神々の黄昏 ☆ ベルリンSOB @ シラー劇場~♪ [ベルリン.de]

≪ 神々~≫ が吹っ飛んだ騒ぎに遭遇~ シラー劇場の興奮は何処へ~ 風な
欧州カップ 【ドイツ X イタリア】白熱の試合@TVに釘漬けのハーゲン (笑)
延長2回+ PK 5:5 & 5:4 と決着迄:互角の力量、ベルリン @ イタリアン
レストランの独伊客 + 従業員迄が見守り~ 譲らぬ熱戦:大歓声に沸く熱狂
≪ 神々~ ≫ の余韻は完璧に彼方へ消え去っていた~トホホ [ひよこ][曇り][ひよこ]

勝利の瞬間 @ TVの前で拳を揚げ~ 抱合い雄叫びあげる独逸人客~[ビール][ビール]
メイン通りのクフダムは、マイカー族が一挙に押寄せ深夜:クラクションの
応酬~ 車窓から独逸国旗を振り~ お祭り騒ぎは午前2時迄続いた~フゥッ!!
何時終わるのか??と思う矢先~ パトカーのサイレンが鳴り響き~?[演劇]
『 この騒ぎで事故~?』途端:静まり返り『エッ~!』 マイスタージンガー
時報を知らせる夜警を想い出した~[手(チョキ)][手(チョキ)] 現代に生きる粋な習慣? @ 流石独逸
~と勝手な想像~[ビール]

      [サッカー]~~~~~[サッカー]~~~~~[サッカー]

そんな訳で残念ながら ≪ 神々の黄昏 ≫ & ≪ ジーグフリード ≫ 個人的印象は
[サッカー]欧州杯に完敗~[ビール] まぁ出掛け前既に、CG駆使の俗悪演出に醒めて居た
のも否めない~▼▲▼ 只、CGが嫌いな訳では無く原因は目も当てられない
気持ち悪い映像モチーフ:オンパレードに不満~ΩЮΩЮ
気分を害する嫌な画像~ 目を瞑って演奏と声に集中~(^^♪(^^♪

然し此処で判明:目を閉じて聴くと爆音の演奏も堪え難く~ 声量抜群の
歌手陣~ 声を限りの爆唱大会~フゥッ!! 情緒:感激:感動など微塵も無く
その上、サッカー場サポーター並:観客の拍手『 本当に是で良いのか~?』
失礼ながら魅力希薄 ≪ リング ≫ と云うのも珍しかった~[バッド(下向き矢印)]

辛うじて目的は達せられた @ ハーゲン独り情緒豊かな歌唱 & 落ち着いた
演技:若手の中で物語を紡ぐカリスマ発揮~◎^●^◎ シュトルックマンの
存在に救われた公演と云っても過言では無い個人趣味~¶Ψ¶ ファルクには
【 槍 】が似合う~ ヴォータンを彷彿させる面影が漂った~\(-o*)/

^^^ Ψ >>> GOTTERDAMMERUNG <<< Ψ ^^^

2016年7月2日 ベルリンSOB ≪ 神々の黄昏 ≫
★指揮:Daniel Barenboim / 舞台:Guy Cassiers & Enrico Bagnoli
演出:Guy Cassiers / 衣装:Tim Van Steenbergen /
照明:Enrico Bagnoli / ヴィデオ:Arjen Klerkx & Kurt D'Haeseleer
振付:Sidi Larbi Cherkaoui / コーラスマスター:Martin Wright
STAATSOPERNCHOR / STAATSKAPELLE BERLIN
シュタッツオパーコーラス / ベルリンシュタッツカペル演奏
Siegfried:Andreas Schager / Gunther:Roman Trekel
Alberich:Jochen Schmeckenbecher
Hagen:Falk Struckmann / Gutrune:Ann Petersen
Brunnhilde:Irene Theorin / Waltraute:Ekaterina Gubanova
Erste Norn:Anna Lapkovskaja / Dritte Norn:Ann Petersen
Zweite Norn:Ekaterina Gubanova / Woglinde:Evelin Novak
Wellgunde:Anna Danik / Flosshilde:Anna Lapkovskaja

☆舞台挨拶に現れた:ダニエル・バレンボイム『エッ あれって~?』
風な驚き左耳に大きな耳栓[耳] ~~まさかの補聴器ではあるまい~??
余りの爆音:音のコントロールの為~?? と思える凄まじい演奏~〓

☆美しいメロディー:歌唱に酔った~ プロローグ @ 3人のノルン
しっとりした演奏に美声を奏でる:ノルンは美麗だった~◎(^^♪◎

☆チーレマン指揮のバイロイト ≪ リング ≫ では表現豊かで繊細な
音色に浸り~ 水の音や細波を感ぜられる自然の情景が目に浮かぶ
多彩な創造を極めた演奏~ 感動的で貴重な経験が懐かしい~[指輪]

☆近年の独逸:ワグナーだからと云って:ナチの行進曲風に爆音を
奏でるのは如何なものか~?? 片耳塞がなければ聴けない程に=[耳]

☆この旅の目的は [ ハーゲン ] だった為、1夜 ≪ ラインの黄金 ≫
2夜 ≪ ワルキューレ ≫ 2公演を端折ると云う無礼をしたが~[m(_ _)m]
スカラ座とコラボ:ダニエル・バレンボイム音楽監督当時の演出▼

☆チケット予約の後、劇場サイト発表の写真を見て気分悪く腰が
重くなった。。スカラ座と同じ頃、巴里の ≪ リング ≫ とリンク
歌手陣等:比べたが~ センスある巴里の演出を選んだ~◎★◎

※巴里を選んで大正解~☆彡 だった事が今回判明~☆彡 迷ったが
シュトルックマンが全てにご登場 ( 苦笑 ) と言う事で早々予約後、
色々分析を始め『 やっぱり辞めようっ~と 』2演目:パス正解~!!
[ ハーゲン ] だけは聴き逃せず赴き~ 十分満喫~ホッ>()(

☆ジークフリード:アンドレアス・シャゲー:声質は非常に良いが
パワー全開~フゥッ!! もう少し情緒ある歌唱を披露して欲しい
何しろ思い切り熱唱~▼◇▲ オペレッタで経験を積んだそうな
発声テクニック:柔軟な動き:抜群の演技~ 天真爛漫:純真な
【ジーグフリード】をユニークに演じた~!!
感性を伴う役も聴いて観たい~\\◎*●*◎// ~\\◎*●*◎//

☆ブリュンヒルデ:イレーネ・テォリンは文句なし~ 天晴(^^♪

☆ギィ・カシエールの演出は、落ち着いた気分で曲:声 & 物語を
愉しみたいファンには不向き~×▽× CGの映像が延々と途切ず
目の前にちら付き~ 前席イガグリ頭で時々隠れる位が丁度良かった
~風に舞台無視で頭を見て声に集中~フゥッ!!

※然し ≪神々~≫ 一幕目:この日は前列に女性:まるで映画館に
居る様に体を椅子に沈めて頭を背もたれへ~ 見通しは良いが時々
姿勢変換を繰返す動きは止まらず~ その上[キキの魔法の箒 ]
の先の様な金髪で~ 調子取る頭は振子の如く動く苛立たしさ~!!
マナー低下の観客増加も否めない欧州劇場~▽×◇×▽
※幸い二幕目は、イガグリ君に変身~ホッ!! 

