巨匠フランコ・ゼフィレリ生誕100周年記念★フィレンツェ~♪ [フィレンツェ]
フィレンツ訪問の際 赴く【ZEFFIRELLI美術館】この度は想い掛けず
Franco Zeffirelli フランコ ゼフィレリ 生誕100周年記念に遭遇
4回目になるが まさかの生誕100周年記念で通常の資料 懐かしい
オペラ演出模型等 貴重な資料が因り膨らんで居た
※因みに ゼフィレリ氏と仲良し Maria Callasマリア・カラスも
1923年生まれで同様に【生誕100周年記念】 カラス女史は53歳と
短命だったが まさかの同年代生まれとは 存じ上げ無かった。
巨匠ゼフィレリ氏の手描きデッサンに因る構想から作品が出来る迄の
工程が展示紹介され 舞台化された繊細な模型も展示されている。
小部屋毎に演出作品の舞台装置や衣装等 気の遠くなる様な緻密な
拘りの仕事ぶりが伺える。
映画作品も多く出演された有名女優の写真展示に懐かしさを覚えた
今回は100周年を記念して功績を讃える映像も広間で紹介され自由鑑賞
短編だったが1回で立ち去れず3回もリピート(笑)
オペラ音楽と共に大画面に映し出される昔日の映像を観ながら
古き良き時代の原作を尊重した素晴らしい作品の数々に懐かしい
想い出が蘇り胸躍らせ見入った
氏の作品は40年前 1983年のスカラ座 ≪トーランドット≫ 初演が
きっかけ 信じ難い美麗な色彩感覚 衝撃的舞台に陶酔 あの晩
ゼフィレリの名前が強烈に刻まれ 個人好みの演出家となった
※ 残念ながら出演予定だったドミンゴ氏 キャンセルで カラフ:
フランコ・ボニゾリ と確認した時は心臓が止まりそうだった
この晩『嘘っ』とキャンセルの衝撃は半端無かった( ゚Д゚)
それ以来 常に旅のリスクを準備する心構えが備わった(苦笑)
後にこの≪トーランドット≫ はNY.メトで豪華絢爛な舞台に変身
スカラ座初演の[美麗な色彩感覚]の名残り残さぬ別物に
バブル期は浪費演出として賛否両論も
NY.メトでは 渡米の折に観劇 何回もリピートした中には巨匠
ルチアノ・パバロッティや サルヴァトレ・リチトラの美声で
素晴らしいカラフに遭遇 その後 リチトラは シチリアで
オートバイ事故に因る衝撃的な訃報に心痛
1986年≪椿姫≫ ガルニエ座:ヴィオレッタ Cecilia Gasdia
セシリア・ガスディア & アルフレッド:Giacomo Aragall
ジアコモ・アラガルの共演。 オペラ初心者の頃 緊張して観:
聴き入った
1986年 映画 ≪オテロ≫ @ ガルニエオペラ座で上映 監督:
フランコ・ゼフィレリ初め デズデモナ:カティア・リチェレリ
オテロ:プラシド・ドミンゴ / イヤゴ:ジュスティノ・ディアツ
等舞台挨拶に ご登場\(^o^)/
1990年 NY.メト @ シーズン:オープニング≪ラ ボエム≫で
ミミ:Mirella Freniミレラ・フレニ / ロドルフォ:プラシド・
ドミンゴ共演 素晴らしい公演を二晩聴く機会に恵まれ感激\(^o^)/
あれ以来ドミンゴ氏の≪ラ ボエム≫ は無かった様な
1994年 スカラ座 ≪ラ ボエム≫ ミレラ・フレニ/Nicolai Ghiorov
ニコライ・ギオロフ & 初耳 Roberto Alagna ロベルト・アラニャ
ロドルフォ だった。 仕事で出張中 天井桟敷で観劇
同演出 近年は2012年 スカラ座 指揮:Daniele Rustioni ダニエレ
リュスティオニ / Vittorio Grigoloヴィットリオ・グリゴロ/ Angela
Gheorghiuアンジェラ・ゲオルギュ が記憶に残る。 然しメトに
比べると派手さは無く レトロ感覚が印象的だった。
1997年NYメト≪カルメン≫ プラシド・ドミンゴ / Waltraud Meier
ワルトラウト・メイエー / Gino Quilico ジノ・キリコ のダンディな
エスカミヨが大好きだった
他に≪ノルマ≫ ≪マダム・バタフライ≫ ≪ドンジョヴァンニ≫
