ナブッコ*P.ドミンゴ★ウィーン歌劇場~♪ [ウィーン]

呪われた ≪ ナブッコ ≫ とでも云うべきか(苦笑)素晴らしい好演では
有ったが 当初から色々曰く付きと云うか問題に遭遇しつゝ辿り着いた
公演 先ずは一件落着に安堵[黒ハート] 10月に突然のアンナ・ネトレプコ
降板[涙] 長年痛みを感じて来た肩の手術とか・・・・・

出掛け前に イズマエレ:マッシモ・ジョルダノ降板 Carlos Osuna
カルロス・オスナにキャストチェンジ。 無事幕を開けた早々[カラオケ]マイク
片手にスポークスマン登場『プラシド・ドミンゴ氏 不調ですが歌います』
と云う事前通告 然しながら経過良好。

終盤 牢獄に捉われたナブッコが 永い眠りから醒めて正気を取戻す
ドラマティックで壮大なアリア 残念ながらの代唱となり[涙] モンゴル人
バリトンAmartuvshin Enkhbat:アマルチュヴシィン エンクバ に席[いす]
譲渡。 素晴らしい美声の歌唱をご披露頂いた\(^o^)/ 既に仏伊等で
数回拝聴している非常に豊かな声量の [ オペラリア入賞者 ] 云わば
ドミンゴ氏の愛弟子??!!

※SOVで12日を除く4回の≪ナブッコ≫公演を熟して居た為 演技共に
準備万端で難なく急を凌いだ。 素晴らしい歌唱に 万雷の拍手[手(チョキ)][手(パー)][手(チョキ)]

 ・・・[王冠]・・・[王冠]・NABUCCO・[王冠]・・・[王冠]・・・

2021年11月12日 ウィーンSOV ≪ナブッコ≫
指揮者:Paolo Carignani
演出:Gunter Kramer / 舞台装置:BuchholzManfred Voss
衣装:Falk Bauer / 照明:Manfred Voss
Nabucco:Placido Domingo / Amartuvshin Enkhbat 
Zaccaria:Roberto Tagliavini / Ismaele:Carlos Osuna
Abigaille:Saioa Hernandez / Fenena:Szilvia Voros

指揮:Paolo Carignani パオロ・カリニャニ 昨年のフィレンツェ同様
勝手知ったる?? 風なノリノリで公演を成功させた(笑)

三者揃い踏みを期待したキャスト ザッカリア:Roberto Tagliavini
ロベルト・タリアヴィニ A.ネトレプコ 降板&P.ドミンゴ不調通達の
意気消沈を一蹴 R.タリアヴィニ の開幕一声に歓喜\(^o^)/ 
ノーブルな深い響きに陶酔 [耳]聴く度に感動させられる好きな音質[るんるん]

アビガイル:Saioa Hernández サィオア エルナンデツ ドレスデンで
既に聴かせて頂いたが この度は演出の加減か迫力に欠けた様な⁇?
美麗な声質は 強いキャラクターのアビガイルとして優し過ぎる感も
有ったが 瀕死の最終場面 フェネナに許しを請う繊細さは情感籠り
良かった。

体格の良いフェネナ:Szilvia Vörösズィルヴィア・ヴォロス 元気で
気丈な フェネナを演じた。

どんなハプニングに見舞われ様とも 御年80歳で舞台を熟すドミンゴ氏
ウィーンのアイドルスターは永遠成り コロナ禍期ブラボー控え目:蜜予防
多種多様の制限にも拘らず 氏に敬意を表する観客の拍手は鳴りやまず
延々とカーテンコールは続いた[手(チョキ)][指でOK][手(チョキ)][手(パー)]

舞台を伴う公演は今後も有るのだろうか?? 一抹の寂しさも想定内[涙]
ウィーンの舞台は86年 初回 ≪ローエングリン≫ & ≪蝙蝠≫の指揮から
35年間 ほゞ毎年数回 通い続けた。ドミンゴ氏目的だけでなくワグナー
ファルク・シュトルックマン も並行して多くを愉しませて頂いたウィーン
SOV に感謝観劇[目][耳] 

・・・[クリスマス]・・・[雪]・・・[クリスマス]・・・[雪]・・・[クリスマス]・・・

11月中旬ともなるとやはり寒いウィーン この時期の訪問が久々で寒さを
忘れ手袋無しの外出は手が凍る?? とはオーバー で有るが2時間も経つと
寒さが身に染みる[雪] 観光客が少ない閑散とした街 彼方此方に職人技の
手造り商品の並ぶX’mas マーケット 細やかな商品とイルミネーションが
心を癒して呉れる[クリスマス] 

『日本人の居ないウィーンって ウィーンじゃないみたい[涙]』風な
アジア人 ほゞ皆無。。11月8日からは Covid 感染拡大が懸念され入国
規制が更に厳しく ワクチン接種パスも何でも良いと言う訳では無く 許可
された メーカー以外は 入国拒否と 因り厳しく入国制限された。 

幸いPfizerファイザー許可の為 入国可に安堵。 空港に到着早々係官に
因る検査が行われる。 身分証明書&指定メーカーのワクチン証明証 又は
PCR陰性証明証 提示。 混み合う行列の中 一人 物好きなアジア人(笑)
税関も日本人のパスポートに興味を示し 一応念入りに『巴里在です』と
云うと『うん大丈夫』風に笑って『Good Luck!!!』

※念の為 PCR検査陰性証明証(仏&英訳)も持参した。 11月から仏の
PCR検査は有料と聞いて居た。 既に各種情報提供済の常連クリニックに
赴き窓口で保険カード提出。 6回目ともなると『今回はどちらへ??』
風な質問も 何故か料金も無料でOK (苦笑)

そんな訳で第一関門無事通過で市内無事着(安堵) 感染者拡大状況に
因る対策 11月8日のワクチンメーカー 規制の為 SOV&ホテルからの
保険衛生に関する[mail to]着信は半端無く恐る恐る出国。 然し我々中高齢者の
ドミンゴファンには どこ吹く風 ?? AF機内で数人に『ボンジュール』
と声掛けられ隣席の仏紳士に『お知り合いが多いのですね』と(苦笑)

この厳しい規制が制定される前迄は 予約開始早々から 完売だった
≪ナブッコ≫  5回公演の内 ドミンゴ出演は12日一回限り。 其の上
共演:アンナ・ネトレプコ ともなると双方の熱狂的ファンが多い為
『絶対無理』との予想覆し早々[チケット]チケットゲット。

然しまさかの A.ネトレプコの肩手術に因る降板 & ワクチン制限で再販
チケットに救われた友人達も 棚ぼたに目出度し目出度し 旧知の友人達と
機内でお目通り[目][目] \(^o^)/

然し着信[mail to]は容赦なく[ウィーンからの仏入国者へ]と云う事で 今度は 
仏政府側の規制が15日から厳格を極め ワクチンに関する要綱詳細が
通達された。 第5波と云われるコロナ禍感染拡大は 密かに身に迫り
つゝあると認識 この旅は外出厳禁に徹する日々。。。

もう嬉々として見学を望む観光地も無く 弟と初回訪問1981年から40年
余り 街も多大な変化を遂げ 部屋で身を守り昔を凌ぐ方が賢明か??
今朝の散歩で近年は常に行列で自粛していた シュテファン教会周辺へ
丁度12時のミサ開始に行列無く入場 パイプオルガンの美麗な響きに
感動しつゝ旅の無事を祈り感謝 [本][黒ハート]

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