初めて訪れたベルリン1996年頃、膝の上のプログラムの音でさえ
隣席の方に睨まれた時代からは想像し難い酷さ~¶Ωδ 独逸人の音
に敏感な神経を思い知らされた頃が懐かしい~@▼◇@

愚痴も増え、そろそろ海外出張観劇は縮小か~と思案も束の間
次シーズン @ 各国の演目:歌手陣を観ると観たい:聴きたい
演目が脳裏を彷徨い誘惑に勝てそうもない~トホホ
ドミンゴ氏が舞台を去れない心境の如く~[黒ハート]

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ジーグフリード ★ ベルリンSOB @ シラー劇場~♪ [ベルリン.de]

『エェェッ~?!?!』大興奮のベルリンシュタッツオパー @ シラー劇場~?!!
滝の如く激しいブラボーと拍手 『ドイツが勝ったの~??』風~?? サッカーに
沸くサポーター並に興ずる観客~ 個人的に少々興醒めは否めない~▼◇

タイトルロール:ジーグフリード @ 新人テナー:アンドレアス・シャゲー
声自体は美声であるが小劇場で、あれ程、声を限りに叫ぶのも如何なものか~??
最終章:ブリュンヒルデとの二重唱~ 歓喜の喜びを遥に超え~ 競うが如く声量
満開の二人の雄叫び~?? 美的感覚からは程遠く~ 米ロ間の距離程か~ 熱狂的
では有るが真意は~?! 風な本意は見えず~ 形式の愛情表現?!か本物か否か~?
【神々~】で判明~??とは皮肉では有るが~??? (苦笑)

殺風景な狭い劇場~ 低予算??でCG駆使~ 眼はちら付き眠気を誘発~ [目][三日月]
ジーグフリード寂しかろうと~?? 付随するダンサー是が又、余りに煩く付き纏い
彼らのせいでは無いが~ 舞台挨拶でブーイングが出た~◆◇◆ 剣5本 = 4人+
ジーグフリードで踊る振付、何故か?? 時折、剣の組合せがユダヤマークを象り
『何是~?!』心密かに疑問を抱いたが、見抜た観客からであろうか~(同感)@@

バイロイトやバスティーユ並の大劇場での公演で有れば、あれ程の歌唱力は聴き
甲斐が有り感動するかも~☆彡 然しあのサイズでは残念ながら~耳をつんざく
爆音の叫び~ 個人的好みでは無い~¶Ωδ 何でも大きければ良いと云う物でも
無い~ ダニエルのお好み~¿ 程度を超せば旨味も半減~ 胸やけを伴う~トホホ◆
フォルテもピアニシモも非常に美しい音質 ≪ 神々~ ≫ に期待したい~♪^0^♪

     [ひよこ]~~~SIEGFRIED ~~~[ひよこ]

2016年6月30日 SOBベルリン ≪ ジーグフリード ≫
★指揮:Daniel Barenboim 舞台装置:Guy Cassiers & Enrico Bagnoli
演出:Guy Cassiers / 衣装:Tim Van Steenbergen / Licht:Enrico Bagnoli
ヴィデオ:Arjen Klerkx & Kurt D'Haeseleer / 振付:Sidi Larbi Cherkaoui
Siegfried:Andreas Schager / Mime:Stephan Rugamer
Der Wanderer:Iain Paterson / Alberich:Jochen Schmeckenbecher
Fafner:Falk Struckmann / Erda:Anna Larsson
Brunnhilde:Irene Theorin / Der Waldvogel:Christina Gansch

☆近年の巨匠:ダニエル・バレムボイム~ 特にこの時期は、バイロイト
音楽祭 @ 宿敵:クリスチアン・チーレマンを意識してか~? ライヴァル心
漂う嫌みさえ感じられ~ 力任せに振り~ 美的感覚から遠のくのは残念~▼◇

※その昔、15年程前:C.チーレマンのユダヤに関する発言が問題視され~
バレムボイムは、ベルリンSOB終身音楽監督の座を獲得、ワグナー対決に
そんなニュアンスが封じ込まれて居る様に感じられるのは単なる個人的 ??
思惑か~?*?*?

シラー劇場のオケピットはバイロイト並には行かないが~ 相当深く掘下げられ、
通常のベルディやイタリアン~ 又、昨年の≪ マイスタージンガー≫ に比べ1.5倍
程下った様に見受けられる ?? 透けて見えるオケピットの状態も全て覆い~
音響効果に全力投球~???

エレガンスな響き~ 優雅な調べ~ バスティーユの贅沢に浸って居ると~
サッカー場並、環境に違和感を感ずる~ΘΩЮΨД 魅力半減の昨今、
『ワグナーって、こんな風だったかなぁ~』と疑問が生まれる独逸~☆卍☆

只々、爆音の勢いで鳴らすオケ:歌唱 & 観客 『こんなものではない筈~』
巴里の ≪ マイスター ≫ との音質の違い、5年前の ≪ リング ≫ 総集編共に
美麗な音色の感動に酔い~ 感激に浸る様な音楽を再び聴きたい~♭^^♪♯★

腰が重く、昨年いち早く抑えたチクルスも全て手放す計画だった~〓 然し
新人テナーが良いとの評判に加え、ヴォータン:ミヒャエル・ヴォルが
キャストチェンジ:イァィン・ぺテルソンとの表示に腰が上がった~ホッ!!

聞きしに勝る美声:アンドレアス・シャゲー 素晴らしいが~ もっと違う
演出で聴き直したい~●◎●

ヴォータン:イァィン・ぺテルソンは、ファルク・シュトルックマン以来、
久々好きな音質 & 演技力も備えたヴォータンに巡り会えた~\(^o^)/

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シモン・ボッカネグラ ☆ シュタッツオパー @ SOB~♪ [ベルリン.de]

また ≪ シモン~ ≫ と云いながら所変われば品変る~?? メイン・ディッシュ:
変わらずとも~ 劇場の大きさ:指揮者:キャスト違いで変化を求め~??
然し無理だった~(^^♪ 結果はプラチナからシルヴァー程の顕著な違いが~[目]

メイン・キャスト:シモン・ボッカネグラ @ プラシド・ドミンゴ &
フィエスコ @ フェルッチョ・フルラネット~ ベルリンで初演2009年10月
スタート時から深い絆で結ばれた朋友~☆彡 事情の許す限り共演~??
~かどうかは存じ上げ無いが~ 無二のコンビである事は疑う余地ない
カリスマ軍団~[演劇]

そんな訳で辺りを見回すと、何かと観たい演目の揃ったベルリン @
予定は直ぐに決定~!! ルンルン気分で出向いた初日、多少の失望感は
否めなかった~ΘΘ¶ 素晴らし過ぎる公演を経験したNYメトの余韻:
覚めぬひと月あと無理もないが~ 余りに情緒に欠ける爆唱~*ЮδД

ダニエル・バレンボイムの指揮:ヴェルディもワグナーも同様にやたら
精力的な勢い衰えず~Ω スカラ座:公演でブーイングが出たのも多少
理解できる~◎● ガブリエル・アドルノ:ガストン・リヴェロは、
ファビオ・サルトリを超える力任せの爆声~フゥゥッ!!

SOB ≪ トロヴァトレ ≫ で既に想定内:多少の進歩を期待したが~ 残念
ながら加減と云うものを学んで無い様な~?? 指揮者も指摘してないの
だろう~か¶¶ 演技も未熟で声量だけが取り柄と愚痴大会で失礼~[m*.*m]

アメリア:クラシミラ・ストヤノヴァ:情緒欠如の歌唱、 演技力も無く
~ 通常、親子の名乗りの美しい音色の名場面が薄れ~▼◇¶ ドラマが
盛り上がらなかった~トホホ* 巴里 ≪ ファウスト ≫ で既に想定内では
有ったが、今迄、何回も同じ演出で素晴らしいアメリアを聴いた為、
繊細さに欠ける差が大きかった~!▼!

大御所:ドミンゴ氏もNY以来~ 各地でほゞ毎日の様に多くの予定を熟し??
少なからず疲労の感じられる音質:残念ながら声の艶が心持欠如~*~と
云いたい放題では有るが、美味しい料理に舌包みの後は、メニュー選択が
難しい~ 高級品でなくて良い、シンプルな美味しいお茶漬けが食べたい
気分は贅沢か~?Ψ?

~~~[リゾート]~~~~~ SIMON BOCCANRGRA ~~~~~[リゾート] ~~~

2016年5月5日 ベルリン*SOB≪シモン・ボッカネグラ≫
★指揮:Daniel Barenboim / 演出:Federico Tiezzi
舞台装置:Maurizio Balo / 衣装:Giovanna Buzzi
Simon Boccanegra:Placido Domingo
Amelia:Krassimira Stoyanova / Pietro:Dominic Barberi
Jacopo Fiesco:Ferruccio Furlanetto
Gabriele Adorno:Gaston Rivero
Paolo Albiani:Alfredo Daza

~~~~~~[波]~~~~~~~~~~[波]~~~~~

@ 23日 本来、今頃ウィーンSOVで ≪ 椿姫 ≫ 観劇 & 感激して居た筈~??
だったが気が乗らず、最後まで握りしめた [ お気に入り席] を再販で
劇場へ~ 繊細な美声:マリナ・レベッカ @ ヴィオレッタ & パパ:
ジェルモン:ドミンゴ の二重唱は、素晴らしいだろうと思い及ぶ~
が、演出に気が乗らず等~ 諸々の迷いで引籠りを選んだ~[涙]

