ドン・カルロ ★ ミラノ @ スカラ座~(^^♪ [ミラノ.it]

2017年 @ ミラノ・スカラ座 ≪ ドン カルロ ≫ で優雅な幕開け \(^o^)/
新年に相応しい豪華な演目:演奏:演出 & キャスト揃いの素晴らしい公演を
満喫~ 今年も幸先良いスタートに恵まれた~(^^♪(^^♪

色彩豊かな演奏を奏でる¶ミュン・フン・チュン氏:指揮~ (^^♪
トラディッショナル & コンテンポラリ-を上手く構成したモダンな演出
舞台装置 & 衣装~ 流石モードの国 @ エレガントでお洒落な感性満載~*

フィリッポII:イタリアの至宝 @ フェルッチョ・フルラネット~[指輪]
演技力:歌唱力に磨き掛るヴェルディ歌い @ 益々貫録付いた:伊アイドル
Θドン・カルロ:フランチェスコ・メリ~ 存在感発揮~!!

艶のある美声を奏でる¶エリザベッタ:クラシミラ・ストヤノヴァ*心持、
年増風:表情が漂う雰囲気 & 演技では有るが王妃としての貫録保持~?!!

安定感のある歌唱で観客を魅了したΨ ロドリゴ:シモネ・ピゾラ:若手
伊バリトン~ 好感度:高歌唱力:実力派歌手陣揃で納得の壮大なスケール
仏版 ( イタリア語 ) 5幕 ≪ ドン カルロ ≫ をご披露頂いた☆彡

大好きな曲:聴き慣れた演目で有るが荘厳なスカラ座で ≪ ドン カルロ ≫
全5幕、完璧なイタリアンオペラに陶酔の宵:感動に浸り最高のお年玉に
感謝感激~!!

******** DON CARLO ********

2017年1月22日 スカラ座 ≪ ドン・カルロ ≫
指揮:Myung-Whun Chung / 照明:Joachim Barth
演出:Peter Stein / 舞台装置:Ferdinand Woegerbauer
衣装:Anna Maria Heinreich
Elisabetta di Valois : Krassimira Stoyanova
La principessa di Eboli : Beatrice Uria-Monzon
Don Carlo:Francesco Meli /Rodrigo:Simone Piazzola
Filippo II:Ferruccio Furlanetto / monk:Martin Summer
IlGrande Inquisitore:Eric Halfvarson/Orlin Anastassov
A Voice de Heaven:Celine Mellon / Thibault:Theresa Zisser

☆第一幕:フォンテンブローの森 @ エリザベッタ & ドン カルロの出遭い
恥じらいながら愛する婚約者にポートレートを見せる王子カルロを F.メリが
初々しく演じた~◎● 微笑ましい二人の語らいは一瞬にして最悪の運命へ [涙]

☆若干14歳??と云う王子、純真さを感じさせる:F.メリが好演~ 対する王女
エリザベッタ:ストヤノヴァに若さを感じ取れなかったのが、些か残念~▲
声質:歌唱は申し分のない美声のお二人、美しいハーモニーを醸した♪

☆強烈な印象を受けたオケ @ ミュン・フン・チュン指揮:浪漫を感じさせる
特筆は第四幕:国王の執務室で王妃の愛を受ける事無い、苦悩の王の嘆きを
代弁するかの様に重苦しい鉛の如く~ 胸の奥深くまで苦しみを感じさせる
弦の響きは圧巻だった~ΘΨΘ

☆釦の掛け違いで全ての運命を狂わせ~ 不幸を惹き起した凄まじい人間模様
クライマックスと感じさせる @ 第四幕:FフルラネットのフィリッポII、
何時聴いても何度観ても輝き続ける~ 無二のフィリッポII~!!

