バレー*ロメオ&ジュリエット★バスティユ~☆彡 [パリ.fr]

久々美しい物を観たい衝動に駆られ赴いたバレー ≪ ロメオとジュリエット ≫
6月から劇場開演と共に出向いた先は全てコンサート[キスマーク] ヴィジュアル的な欠乏
『そう云えば~』風に一念発起?? ほど大袈裟では無いが 何れにしても長らくの
ご無沙汰では有った[目][目]

≪ロメオ & ジュリエット≫ 彼是十数年前 ロイヤルオペラ@ロンドン 大好きな
カップル:シルヴィ・ギエム & 二コラ・ルルシュ の感動的公演を最後に封印 
2004年 高校入学前迄 踊って居た姪の 二十歳の誕生祝いにロンドンへ赴いた。
終演後 暫しボックス席から立てず 姪とゆっくり感激に浸って居ると係員に閉館を
促された[涙] あの繊細な動き 素晴らしい情景が 今尚目に浮かぶ[曇り][目][曇り]

今回のキャストで 知る名前は マチュ・ガニオのみ。 その彼も主役の座を若手に
譲り脇を支え ロメオに刺殺される ジュリエットの従弟:ティバルを演じた。 
世代交代若手ダンサーオンパレードの中 流石存在感抜群だった[手(チョキ)] 特に鮮やかな
剣の扱いは恐れ入った まるで三銃士の様な見事な剣裁きに驚嘆 Ψ(・[目]・)Ψ

~~~*~~~*~~ROMEO ET JULIETTE~~*~~~*~~~
https://www.operadeparis.fr/saison-20-21/ballet/romeo-et-juliette

2021年6月28日 & 7月5日 バスティユ≪ロメオとジュリエット≫
指揮:Vello Pahn
振付/演出 :Rudolf Noureev / 照明 : Vinicio Cheli
舞台装置 :Ezio Frigerio / 衣装 :Ezio Frigerio/Mauro Pagano
ダンサー:7月5日
Romeo : Hugo Marchand
Juliette : Dorothee Gilbert
Tybalt : Mathieu Ganio / Mercutio : Pablo Legasa
Benvolio : Fabien Revillion / Rosaline : Fanny Gorse
Lady Capulet : Sarah Kora Dayanova

ダンサー:6月28日
Romeo : Osiel Gouneo / Juliette : Valentine Colasante
Tybalt : Audric Bezard / Mercutio : Marc Moreau
Benvolio : Jeremy-Loup Quer / Rosaline : Hannah O'Neill
Lady Capulet : Fanny Gorse

7月10日 最終日に 3回目鑑賞を企んで悩んだが 取掛った家族向け仕立仕事を
途中で止められず と云う事で涙をのんだ[涙] 当初 二回も鑑賞する気は無く
『懐かしいフリジェリオの演出が観たい』ふうな軽い気持ちで ダンサーを気に
せず予約したが 6月28日は出演予定者 健康障害と云う事で主役二人降板

最初から ダンサーで予約入れた訳では無い為 簡単な場内アナウンス[カラオケ]
聞いた所で余り気に留めず 然し開幕同時に『エッこんな筈では無かった』と
多少不満を覚えた。 知名度無くても新人発掘に期待 & 胸躍らせて赴いた訳で
些か意気消沈?