元気が出ない~と云うか腰を上げるのが億劫な [雨] がちな天候と~
スト & デモに明け暮れる仏:巴里にうんざり~ 遊び過ぎで滞る
子供服の仕上げ~ お菓子造り~ 偶には家族サーヴィスも~フゥ!

~~~~~[桜]~~~~~~~~~[桜]~~~~~

その上、声人の ≪ 二人のフォスカリ ≫ を映画館で上映~☆彡 既に
DVD購入:自宅で何回も観て居るが、メトライヴ同様:映画館の
大画面 & 音響で観劇すると感激も一入 (~ [黒ハート] ~) 12 & 19日と
二週続けて感激に浸った~\\◎^●^◎// 場内に驚きと感嘆の溜息が
其処此処から漏れるほど素晴らしかった~*

≪ 二人のフォスカリ ≫ は、ヴァレンシア:スカラ座で観たが~ この
DVDの演出 & キャスト共に個人的には最高~☆彡★ 素晴らしい企画に
感謝観劇~(^^♪ Merci~!!! Viva L’Opera !! Cinema @ UGC

~~~~~ I DUE FOSCARI ~~~~
2016年5月12 & 19日 Cinema UGC @ モンパルナス & ダントン
指揮:Donato Renzetti / 演出:Joseph Franconi Lee
Francesco Foscari : Leo Nucci
Jacopo Foscari : Roberto de Biasio
Lucrezia Contarini : Tatiana Serjan
Jacopo Loredano : Roberto Tagliavini / Fante : Mauro Buffoli
Barbarigo : Gregory Bonfatti / Pisana : Marcella Polidori

☆ジョゼフ フランコニ ・リー の演出は絵画を観て居る様な美麗な
色彩感覚の舞台を背景に繰広げられ、オペラ映画を観て居る様な
映像に魅了される (^^♪★(^^♪ 映画館で何度でも観たい作品 *[黒ハート]*

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椿姫 ★ ドッチェオパー @ DOB~(^^♪ [ベルリン.de]

アルフレッド:サイミル・ピルグ @ NYメトで振られて以来~ 是非とも
聴きたいと待ち望んだ~(^^♪ 笑顔が爽やかな若手テナー:リリカルな
美声~ 音質も素晴らしく~ 演技力も備え存在感発揮で好演~@@

演出:ゲッツ・フリードリッヒ:古の舞台装置:シンプルで華やかさは
無いが流石:巨匠の遺作~ 現代の様な嫌み無く安心して観劇~ホッ◎◎
ヴィオレッタ:パトリツィァ・チオフィ:残念ながら容姿に華の薄い椿姫
演出がより暗く感じられたが~ 演技力伴うドラマティック歌唱は健在[演劇]

ジョルジュ・ジェルモン:パパ・アルフレッド @ トマス・ハンプソン
う~ん 背筋が伸び直立不動の些か木偶坊タイプで、声もドラマ性は感じ
られず普通に美声を奏でる紳士~? シルクハット & フロックコート風
コスチュームが、ちょっと[ 高級ホテル @ ドアマン ]的な印象は
否めなかった~¶

そんなこんなで、出番の少ないドクター [ ヴィオレッタのお医者様 ]
美声バスと印象を受けたが、翌日 ≪ ノルマ ≫ で判明:朗々と渋い
荘厳な歌唱を聴かせて頂た [ノルマの父 ] マルコ・ミミカ だった~☆彡

>>>>>[桜]>>>>> LA TRAVIATA >>>>>>[桜]>>>>>

2016年5月6日 ドッチェオパー ≪ 椿姫 ≫
指揮:Ivan Repusic / 演出:Gotz Friedrich /衣装:Klaus Bruns
装置:Frank Philipp Schlosmann / 照明:Ulrich Niepel /
振付:Klaus Beelitz / コーラスマスターThomas Richter
Chor der Deutschen Oper Berlin
Violetta Valery:Patrizia Ciofi / Annina:Rebecca Jo Loeb
Alfredo Germont:Saimir Pirgu / Marquis D'Obigny:Michael Adams
Giorgio Germont:Thomas Hampson
Flora Bervoix:Amira Elmadfa / Gaston:Gideon Poppe
Doktor Grenvil:Marko Mimica / Baron Douphol:Dong-Hwan Lee

~~~~~~[曇り]~~~~~~~~[雨]~~~~~~~~[曇り]~~~~~~

ベルリンGW @ 2日目 ≪ 椿姫 ≫は、NYメトで聴き損ねたダムラウ
& ピルグ:コンビ:再挑戦が目的~?? あの日は開演直前:ピルグ体調
不良で振られ~トホホだった* そんな過去の経験から~ 今回は是非
~と言う事で愉しみだったが~ 出掛け前:キャスト変更のお報せ着信
この旅は、ディアナ・ダムラウに振られた [涙]

仏友人曰く【 キャンセルの春 】と冗談も出る程、キャストチェンジ:
オンパレードの欧州劇場~▼*◆ ROH ≪ ノルマ ≫ ネトレプコ降板
から:巴里 ≪ 薔薇の騎士 ≫ ハルテロス:体調不良による降板~
ベルリンへ飛火でも無いだろうが~?? ミュンへン≪カルメン≫ も早々
キャスト変更とか~ 友人は本命で無いと安堵して旅立ち~ フゥゥッ!!

ファンでは無い、ダムラウの降板は『 仕方ない』 で速やかに納得
NY & 巴里で既に聴いて残念がる程では無かった~が、問題は代役の
チオフィ:もう少し華の有る若手に、ご登場頂きたかった~( 失礼 )
昨年暮:ストラスブルグ @ 12月の公演で既に検証済み~ 幾ら病んだ
ヴィオレッタとは云え、絞出す様な歌唱はドラマティックと云う因り、
些か耐え難い~[桜][涙][桜]

こんなアクシデントは [ ライブのリスク] 生きた人間の技~ いつ何が
起こるか~? 観客のみならず歌手自身も最後まで確約出来ないだろう!!
契約時は確信して居ても~ どんな事態に遭遇するかは、ご本人も予測
不可能~!! まぁ好んでキャンセルする訳では無い訳で~* 只、現在の
ダムラウの予定を拝見すると:オーバーブッキング程のスケジュールも
否めないが~!!

クリスティナ・オポレ:然り~ NYメトで二ヶ月 ≪マノン・L≫ に
続き ≪ 蝶々夫人 ≫ 結局、ミュンヘン ≪ ラ ジュィフ ≫ 降板
アラニャの新妻:クルザックに譲り~ 歌手のバイタリティーって
想像を絶するほど凄い~ と思ったが、何処かで休憩を要するのは
ロジック~??!!

キャンセルすれば無収入『 出来る事なら歌いたい!! 』のが本音??
時に長いリハーサル後、本番直前に不慮のアクシデントに見舞れ無念の
降板の話も直接伺った事が有る~@@ 歌えると思っても声管理の
ドクターに因るストップが掛ったり、昨日と今日でも状況は違う~*

昔、友人が『 ボッタがキャンセル何て考えられない~』と体格で
判断~(苦笑) 例え健康でも声は別物~▲ その日に因って解らない~!!
パヴァロッティの巴里 ≪ 仮面舞踏会 ≫ 全公演キャンセル『何故』と、
当時のあの体格から信じられなかったが~ 舞台を追掛けてから歌手の
繊細でデリケートな精神状態が、声に与える影響も理解できる様に
なった~(安堵)*

≪ ノルマ ≫ 降板のネトレプコ~@@ 彼女の誠実さは仏では周知:
降板のニュースも『 本人が判断する事 無理する必要は無い 』との
コメントで溢れる。ミュンヘン ≪ マノン・レスコー ≫ で体型に
難癖付けた演出家が非難され [ 降板当然 ] と応援コメント多数~!!

又、時には体調も声も問題無く~ 1年前からチケット完売の公演を
振って西班牙:プライベート・コンサートで超元気な声を披露、稼ぎ
優先~$£ ひんしゅく歌手も~▼◇Θ その上、普段から3公演中~
1回:歌えば良い方だと嘆く追っかけファン:仏男性が零して居たが
『 体調不良とか声が出ない訳では無く、情緒不安定が原因 』とか??
超有名~? 男性歌手も~!! 外から見えないが色々内面の問題を抱えて
居る様な~~\\◎^●^◎//☆彡★ [ 買う不満 ] とか~⁇(苦笑)

追記:
昨晩:初日の巴里 ≪ 椿姫 ≫ ソニア・ヨンチュバ:ヴィオレッタ:
ご家族の問題で初日キャンセルを決定とか~ 自身でなくとも昨年の今頃、
妹さんのご不幸に見舞われ降板の続いた:ドミンゴ氏** オペラ歌手は
歌舞伎や演劇俳優と違い、歌って演ずる極めて特殊な職業?? 精神的状況に
左右され音色:発声等に微妙な影響を及ぼすデリケートなアーティスト¿?
ご家族の問題でキャンセルされた事も多々ある~☆彡★

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ノルマ ★ ドッチェオパー@ DOB~(^^♪ [ベルリン.de]

世間を賑わしている話題沸騰中 ≪ ノルマ ≫ 大好きな曲~ 偶々暇だった7日
DOBコンサート形式に赴いた~[目] 興味薄の歌手陣で最期まで検討中だった
~が折角:滞独中の公演、ホテルで過ごしても勿体ないし序だからと腰を上げた
が感動に届かず心持、距離が有った~ΘΘ¶

エディタ・グルヴェロヴァ を聴く機会も無いだろう~と [ ノルマ ] へ馳せ
参じ絶妙なテクニック駆使のコロラトレを、ご披露頂いた~* 後( 既? )に
[ 伝説の歌姫 ] と名を遺す歌手なのだろう~ヽ(^。^)ノ 残念ながら個人的に
感動も感激も無く久々に【ノルマ】の曲を生で聴いたと云う満足感に浸ったД

頑張る姿は素晴らしく、ご自身は一生懸命ドラマを演じていらっしゃると思う
が精力的に張上げる声に、繊細なニュアンスや感情は感ぜられず~ドラマ性
希薄で、其々がパートを披露したコンサートに終始~▼◇♪◇▼

救いは男性陣 * ポリオーネ:ファビオ・サルトリ:流石ゆとりある歌唱で
高らかに歌いあげた~¶¶ ノルマの父*オロヴェゾ:マルコ・ミミカ:も
端正な外見、深い響きが誠実さを醸す美声のバス~☆彡 幸い二人のお蔭で
最終章まで足止め出来たと言っても過言では無い~!!

アダルジザ:ソニア・ガナッシ、昨年5月 @ ジェノヴァで聴いた悪夢の
[ カルメン ] 重苦しい歌唱は想定内で、腰が上がらない原因でもあったΨ
好きな曲 [ ノルマ ] ドラマティックな美しい二重唱を聴ける事を多少~?
期待して臨んだが~ 感動を覚える場面が感じ取れず~トホホ ЮΘ

女性陣:歌う事に全霊を傾け声を張上げる事に専念と思える程~ ドラマ
性に欠け年齢的に ?? 余裕を持合せてない様な歌唱だった~-♪- 然しあの
年齢 ( 同世代 ) であの声量と迫力は天晴~☆彡★

アリア毎のブラボーもうんざり~ 終了と同時に総立ち拍手とブラボーの嵐
グルべロヴァのキャリアへの称賛~ ファンに祝福された~☆彡 然し隣席
年配マダム『 グルべロヴァも歳だから声は~ 』と本音を漏らすヽ(^。^)ノ

