を醸した。
※フィリップ・ジョルダン 2009年 @ 若干35歳で巴里国立オペラ座就任。
歴史的館:ガルニエ座 & バスティユと云う大劇場の音楽監督を任された。
巴里オペラ座は 世界的水準からやや劣る感も有ったが 若き:ジョルダンの
情熱で演奏家は世界水準へ肩を並べる程に向上した。
※他国と異なる 強力な労働組合を背後に頻繁なスト& デモに脅かされる仏国。
劇場に於いても演奏家:裏方 etc etc 各セクションに因るストに晒される。
外部では大規模なデモ等 観客安全の為 時には公演中止も余儀なくされた。
多種多様の問題を抱えた巴里での10年余り煩雑な状況に翻弄された事だろう。
お疲れさまでした[m(_ _)m]
昨年末から ウィーンへ拠点を移して以来 バスティユ最後のコンサート
残念ながらコロナ禍に因るキャンセルで20年末 ≪リング≫ 2サイクルを
舞台公演果たせなかった 然し今宵 巴里ジャンに素晴らしい功績を披露し
別れを告げ新たな未来へ旅発つ 爽やかに【飛ぶ鳥 後を濁さず】
*・*・*(^0^)CONCERT EXCEPTIONNEL(^0^)*・*・*
2021年7月2日 バスティユ ≪ 特別コンサート ≫
指揮:Philippe Jordan
コーラスマスター:Ching Lien Wu
Ch?urs de l'Opera National de Paris:巴里国立オペラ合唱団
Orchestre de l'Opera National de Paris:巴里国立交響楽団
演目
前半 : Franz Liszt:
Faust-Symphonie, S.108 pour choeur d'hommes et orchestre
Poeme extrait du Faust de Goethe
Tenor : Andreas Schager アンドレアス・シャゲー & 男性コーラス
フランツ・リスト【ファウスト交響曲 S.108】ゲーテのファウストに魅せられ
作曲した作品。 雄大且つ壮大な物語 3人の登場人物[ファウスト,マルガリタ
メフィストフェレ]を其々瞑想的:幻想的:情熱的に情緒豊かに描写 最期に
ソリスト・テナー&男性 コーラスに因る素晴らしい歌唱で荘厳な演奏の幕を
閉じた。 初耳では有ったが圧巻のドラマに魅了された
男性コーラスの中 ひと際 耀くシャゲーの美声は逸品
後半:Richard Wagner
Parsifal (troisieme acte de l'opera):パルシファル3幕目
Basse :Rene Pape
Mezzo-Soprano :Eve-Maud Hubeaux
Tenor :Andreas Schager
Baryton :Peter Mattei
リヒャルト・ワグナー≪パルシファル≫ 第3幕 コンサート形式
フィリップ・ジョーダンお気に入り?? ワグナーの選曲に感謝感動\(^o^)/
昨年暮 ≪リング≫ 二サイクル 最終公演の予定が コロナ禍の犠牲で中止を
余儀なくされた が幸いラジオ・フランス・ミュージックの協力で ラジオ
中継が実現された まぁ観客としてはやはり生が聴きたかった
※ジョルダン就任以来 頻繁にワグナー公演を巴里で聴ける機会に恵まれた
バスティユで繰広げられるワグナーは バイロイトに匹敵する様な迫力を感じ
させる…….
最高レベルの歌手陣で構成された配役:カリスマ抜群のグルネマンツ
Rene Papeロネ・パぺ 威厳のある深い響き伴う奥ゆかしい歌唱で
魅力的に演じた。
現代のワグナーテナーをK.F.フォクトと二分する大スター パルシファル演じた
Andreas Schager アンドレアス・シャゲー:純粋無垢のパルシファル 苦難の
道を経て【 同情に因り知を得た清らかな愚か者 】聖杯の騎士:グラールの王と
なる情景が浮かぶ 澄んだ美声:気持ち良い程 軽やかに伸びる高音域
貫録のパルシファルを ご披露頂いた
アムフォルタス:Peter Mattei ペーター・マティ 美麗な歌唱を淡々と拝聴
させて頂いたが生死を漂うアムフォルタスの痛ましい苦悩が感じられず
個人的には多少物足りなかった。
クンドリ:Eve -Maud Hubeaux エヴ-モゥド・ユボゥ 三幕目は藪の中
うめき声位で 残念ながらほゞ歌う所が無い役柄だったが美声を奏でた。
今シーズンから新たな人事 コンサートマスター Jose Luis Basso に変って
Ching-Lien Wu (チン-リアン ウ-と発音するのだろうか?) 台湾出身の女性
1987年にリヨンでコーラスマスター首席受賞。 その後数々の経験を積み
今シーズンから巴里オペラ座のコンサートマスターに就任。
・・・・・・・・・・・・・・・
6月末から @ 巴里オペラ座では Covid対策の為 検査が厳しくなりワクチン
二回接種のワクチンパスポート 又は PCR検査 陰性証明書を入場の際 手荷物
検査後に身分証明書を添えて提示 バーコードチェックで先ず第一関門通過
座席は左右前後 多少間隔を取って販売されて居た様に見受けられたが何か
適当な所も?? 席を移動しないで下さいとの場内アナウンス 然しながら
移動に慣れたパリジャン@ 放送 無視 ついつい空席に移りたがる(苦笑)
指揮者の前 特等席@前から3列 横は中央通路から通路迄と相当範囲の空席
確保 気持ち良い程の空席を観て『勿体ない』と思った観客 (笑) 休憩時間に
恐る恐る空席に移動 然し残念ながら劇場係員に注意されてとぼとぼ
自席へリターン
色々今迄とは違う状況に遭遇しながらも フィリップ・ジョルダン 最高の
演奏を聴かせて頂き大満足の観客 \(^o^)/ 何時迄も続く嵐の様な拍手
帰路に着く観客皆無 暫しの間を観て 新支配人ご登場
12年間の熱意と誠意に丁寧な謝意を述べられた後 演奏家代表からも挨拶
続いて記念品&花束贈呈等 お別れセレモニーが催された〓
10年ひと昔 経ても未だ 46歳の若き青年 〓 益々のご活躍が期待される
有望な指揮者 次回 @ ウィーンで と想いながら 先日は折角取れた
[マクベス]をキャンセルの憂目に コロナに逆らわず様子見ながら(笑)
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