再トスカ@Wキャンセル★バスティユ~♪ [パリ.fr]
キャンセルオンパレード ≪ トスカ ≫ 別に執着あるわけでは無いが出張費
掛らず地元で聴ければ~風な野次馬根性でサイトチェック:買う不満不在で
チケット再販が出ると詠み、ソニア・ヨンチェヴァを聴こうと企んだ~
公演初日キャンセルで今回の≪トスカ≫ 買う不満オールキャンセルだろう
との予想は見事的中〓 代役:グリゴロ1日 & プエンテ5日と云う表示に
勿論:ヴィットリオ:スルー出来ず、お待ちしてましたとばかり願っても
無い好きな席を発見:即購入
そんな訳で『棚ぼた』ヴィットリオ・グリゴロの初耳:マリオ拝聴~
メトで好評だったと言う:ソニアと共演で幸運に巡り合える~\(^o^)/
とまぁ個人的にそれ程執心の無い:ヨンチェヴァでは有ったが好機逃さず?
買う不満:キャンセルにも拘らず思いの外、再販は極小&完売だった。
当日の場内も『又だよ~』風に誰も想定内~◎ 話題にも上らなかった!!
と此処までは順調な雰囲気が漂い開幕を待った~ 直前~~??
マイク片手にご登場の広報担当者:手短に早口で『ソニア・ヨンチェヴァ
体調不良の為、エレナ スティキナが、フロリア・トスカを歌います』即ブー
『えぇ~また~』風に一部に沸起ったブーイングを尻目に足早に退場~
然しながら代役 [トスカ] エレナ スティキナの一声に嘆息が漏れ歌い終わると
万雷の拍手 一瞬で誰もが驚嘆の美声に我を忘れ緊張の面持ちで耳を
傾け最後まで優雅な響きの音質に吸込まれた
小柄できりっとした美女:圧巻の歌唱力:テンポ良い抜群の演技力~ 同じ
波長のグリゴロと半端ないカップル~ メリハリ効かせた凄みを放つ役者:
ルカ・サルジィのスカルピア を交え最高の公演をご披露頂いた~
エレナ スティキナ の美麗な初耳 [トスカ]に遭遇の宵に陶酔した観客
惜しみない拍手とブラボーの嵐~ 総立の歓声に包まれた週末:帰宅を
急ぐ客も無く~ グリゴロの得意ポーズで盛上り想定外のハプニング
キャストに場内は歓喜の笑顔が飛交った~\(^o^)/
※流石のオペラリアコンクール受賞者〓 エレナ スティキナ 若い女性歌手
声量だけでなくドラマティックな演技力を身に着けた逸材が多い★★★
2019年6月1日 バスティユ ≪ トスカ ≫
指揮:Dan Ettinger / 舞台装置:Christof Hetzer
演出:Pierre Audi / 台本:Klaus Bertisch
衣装:Robby Duiveman / 照明:Jean Kalman
コーラスマスター:Jose Luis Basso
Floria Tosca: Elena Stikhina
Mario Cavaradossi:Vittorio Grigolo
Il Barone Scarpia:Luca Salsi / Spoletta:Rodolphe Briand
Il Sagrestano:Nicolas Cavallier
掛らず地元で聴ければ~風な野次馬根性でサイトチェック:買う不満不在で
チケット再販が出ると詠み、ソニア・ヨンチェヴァを聴こうと企んだ~
公演初日キャンセルで今回の≪トスカ≫ 買う不満オールキャンセルだろう
との予想は見事的中〓 代役:グリゴロ1日 & プエンテ5日と云う表示に
勿論:ヴィットリオ:スルー出来ず、お待ちしてましたとばかり願っても
無い好きな席を発見:即購入
そんな訳で『棚ぼた』ヴィットリオ・グリゴロの初耳:マリオ拝聴~
メトで好評だったと言う:ソニアと共演で幸運に巡り合える~\(^o^)/
とまぁ個人的にそれ程執心の無い:ヨンチェヴァでは有ったが好機逃さず?
買う不満:キャンセルにも拘らず思いの外、再販は極小&完売だった。
当日の場内も『又だよ~』風に誰も想定内~◎ 話題にも上らなかった!!
と此処までは順調な雰囲気が漂い開幕を待った~ 直前~~??