~~~~~ /~~~~~NORMA~~~~~/~~~~~

2016年5月7日 ドッチェオパーDOB ≪ ノルマ ≫
★指揮:Peter Valentovic / コーラスマスター:William Spaulding
ポリオーネ:Fabio Sartori / アダルジザ:Sonia Ganassi
ノルマ:Edita Gruberova / クロチルド:Rebecca Jo Loeb
オロヴェゾ・ノルマの父:Marko Mimica /

☆ゴールデンウィーク3日目は、ゴールドからは程遠いアイヴォリー▼〓▼
素材の鮮度 & シェフに因り料理の味付も多種多様~ 個人的な好みも有る
ので一概に批評はし難い~*V*

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ローエングリン ★ ドッチェオパー @ DOB~(^^♪ [ベルリン.de]

【聖杯を守る王:パルシファルは私の父、その騎士ローエングリンは私です】
凛々しく穏やかで澄んだ音質~ 天に舞う白鳥の神々しさが漂う清らさ~
優美な音色 [ フォグト*ローエングリン ] 夢か現か幻か~V*V
最終章:身分を語る大好きな台詞~ 崇高な情景に包まれ感動~@(^^♪@

視界良好で純粋な声が直接飛んでくる迫力は最高~☆彡 清楚で透明に聖杯を
守る汚れなき騎士 ≪ ローエングリン ≫ が存在した~(^^♪
繊細な音質が合唱団 & 演奏の爆音に遮られる事無く聴き取れるのも頭上を
飛んで来る長身の巧妙だろうか~? と独り勝手に創造しながら美声に陶酔~*
柔和な説得力のある歌唱は崇高だった~☆彡

感激を再び ≪ローエングリン≫ クラウス・フロリァン・フォグト拝聴を含め
オペラ三昧 @ 三ツ星メニュー満載のSOB & DOB @ ベルリン:ゴールデン
ウィークに訪れた~¶[ひよこ]¶    此の旅は、早々計画の甲斐あって被り付き
一列目を取得~!!  完売の昨年は突然現れたリターンを必死で押さえ、座席
選択の余裕など無かったが~$¥£

残念ながら今回は情緒に掛ける指揮者:精力的な演奏 & 歌唱は聴き難く
歌合戦の様相を呈し~総体的には大満足に至らなかった~▼◇×◇▼
爆音嫌いな個人的嗜好か ??~と控えめに:フランクフルトから出張観劇
と云う隣席の独逸人男性に感想を伺うと以外にも『オケが鳴らし過ぎ~
繊細さ欠如で満足出来ない』 と[ 独逸人にも爆音嫌いがいらっしゃる]
安堵~◎●◎

レヴァイン & ジョルダンの情感豊かで繊細なニュアンスを醸す美麗な演奏に
心奪われる昨今、情緒欠如の指揮者に拒否反応が働き受け入れ難い~¶ΘΘ¶
幾らワグナーとは言え、勢いで爆音奏でる演奏 &合唱にうんざり~#$%
心密かに [ ナチスの行進曲では無いだろう ?] 爆音指揮に嫌気~▼ 然し独逸人
皆が爆音演奏:歌唱が好きでは無い事が判明した情報は貴重だった~Ω¶Ω

昨年は、大型体型の並ぶ独逸 @ 前方視界不良で集中出来ず~ その上、
貫録の女性陣 @ ワルトラウト・マイヤー & アニャ・ハルテロスと大好きな
演技派 & 美声の迫力に魅了され、フォグトの優しく高らかな澄んだ音質が
個人的に心持霞んだ感も否めない~[曇り][曇り]

・・・[ひよこ]・・・・・LOHENGRIN ・・・・・[ひよこ]・・・

2016年5月8日 ベルリン*ドッチェオパー≪ローエングリン≫
指揮:Axel Kober / 演出:Kasper Holten / 装置 & 衣装:Steffen Aarfing
照明:Jesper Kongshaug / コーラスマスター:William Spaulding
Chor der Deutschen Oper Berlin:Orchester der Deutschen Oper Berlin
ハインリッヒ・デェル・フォグラー王:Gunther Groissbock
ローエングリン:Klaus Florian Vogt
エルザ・フォン・ブラバン:Manuela Uhl
フリードリヒ・フォン・テルラムント:Simon Neal
オルトルト:Anna Smirnova

☆ローエングリン:クラウス・フロリァン・フォクト:シンプルで誠実
穏やかで透明感のある優美な響の音質は、オーケストラと合唱団の爆音を
超越して観客を包み込む情感を与えた~[黒ハート]

☆目隠しされて現れるエルザ:マヌエラ・ウゥル~ 息張る事無く素直な
美声を披露~◎ 常に幻覚に脅かされ不確実な情景を感じさせる可憐で
哀れな少女風演技が、ローエングリンへの不信感を露に身分追求で迫り
全てを失う不憫さを感じさせた~Θ¶¶Θ

☆王ヘンリー:バス:ギュンター・グロワスボックは、渋い深みのある
広音域の声質、技巧を駆使して暗く威厳のある音色の響きを効果的に披露。

☆テルラムント:サイモン・ニール:自己嫌悪に陥りながらも妻に逆ら
えず~? 空威張りの威厳を振りかざし~風に、エルザを脅かしつゝ哀れな
最期を迎える魅惑の美声バリトン。

☆恐妻オルトルト:アンナ・スミルノワ:パワフルで恐妻に相応しい
強烈なボーカルパフォーマンスがより陰湿に感じさせた。

☆指揮者:アレックス・コベェル:今時の指揮者~?? 感性より勢い
優先?? ベルリンの傾向か?? 指揮者は思い切り振り~ コーラスは天井が
抜ける程のパワー全開~!! 観客も負けずに声を限りのブラボーを叫ぶ~!!
ベルリンの現状??~ 世代交代と共に変りつゝあるクラシック界~?!!?