残念ながら個人好みのダンサーでは無かった。 若くオーラが無いのは止む
負えない? テクニックもまぁデビュタント新人[エトワール]では無い為
仕方ない? 踊りのセンス 華が無い? と云いたい放題で失礼[m(_ _)m] 
そんなこんな二幕終えた所で『帰宅[家]??』検討中に隣席のマダムとお喋り
開始。 往年のダンサーの話で盛上る内 三幕目開幕。

結局 最後まで見届けた[目] 最期は[ロメオとジュリエット]と云うより
個人的オペラの経験から【オテロとジュリエット】と錯覚起こしそうな光景
差別では無いが白の衣装に身を包んだ[ロメオ]の雰囲気が [オテロ] を
彷彿とさせた[曇り][曇り] アフリカ系?? ムーア人の様な感じで二人がベッドに
倒れ込み最期を遂げるシーンは【オテロとジュリエット】が脳裏をかすめた。

そんな事情から『もう少し経験積んだダンサーで再観劇』を画策[目] しっかり
キャストをチェックして唯一 インプットされた記憶から〈マチュ・ガニオ〉
の名を選択。 二度目の観賞はパフェクト[手(チョキ)] 経験積んだ素晴らしいダンサー
群団勢揃い。 この味を占めもう一晩出掛ける算段を試みたが実現せず[涙]

それにしても息の長いスター 脇役に回ってもカリスマ抜群 若手を支えて
存在感発揮 [マチュ・ガニオ]この先も リーダーシップ発揮で活躍して
欲しい[モータースポーツ][モータースポーツ] 

※以前 既に記載したが 72年頃 彼のご両親演じた≪サンドリヨン≫を鑑賞
感動した記憶が鮮明に残る[目][曇り] ロラン・プティ:マルセイユバレー団
巴里引っ越し公演:振付は勿論 ロラン・プティ氏 あのモダンな振付に
衝撃を受けた想い出が未だ脳裏を過る[雷]

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P.ジョルダン 最期のコンサート★バスティユ~♪ [パリ.fr]

忘れ難き壮麗な宵に浸った[曇り][三日月][るんるん] 総立の観客 万雷の拍手は暫し止まず
巴里オペラバスティユで遭遇した稀な現象[目] 恐る恐る振返り見上げる背後
天井桟敷迄 鈴なりの観客誰もがこの魅惑の瞬間に 身を乗り出す程の衝動に
駆られた様な衝撃[黒ハート]

マエストロ:フィリップ・ジョルダン @ 巴里バスティユ に於ける最期の記念
特別コンサートに惜しみない拍手が鳴り響いた[手(チョキ)][手(パー)][手(チョキ)] 2009年 巴里オペラ座
音楽監督に就任以来 12年間 若い演奏家指導に尽力 レベル向上に貢献 [モータースポーツ][モータースポーツ]
この若い指揮者に敬意を表した[黒ハート]

≪ Merci Philippe ≫ 我々は忘れない[曇り][曇り] フィリップも【ウィーンに居ても
心は巴里と共にある】と観客に返答メッセージ。 巴里のクラシックファン:
観客にしては非常に珍しい熱狂的な情景を醸した。

※フィリップ・ジョルダン 2009年 @ 若干35歳で巴里国立オペラ座就任。 
歴史的館:ガルニエ座 & バスティユと云う大劇場の音楽監督を任された。
巴里オペラ座は 世界的水準からやや劣る感も有ったが 若き:ジョルダンの
情熱で演奏家は世界水準へ肩を並べる程に向上した。  

※他国と異なる 強力な労働組合を背後に頻繁なスト& デモに脅かされる仏国。
劇場に於いても演奏家:裏方 etc etc 各セクションに因るストに晒される。
外部では大規模なデモ等 観客安全の為 時には公演中止も余儀なくされた。 
多種多様の問題を抱えた巴里での10年余り煩雑な状況に翻弄された事だろう。
お疲れさまでした[m(_ _)m]

昨年末から ウィーンへ拠点を移して以来 バスティユ最後のコンサート[涙] 
残念ながらコロナ禍に因るキャンセルで20年末 ≪リング≫ 2サイクルを
舞台公演果たせなかった[涙] 然し今宵 巴里ジャンに素晴らしい功績を披露し
