ナブッコ*ドミンゴ★テアトロ・マッジョ~♪ [フィレンツェ]
Teatro Maggio Musicale Fiorentino (フィレンツェ五月音楽劇場と訳すのか?)
創造を絶する≪ナブッコ≫ その素晴らしさは[最高]を更新\(^o^)/
演奏:演出:歌手陣 総合芸術の輝かしい公演を愉しませて頂き感謝感動
厳かに幕を開けた ≪ ナブッコ ≫ 流石イタリア クラシックモダン駆使した
構成は装置:色彩:衣装:振付:全てに完璧 圧巻の聴かせ処満載アリア
各自 歌唱力抜群の歌手陣が表現力豊かな音質を奏で荘厳のドラマを全員で
紡いだ
≪シモン・ボッカネグラ≫@ウィーンから再開のプラシド・ドミンゴ氏 益々
ゆとりある美声を奏で タイトルロール[ナブッコ]を崇高に演じられた。
ドミンゴ氏の揺るぎない存在感だけに頼らず 続くアビガイル:Maria Jose Siri
マリア・ホセ・シリ 演技伴う歌唱は堂々迫真迫るアビガイルを熱演
2014年≪シモン・ボッカネグラ≫トリノデビュ以来:欧州各地で目覚ましい活躍
イタリア人好みの出世頭
※2014年4月 ウィーン[ アンドレア・シェニエ ] 観劇の帰路でドミンゴ氏と
すれ違った折 感想を求められた[マッダレーナ:ソプラノ』が彼女だった。
ザッカリア:Alexander Vinogradov アレクサンダー ヴィノグラドフの美声は
喉の奥にコオロギが潜んで居るかの様に美麗でエレガントな響きの若きバス。
ヴァレンシア≪ドン・カルロ≫ で聴いた一声がに残る。。。
※15年 ≪ マクベス ≫ でバンコォを聴いた時に 『エッ?』と驚く美声
その後 17年≪ ドン・カルロ ≫ でフィリッポ 二世 双方共ヴァレンシア
でドミンゴ氏との共演だった。 序とは失礼であるが素晴らしい声質。
追記:10日 も朗々と奏でる美声についうっとり 音域広く情緒豊かな歌唱は
バスとして初めて 潤いのある好みの滑らかな声質 もう追っかけは引退である
が機会が有れば是非又聴きたい 非常に美麗な響きのバス。
イズマエレ:Fabio Sartori ファビオ・サルトリ パヴァロッティ並み体形に
迫る勢い 益々安定感のある優雅な美声はパヴァロッティを凌ぐ存在に。。
≪シモン・B≫@ベルリンで初めて拝聴した頃 友人と[ちび狸]と愛称で
呼んで居たが今は既に[親狸](笑)演技も目覚ましい上達にブラボー
フェネナ:Caterina Pivaカテリナ ピヴァ 何時も存在感薄いフェネナで
余り印象に残る事は無かったが 今公演では ヘブライに改宗の場面を壁の
一部を切取り紹介。 陰で見守るイズマエレ:改宗前と改宗後の違いを
凛とした姿で表現したフェネナ。
ザッカリアの姉アンナ:Carmen Buendia カルメン・ブエノディア
姉らしい貫禄のある素晴らしい歌唱をご披露頂いた。
【 想いよ金の翼に乗って行け 】煙の立上る地下から這い出す様に現れ
繊細に伸びる響きが哀愁帯び感動的な歌唱に心打たれた 上階からは
盛大な拍手&ビスの嵐止まず 察した指揮者ビスを奏でた
偉大な芸術家:作曲家を尊重したキャストによる華麗な舞台は無類の大成功を
収めた 現役で輝き続ける ドミンゴ氏の舞台貢献は計り知れない
https://paridayori.exblog.jp/30255697/
~~~~~NUBUCCO~~~~~
2020年10月7 & 10日 フィレンツェ ≪ ナブッコ ≫
指揮:Paolo Carignani / 舞台装置:Tiziano Santi
演出:Leo Muscato /衣装:Silvia Aymonino
照明:Alessandro Verazzi /コーラスマスター:Lorenzo Fratini