***********************************
余談:
個人的に勝手なイメージを描くと~ DOBの演出は:フォグトをイメージした ??
衣装 @ 他に誰があの衣装で [ ローエングリン ] を歌い演じられるか~??
身長2mスリムな体型で金髪 @ 一番近い容姿 & ワグナー:ヘルデンテナー
創造を巡らせると イメージピッタリ Vs巴里のマイスターでヴァルター好演
ブランドン・ジョヴァノヴィッチ:では無いだろうかと思い及ぶ~☆彡 @ ☆彡

[ ローエングリン ] のイメージは金髪~?? その為?? 1985年のウィーン初演:
ドミンゴは衣装に合わせ ?? 金髪に~* 然し多少の違和感は否めなかった。。
後に同じ演出:この時はシルバーグレーで、エルザ @ スチュダーを相手に
親子風に見える年配の [ ローエングリン ]。。

ピュア―で無垢なパルシファルを父に持つ:ローエングリン:やはり清楚で
崇高な浮世離れの存在:羽を背負った:DOBの衣装は相応の容姿 & 声質を
要するであろう~ΘΘ¶   勝手な想像ではあるが~[目]

イタリア物 から独逸:東欧系まで 歌い熟し演技を伴う美声 [ オペラリア ]
ファイナル:コンペ出場の実力も備え、ドミンゴの後継者としての実力で
一番近い存在は:ブランドン:だろうと勝手な創造~!! 来シーズンDOB:
リングでデビュー:ワルキューレ:ジーグムンド を演ずる~***
 

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魔弾の射手★ベルリンSOB @ シラー劇場~(^^♪ [ベルリン.de]

本来、ベルリンへの旅目的は ≪ 魔弾の射手 ≫ ファルク・シュトルックマンの
カスパーだった~@@@ 折角ベルリンへ赴くのに、たった1演目では~と
前後演目:捜索中 @ 新演出 ≪ マイスタージンガー ≫ を探り当てた~☆彡
ラッキーと言う訳で、単純にこの日程を設定。。。

大好きな≪魔弾の射手≫ & シュトルックマンの美声拝聴と喜び勇んで~出陣
18年ぶりの新演出:狩猟の伝統を尊重~ 物語のデフォルメも無く:舞台装置:
ワンカットで休憩無し~ 登場人物の動きと照明効果でクリアー @ 無難且つ
純独逸風:衣装や慣習を織り交ぜ見事に演出~ 安堵~ホッ!!

迫力の声量:繊細なニュアンスの独特な歌唱力:存在感抜群のカスパーを
ドラマティックに演じた:ファルク・シュトルックマン~(^^♪ 若手歌手陣揃の中、
貫禄発揮で舞台を盛上げた~ 流石~☆彡 1998年 @ SOB 新演出当時を
思い起こしながら~ 常に人物に成り切り音域広い歌唱を伴い演ずる【役者】**
現代に置き換えた時代詐称のモダン:コンテンポラリーも [ 俗悪・下品] 以外は
受入れ、ご自身納得の行く、相応の役造りを披露される。 サプライズの衝撃も
無く安心して赴けるのは嬉しい~!!

    ~~~~~~~~~~~ DER FREISCHUTZ ~~~~~~~~~~~~

2015年10月6日 ベルリン*シラー劇場 ≪ 魔弾の射手 ≫
★指揮:Alexander Soddy / 演出:Michael Thalheimer / 照明:Olaf Freese
舞台装置:Olaf Altmann / 衣装:Katrin Lea Tag / 脚本:Katharina Winkler
コーラス・マスター:Martin Wright
Ottokar:Alfredo Daza / Kuno:Victor von Halem
Agathe:Anna Samuil / Annchen:Anna Prohaska
Kaspar:Falk Struckmann / Kilian:Maximilian Krummen
Max:Michael Schade / Ein Eremit:Peter Moltzen
STAATSKAPELLE BERLIN:

指揮者始め、ほゞ全て初めて聞く名前ばかりの若手~ 得体知れずのザミエルに
怯えながら~ 如何わしい後ろめたさを秘めた、巧みな心情が感じ取れる
カスパー、まるで役者が歌って居るかの様に、見事に演じた~◎●◎

若し、シュトルックマン不在だったら~ 先日のTCE コンサート形式の様な単に
歌劇を聴いたと云うだけの公演に終っただろう~ 特別の感動も生まれず ~▲◇▼
感性の高い経験豊富な役者が一人いるだけで、歯車が回りドラマを紡ぐ。。
カリスマとは、誰もが経験すれば備わるものでは無い~ЮДξ 舞台に立った瞬間、
空気が漂い雰囲気を醸す [ 華 ] とはそう云う現象か~? 容姿とは余り関係ない様な。。

ベルリンSOBでは、何気ない風な自然体の貴重な役者に出会えた~* 名声を求める
エンタメスター不在。  歌:演じる事が好き~ 体当たりの演技派:実力派の【芝居】を
堪能させて頂いた。。バレンボイム他は、地味で知名度に対して 『 別に~』 風~
無欲、然し自分の職業に対するチャレンジ精神旺盛で、心底から取組んでいる役者に
満足感を味あわせて頂いた。。。

ション・トムリンソン筆頭に、ファルク・シュトルックマン、グラハム・クラーク、
ジィグフリィド・イルサレム、ワルトラウト・マイヤー、Etc etc etc これ等、豪華
キャスト総出演:ワグナーシリーズ公演は、渋いアンティック・ゴールドか、
いぶし銀の様な~ 内面に潜む鈍い輝きを醸した。。本物だけどスター☆ と云う
表面的な輝きでは無く~ 重量感のある役者に出会えた感動の日々。。。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そんな回想から翌日観劇:感激の≪マイスタージンガー≫  現代版:コミック満載の
面白さを満喫させて頂いて比較する訳では無いが、味を引き締めるスパイス不足も
感じる~▼▲▽  ほゞ平均的歌唱:美声:演技力~ 通常より高レベル粒揃いは
素晴らしかったが~ ドラマを紡ぐ要が存在しなかった。。 笑い転げ愉しさに浸った
が~ 感動は希薄だったかも。。。