別れを告げ新たな未来へ旅発つ[飛行機][飛行機] 爽やかに【飛ぶ鳥 後を濁さず】[ひよこ][ひよこ]

*・*・*(^0^)CONCERT EXCEPTIONNEL(^0^)*・*・*

2021年7月2日 バスティユ ≪ 特別コンサート ≫
指揮:Philippe Jordan
コーラスマスター:Ching Lien Wu
Ch?urs de l'Opera National de Paris:巴里国立オペラ合唱団
Orchestre de l'Opera National de Paris:巴里国立交響楽団
演目
前半 : Franz Liszt:
Faust-Symphonie, S.108 pour choeur d'hommes et orchestre
Poeme extrait du Faust de Goethe
Tenor : Andreas Schager アンドレアス・シャゲー & 男性コーラス

フランツ・リスト【ファウスト交響曲 S.108】ゲーテのファウストに魅せられ
作曲した作品。 雄大且つ壮大な物語 3人の登場人物[ファウスト,マルガリタ
メフィストフェレ]を其々瞑想的:幻想的:情熱的に情緒豊かに描写 最期に
ソリスト・テナー&男性 コーラスに因る素晴らしい歌唱で荘厳な演奏の幕を
閉じた。 初耳では有ったが圧巻のドラマに魅了された[黒ハート]
男性コーラスの中 ひと際 耀くシャゲーの美声は逸品 [耳][るんるん]

後半:Richard Wagner
Parsifal (troisieme acte de l'opera):パルシファル3幕目
Basse :Rene Pape
Mezzo-Soprano :Eve-Maud Hubeaux
Tenor :Andreas Schager
Baryton :Peter Mattei

リヒャルト・ワグナー≪パルシファル≫ 第3幕 コンサート形式
フィリップ・ジョーダンお気に入り?? ワグナーの選曲に感謝感動\(^o^)/ 

昨年暮 ≪リング≫ 二サイクル 最終公演の予定が コロナ禍の犠牲で中止を
余儀なくされた[涙] が幸いラジオ・フランス・ミュージックの協力で ラジオ
中継が実現された[るんるん] まぁ観客としてはやはり生が聴きたかった[耳][目][るんるん]

※ジョルダン就任以来 頻繁にワグナー公演を巴里で聴ける機会に恵まれた
バスティユで繰広げられるワグナーは バイロイトに匹敵する様な迫力を感じ
させる…….

最高レベルの歌手陣で構成された配役:カリスマ抜群のグルネマンツ
Rene Papeロネ・パぺ 威厳のある深い響き伴う奥ゆかしい歌唱で
魅力的に演じた。

現代のワグナーテナーをK.F.フォクトと二分する大スター パルシファル演じた
Andreas Schager アンドレアス・シャゲー:純粋無垢のパルシファル 苦難の
道を経て【 同情に因り知を得た清らかな愚か者 】聖杯の騎士:グラールの王と
なる情景が浮かぶ[目] 澄んだ美声:気持ち良い程 軽やかに伸びる高音域[るんるん]
貫録のパルシファルを ご披露頂いた[モータースポーツ]

アムフォルタス:Peter Mattei ペーター・マティ 美麗な歌唱を淡々と拝聴
させて頂いたが生死を漂うアムフォルタスの痛ましい苦悩が感じられず
個人的には多少物足りなかった。

クンドリ:Eve -Maud Hubeaux エヴ-モゥド・ユボゥ 三幕目は藪の中
うめき声位で 残念ながらほゞ歌う所が無い役柄だったが美声を奏でた。

今シーズンから新たな人事 コンサートマスター Jose Luis Basso に変って
Ching-Lien Wu (チン-リアン ウ-と発音するのだろうか?) 台湾出身の女性
1987年にリヨンでコーラスマスター首席受賞。 その後数々の経験を積み
今シーズンから巴里オペラ座のコンサートマスターに就任。

・・・・・・・・・・・・・・・