マイク片手にご登場の広報担当者:手短に早口で『ソニア・ヨンチェヴァ
体調不良の為、エレナ スティキナが、フロリア・トスカを歌います』即ブー
『えぇ~また~』風に一部に沸起ったブーイングを尻目に足早に退場~
然しながら代役 [トスカ] エレナ スティキナの一声に嘆息が漏れ歌い終わると
万雷の拍手 一瞬で誰もが驚嘆の美声に我を忘れ緊張の面持ちで耳を
傾け最後まで優雅な響きの音質に吸込まれた
小柄できりっとした美女:圧巻の歌唱力:テンポ良い抜群の演技力~ 同じ
波長のグリゴロと半端ないカップル~ メリハリ効かせた凄みを放つ役者:
ルカ・サルジィのスカルピア を交え最高の公演をご披露頂いた~
エレナ スティキナ の美麗な初耳 [トスカ]に遭遇の宵に陶酔した観客
惜しみない拍手とブラボーの嵐~ 総立の歓声に包まれた週末:帰宅を
急ぐ客も無く~ グリゴロの得意ポーズで盛上り想定外のハプニング
キャストに場内は歓喜の笑顔が飛交った~\(^o^)/
※流石のオペラリアコンクール受賞者〓 エレナ スティキナ 若い女性歌手
声量だけでなくドラマティックな演技力を身に着けた逸材が多い★★★
2019年6月1日 バスティユ ≪ トスカ ≫
指揮:Dan Ettinger / 舞台装置:Christof Hetzer
演出:Pierre Audi / 台本:Klaus Bertisch
衣装:Robby Duiveman / 照明:Jean Kalman
コーラスマスター:Jose Luis Basso
Floria Tosca: Elena Stikhina
Mario Cavaradossi:Vittorio Grigolo
Il Barone Scarpia:Luca Salsi / Spoletta:Rodolphe Briand
Il Sagrestano:Nicolas Cavallier
ナブッコ*ドミンゴ ★ ゼンパーオパー~♪ [ドレスデン.de]
平土間一列目は足元が広めで通路としても十分行き来可能 其処へお邪魔様
とばかり静かな佇まい マイク片手でご登場の関係者 『 エッ また~? 』
場内は一瞬固唾をのんだ~
『プラシド・ドミンゴ氏 新演出のリハーサル時間が十分取れず:多少演技に支障を
来すかも知れませんが、ご了承賜り度く~?』風な(独逸語不明で勝手な解釈)~
広報関係者の通達に取敢えず安堵~ホッ!!
然しジープに乗ってご登場 ≪ ナブッコ ≫ マフィアの親分? 将又:戦地の大将の
貫録でベージュのシャツスタイル:サファリールック 姿は堂に入り~流石舞台に
華を咲かせる存在感~ 『何故? 予防線張ったのだろう?』と疑問抱かせる程に
好調 若い歌手陣の中に輝くカリスマ
化粧して最後に紅を入れると引締まるメイク~ 味を10倍も惹き立てる経験豊富な
シェフの特別なスパイス~ 一点豪華主義とは違う見事に変身する神々しい巨匠の
威力 リハなど不要と思える~? 一歩舞台に出れば自然体で立ち位置を
把握:演目:物語:曲を知り尽した巨匠だけが為せる業~¶ΨΦΞ\(^o^)/
ドレスデン:ゼンパーオパーの観客を唸らせる @ 78歳の衝撃的パワー & 衰えぬ
美麗な音質 & 歌唱力~ 超人:プラシド・ドミンゴ巨匠のゼンパーオパー@
初舞台は大成功を収めた~
※キャリア未完成?? 78歳:プラシド・ドミンゴは30歳の時の様に歌い演ずる
彼はキャリアを永遠に続ける~ それはお金や栄光の為では無い~
[ザクセン誌:報道より抜粋]
※開幕前のお断りは初回:6日の後半で舞台を途中降板するという
ハプニングが在ったそうな。。。
・・・ ・NABUCCO・・・・
2019年6月9日 ゼンパーオーパー≪ナブッコ≫
指揮:Jordi Bernacer / 衣装:Meentje Nielsen
演出:David Bosch / 舞台装置:Patrick Bannwart
照明:Fabio Antoci / 脚本 : Kai Wesler
コーラスマスター:Jorn Hinnerk Andresen
Nabuccoナブッコ:Placido Domingo
Ismaeleイズマエル:Massimo Giordano
Zaccariaザッカリア:Vitalij Kowaljow
Abigailleアビガイル:Saioa Hernandez
Fenenaフェネナ : Christina Bock
Annaアンナ:Iulia Maria Dan
スターティング:メンバーに名を連ねたOmer Meir Wellberから指揮者交代?
プログラム印刷の指揮者と名前が違って居たが体調不良だったのか理由は不明
代役:Jordi Bernacer=ジョルディ ベルナセル指揮は、リズミカルな構成で
ヴェルディ:ナブッコを力強く導いた~
活気に満ちたコンチェルタートの多い ≪ ナブッコ ≫ コーラス団の迫力は
ひと際:感動的な存在感を発揮~(^^♪(^^♪
※只、大好きな[ 想いよ金の翼に乗って行け ]希望を込め力強く且つ哀愁
