ピエトロ・マスカンニ VS レオンカヴァロ★ウィーン歌劇場~♪ [ウィーン]

≪カヴァレリア・ルスティカナ≫ & ≪ パリアッチ ≫ 長らくのご無沙汰~ [曇り] 
特に≪ パリアッチ ≫ は、プラシド・ドミンゴ 以来封印の為、20年余り聴いて
居ない気がする~[耳][目] 今回も『 聴かない方が良かったかな~』 風な
後悔の念も漂った~[涙]

懐かしい:故ジャンピエール・ポネル演出に加え ≪ カヴァレリア・ルスティカナ ≫
サントゥツァ:エリナ・ガランチャ & ≪ パリアッチ ≫ ネッダ:マリナ・レベッカと
個人的に絶対聴き逃せない女性歌手陣がお目当てだった~[目][耳] 
流石ウィーン歌劇場~♪ 素晴らしい女性歌手陣の揃い踏み~[るんるん]

と言う事で ≪ シモン・ボッカネグラ ≫ 初日(22日) & ≪カヴァレリア・ルスティカナ &
パリアッチ≫ 最終日(23日)を併せて一早く予約~ふぅぅ[あせあせ(飛び散る汗)] 想定内の勘は当り @
双方共に直ぐ完売状態の大人気[チケット] ≪カヴァレリア & パリアッチ≫ も最後迄、全公演
[ ソルド・アウト ] ★★★

近年のロシア:ラトビア系:女性歌手の人気は半端なく、特にアンナ・ネトレプコを
筆頭にエリナ・ガランチャ:マリナ・レベッカの [ 3大メゾ・ソプラノ ] は人気を
博している~[キスマーク][耳][目][黒ハート] 巴里バスティユ:ボルドー:ウィーン等で、ロシア:
ラトビアからの追っ掛けファンに遭遇、目を輝かせて同郷の歌手の素晴らしさを
語る若い女性に耳を傾けた~[飛行機][耳][車(RV)] 

   ~~?~~CAVALLERIA RUSTICANA~?~~

2019年3月23日 ウィーン歌劇場 ≪ カヴァレリア ルスティカナ ≫
Cavalleria Rusticana
指揮:Graeme Jenkins / 演出:Jean-Pierre Ponnelle
Santuzza:El?na Garan?a
Turiddu:Yonghoon Lee /Alfio:Paolo Rumetz

若い指揮者:ジアコモ・サグリパンティのデビューを期待したが、事情は
存じ上げないが残念ながらのキャンセルで初耳:グラェム・ジェンキンスに
替わっていた。 メリハリを効かせ劇的に物語を構成~[るんるん]

エリナ・ガランチャのドラマティックな歌唱:演技でほゞ独り舞台~ 辛うじて
アルフィオ:パオロ・ルメッツが存在感を発揮、舞台を盛上げた~〓

\◎^●^◎/~PAGLIACCI~\◎^●^◎/
2019年3月23日  ウィーン歌劇場 ≪ パリアッチ ≫
指揮:Graeme Jenkins演出:Jean-Pierre Ponnelle
Canio (Pagliaccio): Fabio Sartori
Nedda (Colombina) :Marina Rebeka
Tonio (Taddeo) George Petean / Silvio:Orhan Yildiz
Beppo (Arlecchino):Jorg Schneider

此方も男性陣の影は薄く~ 体系的にもほゞ同体系で、どれが誰~?風に区別が
難しいカニオ:ファビオ・サルトリ / トニオ:ジョルジュ・ぺテアン/ベッポ:
ヨルグ・シュネイダ @ 男性陣は何となく、ネッダ:マリナ・レベッカ の周りで
右往左往してる風な~ \◎^●^◎/ 

昔と同じ演出:同じ演目を観て居る感覚は無く~ 心ここに非ず~[涙] 折角の
ダイヤ[指輪]マリナ・レベッカも埋もれて輝きを失せた~[涙] 斜向かいの舞台脇
ボックスで観劇されて居らした:マルタ夫人とドミンゴ氏。 夫人もがっかり
されたか?、興味薄か? 途中で離席された様な~??終了時には既に、氏
お一人だった。。。

この演出で何回か観劇した当時:ドミンゴ氏、46~7歳頃、声も姿も若く溌溂と
極上の素晴らしさ~[晴れ][三日月][かわいい] 氏の ≪ パリアッチ:カニオ ≫ は最高だった[演劇]
特に初めての観劇で、ネッダ:イレアナ・コトルバス~ この公演の感動は
生涯忘れ難い:今も[耳][目]に胸に鮮明に焼付いて居る[黒ハート][カメラ][映画]