6月末から @ 巴里オペラ座では Covid対策の為 検査が厳しくなりワクチン
二回接種のワクチンパスポート 又は PCR検査 陰性証明書を入場の際 手荷物
検査後に身分証明書を添えて提示 バーコードチェックで先ず第一関門通過

座席は左右前後 多少間隔を取って販売されて居た様に見受けられたが何か
適当な所も?? 席を移動しないで下さいとの場内アナウンス[カラオケ] 然しながら
移動に慣れたパリジャン@ 放送[カラオケ] 無視 ついつい空席に移りたがる(苦笑) 

指揮者の前 特等席@前から3列 横は中央通路から通路迄と相当範囲の空席
確保[いす] 気持ち良い程の空席を観て『勿体ない』と思った観客 (笑) 休憩時間に
恐る恐る空席に移動[いす][いす] 然し残念ながら劇場係員に注意されてとぼとぼ[涙]
自席へリターン[いす][涙] 

色々今迄とは違う状況に遭遇しながらも フィリップ・ジョルダン 最高の
演奏を聴かせて頂き大満足の観客 \(^o^)/ 何時迄も続く嵐の様な拍手 
帰路に着く観客皆無 暫しの間を観て 新支配人ご登場

12年間の熱意と誠意に丁寧な謝意を述べられた後 演奏家代表からも挨拶
続いて記念品&花束贈呈等 お別れセレモニーが催された[メモ][プレゼント][桜] 
10年ひと昔 経ても未だ 46歳の若き青年 〓 益々のご活躍が期待される
有望な指揮者  次回 @ ウィーンで [目] と想いながら 先日は折角取れた
[マクベス]をキャンセルの憂目に[涙] コロナに逆らわず様子見ながら(笑)

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チャイコフスキィ*コンサート~♪ [パリ.fr]

≪チャイコフスキィ≫ に陶酔した夕べ 素晴らしかった[黒ハート] 先週6日@日曜日の
キャンセルからリベンジ(笑) 当初 検討中だったが諦め付かず即決断(苦笑)
12日に好きな定席が待っていて呉れた?? 行って正解だった\(^o^)/ 
想像絶する 想定外のコンサートに遭遇 [るんるん] 演目は前回のブログでご紹介済 @
再提示[↓]

昨年3月≪マノン≫から 16か月ぶり 心に響く迫力の演奏を大劇場で聴ける
喜びは半端ない[耳][耳] 自宅で音量を下げて静かに聴きながら頭の中は雑念で
覆われている日常生活から 一念発起で劇場に向い歓喜[手(チョキ)]

・・(*♪^)・・PIOTOR ILYITCH TCHAIKOVSKI・・(^♪*)・・

2021年6月12日 バスティユ ≪ チャイコフスキィコンサート ≫
指揮:Oksana Lyniv
Soprano:Asmik Grigorian / Tenor: Ivan Gyngazov
Baryton:Etienne Dupuis / Mezzo-Soprano:Varduhi Abrahamyan

プログラム
前半
Eugene Oneguine ウジェヌ・オネギン Ouverture 序曲
Scene de la lettre de Tatiana (Acte I/一幕) タティアナ手紙の場
Air d’Oneguine (Acte I/一幕) オネギンのアリア
≪ Pouskai paguibnouia no priejdjie ia vasliepitielnai ≫
Duo final Oneguine / Tatiana (Acte III/三幕) オネギンとタティアナ
終盤二重唱 ≪ Kagda by jyzndamachnim krougam ≫
Polonaise (Acte III/三幕) ポロネーズ≪ O, kakmnietiajelo ! ≫

Iolanta:イオランタ
Air de Iolanta イオランタのアリア
≪ Atchevo eto priejdie nie znala ni taskia ≫
Duo Iolanta / Vaudemont イオランタとヴォデモンの二重唱