帯びた情緒ある響きを想い浮かべたが~ 聴けなかった
バルセロナで聴いたこの曲は、ビスが出る程に素晴らしかった
通常ビスは無いがバルセロナでは毎回:聴かせて頂いた。。。
アビガィレ:Saioa Hernandez=サイオア ヘルナデツ 初耳だったが美麗な
音質の豊かな歌唱力:演技力抜群で貫録のアビガィルを演じた~
※昨暮 スカラ座開幕 ≪アッティラ≫ @ オダベラを演じ好評だったそうな
来シーズンのスカラ座 @ 出ずっぱりの様に多演目に名を連ねている~
ザッカリア:Vitalij Kowaljow=ヴィタリ コワリォゥ?と発音か? 常に
安定したザッカリアを演じ近年各地で聴いた ≪ ナブッコ ≫ はほゞ氏だった
イズマエレ:Massimo Giordano=マッシモ ジョルダノ 舞台で聴くのは
久々~ 近年はTCE @ コンサート形式で聴かせて頂く事が多く好きな
音質のイタリアンテナー
フェネナ : Christina Bock=クリスティナ ボック 繊細な容姿 & 美声で
イズマエレ:マッシモと情感籠る美しいハーモニーを聴かせて頂いた
※この日のみ Christa Mayer のWキャストでご登場:名前を観た時は
初耳のボックよりCマイヤーを聴きたいと思ったがこの役は個人的には
ボックで正解だった
アンナ:Iulia Maria Dan 非常に美人で美声の若手歌手:前日≪カルメン≫
ミカエラをご披露頂き:二夜連続の登板に驚きだったが~ 双方共に可憐な
役を自然体で熟し素晴らしい音質を奏でた。
※本来、ザッカリアの姉であるが、妹の様な雰囲気で清楚な落着いた演技に
好感~ ルーマニア出身の様で隣席のオペファンは同郷とかで自慢顔:
前日の[ミカエラ]の話題から会話が弾み情報入手
知名度に拘らない豪華キャストに恵まれ~遠路遥々の旅に大満足
只、巴里からは乗継となる為、前回の経験からアムス経由を回避して
ミュンヘン経由を選択~ 巴里~ミュンヘン~ドレスデンの順路は
パーフェクト『こんなに便利なら腰も軽くなる~』と安堵~ホッ
問題は帰路:同じルートを折返しただけであるが道のりは厳しかった
着陸後:シャトルバスで移動~ 大型ミュンヘン空港:復路の搭乗口迄は
往路の三倍だった~ふぅぅ その上、乗継の待ち時間の短い便を選択
した為、着地点から搭乗口までの所要時間は健足でもギリギリだった
猪も歩けば:色々な状況に突き当たる~? でもまた行きたい劇場
長閑な中世の街並み~〓 エルベ川畔の散策~ 再訪も遠からず
とばかり静かな佇まい マイク片手でご登場の関係者 『 エッ また~? 』
場内は一瞬固唾をのんだ~
『プラシド・ドミンゴ氏 新演出のリハーサル時間が十分取れず:多少演技に支障を
来すかも知れませんが、ご了承賜り度く~?』風な(独逸語不明で勝手な解釈)~
広報関係者の通達に取敢えず安堵~ホッ!!
然しジープに乗ってご登場 ≪ ナブッコ ≫ マフィアの親分? 将又:戦地の大将の
貫録でベージュのシャツスタイル:サファリールック 姿は堂に入り~流石舞台に
華を咲かせる存在感~ 『何故? 予防線張ったのだろう?』と疑問抱かせる程に
好調 若い歌手陣の中に輝くカリスマ
化粧して最後に紅を入れると引締まるメイク~ 味を10倍も惹き立てる経験豊富な
シェフの特別なスパイス~ 一点豪華主義とは違う見事に変身する神々しい巨匠の
威力 リハなど不要と思える~? 一歩舞台に出れば自然体で立ち位置を
把握:演目:物語:曲を知り尽した巨匠だけが為せる業~¶ΨΦΞ\(^o^)/
ドレスデン:ゼンパーオパーの観客を唸らせる @ 78歳の衝撃的パワー & 衰えぬ
美麗な音質 & 歌唱力~ 超人:プラシド・ドミンゴ巨匠のゼンパーオパー@
初舞台は大成功を収めた~
※キャリア未完成?? 78歳:プラシド・ドミンゴは30歳の時の様に歌い演ずる
彼はキャリアを永遠に続ける~ それはお金や栄光の為では無い~
[ザクセン誌:報道より抜粋]
※開幕前のお断りは初回:6日の後半で舞台を途中降板するという
ハプニングが在ったそうな。。。
・・・ ・NABUCCO・・・・
2019年6月9日 ゼンパーオーパー≪ナブッコ≫
指揮:Jordi Bernacer / 衣装:Meentje Nielsen
演出:David Bosch / 舞台装置:Patrick Bannwart
照明:Fabio Antoci / 脚本 : Kai Wesler
コーラスマスター:Jorn Hinnerk Andresen
Nabuccoナブッコ:Placido Domingo
Ismaeleイズマエル:Massimo Giordano
Zaccariaザッカリア:Vitalij Kowaljow
Abigailleアビガイル:Saioa Hernandez
Fenenaフェネナ : Christina Bock
Annaアンナ:Iulia Maria Dan
スターティング:メンバーに名を連ねたOmer Meir Wellberから指揮者交代?