2011年 @ ROH の配役で、ポグナー:ジョン・トムリンソンの存在感でドラマを
纏めた様に、ファルク・シュトルックマンがポグナーを演じたら、違う印象が
残ったかも~と独り勝手な空想:想像に思い馳せる~[桜][桜][桜]

~~~~~*~~~~~~~~~~*~~~~~~~~~~*~~~~~~~~~~*~~~~~

余談:
先月 ≪ 魔弾の射手 ≫ TCEのコンサートを終えて道すがら~ 後に腰かけていらした
老紳士と感想談義に及んだ~☆ 『 巴里在住だけど、独逸人なんだ~』 と≪魔弾~≫
の出生地から会話開始 『 昔、ベルリンで聴いた魔弾は素晴らしかった。。特にカスパー
シュトルックマンが~ 』 と。。。同じ好みで話が弾み 『 最近の彼はドン・ピザッロ、
スカルピア、カスパーと益々凄みの効いた悪役は最高:彼程の役者は居ないヨ!! 』
と嬉しい意見を伺って~ アルマ橋の麓で 『 又、何処かで逢うでしょう~ Bonsoir 』 と
別れた。 『 スターと騒がれないけれど~ 誰もが実力を認めて居るんだなぁ~』 と
心地良い会話に感激も一入~ エッフェル塔の輝きが眩しかった~[三日月][三日月]

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マイスタージンガー ★ベルリンSOB @ シラー劇場~(^^♪ [ベルリン.de]

≪ ニュルンベルグのマイスタージンガー≫ 新演出 @ 大成功を納めた(^^♪
と云っても過言では無いだろう☆彡 迫り来る怒涛の如き音響~ 浴びる様な
コーラス 天高くさえずる雲雀の様な甘く繊細な美声 厳かな深い響き 全てを
巧みに構築 完璧なドラマを構成した 巨匠:ダニエル・バレンボイム @@

[ バイロイトのベストよりベスト ] ≪ マイスター≫ ダニエル・バレンボイム
と云うSOBのメッセージを開演前に着信~ 携帯を消しながら(苦笑) それ程、
渾身の作だったのだろう と思い及ぶ素晴らしい公演だった ☆〓★〓☆彡
オケ演奏を筆頭に演出:舞台:衣装:振付そして、老若男女の歌手陣が入交
物語を紡いだ逸品*** 余りに愉しく終始:笑い転げた一夜☆[晴れ][三日月]☆彡

≪ マイスター ≫ 老舗:伝統職人:親方衆は、文字通り現役時代:活躍された
大物歌手陣 ほゞリタイア- @ 隠遁生活も伺えそうな70代~後半が勢揃い。。
若手と織りなすコメディタッチの演出が楽しい ご高齢≪マイスター≫陣 [モータースポーツ][モータースポーツ][モータースポーツ]
舞台両脇に花道の様な通路を配し舞台はオープン:彼方此方からの出陣~OK

3幕:ドアが開いて二人の奏者が直ぐ脇に立ち、頭上でファンファーレ[演劇] 耳を
抑える暇なく 続いて正装のマイスター陣がご登場 客席の知人(演技)に [手(パー)][手(パー)]
手を上げて挨拶に興づる フゥゥゥゥ 驚きと笑が止まらず、もう出演者の
一部の様な ( 爆笑 ) 又々 ハプニングに遭遇◎・●・◎

2幕:駈落ちを画策するエーファ & ヴァルターが身を隠したのは、この通路に
置かれたベンチ。。 大きな独逸国旗をカーテン代りにして隠れ、ベンチに腰掛け
ザックス & ベックメッサーの掛合を見守りながら、悪戯っぽい二人の表情と動きが
余りに近く目の前で 愉しく可笑しく~ 笑いを堪えるのが大変だった ΩЮΨζДΘ

夜中の住民の大騒ぎが始まる時には、棒を持った若者がドアを開けて急侵入*
流石、声を出して驚き 休憩時間に前の老紳士に笑われてしまった ( 苦笑 )

現代設定では有るが違和感無く 登場人物:ほゞ男性物語:衣装もカジュアルな
軽装で日常生活の様なリラックス~ さえ感じられた (微笑)◎ 白のワイシャツに
ジーンズ & 革ジャン=180cm+α:スタイル満点金髪:ヴァルター @ フォクトの
姿は、ペーター・ホフマン [ ロックバンド ]姿 ( 写真 ) を彷彿させた。

『本物には巡り会えなかったが きっとこんな感じだったのだろう 』 と遠目には
そっくりさん しみじみ思い浮べた ◎^●^◎ 勿論、優美で繊細な歌唱:演技も
自然体で演出に馴染んで居た ☆彡 再演も絶対:フォグトで再観劇したい (^^♪
現代の [ ローエングリン & ヴァルター ] 容姿:歌唱:音質 & 演技共に、フォグトが
ワグナーのイメージに一番近いだろう (^^♪

ザックス:ウォルフガング・コッホ 益々磨きが掛り貫禄付いて素晴らしい親方:
ザックスを演じた \\◎^●^◎// 2011年 @ ロンドンのザックスは貫禄無かった。
13年 @ バイロイト:リング初年度のヴォータンも、演出の酷さに満足感は得られ
なかった。。。 あれから3~4年:独逸の舞台経験から、演技 & 歌唱:風格共に
大きな変貌を遂げつゝある~ЮДξ コッホ:ザックスは、既に独逸のビヤ樽腹
風体も伴って 少し早過ぎかも (笑)

女性演出家:アンドレア・モゼス:素晴らしい演出を魅せて頂いた[桜]◎◎[桜]
ベルリンSOB @ まともな演出に回帰傾向か ? 劇場監督としてのダニエル
バレンボイムのセンスもあるのだろうか ?? ジャンピエール・ポネル / ハリー・
クップファー等と組んだ演目も多く、感性の高い演出家の影響:経験も活かされて
居るのだろうか。。。

◎●◎●~~ DIE MEISTERSINGER VON NURNBERG ~~●◎●◎

2015年10月7日 ベルリン*シラー劇場≪マイスタージンガー≫
指揮:Daniel Barenboim / 演出Andrea Moses
舞台装置:Jan Pappelbaum / 衣装:Adriana Braga Peretzki
照明:Olaf Freese / コーラスマスター:Martin Wright
脚本:Thomas Wieck /Jens Schroth
Musikwissenschaftliche Beratung
Hans Sachs:Wolfgang Koch / David:Stephan Rugamer
Eva:Julia Kleiter / Veit Pogner:Kwangchul Youn
Walther von Stolzing:Klaus Florian Vogt
Sixtus Beckmesser:Markus Werba / Fritz Kothner:Jurgen Linn
Magdalene:Anna Lapkovskaja / Kunz Vogelgesang:Graham Clark
Ulrich Eisslinger:Reiner Goldberg / Konrad Nachtigall:Gyula Orendt
Balthasar Zorn:Siegfried Jerusalem / Augustin Moser:Paul O’Neill
Hermann Ortel:Arttu Kataja / Hans Schwarz:Franz Mazura
Hans Foltz:Olaf Bar / Ein Nachtwachter:Jan Martinik

※開演時間にも関わらず~ 平土間vs舞台へオケ頭上に渡した脇通路から
舞台を見学 ?? と思える様に、三々五々舞台へ向かう正装カップル
『エェッ 何して居るの ? あんな処に行って? もう始まるのに ?』
と勝手な独言 が次第に状況把握:甚だしい思い違いに気付いた・・・

正装の見学人は、礼拝に訪れた市民 演出だったのである ホッ!!
殺風景な舞台、背もたれの無い教会の長椅子が並び、客席に向かって神妙な
表情で着席のコーラス隊 ЮζД 礼拝が始り起立して歌唱が始まると、
舞台左手脇のドアから忍び込んだ:フォグト*ヴァルター @ 迷わず何気に
エーヴァの脇に立ち抱擁 [黒ハート] エーファも健気な娘では無く現代っ娘 (^^♪

礼拝が終了:徒弟が場内を方付け殺風景なサロンは、コンフェランス会場に
替り ダヴィッドに歌合戦の面倒臭いうん蓄を聞くヴァルター フゥゥッ▽
ポグナー:ベックメッサー 続々ご登場中年マイスター歌手陣:仲睦まじく
会話(台詞)を交わす表情は、差し詰め同窓会の様相を呈した (微笑)

甲高い変らぬ声量発揮のグラハム・クラーク:勢い消失の老紳士
ジィグフリィド・イルサレム:まぁ何とか保ったレイナー・ゴルドベルク
懐かしいお姿拝見に此方も昔日が蘇り ベルリンSOBで聴かせて頂いた
数多の素晴らしい好演:舞台を回想 @ 1996年から来年で20周年*

大好きなH.クップファ演出のワグナー:シリーズは何より何処より記憶の
トップに君臨 [晴れ] 新演出の公演:再演も、ほゞ通い貴重な体験をさせて
頂いたSOBに感謝観劇 (^^♪(^^♪ 指揮者:演出家:ワグナー歌い大物
ベテラン歌手陣:全てが揃った豪華な時代だった [指輪][指輪][指輪]


~~~~~[モータースポーツ]~~~~~[三日月]~~~~~★~~~~~[雨]~~~~~[モータースポーツ]~~~~~

果てさて肝心の*エーファ:ジュリア・クレィター:巴里で色々聴かせて
頂いた数年前とは比較にならない程に、素晴らしい美声をご披露頂いた (^^♪
声を聴いても直ぐに想い出せず~ 記憶音痴が忘却の彼方から引寄せた名前 [曇り]

そう云えば ≪ アラベラ ≫ でツイードのメンズカジュアルスーツにトレンチを
羽織 ハンチングを目深に被り顔を隠してご登場『エッ? 少年?』と見違える程
演技に驚かされ声を聴かなければ【妹:ズデンカ】を見誤った記憶が蘇る[目] ☆彡

