神々の黄昏 Vs 猪突猛進 ★ シュタァツオパア~♪ [ウィーン]

帰欧早々弾丸ツアー並みの願っても無い好演目が目白押し~ 残念ながらの完売は
想定内~[チケット] そんな悲壮感を抱く中、想いも寄らぬ幸運に恵まれ素晴らしい公演に
遭遇 ≪神々の黄昏≫ @ ウィーン歌劇場

お目当ては勿論:ハーゲン @ ファルク・シュトルックマン & ワルトラウト @
ワルトラウト・マイヤー 長らくのご無沙汰:二人の共演~[るんるん] キャリアとしての
歳の瀬も迫り? 『是を逃したら? この先、再び聴く機会があるだろうか~?』と
勝手な憶測で衝動に駆られ是非聴きたかった公演~[目][耳]

予定が立たぬ間に、プログラム発表&発売から束の間で、リングセット券はほゞ
完売状態、諦めの胸中だった~[涙] その上、年始日本からの帰欧で時差ぼけと云う
ハンディを考慮すると決意は今一??? 不安定な心理状態の侭:時は流れ~[チケット]

然し帰仏以来『どうしても聴きたい』と云う願望が沸騰~[黒ハート] 現地関係者にsms
送信 @ 遠回しに完売事情を語ったが『そだね:Sold Out だから難しいね~』と
慰めの返信で協力頂けない状況を察知。。。 今回は6週間と云う長期滞日で時差
ボケも重症~トホホ  [諦めるっきゃない] と心機一転:先ずは目先の予定18日
≪ドミンゴ・ガラコン≫ で心静めた~ホッ[バー][曇り][バー]

翌19日は拙宅眼下を通過する壮大な数の【黄色いチョッキ】団をフォーカス[カメラ]
土曜定期デモ隊を眺め野次馬に変身:写真撮影に勤しんだ~[映画] 突如携帯にsms
着信『 何是?? オォォ~!! マッマミィア 』ロト当選 ? 将又 宝籤当選のお報せ ?
さながらの吉報が届き即決~[\(^o^)/] 絶対逃せないと馳せ参じた猪突猛進~??

ウィーンからのsms 『関係者がキャンセルでチケットが~』最後まで読む事無く
即答~[mail to] フライト & ホテル予約:同時進行あっという間に旅支度完了~ホッ  
翌早朝 @ 5時には空港への車中だった~安堵[車(セダン)]

【 為せば成る 】巴里迄突っ走った猪突猛進:年女〓 にとって避けて通れぬ
魅惑の声に運命も後押しして呉れたのだろう【感謝:感謝】12月 ≪ フィデリオ ≫
から1ト月半のご無沙汰*素晴らしいオペラの舞台を堪能:感動させて頂いた[黒ハート] 
神様:本当にありがとう[モータースポーツ]:Merci beaucoup~[バー]:Dankeschon[ビール]

  >>>>>>GOTTERDAMMERUNG<<<<<<

2019年1月20日  ウィーン・シュタァツオパァ≪神々の黄昏≫
指揮:Axel Kober / 衣装:Marianne Glittenberg
演出:Sven-Eric Bechtolf / 舞台装置:Rolf Glittenberg
Siegfried:Stephen Gould / Gunther:Tomasz Konieczny
Hagen:Falk Struckmann / Waltraute:Waltraud Meier
Brunnhilde:Irene Theorin / Gurtrune:Anna Gabler

☆ウィーン @ 最新リング演出、4演目通して観劇した事は無いが ≪神々の黄昏≫
は二度目。。昔の演出の頃は、いつも3週目を迎える≪神々~≫は端折った~[涙] 
巴里=ウィーンを毎週末:月3回も往復する時間 & 財政の余裕も無かった~

☆前公演では3演目で、ヴォータン演ずる:シュトルックマンの美声を聴けたが
ハーゲンに変った現在 『まぁ≪神々~≫だけでも良いかな~』風に省略を決め
込んだ~ と言う訳で他、3演目の新作舞台は未だお目に掛っていない。
≪ 神々≫ の新演出は悪く無い、きっと他3演目も悪く無いだろうと期待~ΘΨ
ある日、全てにお目通りする日を期待しつゝ◎

☆指揮者:Axel Kober=アクセル・コベー は、とても良かった~[るんるん] 非常に洗練
された繊細なニュアンス伴い抒情的にドラマを構成した~◎[ダイヤ]◎ 
冒頭:川の流れ[波]さざ波が頭上を流れているかのような[波] 繊細な音質~[曇り]
是から始まるドラマティックな人間模様が想像難い穏やかさを感じさせ心和む

※前回のサイモン・ラトル は何しろ忙しなく、ペットボトル片手に自己満足風に
振り急ぎ、終わった時はほっとした。 残念ながら、オペラの感動は欠乏▼

☆お目当て、ワルトラウト:Waltraud Meier=ワルトラウト・マイヤー:上品
過ぎる [ ワルトラウト ] 若く溌溂と元気なブリュンヒルデを嗜め:説得する
姉妹を好演~[黒ハート] ワグナーにマイヤー有りの存在感は健在且つ抜群~!