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薔薇の騎士 ★ ウィーン歌劇場~♪ [ウィーン]

お目当て≪シモン・ボッカネグラ≫ & ≪カヴァレリア&パリアッチ≫の狭間で
最期まで考え中[考えてる顔]だった ≪薔薇の騎士≫ だが折角のウィーン、宿に引籠らず
赴いた~[カバン][ブティック]

超クラシックな:オット・シェンクの演出~ 優雅なお伽噺の世界感~
昔懐かく回想しながら愉しんだ。。。心情的には、この演出も既に封印の
リスト入り検討中だった~[メモ] 2015年4月 エリナ・ガランチャ &
マルティナ・セラフィンの強烈な印象が再観劇を拒んだ~[るんるん]

近年、お口汚しならぬ、お耳[耳][目]汚し?の心配のある舞台は極力避け
数熟すより素晴らしい想い出を心に秘めて~風に、年と共に歌手陣 &
演出の選択が益々厳しくなっている[耳][目][涙]

如何しても比較してしまう:美声は奏でるが味気無さを感ずる若手歌手:
も多く、落胆するより回避する事を優先~◆◎ 今回も観劇検討の課題は
歌手陣:アドリアンヌ・ピェツォンカ:以外は初耳歌手陣だった為、腰が
重かった~〓

然し [ 案ずるより産むが易し ] 落胆せずに済んだ~安堵!! 特筆は無く
全体的に無難に収まった~ホッ 只、優美な舞台の半面:歌手陣に華が
無く及第点では有ったが、個人的に大好きな:女性二重:三重唱の感動は
希薄だった~[曇り][曇り]

       >>> DER ROSENKAVALIER <<<

2019年3月24日   ウィーン*シュタツオパー≪薔薇の騎士≫
指揮:Adam Fischer / 衣装:Erni Kniepert
演出:Otto Schenk / 舞台装置:Rudolf Heinrich
/ 演奏&コーラス:ウィーン・シュタツオパー楽団
Feldmarschallin 侯爵夫人:Adrianne Pieczonka
Baron Ochs auf Lerchenauオック男爵:Wolfgang Bankl
Octavian伯爵:Stephanie Houtzeel /
Sophie:Chen Reiss

指揮は2015年と同じ巨匠:アダム・フィッシャー:シュタァツオペア専属と
思える程に、シュトラウス & ワグナーは安心してお任せ~\(^o^)/ 
ウィーンフィルと阿吽の呼吸が漂う~[曇り][るんるん][曇り]

タイトルロール=薔薇の騎士/オクタビアン:シュテファニィ・ウッツェル
美麗な音質 & 貴公子並み容姿はロマンティックな演出でより存在感を醸した[桜]
近年の若手女性歌手は美貌に恵まれスマートで長身:舞台映えする歌手多勢
≪薔薇の騎士≫と云う贅沢な [表題] にマッチした公演を愉しませて頂いた[かわいい]

伯爵夫人:アドリアナ・ピェツォンカ 過去に色々聴いた経験はあるが印象に
残らなかった為、躊躇したが~~ 経験を重ね貫禄あるマレシャル:伯爵夫人を
優雅に演じた~天晴[モータースポーツ]

ゾフィ:シェン・レイス も美声伴う可憐な演技で好演 (^^♪ 女性陣三者の
心和む美麗なハーモニーを聴かせて頂けた~Θ♪Ψ♪Φ 

オック男爵は、Peter Rose=ペーター・ローズのキャンセルに因り、こちらも
15年のWolfgang Bankl=ウォルフガング・バンクル が好演、脇を固め舞台を
盛上げた~[るんるん]

若手歌手陣の名前だけで判断すると、未来の逸材を聴き逃す可能性を安じ、、
知名度のない歌手に挑戦を心掛けて居るが、余りに印象深い素晴らしい公演を
観劇した後に落胆に陥る経験は年々増え~^^~ 君子危うきに近寄らず ?
風な作動も働く~[m(_ _)m] 

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ワルキューレ★NY.メト*ライヴ中継:映画館~♪ [その他]

何とか平成の終わる前に~と気が抜けてしまいそうな~ 記憶を辿りつゝ日々PCに
向うが睡魔と孫には叶わない~トホホ[涙] もう一ト月前になるが鮮やかに蘇る宵[三日月]
フィリップ・ジョルダン:NY.メト[リング ] 二日目 ≪ワルキューレ≫ 大成功を
収めた素晴らしい公演~ 映像を通して聴かせて頂いた[耳][目][るんるん]

