再ルチア*ロベルト・デ・ビアジォ ★ テアトロ・リリコ~♪ [カリアリ.it]

圧巻~!!! 魅惑の美声 & 感動の歌唱 [ エドガルド ] を聴かせて頂いた個人好みの
崇高なテナー @ ロベルト・デ・ビアジォ~ [耳][黒ハート][目] 12日は、10日を遥に凌ぐ
素晴らしさ~[黒ハート] 多彩な音が溢れる[アート]パレットから微妙な色彩を創出:宙を舞う
伸びのある一音♪一音♪~流石のイタリアン~ @ アリア毎:強烈な拍手は鳴り
止まなかった~[手(チョキ)][手(チョキ)]

聴き慣れた曲、つい調子を取ってしまいそうに軽快なリズムに関わらず、哀調
帯び物寂しさ漂う残酷物語~[涙] 不幸を背う [ エドガルド ] 不憫な [ ルチア ]
取巻く過酷な環境~ 二人が永遠の愛を誓い指輪交換、暫しの別れを惜しむ [黒ハート]
唯一救いの場~ 幸せを祈りつゝ拝聴~[黒ハート]

然し、後に訪れる険しい二人の運命を物語るかのような演出、デュエットの盛上り
と共に背後の重苦しい紺碧の波 [波][波] が徐々に上昇~ 霧が立ち込める様に降下する
紗幕~ 舞台は 第二部:エンリコの居間へ変貌~〓[家] 装置変換は お見事~[演劇]

[ ルチア ] を説得する家庭教師:ライモンドと二人 薄暗い部屋:ベージュの壁に
焦茶の照明が醸す影の効果が素晴しかった~δξЮ   結婚式城に突然姿を現す
[ エドガルド ] 意表を衝く背景は鮮やかなグリーンの照明、其々激しい怒りを
訴える六重唱に、強烈なインパクトを与えた~[雷][雷][雷]

結婚誓約書を手に、ルチアに署名を問い質す エドガルド、憤りの心中に拘らず
印象的な最期の一言『 Rispondi~リスポンディ=答えて』と喘ぐ様に~ 否定を
祈る如き哀愁帯びる優しい問い掛~ 期待裏切る『Si』に心痛む [涙]

※因みに、ここの表現は歌手其々に因って違うが、ドミンゴのCDでは最後まで
強い表現で問い質し、優しい気遣いが感じ取れなかった (苦笑)

ダークグレーに白い十字架の立ち並ぶ墓地 ルチアの兄:エンリコ・アシュトンを
待つ エドガルド 、ルチアとの別離に死を覚悟、生気を失った苦悩の心情読み取れる
最期のアリア:想像し難い繊細な音質が広がる~ 技巧凝らす驚嘆の響き~[演劇][バー][演劇]