プログラム印刷の指揮者と名前が違って居たが体調不良だったのか理由は不明
代役:Jordi Bernacer=ジョルディ ベルナセル指揮は、リズミカルな構成で
ヴェルディ:ナブッコを力強く導いた~
活気に満ちたコンチェルタートの多い ≪ ナブッコ ≫ コーラス団の迫力は
ひと際:感動的な存在感を発揮~(^^♪(^^♪
※只、大好きな[ 想いよ金の翼に乗って行け ]希望を込め力強く且つ哀愁
帯びた情緒ある響きを想い浮かべたが~ 聴けなかった
バルセロナで聴いたこの曲は、ビスが出る程に素晴らしかった
通常ビスは無いがバルセロナでは毎回:聴かせて頂いた。。。
アビガィレ:Saioa Hernandez=サイオア ヘルナデツ 初耳だったが美麗な
音質の豊かな歌唱力:演技力抜群で貫録のアビガィルを演じた~
※昨暮 スカラ座開幕 ≪アッティラ≫ @ オダベラを演じ好評だったそうな
来シーズンのスカラ座 @ 出ずっぱりの様に多演目に名を連ねている~
ザッカリア:Vitalij Kowaljow=ヴィタリ コワリォゥ?と発音か? 常に
安定したザッカリアを演じ近年各地で聴いた ≪ ナブッコ ≫ はほゞ氏だった
イズマエレ:Massimo Giordano=マッシモ ジョルダノ 舞台で聴くのは
久々~ 近年はTCE @ コンサート形式で聴かせて頂く事が多く好きな
音質のイタリアンテナー
フェネナ : Christina Bock=クリスティナ ボック 繊細な容姿 & 美声で
イズマエレ:マッシモと情感籠る美しいハーモニーを聴かせて頂いた
※この日のみ Christa Mayer のWキャストでご登場:名前を観た時は
初耳のボックよりCマイヤーを聴きたいと思ったがこの役は個人的には
ボックで正解だった
アンナ:Iulia Maria Dan 非常に美人で美声の若手歌手:前日≪カルメン≫
ミカエラをご披露頂き:二夜連続の登板に驚きだったが~ 双方共に可憐な
役を自然体で熟し素晴らしい音質を奏でた。
※本来、ザッカリアの姉であるが、妹の様な雰囲気で清楚な落着いた演技に
好感~ ルーマニア出身の様で隣席のオペファンは同郷とかで自慢顔:
前日の[ミカエラ]の話題から会話が弾み情報入手
知名度に拘らない豪華キャストに恵まれ~遠路遥々の旅に大満足
只、巴里からは乗継となる為、前回の経験からアムス経由を回避して
ミュンヘン経由を選択~ 巴里~ミュンヘン~ドレスデンの順路は
パーフェクト『こんなに便利なら腰も軽くなる~』と安堵~ホッ
問題は帰路:同じルートを折返しただけであるが道のりは厳しかった
着陸後:シャトルバスで移動~ 大型ミュンヘン空港:復路の搭乗口迄は
往路の三倍だった~ふぅぅ その上、乗継の待ち時間の短い便を選択
した為、着地点から搭乗口までの所要時間は健足でもギリギリだった
猪も歩けば:色々な状況に突き当たる~? でもまた行きたい劇場
長閑な中世の街並み~〓 エルベ川畔の散策~ 再訪も遠からず
カルメン★ゼンパーオパー&訃報 F.ゼフィレリ監督~●★ [ドレスデン.de]
今、先週8日に聴いたドレスデン≪カルメン≫を回想しつゝ演出の酷さを
嘆きながらキィーを叩いて居る所で飛び込んだ驚きと悲しみの報道~
【訃報】
世紀の巨匠:フランコ・ゼフィレリ監督の逝去
1923年2月12日フィレンツェで幕開け(産声を上げ)
2019年6月15日96歳 ローマで幕を下ろされた
心からご冥福をお祈りいたします
1983年12月 スカラ座 ≪トーランドット≫ で衝撃的な感動を受けて以来
NY メトロポリタン他:輝かしい豪華な演出:多くの魅惑の舞台が脳裏に
蘇る~ 素晴らしい作品を堪能させて頂き至福の時に浸った~
オペラ好きに拍車の掛かる存在だった。 プラシド・ドミンゴ氏公演の
多くの演出は ゼフィレリ監督に因る物で~ 繊細で美麗な色彩感覚
本物の贅沢を知り尽した巨匠の作品に陶酔の日々~メト通いを謳歌
した~ 感謝観劇 有難うございました。。。
【追憶】
★1983年12月 スカラ座:トーランドットは初演で、この後NY:
メトで豪華絢爛へ修正が施されたが個人的には初演一度だけ観劇した
スカラ座を好む~ この時は、ドミンゴ氏に振られ フランコ・
ボニゾリだった~ が、素晴らしい演出に感動で救われた
★1986年ガルニエ座で観たTraviata=椿姫:C.Gasdia & G.Aragall
P.Domingo & T.Stratas の映画を彷彿とさせる公演だった。。。
歌手陣も当時、デビュー早々期待されたガスディア & 巴里で
頻繁に歌っていたアラガル 素晴らしい夕べが脳裏を過る。
★1990年9月24日 メト・オープニングナイトの La Boheme
ミレッラ・フレニ & プラシド・ドミンゴ @ テナーの頃
容姿端麗:迫力の美声:その魅力は半端なかった~
今尚健在のスカラ座 & メトのゼフィレリ演出 この後、双方共
様々な歌手で聴かせて頂いた~
★1997年9月25日 NY:メト新演出 ≪ カルメン ≫ ドニス・グラヴス
ドミンゴ & ジノ・キリコ の エスカミヨは何しろ格好良く大好きだった
色褪せないクラシック:品の良さを持合せ夢現に惹き込まれる
★スカラ座絢爛豪華 @アイーダも同様。 他演目と日を併せ時々
聴く機会を得たが歌手が手抜きの様な(失礼)名前の知らないキャスト
配役名は忘却の彼方~と云うか最初から覚えて居なかった様な。。。