≪ Tvaio maltchanie nie paniatna ≫

休憩:後半
Marche Slave op.31 スラヴ行進曲

La Dame de pique:スペードの女王 
Duo Lisa / Pauline (Acte I / 一幕)リザとポリネの二重唱 ≪ Uzh vecher ≫
Air de Pauline (Acte I/一幕) ポリネのアリア≪ Da vspomnilna‥Podrugi milie ≫
Duo Lisa / Hermann (Acte I/一幕)リザとゲルマンの二重唱
Air du Prince Yeletsky (Acte II/二幕)エレツィキィ公爵 ≪ Ya vas lyublyu ≫
Air du Lisa / Hermann (Acte III/三幕) リザ&ゲルマンの二重唱
≪ Uzh polnoch blizitsya ≫

バリトン:Etienne Dupuis : エティエンヌ・デュピュイの他は指揮者初め
初耳キャストオンパレード 然し聴きたい衝動に駆られた[ポロネーズ]と
[スラヴ行進曲]最大のポピュラー曲は聴き逃せ無かった(苦笑)
残念ながらアリア集は馴染みが薄かったが 流石チャイコフスキィを知り
尽した??露人 指揮者の選曲&構成はお見事[手(チョキ)] 完璧だった[王冠] 

この二曲を劇場で迫力ある生演奏で聴きたい[耳][耳] そんな願望を叶えた
指揮者:Oksana Lyniv : オクサナ リニフ女史 最高に素晴らしかった[黒ハート]
小柄な姿態に黒のドレス風ジャケット 濃いオペラピンクの太いベルトを
帯の様にきりっと締めて エレガントで粋な井出達

ダンサーが優雅に舞う如き滑らなアクション〓 しなやかに女心を理解
代弁するかの様な清らかな甘い花の香 漂う音質 時にダイナミックに
パワフルにインパクトを効かせ歓喜を弾き出し柔軟に表現 指揮台から[目]
眼を離せない魅惑に惹き込まれた[るんるん]

哀愁帯びた旋律から闊達なメロディへ そして壮大に力強く盛上る荘厳な
≪スラヴ行進曲≫フィナーレは圧巻だった ブラボーと嵐の様な拍手は暫し
止まず[手(パー)] 観客一同大感激[黒ハート] 残念ながら場内はソシアルディスタンスの
影響か? 半数程の観客。 終了時には総立で舞台を讃えた[手(チョキ)][手(パー)][手(パー)]

※今年の新作 @ バイロイト ≪オランダ人≫ の指揮者に抜擢されている
女性指揮者は初めてだろう?? と察するが?? 音楽家の家庭に生まれ 
ピアノ:フルート:ヴァイオリン:歌唱を修得 16歳で指揮者 @ 初舞台

※本来演出付き予定だった ≪スペードの女王≫ 巨匠D.バレンボイムとW
6月の指揮を オクサナ女史の担当予定で6月2日を[チケット]予約して居た。
が、公演はコロナ禍キャンセルの憂目に遭遇。 然し彼女の日を選んで正解
だったと想像に及ぶ 近年 豊かな感性の若い指揮者に覚醒される事が多い[るんるん]

指揮者&歌手陣にウクライナ:ロシア系も多く 音楽家の家庭で育った若い方が
増えている。 ロシア:バルト三国&東欧系の歌手陣はスタイル良い美女美男
多勢で ご活躍[モータースポーツ] 観客席にも露歌手のサポーター?? ロシア;ウクライナ:
東欧系が増えている。

ソプラノ:Asmik Grigorian アスミク グリゴリアン 洗練された高音 優雅な美声
メゾ-ソプラノ:Varduhi Abrahamyan ヴァルデュイ アブラハミャン(と発音か?)
二人のデュエットは美麗だった。 

※追記:名前音痴で 中々インプットしない 名前も多く 初耳と思ったら既に
拝聴済と云う事も。。 気になる アスミク・グリゴリアン 記憶を辿ると
『そう云えば』昨年 ウィーンで見事な[蝶々さん]を演じたソプラノだった[手(チョキ)]

ブランドンの代役テナー: Ivan Gyngazov イヴァン ギィンガゾフ(と発音か?)