☆ブリュンヒルデ:Irene Theorin=イレネ テオリン 演技伴う美声を奏で貫録
だった◎

※こちらも前回は、エヴリン・ヘリティユス(Herlitzius)金切り声の歌唱に些か
閉口 & カリスマも薄く好みでは無かった。

☆ジーグフリッド:Stephen Gould=シュテファン・グルド:前回同様:美声の
歌唱はいつ聴いても素晴らしい~(^^♪ ヨハン・ボッタ並体型 & 愛嬌ある雰囲気
ボッタを彷彿させる純真なジーグフリードを演じた~**

※公演後、関係者と食事中:グルド、テオリン等、出演者が続々其々の家族
友人達とテーブルを囲んだ。グルド入店時遠目に映った姿はまるでボッタの
様相~ 思わず関係者と『何かボッタが現れた様な錯覚を覚える』と、お互い
同感だった[スペード][ダイヤ] 返す返す早死が悔やまれるヨハン・ボッタ~[涙]

☆グンター:Tomasz Konieczny= トマツ コニエツニィ 此方は舞台登場早々
『エマニュエル マクロン風貌』[目]と隣席に耳打ち[耳] お互い同感で苦笑§Φ
声は普通のバリトンで美声を奏でた~(^^♪  既に巴里やウィーンで何回か
拝聴サプライズは無かった~が、歌唱の発音がクリアでは無い様に感ずる?

☆ハーゲン:Falk Struckmann=ファルク シュトルックマン に異変がある訳
無い[演劇] ニュアンス伴う台詞語るが如き音域広いドラマティック歌唱~[耳][目] 
演技力抜群で常に大満足に浸る @ 唯一無二のバスバリトン~[ビール][るんるん][ビール]

☆総体的に高レベルの歌唱力保持:歌手陣に恵まれ 個人的:ニューイヤー
オペラ観劇は [ 目出度し ] のスタートを切った~[走る人][カバン][走る人]~☆彡[飛行機][バス][電車]
。。。。。。。。。。。。。

余談
関係者席を頂いた為、ハプニングに遭遇 一幕目:隣席に昔懐かしい巴里の
音楽監督を務められた:マエストロ:ジェームス・コンロン氏~[目]
マエストロは、バスティユ就任の前、80年代、既にガルニエで活躍され
何回か公演を聴かせて頂いた想い出が蘇り、束の間:昔話に華が咲いた [桜]

1983 / 1984:Boris Godounov 
1984 / 1985:Tosca le 06, decembre 
・・・・・
1984年12月6日 ガルニエ ≪ トスカ ≫
指揮:James Conlon / 衣装:Franca Squarciapino
演出:Jean-Claude Auvray / 舞台装置:Jean-Paul Chambas
巴里国立オペラ交響楽団 / 巴里国立オペラ合唱団
Floria Tosca:Hildegard Behrens
Mario Cavaradossi:Luciano Pavarotti
Barone Scarpia:Gabriel Bacquier / Spoletta:Michel Sénéchal
Cesare Angelotti:Jean-Louis Soumagnas
Il Sagrestano:Jean-Philippe Courtis
・・・・・
1985年7月3日 ガルニエ ≪ トスカ ≫
指揮:James Conlon / 衣装:Franca Squarciapino
演出:Jean-Claude Auvray / 舞台装置:Jean-Paul Chambas
Floria Tosca:Raina Kabaivanska
Mario Cavaradossi:Giacomo Aragall
Barone Scarpia :Sherrill Milnes
Cesare Angelotti:Jean-Louis Soumagnas
Spoletta:Robert Dumé / Il Sagrestano :Philippe Duminy

★ガルニエ時代:12月6日[トスカ] 初日、カヴァラドッシ:パバロッティ
登場の場面で降幕、支配人登場『ご心配なく最初から再開します』との挨拶
2幕:拷問から抜出たカヴァラドッシ=パバロッティ、トスカ:ベーレンスに
支えられ椅子に腰掛ける所で[いす]破壊。スカルピア @ ミルンズと云う当時の
豪華キャストが揃った[るんるん] 各種ハプニングに因り、この日の記憶は鮮明に
蘇る。。客席には、シモーヌ ド ボボワール女史のお姿も健在だった~[目]

以下@ バスティユ公演
1995 / 1996:Boheme  1996 / 1997:Lohengrin 
1996 / 1997:Rigoletto
1997/ 1998:Carmen  1997 / 1998:Noces de Figaro  
1997 / 1998:Traviata 1997 / 1998:Tristan et Isolde
1998 / 1999:Don Carlo 1998 / 1999:Don Giovanni 
1998 / 1999:Parsifal
1999 / 2000:Contes d’Hoffemann 1999 / 2000:Turandot
1999 / 2000:Vaisseau fantome
2000 / 2001:Don Carlo 2000 / 2001:Don Quichotte 
2000 / 2001:Nabucco 2000 / 2001:Peter Grimes
2001 / 2002:Chevalier a la rose  2001 / 2002:Macbeth
2002 / 2003:Boris Godounov 2002 / 2003:Parsifal 
2002 / 2003:Vepres siciliennes 2003 / 2004:Salome
2003 /2004:Vaisseau fantome
2003 / 2004:Chateau de Barbe-Bleue [ガルニエ]

10年間:任期中に聴かせて頂いた演目:支配人:ユグ・ガル 時代のバスティユ
一番充実した頃だった。 シュトルックマンも≪オランダ人≫ ≪サロメ≫
指揮は違ったが≪トスカ≫ 等、頻繁に来仏:好演。。。 

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