ゼフィレリ監督の演出:現代のモダンと云われる詐称演出に比べれば
超トラディッショナルであるが、歌舞伎を見る如く伝統重視の演出に
好感が持て感動を覚えた日々~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
時代は和洋折衷ならぬ今昔折衷の演出が増える昨今、物語詐称よりは多少
真面?(オリジナル尊重) であるが奇抜な創造:アイディアが多々出現:演出
無視で聴く内:思い寄らぬコミカルな発想に苦笑する場面で気分転換して
愉しめる事もある~\(^o^)/
ゼンパーオパーの ≪カルメン≫ 時折:声を殺して笑う程:面白かった。。
≪カルメン≫ の物語:背景は音楽もリズミカルで時代詐称しても深刻な
演出にならず構成出来る利点があるのかも知れない
早朝 @ 6時起床から遠路遥々到着迄の道程 & 観劇迄:余り休養取れず
少なからず疲労も感ずると想定:事前に予約組まず窓口で調達『 眠り薬に
なるかも知れませんが一番安い聴くだけ席有りますか~?』と伺いオケ被り
付きの大好きな脇席 22euro 天井桟敷だったが既にパレルモでも経験済の
この位置 どんな状況か想定内:周りに気兼ねなく聴ける事は最高~
幸い物好きは居ない様で左右がら空き~ 椅子をずらせて2席占領:隣席が
留守の為、ホテルの部屋で寛ぐリラックス気分で生演奏に聴き惚れた
何しろ此のオケは半端ない素晴らしさ~ 劇場の音響も格別 (^^♪
美声奏でる若手の歌唱力 & 体当たり演技も半端ない 極めつけは
最近省略されている闘牛士の行進場面 ラメに輝くカラフルな闘牛士衣装の
イケメン風 ??(遠目で確認不可) 軍団:容姿端麗の闘牛士がモダンな動きで
会場を賑わせつゝ行進:久々伝統の ≪ カルメン ≫ を味わった~〓
・・・・・・CARMEN・・・・・・
2019年6月8日 ゼンパーオパー≪カルメン≫
指揮:Antonino Fogliani/ 照明:Fabio Antoci
演出:Axel Kohler / 舞台装置:Arne Walther
衣装:Henrike Bromber / 振付:Katrin Wolfram
コーラス:Cornelius Volke / 脚本:Anne Gerber, Nora Schmid
Don Jose:Daniel Johansson / Zuniga:Martin-Jan Nijhof
Carmen:Maria Kataeva / Frasquita:Tania Lorenzo
Micaela:Iulia Maria Dan / Mercedes:Stepanka Pucalkova
Escamillo:Jochen Kupfer / Dancairo:Tom Martinsen
Morales:Bernhard Hansky / Remendado:Aaron Pegram
Lillas Pastia:Michael Auenmuller
時折オケを覗き込み指揮者 :Antonio Fogliani=アントニオ・フォリアニを
監視 ( 笑 ) 半端ない情熱的な指揮スタイル:奏者も掻き立てられる様に
活気を帯びる 圧巻の演奏を聴かせて頂いた \(^o^)/ 寝てる暇なく
が冴え渡った
艶のある若手歌手陣の美声は素晴らしかったが、何故か歌詞が聴き取り難く
クリアーに響かない? 通常 [ カルメン ] の歌詞は非常に聴き取り易くに
馴染んで居るが、今公演では、カルメン以外:何か籠った様な印象を受け
多少耳障りも有った(^ω^)
特に:ドン・ジョゼは繊細で情緒ある美声:デ・ビアジョの音質がから
離れず 頑張って歌っている歌手陣に因る威勢の良いエンタメ・カルメン
という感じで愉しませて頂いた☆彡 何となく味気無さも残った~
~~~~~~~~~~~~~~~~
https://paridayori.exblog.jp/27585488/
6月初旬:五月晴れの晴天~ 中世の街:煤けた歴史建造物が立ち並ぶ
見通しの利かない路地の細道~ ホテルを出ると観光客の溢れる街中を
スルーして エルベ川対岸の自然に囲まれた好みの定宿に落着く 〓
劇場から少し離れては居るが徒歩圏 @ リゾート感覚を併せ持つ広々した
庭園に囲まれる長閑なホテル 感動の余韻に浸りながら耳に残る
メロディーを口ずさみながら美しく水面に映る夜景に目を奪われつゝ
慌ただしくも無事に終えた一日の幸せに感謝
翌朝、エルベ川沿いの庭園を散策:小高い丘からの眺めは一味違う
川沿いは家族:恋人:親子:友人~其々列を為して通過する自転車隊
川ではボートレースの練習か??と勝手な憶測のボート族
延々歩き時折ベンチに腰を下ろし 心地よい爽やかなそよ風に吹かれ
ながら対岸の景色を眺め のんびり過ごす贅沢な街で最高級の音楽を
嗜む~
嘆きながらキィーを叩いて居る所で飛び込んだ驚きと悲しみの報道~
【訃報】
世紀の巨匠:フランコ・ゼフィレリ監督の逝去
1923年2月12日フィレンツェで幕開け(産声を上げ)
2019年6月15日96歳 ローマで幕を下ろされた
心からご冥福をお祈りいたします
1983年12月 スカラ座 ≪トーランドット≫ で衝撃的な感動を受けて以来
NY メトロポリタン他:輝かしい豪華な演出:多くの魅惑の舞台が脳裏に
蘇る~ 素晴らしい作品を堪能させて頂き至福の時に浸った~
オペラ好きに拍車の掛かる存在だった。 プラシド・ドミンゴ氏公演の
多くの演出は ゼフィレリ監督に因る物で~ 繊細で美麗な色彩感覚