Coro e Orchestra del Maggio Musicale Fiorentino
コーラス&オーケストラ:マッジォ ムジカル フィオレンティノ
Nabucco:Placido Domingo
Ismaele:Fabio Sartori / Zaccaria:Alexander Vinogradov
Abigaille:Maria Jose Siri / Fenena:Caterina Piva
Il Gran Sacerdote:Alessio Cacciamani
Anna:Carmen Buendia
指揮者:Paolo Carignani パオロ・カリニャニ はくねくね:ノリノリで
略興奮状態と想える程に陶酔:体全体から発するエネルギーが感じられた。
職人の街[フィレンツェ]ならではの演出:伊オペラの神髄を理解した
繊細で巧妙なイタリアン演出家群団 フランコ・ゼフィレリ巨匠の生誕地
ゼフィレリ氏の好んだ最大のオペラ歌手:ドミンゴ氏 主役となれば演出家
諸氏も熱の入った事だろう。
10日追記:シンプルを極める舞台装置 茶系にアンティックゴールドの刷毛塗
の様な渋い色使いの壁が3枚 真中を繰り抜いたり 全面的に閉めたり 部分的に
多種の工夫を凝らし 随所に的確な照明でニュアンスを醸す 美しい彩の衣装
が映えた。
コロナ禍の折 細心の注意を払う出演者:特にコーラス団は多勢で奏でる
コンチェルタート リスクを負っての出演?? この点を配慮してマス着用も
違和感ない衣装:逆にミステリヤスなコーディネイトに魅了された。
フランコ・ゼフィレリ氏の美術館を訪れ 演出家の構想が如何に繊細さを
極める崇高緻密な作業に取組まれて居るかの素晴らしさ 創造を具現化する
偉大な芸術家を尊重し多大な経験と知識に敬意を表する街 フィレンツェ
輝かしい大成功を収められたドミンゴ氏に 天上のフランコ氏も大満足の事
だろう 『 Bravissimo Placido 』と祝福している筈
※二人の関係が如何に芸術的観点から 結ばれて居たかが一目瞭然。二時間近く
展示会場から去る気になれなかった。 ゼッフェレリ氏の構想を具現化する為の
構図:舞台装置:衣装:人員配置:色彩等を詳細に描いた気絶しそうなデッサン
監督であり画家である偉大なクリエターに驚嘆
コロナ禍期 危険を冒して(笑) オペラ座へ足を運ぶ熱狂ファンの集結??
今回はイタリア独特の鼻歌やお喋りも無く オペラ愛好家のみと思える程に
会場は静寂に包まれ マスクのせいか咳払いさえ聞こえなかった(笑)
上演時間+休憩時間 劇場内の2時間50分はマスク着用厳守で 座席も
ソシアルディスタンス:間隔とって着席。
※ウィーンと違いこの辺りがフィレンツェ らしいと云うか 準備不足で??
当初間隔開けずにチケット販売。 途中から販売ストップで完売に。
空席はランダムの為 場内で案内嬢が一々離れて下さい:距離を置いて
空いて居る席に移って下さいと説明して歩く始末。 絶対譲れないと選んだ
席から離れず 係員もお手上げ状態のドミンゴ・ファンも(苦笑)
君子危うきに近寄らずの[顔見知り]
追記:10日の公演日 休憩時間終了 後半開幕前 マイクを持った支配人ご登場
『ご心配なく キャストに関してでは有りません』と通常この状態に於いては
『●◎歌手の調子が悪いですが歌います』とか『調子が悪い為 代役で~』風な
サプライズが多い 。。。
『この度の COVID-19 の状況での上演に際し細心の注意を払って居ります
皆様には大変ご迷惑おかけして居りますが 間隔を置くべき状況でと違う席
に誘導せざるを得ない事をご了承賜り度く ご協力に感謝致します』
の様なイタリア語のお断りで 丁寧なご挨拶を頂いた。
※≪ナブッコ≫を売出した頃はまさかこれ程の観客が戻るとは想定外だった?
