ラ・バヤデール★バレー・クラシック~☆★☆ [パリ.fr]

クラシック・バレー ≪ラ・バヤデール:インドの舞姫≫ 初日、オペラバスティーユで
観劇、何時見ても美しい演出:舞台装置:衣装~ルドルフ・ヌレェフに
因る振付:正統派クラシックの忘れ形見 襟を正して見入った~☆*★

舞台装置は本当に美しく娯楽的な要素抜群~ イスラム寺院を想わせる繊細で多彩な
センス良い色使い~ 舞う度に楽しく揺れるカラフルなスカート~振付にマッチした
魅惑的な衣装は効果的に作用し~観客の目を釘付けにした~★ 古代インドを背景に
繰り広げられる物語~ 聖水を重要視するヒンズー教:水瓶を頭に乗せて踊る振付~ 
ヒンズー寺院の聖火の前で愛の誓いを立てるソロ-とニキヤ~ 東洋の香り漂う
舞台だった~☆

ニキヤ:オレリィ・デュポン の美しく洗練された流れる様な動き~ 音の無い跳躍~
先輩としての経験と貫禄を感じさせる踊りだった~☆★ ガムザッティ:ドロテ・
ジルベールは未だ少々重かった~~!☆!

『今宵は彼の人生に大きな変化をもたらすだろう~』と劇場責任者から紹介された~
ソロ-:ヨシュア・オファルト~ 終了後の舞台挨拶で ≪エトワール・ダンサー≫ を
ノミネートされ~ 晴れて一流ダンサーの仲間入り~~ブラボー!!★!!☆ 
軽く高い跳躍~ 繊細な振りも綺麗だった~~★

最近は異常に筋肉質で背の高い男性ダンサーが増え、正統派:クラシック・バレー
向きの繊細な体型が少ない様に感ずるが~ オファルトは繊細な体型で踊りが
美しく映えた~★*★ ≪シルフィード≫ ≪ラ・フィーユ・マルガルデ≫ ≪白鳥の湖≫
≪シンデレラ≫~等、数多の中でこの ≪ラ・バヤデール≫ は一番美しい舞台では
無いかと思う~★☆★

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2012年3月7日 パリ:バスティーユ ≪ラ・バヤデール≫
★指揮:Faycal Karoui / 舞台装置:Ezio Frigerio
振付&演出:オリジナルMarius Petipa / 後 :Rudolf Noureev
舞姫=ニキヤ:Aurelie Dupont / ラジャの娘=ガムザッティ:Dorothee Gilbert
戦士=ソロ-:Josua Hoffalt

☆流石~フリジェリオの舞台装置~ グラナダ:アランブラ宮殿を彷彿させる
繊細なモチーフや色褪せない色彩感覚の美しさが滲み出ている。
二幕目のヒンズー寺院、幻想的な森の木陰~ 天から舞い降りた精霊が列を
成して踊る三幕目、整列しても意外と揃わず、ふらふら重心が定まらない
ダンサーが目立ち少々残念な気もした~☆ 
団体で踊るダンサー:デビュー・タント(新人)ばかりでは無いと思うが~
揃わない所がフランス的~と皮肉られるのも仕方ないのか~☆??★
     ~~~~~★~~~~~~~~☆~~~~~~~~★~~~~~~~~☆~~~~~~~~★~~~~~

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