来年、3月 @ バスティーユ ≪マイスター≫ で、エーファをご披露頂く予定
優美な高音を放つ演技派 容姿端麗 [あの美声をもう一度 ] 再び拝聴出来る
愉しみを胸に 無難な演出で有る事を祈りつゝ**

~~~~~[桜]~~~~~[三日月]~~~~~[晴れ]~~~~~★~~~~~[桜]~~~~~

残念ながら歌手陣の世代交代は止むを得ない 無い物ねだりは出来ないが
個人的に大好きな3幕始め独り静かに奏でる【ザックスのモノローグ】
哀愁を帯びたファルク・シュトルックマンは最高に素晴らしかった [晴れ]

エーファ【幸せの太陽[晴れ]】で始まる五重唱:優しいニュアンスを醸す絶妙な歌唱で
リードするザックス @ 崇高なファルクの美声が:目に耳に焼付き:現実の舞台と
ダブル 二度と聴けぬ貴重な想い出のハーモニー & 抜群の存在感(^^♪ ♯♭(^^♪

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ローエングリン*K.F.フォグト★ドッチェオパー~♪♪  [ベルリン.de]

美麗なローエングリン鑑賞~流石本場 @ドイツのローエングリンは圧巻~☆彡
遥々出張を試みる程、聴きたい最高のキャストの揃った ≪ローエングリン≫ 
ベルリン @ ドッチェオパー!! 素晴らしいトリオに感激も一入~☆彡
エルザ:アニャ・ハルテロス & オルトルト:ワルトラウト・メィエー
タイトルロール*ローエングリン:クラウス・フロリアン・フォグト~(^^♪

ボーイソプラノの様な~ 天から舞い下りた白鳥の様な美声の高音~(^^♪
まるで後光が射す様なピュア-なハイトーン~ 美しかった~☆彡
舞台映えする容姿 &ドラマティックなニュアンス~ 堂々とした円卓騎士の
息子が存在した~ΨЮΨ 長身 & 金髪~ クラシックな演出 & 衣装~
遠目に、ペーター・ホフマンを彷彿させた~@@@ テナー音域を優雅に
奏でる美声のローエングリンを満喫~***

エルザVsオルトルト:アニャVs ワルトラウト~ 此方はお見事~☆彡
演技:歌唱力:カリスマ & 美女~ 力量が相応な二人のデュエット
音色の美しさが最高~** 今迄、数多聴いた中で、これ程、釣合う
キャストに巡り会う事は稀~◎●◎ 最高の宵を更新~@*◎*@

~~~~~~~~~LOHENGRIN~~~~~~~~~

2015年4月25日   ベルリン*ドッチェオパー≪ローヘングリン≫
指揮:Donald Runnicles/演出:Kasper Holten/照明:Jesper Kongshaug
舞台装置:衣装:Steffen Aarfing /コーラスマスター:William Spaulding
Orchester der Deutschen Oper Berlin / Chor der Deutschen Oper Berlin
Lohengrin:Klaus Florian Vogt / Heinrich der Vogler:Gunther Groissbock
Elsa:Anja Harteros / Der Heerrufer des Konigs:Bastiaan Everink
Ortrud:Waltraud Meier / Telramund:John Lundgren

~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~

☆エルザ:アニヤ・ハルテロスの演技は、何時も関心させられ益々のめり込む
表現力豊かな感性を伴うドラマティックな歌唱~ 長身スリムの容姿端麗~
品格或るあどけない愛おしさを持ち~ 執拗にローエングリンの素性を迫る拘り 
繊細な感情移入が演技に反映され見事に演ずる~☆彡♪☆
是からも色々な役を聴いて観たい素敵な女優歌手~(^^♪(^^♪

☆美人大先輩 @ オルトルト:ワルトラウト・メイエー*ジーグリンデ
可憐な頃からのファン~ 強かなオルトルト然り~ 長期に渡る魅力は絶大 ☆彡
歌唱の無い一幕目:単なる立ち居振る舞いの微動だけでも抜群の存在感~
目が離せないカリスマ~@@@ 昔は、このカリスマが主役に霞を掛け~
魔性のオルトルトを感じさせた~◎◇◎ 今回やっと対等のエルザに出会い
個人的には目出度し~ホッ◎

☆少々残念だったのは最後、コーラス隊の力任せの叫びに惑わされ~?
全員雄叫びだった~▽◆ ハルテロス & メイエ-はどんなに大声 & 高音でも
金切声に替わる事無く何時も安心だったが~ 今公演では、金切声では無い
にしても相当の叫びで美声が損なわれて居たのは、個人的に残念~◇▲◇

☆只、独り優雅にマイペースだった~ フォグト:ローエングリン*純粋無垢
~ 後にグラール円卓騎士:パルシファルの息子 @ 流石堂々と落ち着いた
歌唱を貫いた~ 総勢で力任せのコーラス:近年のバイロイト & 独逸圏
特有の大合唱は繊細とは程遠く、時に有難迷惑~●x●

☆朗々と歌う、フォグトの美声が気に入らなかったのか~??又は、
ライバル:カウフマン親衛隊か~?? 天井から故意的ブーイングが
飛んで居た~** 然し幾ら頑張っても、あの極限の高音は、声質:
音域が違う為、まぁ~中々難しいかも~δЮζ 

~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~~~*~~~

1991年8月5日    バイロイト音楽祭 ≪ ローエングリン ≫
★指揮:Peter Schneider / 演出:Werner Herzog
舞台装置 & 衣装:Henning Von Gierke / 照明:Gero Zimmermmann
ローエングリン:Paul Frey / テルラムント:Ekkehard Wlaschiha
エルザ:Eva Johansson /オルトルト:Gabriele Schnaut
ハインリッヒ王:Manfred Schenk
…………………………………..

1996年12月15日   ベルリン*シュタツオパー ≪ ローエングリン ≫
★指揮:Daniel Barenboim / 演出:Harry Kupfer / 衣装:Buki Shiff
舞台装置:Hans Schavernoch / 照明:Franz Peter David
脚本:Manfred Haedler & Walter Rosler / コーラス:Ernst Stoy
エルザ:Emily Magee / ハインリッヒ:独逸王:Siegfried Vogel
ローエングリン:Peter Seiffelt / ブラバンの貴族:Andreas Schmidt
テルラムント:Falk Struckamnn
オルトルト:Deborah Polaski / 伝令:Roman Trekel

……………………………………..
1997年4月10,13 & 19日  巴里*シャトレ劇場 ≪ ローエングリン ≫
ベルリン:シュタツオパー @ 引っ越し公演
★指揮:Daniel Barenboim / 演出:Harry Kupfer / 衣装:Buki Shiff
舞台装置:Hans Schavernoch / 照明:Franz Peter David
脚本:Manfred Haedler & Walter Rosler / コーラス:Ernst Stoy
エルザ:Emily Magee / ハインリッヒ:独逸王:Rene Pape
ローエングリン:Johan Botha / ブラバンの貴族:Andreas Schmidt
テルラムント:Falk Struckamnn /
オルトルト:Deborah Polaski / 伝令:Roman Trekel

……………………………………
1998年1月14&17日  ベルリン*シュタツオパー≪ ローエングリン ≫
★指揮:Daniel Barenboim / 演出:Harry Kupfer / 衣装:Buki Shiff
舞台装置:Hans Schavernoch / 照明:Franz Peter David
脚本:Manfred Haedler & Walter Rosler / コーラス:Ernst Stoy
エルザ:Emily Magee / ハインリッヒ:独逸王:Rene Pape
ローエングリン:Stig Andresen / ブラバンの貴族:Andreas Schmidt
テルラムント:Falk Struckamnn /
オルトルト:Deborah Polaski / 伝令:Roman Trekel

…………………………………………….
1998年4月29日 & 5月2日 ウィーン*シュタツオパー≪ ローエングリン ≫
★指揮:Simone Yong / 演出:Walfgang Weber / コーラス:Ernst Dunshirn
舞台装置/照明/衣装:Rudolf und Reinhard Heinrich
Elsa :Susan Anthony / Lohengrin: Thomas Mosar
Ortrud:Watraut Meier / Terlamund: Falk Struckmann

……………………………………………..
1999年6月20日      ウィーン*シュタツオパー≪ ローエングリン ≫
★指揮:Simone Yong / 演出:Walfgang Weber / コーラス:Ernst Dunshirn
舞台装置/照明/衣装:Rudolf und Reinhard Heinrich
Elsa :Susan Anthony / Heinrich der Vogler :Franz Hawlata
Lohengrin: Johan Botha / Ortrud:Debora Polaski
Terlamund: Falk Struckmann /

…………………………………….
2005年12月3日     ウィーン*シュタツオパー ≪ ローエングリン ≫
★指揮:Semyon Bychkov / 演出:Barrie Kosky / 衣装:Alfred Mayerbofer 
舞台装置照明:Klaus Grunberg / コーラス:Ernst Dunshirn
Heinrich der Vogler :Kwangchul Youn /
Lohengrin: Johan Botha / Elsa :Soile Isokoski
Terlamund: Falk Struckmann / Ortrud: Janina Baeche

☆この演出を観てから再観劇の想いが薄れ今日に至ってしまった。。
と言う事は10年間、聞いて無かった~?? シュトルックマンが、
テルラムントを、他で歌わなかったのだろうか~??
......................................................