≪パリアッチ≫ ≪カヴァレリア・ロスティカナ≫ 等DVDで拝見
※≪アイダ≫はスカラ座で 本命≪影の無い女≫ の序と云う感じで観劇
キャストは誰でも良い風に記憶は残らず。只 豪華演出の行進で前の観客
大きな頭を左右に振って舞台を追って居た為 不愉快さだけが記憶に残る
※2012年 ミラノ:スカラ座 ≪アイダ≫
★指揮:Omer Meir Wellber / 演出:Franco Zeffirelli
アイーダ:Oksana Dyka / アモナスロ:Ambrogio Maestri /
王:Roberto Tagliavini :ロベルト・タリアヴィニが歌ってらしたとは
こうしてみると ドミンゴ氏の演技が半端無いのは 映画:舞台監督 巨匠
ルッキノ・ヴィスコンティの本物志向の流れ酌む ゼフィレリと組んで
多くの作品を熟して来られた経験が身に付き 自然体の演技伴う歌唱で
役になり切って観客を魅了する要因だろう
今回のドミンゴ氏の存在でまるで違う公演になったのも 一声 &
一挙手一投足が創り出す雰囲気 [故郷プロヴァンスを 想い出させ
帰郷を促す老いた父] 親心が涙を誘う。 周囲の歌手陣も惹き込まれ
代役とは明らかに違う演技:歌唱で必然的に舞台が活き活き進展
ドラマが深まる
※昨暮:≪運命の力≫ アンナ・ネトレプコ Vs アンナ・ピロツィで既に
経験したが 大物歌手の存在で同じ演目がまるで違う雰囲気のドラマを
創出 因って大物を追掛ける貴重な経験は止められない(苦笑)
そんなこんな 巨匠:ゼフィレリ&ドミンゴから 自然とオペラの
興味は深まった。 興味を削がれ 嫌悪感を感ずる現代の原作詐称の
魅悪のオペラ演出に足遠のく昨今 良い指揮者:演出家:歌手と3拍子
揃った舞台が如何に貴重か 比較すると近年興味半減は必然か??
次回は何時になるか不測のフィレンツェ訪問 再訪の機会が叶えば
ゼフィレリ美術館でレトロ感覚のタイムスリップに浸りたい
https://paridayori.exblog.jp/32959774/
Franco Zeffirelli フランコ ゼフィレリ 生誕100周年記念に遭遇
4回目になるが まさかの生誕100周年記念で通常の資料 懐かしい
オペラ演出模型等 貴重な資料が因り膨らんで居た
※因みに ゼフィレリ氏と仲良し Maria Callasマリア・カラスも
1923年生まれで同様に【生誕100周年記念】 カラス女史は53歳と
短命だったが まさかの同年代生まれとは 存じ上げ無かった。
巨匠ゼフィレリ氏の手描きデッサンに因る構想から作品が出来る迄の
工程が展示紹介され 舞台化された繊細な模型も展示されている。
小部屋毎に演出作品の舞台装置や衣装等 気の遠くなる様な緻密な
拘りの仕事ぶりが伺える。
映画作品も多く出演された有名女優の写真展示に懐かしさを覚えた
今回は100周年を記念して功績を讃える映像も広間で紹介され自由鑑賞
短編だったが1回で立ち去れず3回もリピート(笑)
オペラ音楽と共に大画面に映し出される昔日の映像を観ながら
古き良き時代の原作を尊重した素晴らしい作品の数々に懐かしい
想い出が蘇り胸躍らせ見入った
氏の作品は40年前 1983年のスカラ座 ≪トーランドット≫ 初演が
きっかけ 信じ難い美麗な色彩感覚 衝撃的舞台に陶酔 あの晩
ゼフィレリの名前が強烈に刻まれ 個人好みの演出家となった
※ 残念ながら出演予定だったドミンゴ氏 キャンセルで カラフ:
フランコ・ボニゾリ と確認した時は心臓が止まりそうだった
この晩『嘘っ』とキャンセルの衝撃は半端無かった( ゚Д゚)
それ以来 常に旅のリスクを準備する心構えが備わった(苦笑)
後にこの≪トーランドット≫ はNY.メトで豪華絢爛な舞台に変身
スカラ座初演の[美麗な色彩感覚]の名残り残さぬ別物に
バブル期は浪費演出として賛否両論も
NY.メトでは 渡米の折に観劇 何回もリピートした中には巨匠
ルチアノ・パバロッティや サルヴァトレ・リチトラの美声で