ロベール・ルパジュ 演出のメト[リング ]は、2012年 ≪神々の黄昏≫ 現地
観劇以来で興味深く赴いた [目][耳] 特に我らが[ 巴里オペラ座 ]のアイドル
フィリップ・ジョルダン 指揮となれば、スルーする筈が無い~\(^o^)/ 
土曜の夕刻、街はほゞ公共バス全面不通の状況下、幸い恵まれた健足で、オペラ
界隈の映画館へ徒歩で出向いた~[くつ][くつ]

依然収まらぬ神出鬼没 [ 黄色いチョッキ団 ] 集合日 @ 土曜と言う事で通常は
引籠りに徹するが、時に引籠って居られない状況も(苦笑) 誰も見えない暗い
館内:ジョッギング[走る人]スタイルに近い様相でスニーカーのお世話になった[くつ][くつ] 
ゆったり豪華なソファに体を静め寛ぎ気分~ 大画面でディテールを観察?しつつ
スピーカーから流れる爆音に些か参りつゝも[耳] 贅沢な時に浸った~[喫茶店][耳][目]

見所は幕間に紹介された興味深い舞台装置:想像を絶する巧妙な操作を要する
演出に驚嘆(・□・) 操作を一歩間違えば危険極まりない緻密な計算で創造
された装置の裏側を説明付きで見学出来た事は貴重だった~*** 2012年
現地観劇の折は目の前の舞台を眺めつつ勝手な想像 & 判断『 歌手にとっても
観客にとっても目まぐるしい迷惑な演出~』と思ったが、、、

演ずる歌手陣にとって非常に厳しい状況に遭遇だったのでは無いだろうか?と
想像に及ぶ。 特に最終章~ 逆さ吊りで燃盛る火に囲まれる:ブリュンヒルデ
此処迄する必要有るのか? 行き過ぎの演出に興味本位で観るのは歌手陣に
失礼と思い直し、ハードな演技に挑戦する精神に敬服~[目]?[目]

※司会者:デボラ・ボイト女史:2012年の[ リング ] で演じた [ブリュンヒルデ]
が鮮明に蘇り懐かしかった~[曇り] 

※余談:巴里バスティユ [オランダ人] でゼンタを歌った頃、或る晩:歌手陣
数人と会食、支払いは割勘が通例:請求書を提示され皆勝手に其々のカードを
出した中に黒のアメックス『エッ是誰~?』と騒めいたが、デボラのカードだった。 
そしてもう一枚:得体の知れないカードに『何是?』『テレフォンカードだよ』
と冗談も~ その晩は某歌手のマネージャーが支払ったが~[ビール][バー]
懐かしい過日の想い出が脳裏を過る~[演劇][るんるん]気さくな良い方だった~♡

¶~Θ~Ψ~DIE WALKURE~Ψ~Θ~¶

2019年3月30日  NYメトロポリタン中継 ≪ ワルキューレ ≫
指揮:Philippe Jordan / 舞台装置:Carl Fillion
演出:Robert Lepage &共同演出:Neilson Vignola
ヴィデオ画像:Etienne Boucher照明 / 衣装:Francois St-Aubin
舞台監督:J. Knighten Smit, Gina Lapinskis
Brunnhil:Christine Goerke / Hunding: Gunther Groissbock,
Sieglinde:Eva-Maria Westbroek / Siegmund:Stuart Skelton
Wotan:Greer Grimsley / Fricka:Jamie Barton

ヴォタン:グリー・グライムスレィ、超長身 & 細身の容姿:画面に大写し
される姿:雰囲気に驚きΣ(・□・) まるで ドン・キショット( キホーテ)
その侭を彷彿とさせる(苦笑) 衣装を着けた井出達は完璧~ 二幕登場早々
つい顔が綻んだ~?

ブリュンヒルデ:クリスティヌ・ゴエルク=Christine Goerku 声も演技も
全力投入と感心させられる演技:最後の宙吊りは相当の訓練を要したのでは?

ジィグムンド:スチュアート・スケルトン=Stuart Skelton 数少ないワグナー
テナー、貴重な存在である。

ジィグリンデ:エヴァ・マリア・ウエストブロク=Eva-Maria Westbrock
タンホイザーのエリザベート @ メトヴュで、聴いて以来であるが、音質
歌唱力共にワグナー歌手として魅力的歌手。 来年の巴里:リングで
生声を拝聴出来るのが愉しみ~[るんるん]

フンディング:グンター・グロワスボック= Gunther Groissbock 深い響きの
美声バス: 2020年 @ バイロイト ≪リング≫ で、ヴォタンに抜擢されて
居る様な~ 素晴らしいヴォタンを期待できるだろう~☆彡

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