エロディアド*ダニエレ リュスティオニ ★ シャンゼリゼ劇場~♪ [パリ:TCE.fr]

さて今年もまた リヨン歌劇場の引っ越し公演 ご足労いただいた
奏者&コーラス軍団 ソリスト等 総勢の大移動[バス] [新幹線] TGV超特急で
たった2時間 引っ越し公演の移動はバス[バス]??と思えるが 楽器携帯で
移動は大変な労力〓 [カバン] お疲れ様でした。 お陰様で素晴らしい
コンサートを聴かせて頂き大満足の夕べに感謝観劇[るんるん]

≪エロディアド≫ 初耳[目]観劇27年前@1995年11月7日 ウィーン
SOV以来 24周年記念 マスネは何時も全体的に印象に薄い曲が
多く 観劇の記憶は有るが 略 忘却の彼方へ 影を潜めている[涙]

そんな状況でも非常に印象的だった演出に覚えがある。 手描きペイントの
衣装&舞台装置は鮮やかに脳裏を霞める。 が まさかこの時の舞台装置 
&衣装担当が 昨夏バイロイトで騒々しくバケツのペンキを撒き散らした
あの芸術家 Hermann Nitsch ヘルマン ニチュ氏 (と発音か??) だった
とは露知らず

プログラムの表紙観て『若しや』と名前を確認すると『〓だった』 
昨年のバイロイト音楽祭 ≪ ワルキューレ ≫ コンサート形式で
ペンキ芸術を舞台一杯に ご披露頂いた巨匠[アート] 当時の写真に舞台装置
&衣装制作風景が掲載されていた[映画]

直線裁ちでシンプルを極めた単に被るだけの 大きなポンチョの様な
将又 サックドレス風 着物を平面的に広げた様な衣装デザインだった

タイトルロール ≪エロディアド≫ Agnes Bartsaアニエス・バルツァ
& ヨカナン Placido Domingoプラシド・ドミンゴ の共演だった為 
配役と作品は良く覚えて居るが 残念ながら Jules Massenetジュル・
マスネの曲は記憶に留まらず[涙] それ以来聴く機会に恵まれず CD
検索もせず仕舞い [m(_ _)m]

この度 コンサート形式だったが 演奏も歌唱も素晴らしく 特に情感
籠るマエストロ:Daniele Rustioni ダニエレ・リュスティオニの指揮は
半端無い[るんるん] 華麗なハープ&弦の旋律 場面に応じて変化を来す
ハーモニーの繊細さ 洗練されたオーケストレーションに魅了された[るんるん]

実力派揃いの歌手陣に因り 活き活きとしたドラマが描かれ素晴らしい
歌唱をご披露頂いた。 特に エロディアード:Ekaterina Semenchuku
エカテリナ セメンチュック 演技伴う圧巻の舞台が描かれる様な貫録の
歌唱 高音域も良かった。舞台が有ればもっとドラマティックな迫力の
歌唱が期待出来た演技派。

旦那エロード:Etienne Dupuis エティエヌ デュプィ 深みのある響きの
表現力豊かな美声バリトン 既に≪椿姫≫ ≪ペレアス メリサンド≫ 等
聴かせて頂き想定内の満足を得られた。

ジャン(ヨカナン):Jean-Francois Borrasジャン-フランソワ ボラス
仏テナーの筆頭 素晴らしい高音を奏でる。 TCE≪マクベス≫ マクドフの
一声が[耳]耳に残る。 が 残念ながら其れ以来 余り聴く機会が無い[涙]

サロメ:Nicole Car 二コル カー 繊細な声質のソプラノ 美麗な高音を
聴かせて頂いた。 バスティユの出演も多い様であるが 日程的に中々
巡り合わず 聴く機会が無かった

 ・・・(*α*)・・・HERODIADE・・・(*δ*)・・・

2022年11月25日 シャンゼリゼ劇場 ≪ ヘロディアド ≫
指揮:Daniele Rustioni
コーラスマスター:Benedict Kearns
リヨン国立オペラ:オーケストラ&コーラス 
Orchestre et Ch?urs de l’Opera National de Lyon
Herodiade エロディアド:Ekaterina Semenchuk
Salomeサロメ:Nicole Car / Le grand Pretre:Pete Thanapat*
Jeanジャン:Jean-Francois Borras / Vitellius:Pawel Trojak*
Herodeエロド:Etienne Dupuis / Phanuel:Nicolas Courjal
Une Voix dans le temple:Robert Lewis*
Une jeune babylonienne:Giulia Scopelliti*

マエストロ:ダニエル・リュスティオニ がリヨン音楽監督になって
以来 今日迄 公演の少ない曲に巡り会える機会が増えた。 個人的に
聴かず嫌いの曲も有るが 指揮者:歌手:演出等 何かしらの魅力を
見出せる公演で無ければ 遠路遥々出掛ける気も起きない [新幹線][バス][車(RV)]
 
そんな中 仏国内 & 近めのリヨンで D.リュスティオニが埋もれた
在庫の中から新たな作品を引出して 演奏して頂けるのは幸運と
言うべきだろう 新たな挑戦が出来るのは感慨深い 今後も多くの
新作に遭遇出来る事を期待しつつ[るんるん]

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