3回聴けるよう企画すれば良かったと~ 返す返す後悔至極 [涙][黒ハート][涙] 何れ又どこかで
再聴出来るチャンスに遭遇する日を祈りつゝ~アーメン[耳]?[目]?[耳]

~~~~~ LUCIA DI LAMMERMOOR ~~~~~

2017年5月12日 カリアリ*リリコ劇場《ランメルムールのルチア》
指揮:Salvatore PercaccioloコーラスマスターGaetano Mastroiaco
舞台装置 / 照明 & 衣装:Denis Krief
Orchestra e Coro del Teatro Lirico di Cagliari:
オーケストラ& コーラス:カリアリ・リリコ劇場
allestimento del Teatro Lirico di Cagliari
Miss Lucia:Gilda Fiume / Lord Enrico Ashton:Davide Luciano
Sir Edgardo di Ravenswood:Roberto De Biasio
Lord Arturo Bucklaw:Manuel Pierattelli / Alisa Lara Rotili
Raimondo Bidebent:Gabriele Sagona / Normanno Mauro Secci

☆只々残念だった [ ミス ] ルチア [幅を利かせ過ぎ~?[パン]?] 健康優良児(失礼)
個人的 [ ルチア ] のイメージは、1984年7月 @ スカラ座で聴いた [ ルチア ]
ルチア・アリベルティ:亡霊の様に悲愴 & 薄倖無垢な令嬢を感じさせる容姿
柔らかな白のニットドレスに身を包み、茫然とした姿は細身を因り華奢に
見せた~ 柔和な品の良さ~◎ あのドラマティックな美声と姿の初回感激が
焼付いて、最高の印象を打ち消す再来歌手に未だ巡り会えない~[涙]

※ 1984年7月12日 ミラノ@スカラ ≪ルチア・ディ・ランメルムール≫
★指揮:Giuseppe Patane / 演出:Pier Luigi Pizzi /
舞台装置 & 衣装:Pier Luigi Pizzi & Rosita :Ottavio Missoni
ルチア:Lucia Aliberti / エドガルド:Alberto Cupido
エンリコ・アシュトン:Leo Nucci
☆忘れ難い:ルチア・アリベルティ @ ルチア~♪**♪ 

※エディタ・グルべロヴァ:声は良いが雰囲気が [ ルチア ] と程遠かった▽
姿:声:演技~ 雰囲気的には、パトリチア・チオフィが良かったが、悪趣味
@ バスティーユ演出で感激は半減~トホホ[涙]

さて寄道してしまったが~ カリアリ @ リリコ劇場に戻ると~
12日は、観客層が10日と心持違う様にも感じたが、カリアリも[桜]金~か??
『 大都市と違って小さな劇場だけど、価値ある歌手が多いんだ』と隣席
〈アボネ:年間予約〉伊人談~ΘДΘ 3~40代の若いカップルだったが幼少の
頃から生の舞台を年間何回も聴き慣れ~ 勿論、言葉は自国語で理解しながら
ドラマを愉しんで居る様子~ 流石、耳は肥えて居る [耳][目][耳]

曲を深く理解する顧客 ( 観客 )レベルは非常に高く、劇場側も観客向けに
事前講演を行う程、充実した劇場~◎●◎ 場内の若い関係者もオペラに
興味深く親切に対応して呉れる方が多かった~☆彡

愚痴は禁物で有るが、舞台装置変換等で小休止が入ると一斉に飴の紙を
広げる〔チリチリチリ〕と云う音、一斉に鳴き出す虫の声の様な~(笑)
一斉に咳払い始める滑稽なフランス人より、静かで慎ましいかも~?!!?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記:
思えば昨年の今頃、NY:メトのプログラム片手に今年、5月の連休3~7日で
甥夫婦を伴い [ NYの旅 ] を勝手に企画中だった~( 苦笑 ) ~が、幸運の
コウノトリに新たな命を授けて頂いて:ストップ~?? 2月に孫紛い誕生~!!!

そんなこんなで、キャンセル決めて大成功~◎●◎ プログラム発表の遅い
伊歌劇場〔 宝の山 〕発掘で心浮き浮き~[黒ハート] 昨暮のパレルモで 経験済の
フライト乗継も苦にならず~ と言う訳で年間計画は欧州シフトに変換~![飛行機]!

予期せぬ [クラブ]トランプ[クラブ] 政権誕生:米国は暫くパスかな !?! 通常でさえ苦痛な
税関の入国面接 @ 長蛇の列が又々長くなるのでは~?? と足は遠のく~▼◇
幸い今の所、軽く腰の上る聴きたい歌手 & 演目にも恵まれず~安堵!!!

素晴らしい彼の地 @ カリアリ:80年代に高級リゾート開発で名を馳せたが
只、余りの山坂に『ちょっと散策~』風な雰囲気では無い~フゥゥッ!!
徒歩 & 階段に苦痛皆無の健足保持だが~ 急斜な山坂は謹んで遠慮したい [涙]

そんな物臭も手伝って名所旧跡観光は 『序だし~まぁ良いか?!』風に
スルーして @ 公共バスを乗継ぎ勝手に市内視察~\(^o^)/ 此方も
パレルモ経験から、小型周遊バスで狭い路地裏まで見学~ 個人的には
観光地巡りも良いが市民生活 & 地域社会が興味深い~(笑)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

追記:帰宅してCD聴きながらテキストに目を通すと、2006年録音当時より
艶が増し円やかで甘美なニュアンスを醸す美声が[耳]に蘇る~★[三日月][晴れ]
貴重な生はスルー出来ない~ 無事歌って頂けるだけで感謝観劇~[バー][バー]
Grazie mille Roberto~[手(チョキ)][演劇][手(チョキ)]

◎●◎ ~[黒ハート] [クラブ][クラブ]~!?! @~▼◇~[涙] @\(^o^)/

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