其の為 普通にネット販売してしまった??? と云うのが本音か ??勝手な想像
8日のチェチリア・バルトリ のコンサートは既に市松模様の席配置で販売
其の為 会場ではご夫婦:友人でも一席ずつ離れて着席(笑)
こんなのんびりした所が フィレンツェの良さなのだろう
【 マスクして ひとにうつさず うつされず 】を心して再訪したい
追記:10月12日
10月11日にドミンゴ氏ご夫妻 ゼフィレリ財団ミューゼアム訪問のニュース
インタビューと同時に非常に興味深い内部:展示物も紹介されています[↓]
https://www.lanazione.it/firenze/cronaca/placido-domingo-1.5600086
https://www.3sat.de/kultur/kulturzeit/placido-domingo-im-interview-100.html
インタヴュ と舞台の抜粋
創造を絶する≪ナブッコ≫ その素晴らしさは[最高]を更新\(^o^)/
演奏:演出:歌手陣 総合芸術の輝かしい公演を愉しませて頂き感謝感動
厳かに幕を開けた ≪ ナブッコ ≫ 流石イタリア クラシックモダン駆使した
構成は装置:色彩:衣装:振付:全てに完璧 圧巻の聴かせ処満載アリア
各自 歌唱力抜群の歌手陣が表現力豊かな音質を奏で荘厳のドラマを全員で
紡いだ
≪シモン・ボッカネグラ≫@ウィーンから再開のプラシド・ドミンゴ氏 益々
ゆとりある美声を奏で タイトルロール[ナブッコ]を崇高に演じられた。
ドミンゴ氏の揺るぎない存在感だけに頼らず 続くアビガイル:Maria Jose Siri
マリア・ホセ・シリ 演技伴う歌唱は堂々迫真迫るアビガイルを熱演
2014年≪シモン・ボッカネグラ≫トリノデビュ以来:欧州各地で目覚ましい活躍
イタリア人好みの出世頭
※2014年4月 ウィーン[ アンドレア・シェニエ ] 観劇の帰路でドミンゴ氏と
すれ違った折 感想を求められた[マッダレーナ:ソプラノ』が彼女だった。
ザッカリア:Alexander Vinogradov アレクサンダー ヴィノグラドフの美声は
喉の奥にコオロギが潜んで居るかの様に美麗でエレガントな響きの若きバス。
ヴァレンシア≪ドン・カルロ≫ で聴いた一声がに残る。。。
※15年 ≪ マクベス ≫ でバンコォを聴いた時に 『エッ?』と驚く美声
その後 17年≪ ドン・カルロ ≫ でフィリッポ 二世 双方共ヴァレンシア
でドミンゴ氏との共演だった。 序とは失礼であるが素晴らしい声質。
追記:10日 も朗々と奏でる美声についうっとり 音域広く情緒豊かな歌唱は
バスとして初めて 潤いのある好みの滑らかな声質 もう追っかけは引退である
が機会が有れば是非又聴きたい 非常に美麗な響きのバス。
イズマエレ:Fabio Sartori ファビオ・サルトリ パヴァロッティ並み体形に
迫る勢い 益々安定感のある優雅な美声はパヴァロッティを凌ぐ存在に。。
≪シモン・B≫@ベルリンで初めて拝聴した頃 友人と[ちび狸]と愛称で
呼んで居たが今は既に[親狸](笑)演技も目覚ましい上達にブラボー
フェネナ:Caterina Pivaカテリナ ピヴァ 何時も存在感薄いフェネナで
余り印象に残る事は無かったが 今公演では ヘブライに改宗の場面を壁の
一部を切取り紹介。 陰で見守るイズマエレ:改宗前と改宗後の違いを
凛とした姿で表現したフェネナ。
ザッカリアの姉アンナ:Carmen Buendia カルメン・ブエノディア
姉らしい貫禄のある素晴らしい歌唱をご披露頂いた。
【 想いよ金の翼に乗って行け 】煙の立上る地下から這い出す様に現れ
繊細に伸びる響きが哀愁帯び感動的な歌唱に心打たれた 上階からは
盛大な拍手&ビスの嵐止まず 察した指揮者ビスを奏でた
偉大な芸術家:作曲家を尊重したキャストによる華麗な舞台は無類の大成功を
収めた 現役で輝き続ける ドミンゴ氏の舞台貢献は計り知れない
https://paridayori.exblog.jp/30255697/
~~~~~NUBUCCO~~~~~
2020年10月7 & 10日 フィレンツェ ≪ ナブッコ ≫
指揮:Paolo Carignani / 舞台装置:Tiziano Santi
演出:Leo Muscato /衣装:Silvia Aymonino
照明:Alessandro Verazzi /コーラスマスター:Lorenzo Fratini
Coro e Orchestra del Maggio Musicale Fiorentino
コーラス&オーケストラ:マッジォ ムジカル フィオレンティノ
Nabucco:Placido Domingo