流石ウクライナ ウォッカで鍛えた強敏な喉をご披露 音質の良いテナー 
B.ジョヴァノヴィッチに劣る事なく素晴らしかった。 

バリトン:Etienne Dupuis エティエンヌ デュピュィ カナダ人で仏公演は
頻繁 2015年 @ ストラスブール≪椿姫≫ 父ジェルモンで初めて拝聴。 
その後はバスティユ ≪ペレアス・メリサンド≫ ≪愛の妙薬≫ 等 演技も
上手く熟す安定感のある歌手。 指揮者:歌手陣に恵まれ 土曜の夜を充分
愉しませて頂いた:感謝 [黒ハート]

今公演 お子様も目立ち 5歳半6歳に近いと言う女児を伴ったロシア人
母子と立ち話 オペラ座:バレー学校の生徒さん〓 チャイコフスキィは
子供の頃から 日常生活で鼻歌交じりで馴染みが深いのだろう(笑) 伊人が 
ヴェルディ:プッチーニ等 生活に溶け込んで口づさむ曲を愛する様に[るんるん]

巴里の劇場では子供の年齢制限は無く同伴の親御さんもマナーをわきまえ
礼儀を教育されていて 小学生でも長時間ワグナー 観劇に訪れる[目][耳]
我々団塊世代も小学生時代に[アイーダ][魔弾の射手]等 音楽の時間に
日本語の歌詞で習ったが(笑) 

現代日本だとAKB等 だろうか?? 一時 ≪アンパンマン≫ ですよと若い
スタッフから情報得た事も。。時代変われば趣旨替わる[るんるん]

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燈台下暗し@アイ‐ダ ヴィデオ配信★バスティユ~♪ [パリ.fr]

バスティユの ≪アイダ≫ arte.Tv で放映になって居たのをすっかり忘れて居た。
払戻しを頂いてから 配役チェック アムネリス:エリナ・ガランチャ キャンセルで
飛付く歌手陣も無く 新演出にも興味なく ヴィデオはどちらでも良い心境になった。 

とは言え好きな曲 ≪ アイダ ≫ は避けて通れず 然しながらヴィデオを観初めて 
[チケット]払戻に安堵。。それ程魅悪では無いが エジプトXエチオピア
戦争から凱旋 宝の山を美術館に展示 etc 何処かで観た様なアイディア?? 
そう云えば ザルツ ≪ トロヴァトレ ≫ &ミラノ ≪ 二人のフォスカリ ≫ 演出家
Alvis Hermais から部分的に拝借(笑)

黒のオフィシャル・パンツスーツ姿の アイダ & その父 アモナスロは黒子:影の人?? 
埴輪の様な人形:アイダやその父を 2~3人掛で操る人形浄瑠璃の様な手法は メトの
故 アントニ ミンゲラ ≪ 蝶々さん ≫ のアイディアも想い浮かぶ 多方面から拝借(笑)

この演出家:Lotte de Beer ロッテ ドゥ ビール女史 @ オランダ人女性 色々な
アイディアを取入れ 何を表現したかったかは別にして まぁ ある程度 無難な
演出をご披露頂いた[ビール]

途中 凱旋行進曲の間 コメディ風で爆笑  舞台はルーヴルに展示されて居る 
大型絵画を人間模様で作成 スタッフ:コメディアンの早業に天晴 唯々笑いが
止まらず (爆笑) 幸い自宅の為 お茶しながらリラックスムードで愉しんでいる。。

2月25日 観賞期限の為 この部分だけ未だ数回愉しむかも[決定]

Giuseppe Verdi : Aida - Regarder le programme complet | ARTE Concert
仏局を他国でも配信されるのだろうか?? 
期限切れに付き削除 悪しからず[涙]

ご覧になれる事を祈りつゝ[耳][目][耳][目][耳]

指揮 : Michele Mariotti
演出 : Lotte de Beer / 舞台&ヴィデオ : Christof Hetzer
Artiste visuelle : Virginia Chihota / 衣装: Jorine van Beek
照明 : Alex Brok / 脚本 : Peter te Nuyl
Conception et direction des marionnettes : Mervyn Millar人形遣い
コーラスマスター : Jose Luis Basso

Il re : Soloman Howard / Amneris : Ksenia Dudnikova
Aida : Sondra Radvanovsky / Radames : Jonas Kaufmann
Ramfis : Dmitry Belosselskiy / Amonasro : Ludovic Tezier
Un messaggero : Alessandro Liberatore
Sacerdotessa : Roberta Mantegna

主要歌手陣 @ コロナ禍でたっぷり休養されただろう? と 思える程に?
