アンナ・ボレナ*マリナ・レベッカ ★ ボルドー国立オペラ~♪ [ボルドー]

感涙がほとばしる程に圧倒させられた美麗な歌唱 [涙] 想定内を遥に超える優美な
公演に感動[黒ハート] TGVでボルドーまで走った甲斐が有った\(^o^)/ 二月以来
久々のマリナ・レベッカ:アンナ・ボレナ @ 一点豪華主義感は否めない~[るんるん] 

特筆は只独り:タイトルロール:アンナ・ボレナのマリナ・レベッカ~[るんるん]
洗練された崇高なニュアンス、深く惹かれる美声:ドニゼッティ音質の輝かしい
コロラトレをご披露頂いた~[晴れ][三日月]★ 

王の寵愛を受けるジョヴァンナ・セィムール:エカテリナ・セメンチュクは、
マリナに対して相応の演技力 & 声質で力量発揮!! 然し結果はレベッカの
独り舞台~ 音質もドニゼッティよりヴェルディ風に感じられた~[るんるん]

※ウィーンのアンナ・ボレナ:ネトレプコとの共演でも、印象が薄かった:
音質のせいも有ったのだろうか? あの時も、ネトレプコが壮麗だった~!!

ペルシィ卿:ぺネ・パティ:体型 & 声質:歌唱共にパヴァロッティを彷彿と
させる圧巻のテナー。 然しながらドニゼッテイの音質に程遠くベルカントの
繊細さ欠如、まるでヴェルディを聴いて居る様な~ 演技も山男:アンナの愛した
元カレ:夫とは云い難い風貌~▼[演劇]◆ 

力ずくで元恋人と撚りを戻そうと頑張る姿~ 余りに堂々と元妻を公言する表情
王の反感を煽り逆にアンナを死に追いやったのは [貴方のせい]と恨み節も[涙]
演出も然る事ながら、演出家は表情や動作に演技指導しないのだろうか?

近年、コンクール突破で質の高い若手:声量たっぷりの有名無名に限らぬ実力
ある歌手が増えているが、やたら力任せに自己アピール風な歌唱で興醒めΛξΛ
役を理解して演じて居るのか~?と疑問は尽きぬ~?

物語に陶酔しながら聴いている良い気分を覆される様な『そうじゃないでしょ』
風に突っ込みを入れたくなる、苛立ちさえ覚える(苦笑) 素晴らしい公演を
[自己陶酔歌唱]で破壊:共演者 & 役柄に対するデリカシィを持ち合わせない為
情感籠らず演技も木偶棒~ 残念至極~と云いたい放題[m(_ _)m] 

エンリコ8世:ディミトリ・イヴァシェンコ~ バスの声質も:威厳ある演技も
悪く無かったが存在感希薄~[涙] と言うか、テナーがアクション・オーバーで
霞んだと、言うべきだろうか?

ポール・ダニエル指揮も特筆無し~(^^♪ 強いて言えば歌手と一緒に力一杯
振ってる~と云う感じで情緒なく騒々しいだけに終わった~[涙] 
指揮者にもう少し感性があれば、歌手陣の歌唱コントロールやアドヴァイスが
出来ただろうと思われるが~? 勝手な想像~[曇り][曇り]

11日は、マリナ・レベッカに陶酔して居た為、気が紛れたが、14日はsmsで
キャンセルの通知、そのうえ確認漏れを察知したのが舞台の姿、セメンチュク
Wキャストで欠席『エッ嘘~』と気づいたのは時遅かりし~ と云うお粗末 〓

がっかりの追打ちは平土間一列目:粗探しでは無いが、悪い点が全て気になり
巨体から目一杯振り絞る爆声:テナーの表情を目の前で目撃 :それに対抗する
かの様な指揮者~¶ オケはボンボン:ガンガン容赦なく @ 美しいと思えない
雑音が[耳]耳に飛び込んで 参りました~[涙] 

二幕目端折って宿へ[家] 『戻りませんので一列目へどうぞ』と後の方に[いす]譲って
喜んで頂けただけでルンルン気分、滅入った気が晴々~ふぅぅ\(^o^)/

想えば、レベッカのキャンセルも無理ないと同情:あれ程、無神経な爆音歌唱に
対抗すべく、きっと頑張ったのだろう~と思い及ぶ:お疲れさまでした~[黒ハート]

18/19シーズンプログラム発表時 ≪アンナ・ボレナ≫ マリナ・レベッカ &
エカテリナ・セメンチュクの文字に[目]が点で飛びついた~[メモ] その他の歌手
指揮者を含め全て初耳:次回は共演者をしっかり吟味して馳せ参ずるべきか
然し聴きたい美声は逃せないし~[新幹線][電車][バス] 

マリナ・レベッカ 不在だとこの演目は何なのだろう~? と思わせる公演も
あるという“ 転んでもただ起きぬ~”貴重な経験をさせて頂いた~☆彡 
愚痴大会で失礼~[m(_ _)m]

・・・・・ ANNA BOLENA ・・・・・

2018年11月11 & 14日   ボルドー国立劇場≪アンナ・ボレナ≫
指揮:Paul Daniel / 衣装:Kaspar Glarner
演出:Marie-Louise Bischofberger / 照明:Bertrand Couderc
舞台装置空間演出:Erich Wonder
Orchestre National Bordeaux Aquitaine:ボルドー国立交響楽団
Ch?ur de l'Opera National de Bordeaux:Salvatore Caputo コーラスマスター
Anna Bolena:Marina Rebeka / Serena Farnocchia(14日)
Giovanna Seymour:Ekaterina Semenchuk(11日)/ Michele Losier(14日)
Enrico VIII:Dimitry Ivashchenko / Sir Hervey:Kevin Amiel
Lord Percy:Pene Pati / Smeaton :Marion Lebegue
Lord Rochefort:Guilhem Worms

~~~~~~~~~~~~~~[王冠]~~~~~~~~~~~~~~

キャスト & 演出 総体的に感動の ≪ アンナ・ボレナ ≫ は初めて観劇したNYメト!!!
特に、ペルシィ卿:シュテファン・コステロの美麗でエレガントな美声 &慎ましい
演技が今も目に浮かぶ。。。アンナ・ネトレプコと素晴らしいコンビを組んだ ◎◎

本来、いくら元彼:夫で、好きな感情を抑えきれずとも、王妃の立場を考えれば
それなりの所作は重要。。。 マク・ヴィカーの演出は、人の動きもシンプルで
細やかな動きで感情表現 & 洗練されたキャストによるドラマティック 歌唱
素晴らしい公演だった~[バー][るんるん][バー]

2012年2月1日 NY:メトロポリタン ≪アンナ・ボレナ≫
指揮:Marco Armiliato / 演出:David McVicar
Anna Bolena:Anna Netrebko / Giovanna Seymour:Ekaterina Gubanova
Enrico VIII:Ildar Abdrazakov / Riccardo Percy:Stephen Costello

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