☆今回:唯一の不遇は厳寒の犠牲? エボリ公女:エカテリナ・セメンチュク
代役は、ベアトリス・ウリア‐モンゾン~ 2013年のROH @ ロンドンでも
遭遇した不遇:エボリ公女には縁が無いのか~?? 今回も前回と同じ代役
モンゾンと云うのも奇遇~?? 昔から、カルメンしか聴いて居らず、余り
好みの歌手では無い為、個人的には残念無念~▼◇▼ 只、前回は聴き難い
高音を発したが、今回は気になる歌唱は無かった~ホッ ( 安堵 )

☆若手イタリアン:テナー:Fメリ & バリトン:S.ピアゾラのコンビはお見事
美声の二重唱で素晴らしいハーモニーをご披露頂いた~(^^♪

☆女性陣、お目当てセメンチェク不在は個人的に大打撃だった~[涙] 迫真の
演技 & ドラマティック歌唱は、エリザベッタとの対比に不可欠な存在感
盛上りに掛けたのは残念至極~▼△▼

欧州の寒波、冬将軍は先週:ミラノに零下5~6℃と云う極寒をもたらせた
様な??『 今週は大分暖かくなった~[晴れ] 』と伺った。 長期リハーサル &
初日を終え疲労困憊~?? 二日目の公演でキャンセルと云う経験も多々ある[涙]

       ~~~[雪]~~~~~[雪]~~~~~[雪]~~~

寒波の影響では無いだろう~ 素晴らしい公演の割に空席が目立ったが~
短時間のイタリアン・オペラに慣れた観客に取って、上演時間3時間余り
休憩時間を含むと4時間余りの大長編 @ ワグナー並となると、ご年配に
取っては些か耐え難いか~??!! 最終幕を端折った方々も~??

然し中期高齢者に取って、スカラ座への魅力は増長~ 音響の良さは大型
バスティーユの比では無い~ 素晴らしい生の声が聴ける。。 爆声で叫ぶ
歌手も無く、一列目でも自然な声が聴ける~(^^♪

巴里バスティーユのオケ前方席では、爆声が舞台の音響装置でビンビン
響き、時に耳をつんざく様な堪え難い声質の歌手も居る~m(_Λ_)m

服装:場内の雰囲気:観客の礼儀等、老舗劇場の良さを保持して居る事も
年配には快適~☆彡★ 昔:イタリアン・ファッションが華やかな時代は
特別ガラの日以外でも、ヴァレンティノ:アルマニ:ヴェルサーチェ~と
一目で解るデザインに身を包んだ、お洒落な気品あるマダムが多くモード
業界人としていつも [ 目が点 ] 状態だった・・・〓〓〓

ハードスケジュールの出張も気分は爽快~ 愉しく仕事が出来る趣味は、
幸せだった~[黒ハート] 接待夕食パス、出張中の食事コントロールで体調も
万全~ 美麗な曲:豪華な雰囲気に陶酔した翌日は身も心も冴え渡り~
取引先との交渉も進むと云う [ 一石二鳥 ] [ひよこ][ひよこ]

人生~ 気楽に愉しく活きたい~ 仕事を義務と思うと厳しいかも~??
好きな仕事を向上させようと挑戦的に取組み、愉しむ性格が幸運かも◎★●

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出張中に観た ≪ドン・カルロ≫ 資料発見:
1992年12月7日 指揮:リカルド・ムティ / 演出:フランコ・ゼフィレリ
ドン・カルロ:ルチアノ・パバロッティ :スカラ座 @ 開幕公演
この晩は、ラジオ・フランス・ミュージックの中継 @ 自宅で拝聴~[耳]
パバロッティに、ものすごいブーイングが浴びせられたカセットテープを
つい最近処分したが~?

年明けて1月は毎年、展示会 @ フィレンツェ [ ピッティ・ウオーモ ] &
ミラノと出張のチャンスに恵まれ~ 夕刻アポイントが終わるとスカラ座へ
古い手帳を紐解くと想い出が刻まれていた~ [本]

1993年1月12日 ミラノ*スカラ座 ≪ドン・カルロ≫
★指揮:Maurizio Benini / 振付:Anna Maria Prina
演出 & 舞台装置:Franco Zeffirelli / 衣装:Anna Anni
コーラスマスター:Roberto Gabbiani
Elisabetta di Valois : Nina Rautio /
La principessa di Eboli : Dolora Zajick
Don Carlo:Sergej Larin / Rodrigo:Alexandru Agache
Filippo II:Samuel Ramey / Thibault:Marilena Laurenzaa
IlGrande Inquisitore:Georg Emil Crasnaru

浪費舞台と云われる程に、いつも贅沢な:ゼフィレリの演出豪華だった。

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