再々ローエングリン★オペラ:バスティーユ~♪ [パリ.fr]

三週の間に三者三様 ≪ ローエングリン ≫ を愉しませて頂いた~(^^♪
指揮者:演出家:歌手陣等、聴き比べる機会に恵まれ図らずも貴重な経験を
得られた~!! 取分け巴里:バスティーユ公演に驚きを覚えた~[目] 歌手陣が
変るだけで、是程の変化が生ずるのか~と、想定外だった~Σ(・□・;)

27日:観劇後:グタグタ御託を並べたが、先ず演出に対する不満訂正から~
文句だらだらで失礼致しましたm(__)m 今宵は演出に対する初回の感想に
誤解の有った事を認識~ホッ(安堵)◎ 演ずる歌手陣に因って、まるで違う
物語展開を感じさせられた。 [ マイスター:歌合戦 ] に於けるワルター &
ベックメッサー を想い浮かべてしまった (苦笑) 同じ歌詞でも歌唱に因り
全然違う表現になる~?? 意味不明の代物では無くむしろ好感さえ持てた[ひよこ]

極シンプルな舞台装置は、差し詰めアントワープ:エルザ邸宅か~ 建物の
回廊を浮き立たせる照明の色彩も美しく幻想的な情景を醸し出し、初回に
感じられなかった浪漫に浸る事が出来た。 歌唱:演技力共に高レベルの
キャスト:歌手陣~!!!

体型的には熊さん風であるが純粋な素朴さが演出に適合:ローエングリン:
スチュアート・スケルトン:ゆとりある声量:広音域の美声:ジョルダン
指揮で情感豊かなニュアンスを醸した~[手(チョキ)][演劇][手(チョキ)]

優雅な品格に可憐さを伴う高貴な令嬢:エルザ:マルティナ・セラファン
時代詐称演出に違和感無い優美な自然体の演技をご披露頂き、悲愴なドラマ
展開に拘らず、穏やかな表情:純情な雰囲気でエレガントに存在感発揮 ☆彡
純白のウエディング姿は、モナコ王妃:グレースケリーを彷彿させた~[指輪]

エルザが怯える程のスパルタで少女時代に精神的恐怖を植え付るオルトルート
ミカエル・シュスター:幼少時代のエルザがピアノを弾く手を叩いたり~etc.
説明的演出+αで演技が解り易く、エヴリン・ヘリツュウの様な金切り声の
ヒスヒステリック調に叫ぶ事も無く聴き易かった~ホッ◎●

特別に浮く歌唱 & 演技者 不在、其々の役割を自然体で熟し全員で物語を
紡ぐ興味深いドラマ展開~ 時代詐称演出に対する違和感薄れ~目出度し〓

~~~[ひよこ]~~~LOHENGRIN~~~[ひよこ]~~~

2017年2月8日 オペラ・バスティーユ ≪?-エングリン≫
指揮:Philippe Jordan /脚本:Ronny Dietrich
Mise en scene:Claus Guth / 振付:Volker Michl
舞台装置 & 衣装:Christian Schmidt / 照明:Olaf Winter
コーラスマスター:Jose Luis Basso
Orchestre et Ch?urs de l’Opera national de Paris
Production du Teatro alla Scala, Milan [ ミラノスカラ座:共同演出 ]
Lohengrin: Stuart Skelton / Heinrich der Vogler:Rafal Siwek
Elsa von Brabant:Martina Serafin / Laetitia Jeanson;Lilla Farkas
Friedrich von Telramund:Tomasz Konieczny
Ortrud:Michaela Schuster / Der Heerrufer des Konigs:Egils Silins
Vier Brabantische Edle:Hyun-Jong Roh;Cyrille Lovighi
Laurent Laberdesque ;Julien Joguet
Vier Edelknaben:Irina Kopylova;Corinne Talibart

☆今回は、オケ被り付で楽屋からの隙間風に晒され~?? コートを預けずに
肩掛けにして寒さを凌いだ~(苦笑) 然し視聴覚にとっては最高席~◎^●^◎//
フィリップ・ジョルダンの指揮と歌手を見比べながら~ コミュニケーションの
繊細さを目の当りに~[目] [目]

☆演奏家の奏でる音色は 指揮者の指先の柔和な動きの如く丁寧に構築され
ベルリンの伝統的重厚感と異なる~ 現代感覚の美麗な音の響きを奏でた~★♪♪★
磨きの掛る:ジョルダンの洗練された優美な音に益々惹かれる~ [ハート]。・゚[ハート]゚・。[ハート]

[耳]に残る≪薔薇の騎士≫ 壮麗な侯爵夫人:忘れ難いあの素晴らしいSOVの
衝撃:マルティナ・セラファン [黒ハート] 気品を漂わせ可憐さを併せ持つ令嬢:
エルザを好演♪★♪  大げさに怯える演技は無く [ 弟の謎の失踪? ] を回顧
させる白鳥の羽が舞う度に悲しみ~ 弟のジャケットを抱きしめる仕草で、
エルザの情緒不安定を表現~[曇り][曇り]

☆スケルトンの ローエングリンはどちらかと云うと、パルシファルの様な、
清らかな愚か者~¿? 風、実直で優しい:洗練されてない若者を感じさせ
[ 愛おしいエルザに助け舟を出す ] 風な感情表現の歌唱も、ニュアンスを伴い
純真でシンプルな人間味を感じさせ無理なく自然体で良かった~♪★♪★♪
演出の趣旨がより明確に掴みとれた気がするΘ♪★♪★♪

☆細かいディテールを取立てて強烈に表現して居た前回の演技は、理解し難く
非常に不可解な演出に思え、違和感を覚えたが~ 普通の演技に安堵~フゥッ!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

観客層は、カウフマン出演日と大分異なった。 ワグネリアンと思える会話が
多く、声に関わる話題を[耳]にした~[耳] 終了と共にブラボーの嵐は変らずとも、
先日のロック会場の様な熱狂とは違い、何時もの様な絶大な拍手でカーテン
コールを沸かせた~[手(チョキ)][演劇][手(チョキ)][演劇][手(チョキ)]


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