嘆きを聞かれた様に、ベルリン:シュタツオパーから2015/2016
シーズンのプログラム着信~@ RING * 演出に乗気では無いが~ スカラ座と
同じ演出で、バイロイトよりはましだと思うし~ シュトルックマンの声は
是非:聴きたい~◎●◎ グリゴロ君も[愛の妙薬]で SOB デビュー●  
ご参考までに↓↓↓
  
http://www.staatsoper-berlin.de/de_DE/calendar-2015-2016

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サムソン&ダリラ* ドッチェオパー♪♪ [ベルリン.de]

まぁ~恐ろしい光景を目に~ 気分悪く2幕目を想像すると因り酷いのでは~??
~と端折って劇場を後にした。 広々としたビスマルク通りを歩きながら~
シラー劇場に差掛り前夜の ≪マクベス≫ に浸りつつ帰路を辿った~@@ 

当初:シラー劇場 ≪ルル≫の公演と迷った挙句、大好きな曲 ≪サムソンとダリラ≫を
久々に聴き度いと選んだが~ 演出に期待の出来ない独逸圏 @ ベルリン~ きっと
どちらも五十歩百歩だっただろう~ 目を瞑ってコンサート形式の様に、曲 & 歌唱
だけでも堪能~と思ったが、残念ながら目を瞑り音楽だけに集中すると~ 今迄聴いた
素晴らしい公演が思い出され顕著な大差に ≪サムソン & ダリラ??≫だったけ~??
風に耳を疑う~ 聴かない方が良いと離席した。。。

比較してはいけないが~ 30年前 @ 1985年5月25日 ロンドンで初めて聴いた、
ドミンゴ & バルツァ ≪サムソン & ダリラ≫ 鮮明に蘇る最高のカップル~☆彡
旬の時代の最良コンビ公演を最初に聴いてしまったら~ その後、妥協して聴くのは
難しい~  それでもドミンゴが【サムソン】を歌っている頃は【ダリラ】が誰でも
聴いた~ そして勿論俗悪:過激な宗教色の演出も無い良き時代に感謝~◎♪●♪◎

今回のカップル>ダリラ:クレマンティーヌ・マルゲヌ & サムソン:アレクサンドラ
アントネンコ< 双方共に、美声を奏で声量も申し分なかった~◎ 然し只、美しい歌唱を
聴かせるだけで味気なく~ 申し訳けないが心に響くものは皆無~▽◇▲■

あの演出に感情は込められないだろう~??と想像に及ぶが、現代版に置き換えられ
宗教色の強い演出。両脇は駅のホーム@憲兵が立つ、中央には線路が敷かれ~ 開幕と
共に嫌な予感がした。アウシュビッツ行の列車のホームか~??と脳裏を過った~卍☆

列車は無かったが~ 二場:薄暗いモノトーンの舞台狭しと並べられた棺。。
嘆く人々~ 想像するなと云われても~!??!  独逸 @ ベルリンで~この光景を舞台に
持ち込むのは如何なものか~?? 想定内と云うか~ 此処で平土間前方席中央の観客
5~6人、上演中にも関わらず離席した~ブラボー☆  当然ながら、我々観客にも
拒否権はある~@ 廉価にも関わらず~ 平土間:半数以上空席を理解した~●◇▲

バイロイト醜悪 ≪リング≫ でも離席の観客が絶えなかったが~▲×◆ 芸術に宗教や
政治を持ち込み~?? 観客に押し付けるのは妥当か~?? 独逸のユダヤ人虐待の歴史は
今尚、深い恨みと傷跡を残しているのだろうか~?? 素晴らしい公演:壮麗な音楽に
疲労回復 & 癒しを求め出向いた観劇は~ 後悔に終わり残念至極~▽◆

      >>>>> SAMSON et DALILA <<<<<
2015年3月1日    ベルリン*ドッチェオパー≪サムソン & ダリラ≫
★指揮者:Jacques Lacombe / 演出家:Patrick Kinmonth / 照明:Manfred Voss
舞台装置:衣装:Patrick Kinmonth & Darko Petrovi / 振付:Jonathan Lunn
コーラスマスター:William Spaulding
Samson:Aleksandra Antonenko / Dalila:Clementine Margaine
Dragon:Melin Tepretmez / Abimelech:Seth Carico

………(^^♪…………SAMSON ET DALILA………(^^♪…….

1985年5月25日    ロンドン*ROH ≪サムソン & ダリラ≫
★指揮:Colin Davis / 演出:Elijah Moshinsky / 振付:David Bintly
舞台デザイン: sidney Nolan / 照明:Robert Bryan
Samson:Placido Domingo / Abimelech:Roderick Earle
Dalila:Agnes Baltza / High Priest of Dagon:Jonathan Summer

1990年2月21 & 24日  NY*メトロポリタン ≪サムソン & ダリラ≫
★指揮:Charles Dutoit / 演出:Nathaniel Merrill
舞台装置衣装:Robert O’Hearn / 舞台監督:Lesley Koenig
Samson:Placido Domingo / Abimelech:Michael Devlin
Dalila:Shirley Verret / High Priest of Dagon:Jonathan Summers

1992年6月20日 ロンドン*ROH ≪サムソン & ダリラ≫
★指揮:Mark Ermler / 演出:Elijah Moshinsky
舞台デザイン: sidney Nolan / 照明:Robert Bryan / 振付:David Bintly
Samson:Placido Domingo / Abimelech:Roderick Earle
Dalila:Olga Borodina / High Priest of Dagon:Alain Fondary

1996年6月27日    ハンブルグ*オパー ≪サムソン & ダリラ≫
コンサート形式 * プログラム捜索中
Samson: Placido Domingo

1997年5月2日  チューリッヒ*オペラハウス ≪サムソン & ダリラ≫
プログラム捜索中
Samson:Placido Domingo / Dalila:Agnes Baltza

1998年9月28日 & 10月1日 NY*メトロポリタン ≪サムソン&ダリラ≫
★指揮:James Levine / 演出:Elijan Moshinsky / 照明:Duane Schuler
舞台装置& 衣装: Richard Hudson / 舞台監督:Peter McClintock
Samson:Placido Domingo / Abimelech:Richard Pail Fink
Dalila:Olga Borodina / High Priest of Dagon:Sergei Leiferkus
Old Hebrew:Rone Pape

2000年10月19日   NY*メトロポリタンオペラ ≪サムソン&ダリラ≫
★指揮:Mark Ermler / 演出:Elijah Moshinsky照明:Duane Schuler
舞台装置& 衣装: Richard Hudson / 舞台監督:Peter McClintock
Samson:Placido Domingo / Abimelec:Falk Struckmann
Dalila:Irina Mishura / High Priest of Dagon:Sergei Leiferkus
Old Hebrew:Robert Lloyd

2001年5月26日 神奈川県民ホール ≪ サムソン & ダリラ ≫
メトロポリタン引っ越し公演*プログラム捜索中
Samson:Placido Domingo / Dalila:

2002年2月23日 ミラノ*スカラ=アルチンボルディ≪サムソン*ダリラ≫
★指揮:Gary Bertini / 演出:舞台装置:衣装:Hugo De Ana / 照明:Sergio Rossi
振付:Leda Lojodice
Samson:Placido Domingo / Dagon:Lean Philippe Lafont
Dalila:Olga Borodina / Abimelec:Ildar Abdrazakov
Viellard Hebreu:Bonaldo Giaiotti

☆スカラ座:リニューアル工事中 @ ミラノから大分離れた郊外で上演され
ドーモ広場からシャトルバスで、劇場まで運ばれた事を思い出す。。。
殺風景な味気ない劇場だった。。

☆今、配役名を見て、ガザの太守:アビメレクをイルダー・アブドラザコフが
歌って居た事に驚いた~


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