本物の贅沢を知り尽した巨匠の作品に陶酔の日々~メト通いを謳歌
した~ 感謝観劇 有難うございました。。。
【追憶】
★1983年12月 スカラ座:トーランドットは初演で、この後NY:
メトで豪華絢爛へ修正が施されたが個人的には初演一度だけ観劇した
スカラ座を好む~ この時は、ドミンゴ氏に振られ フランコ・
ボニゾリだった~ が、素晴らしい演出に感動で救われた
★1986年ガルニエ座で観たTraviata=椿姫:C.Gasdia & G.Aragall
P.Domingo & T.Stratas の映画を彷彿とさせる公演だった。。。
歌手陣も当時、デビュー早々期待されたガスディア & 巴里で
頻繁に歌っていたアラガル 素晴らしい夕べが脳裏を過る。
★1990年9月24日 メト・オープニングナイトの La Boheme
ミレッラ・フレニ & プラシド・ドミンゴ @ テナーの頃
容姿端麗:迫力の美声:その魅力は半端なかった~
今尚健在のスカラ座 & メトのゼフィレリ演出 この後、双方共
様々な歌手で聴かせて頂いた~
★1997年9月25日 NY:メト新演出 ≪ カルメン ≫ ドニス・グラヴス
ドミンゴ & ジノ・キリコ の エスカミヨは何しろ格好良く大好きだった
色褪せないクラシック:品の良さを持合せ夢現に惹き込まれる
★スカラ座絢爛豪華 @アイーダも同様。 他演目と日を併せ時々
聴く機会を得たが歌手が手抜きの様な(失礼)名前の知らないキャスト
配役名は忘却の彼方~と云うか最初から覚えて居なかった様な。。。
ゼフィレリ監督の演出:現代のモダンと云われる詐称演出に比べれば
超トラディッショナルであるが、歌舞伎を見る如く伝統重視の演出に
好感が持て感動を覚えた日々~
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
時代は和洋折衷ならぬ今昔折衷の演出が増える昨今、物語詐称よりは多少
真面?(オリジナル尊重) であるが奇抜な創造:アイディアが多々出現:演出
無視で聴く内:思い寄らぬコミカルな発想に苦笑する場面で気分転換して
愉しめる事もある~\(^o^)/
ゼンパーオパーの ≪カルメン≫ 時折:声を殺して笑う程:面白かった。。
≪カルメン≫ の物語:背景は音楽もリズミカルで時代詐称しても深刻な
演出にならず構成出来る利点があるのかも知れない
早朝 @ 6時起床から遠路遥々到着迄の道程 & 観劇迄:余り休養取れず
少なからず疲労も感ずると想定:事前に予約組まず窓口で調達『 眠り薬に
なるかも知れませんが一番安い聴くだけ席有りますか~?』と伺いオケ被り
付きの大好きな脇席 22euro 天井桟敷だったが既にパレルモでも経験済の
この位置 どんな状況か想定内:周りに気兼ねなく聴ける事は最高~
幸い物好きは居ない様で左右がら空き~ 椅子をずらせて2席占領:隣席が
留守の為、ホテルの部屋で寛ぐリラックス気分で生演奏に聴き惚れた
何しろ此のオケは半端ない素晴らしさ~ 劇場の音響も格別 (^^♪
美声奏でる若手の歌唱力 & 体当たり演技も半端ない 極めつけは
最近省略されている闘牛士の行進場面 ラメに輝くカラフルな闘牛士衣装の
イケメン風 ??(遠目で確認不可) 軍団:容姿端麗の闘牛士がモダンな動きで
会場を賑わせつゝ行進:久々伝統の ≪ カルメン ≫ を味わった~〓
・・・・・・CARMEN・・・・・・
2019年6月8日 ゼンパーオパー≪カルメン≫
指揮:Antonino Fogliani/ 照明:Fabio Antoci
演出:Axel Kohler / 舞台装置:Arne Walther
衣装:Henrike Bromber / 振付:Katrin Wolfram
コーラス:Cornelius Volke / 脚本:Anne Gerber, Nora Schmid
Don Jose:Daniel Johansson / Zuniga:Martin-Jan Nijhof
Carmen:Maria Kataeva / Frasquita:Tania Lorenzo
Micaela:Iulia Maria Dan / Mercedes:Stepanka Pucalkova
Escamillo:Jochen Kupfer / Dancairo:Tom Martinsen
Morales:Bernhard Hansky / Remendado:Aaron Pegram
Lillas Pastia:Michael Auenmuller
時折オケを覗き込み指揮者 :Antonio Fogliani=アントニオ・フォリアニを
監視 ( 笑 ) 半端ない情熱的な指揮スタイル:奏者も掻き立てられる様に
活気を帯びる 圧巻の演奏を聴かせて頂いた \(^o^)/ 寝てる暇なく
が冴え渡った
艶のある若手歌手陣の美声は素晴らしかったが、何故か歌詞が聴き取り難く
クリアーに響かない? 通常 [ カルメン ] の歌詞は非常に聴き取り易くに
馴染んで居るが、今公演では、カルメン以外:何か籠った様な印象を受け
多少耳障りも有った(^ω^)
特に:ドン・ジョゼは繊細で情緒ある美声:デ・ビアジョの音質がから
離れず 頑張って歌っている歌手陣に因る威勢の良いエンタメ・カルメン
という感じで愉しませて頂いた☆彡 何となく味気無さも残った~
~~~~~~~~~~~~~~~~