Ismaele:Fabio Sartori / Zaccaria:Alexander Vinogradov
Abigaille:Maria Jose Siri / Fenena:Caterina Piva
Il Gran Sacerdote:Alessio Cacciamani
Anna:Carmen Buendia
指揮者:Paolo Carignani パオロ・カリニャニ はくねくね:ノリノリで
略興奮状態と想える程に陶酔:体全体から発するエネルギーが感じられた。
職人の街[フィレンツェ]ならではの演出:伊オペラの神髄を理解した
繊細で巧妙なイタリアン演出家群団 フランコ・ゼフィレリ巨匠の生誕地
ゼフィレリ氏の好んだ最大のオペラ歌手:ドミンゴ氏 主役となれば演出家
諸氏も熱の入った事だろう。
10日追記:シンプルを極める舞台装置 茶系にアンティックゴールドの刷毛塗
の様な渋い色使いの壁が3枚 真中を繰り抜いたり 全面的に閉めたり 部分的に
多種の工夫を凝らし 随所に的確な照明でニュアンスを醸す 美しい彩の衣装
が映えた。
コロナ禍の折 細心の注意を払う出演者:特にコーラス団は多勢で奏でる
コンチェルタート リスクを負っての出演?? この点を配慮してマス着用も
違和感ない衣装:逆にミステリヤスなコーディネイトに魅了された。
フランコ・ゼフィレリ氏の美術館を訪れ 演出家の構想が如何に繊細さを
極める崇高緻密な作業に取組まれて居るかの素晴らしさ 創造を具現化する
偉大な芸術家を尊重し多大な経験と知識に敬意を表する街 フィレンツェ
輝かしい大成功を収められたドミンゴ氏に 天上のフランコ氏も大満足の事
だろう 『 Bravissimo Placido 』と祝福している筈
※二人の関係が如何に芸術的観点から 結ばれて居たかが一目瞭然。二時間近く
展示会場から去る気になれなかった。 ゼッフェレリ氏の構想を具現化する為の
構図:舞台装置:衣装:人員配置:色彩等を詳細に描いた気絶しそうなデッサン
監督であり画家である偉大なクリエターに驚嘆
コロナ禍期 危険を冒して(笑) オペラ座へ足を運ぶ熱狂ファンの集結??
今回はイタリア独特の鼻歌やお喋りも無く オペラ愛好家のみと思える程に
会場は静寂に包まれ マスクのせいか咳払いさえ聞こえなかった(笑)
上演時間+休憩時間 劇場内の2時間50分はマスク着用厳守で 座席も
ソシアルディスタンス:間隔とって着席。
※ウィーンと違いこの辺りがフィレンツェ らしいと云うか 準備不足で??
当初間隔開けずにチケット販売。 途中から販売ストップで完売に。
空席はランダムの為 場内で案内嬢が一々離れて下さい:距離を置いて
空いて居る席に移って下さいと説明して歩く始末。 絶対譲れないと選んだ
席から離れず 係員もお手上げ状態のドミンゴ・ファンも(苦笑)
君子危うきに近寄らずの[顔見知り]
追記:10日の公演日 休憩時間終了 後半開幕前 マイクを持った支配人ご登場
『ご心配なく キャストに関してでは有りません』と通常この状態に於いては
『●◎歌手の調子が悪いですが歌います』とか『調子が悪い為 代役で~』風な
サプライズが多い 。。。
『この度の COVID-19 の状況での上演に際し細心の注意を払って居ります
皆様には大変ご迷惑おかけして居りますが 間隔を置くべき状況でと違う席
に誘導せざるを得ない事をご了承賜り度く ご協力に感謝致します』
の様なイタリア語のお断りで 丁寧なご挨拶を頂いた。
※≪ナブッコ≫を売出した頃はまさかこれ程の観客が戻るとは想定外だった?
其の為 普通にネット販売してしまった??? と云うのが本音か ??勝手な想像
8日のチェチリア・バルトリ のコンサートは既に市松模様の席配置で販売
其の為 会場ではご夫婦:友人でも一席ずつ離れて着席(笑)
こんなのんびりした所が フィレンツェの良さなのだろう
【 マスクして ひとにうつさず うつされず 】を心して再訪したい
追記:10月12日
10月11日にドミンゴ氏ご夫妻 ゼフィレリ財団ミューゼアム訪問のニュース
インタビューと同時に非常に興味深い内部:展示物も紹介されています[↓]
https://www.lanazione.it/firenze/cronaca/placido-domingo-1.5600086
https://www.3sat.de/kultur/kulturzeit/placido-domingo-im-interview-100.html
インタヴュ と舞台の抜粋
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