素晴らしいカラフに遭遇 その後 リチトラは シチリアで
オートバイ事故に因る衝撃的な訃報に心痛
1986年≪椿姫≫ ガルニエ座:ヴィオレッタ Cecilia Gasdia
セシリア・ガスディア & アルフレッド:Giacomo Aragall
ジアコモ・アラガルの共演。 オペラ初心者の頃 緊張して観:
聴き入った
1986年 映画 ≪オテロ≫ @ ガルニエオペラ座で上映 監督:
フランコ・ゼフィレリ初め デズデモナ:カティア・リチェレリ
オテロ:プラシド・ドミンゴ / イヤゴ:ジュスティノ・ディアツ
等舞台挨拶に ご登場\(^o^)/
1990年 NY.メト @ シーズン:オープニング≪ラ ボエム≫で
ミミ:Mirella Freniミレラ・フレニ / ロドルフォ:プラシド・
ドミンゴ共演 素晴らしい公演を二晩聴く機会に恵まれ感激\(^o^)/
あれ以来ドミンゴ氏の≪ラ ボエム≫ は無かった様な
1994年 スカラ座 ≪ラ ボエム≫ ミレラ・フレニ/Nicolai Ghiorov
ニコライ・ギオロフ & 初耳 Roberto Alagna ロベルト・アラニャ
ロドルフォ だった。 仕事で出張中 天井桟敷で観劇
同演出 近年は2012年 スカラ座 指揮:Daniele Rustioni ダニエレ
リュスティオニ / Vittorio Grigoloヴィットリオ・グリゴロ/ Angela
Gheorghiuアンジェラ・ゲオルギュ が記憶に残る。 然しメトに
比べると派手さは無く レトロ感覚が印象的だった。
1997年NYメト≪カルメン≫ プラシド・ドミンゴ / Waltraud Meier
ワルトラウト・メイエー / Gino Quilico ジノ・キリコ のダンディな
エスカミヨが大好きだった
他に≪ノルマ≫ ≪マダム・バタフライ≫ ≪ドンジョヴァンニ≫
≪パリアッチ≫ ≪カヴァレリア・ロスティカナ≫ 等DVDで拝見
※≪アイダ≫はスカラ座で 本命≪影の無い女≫ の序と云う感じで観劇
キャストは誰でも良い風に記憶は残らず。只 豪華演出の行進で前の観客
大きな頭を左右に振って舞台を追って居た為 不愉快さだけが記憶に残る
※2012年 ミラノ:スカラ座 ≪アイダ≫
★指揮:Omer Meir Wellber / 演出:Franco Zeffirelli
アイーダ:Oksana Dyka / アモナスロ:Ambrogio Maestri /
王:Roberto Tagliavini :ロベルト・タリアヴィニが歌ってらしたとは
こうしてみると ドミンゴ氏の演技が半端無いのは 映画:舞台監督 巨匠
ルッキノ・ヴィスコンティの本物志向の流れ酌む ゼフィレリと組んで
多くの作品を熟して来られた経験が身に付き 自然体の演技伴う歌唱で
役になり切って観客を魅了する要因だろう
今回のドミンゴ氏の存在でまるで違う公演になったのも 一声 &
一挙手一投足が創り出す雰囲気 [故郷プロヴァンスを 想い出させ
帰郷を促す老いた父] 親心が涙を誘う。 周囲の歌手陣も惹き込まれ
代役とは明らかに違う演技:歌唱で必然的に舞台が活き活き進展
ドラマが深まる
※昨暮:≪運命の力≫ アンナ・ネトレプコ Vs アンナ・ピロツィで既に
経験したが 大物歌手の存在で同じ演目がまるで違う雰囲気のドラマを
創出 因って大物を追掛ける貴重な経験は止められない(苦笑)
そんなこんな 巨匠:ゼフィレリ&ドミンゴから 自然とオペラの
興味は深まった。 興味を削がれ 嫌悪感を感ずる現代の原作詐称の
魅悪のオペラ演出に足遠のく昨今 良い指揮者:演出家:歌手と3拍子
揃った舞台が如何に貴重か 比較すると近年興味半減は必然か??
次回は何時になるか不測のフィレンツェ訪問 再訪の機会が叶えば
ゼフィレリ美術館でレトロ感覚のタイムスリップに浸りたい
https://paridayori.exblog.jp/32959774/
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