https://paridayori.exblog.jp/27585488/
6月初旬:五月晴れの晴天~ 中世の街:煤けた歴史建造物が立ち並ぶ
見通しの利かない路地の細道~ ホテルを出ると観光客の溢れる街中を
スルーして エルベ川対岸の自然に囲まれた好みの定宿に落着く 〓
劇場から少し離れては居るが徒歩圏 @ リゾート感覚を併せ持つ広々した
庭園に囲まれる長閑なホテル 感動の余韻に浸りながら耳に残る
メロディーを口ずさみながら美しく水面に映る夜景に目を奪われつゝ
慌ただしくも無事に終えた一日の幸せに感謝
翌朝、エルベ川沿いの庭園を散策:小高い丘からの眺めは一味違う
川沿いは家族:恋人:親子:友人~其々列を為して通過する自転車隊
川ではボートレースの練習か??と勝手な憶測のボート族
延々歩き時折ベンチに腰を下ろし 心地よい爽やかなそよ風に吹かれ
ながら対岸の景色を眺め のんびり過ごす贅沢な街で最高級の音楽を
嗜む~
運命の力★オペラ・バスティユ~♪ [パリ.fr]
ブログ開始した2012年の初演から遥々~ 7年ぶりの再演≪運命の力≫ 勿論
お目当ては:レオノーラ @ Anja Harteros=アニャ・ハルテロス:まるで女神
降臨の様な神々しさを伴う清楚で壮麗な感動の歌唱をご披露頂いた~
兄ドン・カルロに刺され倒れ込む姿『エェェッ??』ドミンゴの[シモンB]
最期のシーンを彷彿させた あの光景が浮かぶ倒れ方は師匠譲りか?~V
益々磨きのかかる演技 & 歌唱力に深く惹き込まれうっとり聴き惚れる~
2009年 @ ベルリンSOB でバリトン・デビューした:ドミンゴ・シモンの娘
アメリアを演じて以来ほゞ10年:アニャ・ハルテロス~ のファンである
追っ掛けする声人も多く & 好みで無い共演者とのセットメニューと云う事情で
単独の追っ掛けは無かったが、旅先で公演日程を合わせ観劇:感激に及んだ
※W.マイヤー:K.F.フォクト三者揃い踏み公演 @ DOBドッチェオパーでの
≪ローエングリン≫ は素晴らしかった~☆彡 常に共演者が霞む輝きすぎの
W.マイヤー:オルトルトに対峙する音質:美貌:演技:存在感全てを備えた
[エルザ]を拝聴出来たのは、ハルテロスが初めてだった
巴里では≪薔薇の騎士≫等、意外とキャンセルも多く、今シーズンの様に2演目
連続での公演を果たして頂けたのは奇跡に近い~ 如才ない舞台挨拶
控えめで恥じらいのある 何時までも少女の様な雰囲気を醸す姿も愛おしい~
大好きな声人~アニャ ワルトラウト.Mの舞台が激減する中:貴重な声人
・・・〓・・・・ LA FORCE DU DESTIN・・・・〓・・・
2019年6月18日 オペラ・バスティユ ≪ 運命の力 ≫
指揮:Nicola Luisotti / 舞台装置:Alain Chambon
演出:Jean-Claude Auvray / 衣装:Maria Chiara Donato
振付:Terry John Bates / 振付協力者:Paolo Ferri
照明:Laurent Castaingt /コーラスマスター:Jose Luis Basso
Il Marchese di Calatrava:Carlo Cigni
Donna Leonora:Anja Harteros
Don Carlo di Vargas:Zeljko Lucic
Don Alvaro:Brian Jagde / Preziosilla:Varduhi Abrahamyan
Padre Guardiano:Rafal SiwekFra Melitone:Gabriele Viviani
Curra:Majdouline Zerari / Mastro Trabuco :Rodolphe Briand
Nicola Luisotti:二コラ・ルイゾッティ指揮:情緒豊かにメリハリ効かせ
ドラマを紡いだ~(^^♪ 近年:イタリアンオペラ業界のご健闘が顕著の
様で煌き放つ逸材が増えている 物語:言葉:イタリアン気質を
熟知して音質構成に取組んで居られるのだろう(^^♪
この演出は有名な前奏から始まらず:カラトラヴァ伯爵邸の晩餐で開幕
アルヴァロとの逢引きを待ち焦がれるレオノーラ:現れたアルヴァロに
深夜の駆落ちを持掛けられ躊躇しながらも従う決意~~現れた父伯爵
誤射で伯爵を殺害するアルヴァロと逃避の運命を背負うレオノーラ~
舞台変換の為、降幕:意表を突いてあの厳かな前奏をご披露頂く
粋な演出 @ 12年前には衝撃だったが今回は勿論 想定内~\(^o^)/
物語詐称ばかりがクリエーションでは無い、詐称せずに伝統を尊重して
斬新な演出をする創造性を好む~
※ファッション界も斬新さを追求する事を優先に取組んで着られない
デザイン:オンパレードのショーも多かった。 伝統を壊す事が創造
クリエーションと勘違いしている様にも思えたが伝統を壊さず新たな
息を吹き込む事も大切だろう。
ドン・アルヴァロ:Brian Jagde = ブライアン・ジャッド(ヤッド?)
若く迫力の美声:ではあるが時折力任せの爆音に閉口。。オペラリア
入賞者でコンクール仕立ての爆声の感は否めない。。オケ前方列では
音響装置もマイナーで叫ぶと声がメタリックに響く違和感が有り声質
にも因るがにキィーンと不快を感ずる~
※数年前≪リゴレット≫ のミカエル・ファビアノも同じ現象を受けた
レオノーラ兄 カルロ・ヴァルガス:Zeljiko Lucic= ゼリコ・ルチッチ?
≪トスカ≫スカルピアに続きアニャとの共演が続いたが、まぁどの役も
同じ[のんきな父さん]良い人風で貫録無い。歌唱力:声質は悪く無い
通常レベル『あれぇ~また出てる』風にご登場 何でも歌えるが残念
ながら個人的には存在感がやや希薄の感も否めない~●◎▼
お目当ては:レオノーラ @ Anja Harteros=アニャ・ハルテロス:まるで女神
降臨の様な神々しさを伴う清楚で壮麗な感動の歌唱をご披露頂いた~
兄ドン・カルロに刺され倒れ込む姿『エェェッ??』ドミンゴの[シモンB]
最期のシーンを彷彿させた あの光景が浮かぶ倒れ方は師匠譲りか?~V
益々磨きのかかる演技 & 歌唱力に深く惹き込まれうっとり聴き惚れる~
2009年 @ ベルリンSOB でバリトン・デビューした:ドミンゴ・シモンの娘
アメリアを演じて以来ほゞ10年:アニャ・ハルテロス~ のファンである
追っ掛けする声人も多く & 好みで無い共演者とのセットメニューと云う事情で
単独の追っ掛けは無かったが、旅先で公演日程を合わせ観劇:感激に及んだ
※W.マイヤー:K.F.フォクト三者揃い踏み公演 @ DOBドッチェオパーでの
≪ローエングリン≫ は素晴らしかった~☆彡 常に共演者が霞む輝きすぎの
W.マイヤー:オルトルトに対峙する音質:美貌:演技:存在感全てを備えた
[エルザ]を拝聴出来たのは、ハルテロスが初めてだった
巴里では≪薔薇の騎士≫等、意外とキャンセルも多く、今シーズンの様に2演目
連続での公演を果たして頂けたのは奇跡に近い~ 如才ない舞台挨拶
控えめで恥じらいのある 何時までも少女の様な雰囲気を醸す姿も愛おしい~
大好きな声人~アニャ ワルトラウト.Mの舞台が激減する中:貴重な声人
・・・〓・・・・ LA FORCE DU DESTIN・・・・〓・・・
2019年6月18日 オペラ・バスティユ ≪ 運命の力 ≫
指揮:Nicola Luisotti / 舞台装置:Alain Chambon
演出:Jean-Claude Auvray / 衣装:Maria Chiara Donato
振付:Terry John Bates / 振付協力者:Paolo Ferri
照明:Laurent Castaingt /コーラスマスター:Jose Luis Basso
Il Marchese di Calatrava:Carlo Cigni
Donna Leonora:Anja Harteros
Don Carlo di Vargas:Zeljko Lucic
Don Alvaro:Brian Jagde / Preziosilla:Varduhi Abrahamyan
Padre Guardiano:Rafal SiwekFra Melitone:Gabriele Viviani
Curra:Majdouline Zerari / Mastro Trabuco :Rodolphe Briand
Nicola Luisotti:二コラ・ルイゾッティ指揮:情緒豊かにメリハリ効かせ
ドラマを紡いだ~(^^♪ 近年:イタリアンオペラ業界のご健闘が顕著の
様で煌き放つ逸材が増えている 物語:言葉:イタリアン気質を
熟知して音質構成に取組んで居られるのだろう(^^♪
この演出は有名な前奏から始まらず:カラトラヴァ伯爵邸の晩餐で開幕
アルヴァロとの逢引きを待ち焦がれるレオノーラ:現れたアルヴァロに
深夜の駆落ちを持掛けられ躊躇しながらも従う決意~~現れた父伯爵
誤射で伯爵を殺害するアルヴァロと逃避の運命を背負うレオノーラ~
舞台変換の為、降幕:意表を突いてあの厳かな前奏をご披露頂く
粋な演出 @ 12年前には衝撃だったが今回は勿論 想定内~\(^o^)/
物語詐称ばかりがクリエーションでは無い、詐称せずに伝統を尊重して
斬新な演出をする創造性を好む~
※ファッション界も斬新さを追求する事を優先に取組んで着られない
デザイン:オンパレードのショーも多かった。 伝統を壊す事が創造
クリエーションと勘違いしている様にも思えたが伝統を壊さず新たな
息を吹き込む事も大切だろう。
ドン・アルヴァロ:Brian Jagde = ブライアン・ジャッド(ヤッド?)
若く迫力の美声:ではあるが時折力任せの爆音に閉口。。オペラリア
入賞者でコンクール仕立ての爆声の感は否めない。。オケ前方列では
音響装置もマイナーで叫ぶと声がメタリックに響く違和感が有り声質
にも因るがにキィーンと不快を感ずる~
※数年前≪リゴレット≫ のミカエル・ファビアノも同じ現象を受けた
レオノーラ兄 カルロ・ヴァルガス:Zeljiko Lucic= ゼリコ・ルチッチ?
≪トスカ≫スカルピアに続きアニャとの共演が続いたが、まぁどの役も
同じ[のんきな父さん]良い人風で貫録無い。歌唱力:声質は悪く無い
通常レベル『あれぇ~また出てる』風にご登場 何でも歌えるが残念
ながら個人的には存在感がやや希薄の感も否めない~●◎▼