お風呂上りの様にさっぱりリラックスした表情で無観客も影響して居るのか?
緊張感も無く自然体でリハーサルの様に演じていた?? 様に見受けられた。 

開幕早々『エッ? 是ってカウフマンよね?』少しふくよかになられた様で
一瞬見間違えかと(笑) テジエ体格に益々近付いて居る風な? 同じAGで
共演も多く仲良しの二人??  顔だけ観ると兄弟の様に似て来た様な(苦笑)

歌手陣は全て素晴らしかった[るんるん] サンドラは何時も気張ってテクニック
駆使で時には行き過ぎの感も否めないが この演出では単独演技では無い為 
常に黒子として3者人形遣いと共に行動 @ 埴輪人形が自身アイダである為
離れられない(苦笑)

ラダメス:カウフマンは バリトン並みは変らずであるが 裏声で勝負??
杯C ? ピアニシモ?? 是でもか? と高音で長々と伸ばしていらした(笑)

初耳[耳] セニア・デュドニコヴァ(と発音か?)アムネリスはウズベキスタン
出身 過去に見慣れたライヴァル意識の強い設定では無くロマンティックな
ドレスに身を包んだ穏やかなプリンセス〓〓 伸びのある抜群の声量天晴[るんるん]

追記:今宵放送分 ラジオは聴けるだろうか??
期限切れに付き削除 悪しからず[涙]

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神々の黄昏★ラジオフランス・ミュージック~♪ [パリ.fr]

年明け早々素晴らしい ≪リング≫ の輝き[指輪] ラジオ放送とは思えない臨場感
まるで目の前で物語が繰り広げられているかの様な錯覚さえ覚えた[目][耳][るんるん]
立体感溢れる音質 トネリコに掛った運命の糸に手繰り寄せられる如く穏やかな
ノルンの呟に吸寄せられる  

ジィグフリドをからかうラインの乙女達 水の中で戯れて居る爽やかな姿 &
水の動きが感じ取れる美麗で繊細な表現 不幸にも 狩の酒宴で ジィグフリドが
徐々に昔の記憶を取戻し ハーゲンに刺され息絶え絶えに  舞台装置が無くて
も情景が鮮明に見える 表情醸す演奏が素晴らしかった[波][波]

指揮者と奏者:歌手陣:感性の一致 ジョルダンの間の取り方も素晴らしかった
演奏だけでドラマを紡ぐ 何とも言えぬ公演を満喫させて頂いた。 観えない
舞台に対する創造力を最大限に引き出す演奏&歌唱 天晴[モータースポーツ] ブラヴォー[手(チョキ)]
最高の≪リング[指輪]≫に[ビール] Merci Beaucoup [演劇] [バー][バー] 

シャゲーの声質は逸品 現代ワグナーテナーでは最高 22年のバイロイトは
K.F.フォグトと日替りで最上級の公演を聴かせて頂ける事を祈りつゝ 早々の
コロナ禍 退散を祈る。

マエストロ:フィリップ・ジョルダンの創造する音質を理解する演奏家軍団
並びに歌手陣 双方と阿吽のコミュニケーション等 半端ない時間を要した
リハーサル期間に想い及ぶ~[曇り][曇り] マエストロがインタヴューで言及した
関係者への 絶大な感謝の言葉からも感じ取れる。。。

※ジョルダンの音への拘り:音色に因る表現力等 若手の指導を垣間見る機会
マスタークラスを経験出来た事で ジョルダンの音への執着と表現を理解出来る

丁寧な感情表現の美麗な歌唱で構成された貴重な響き 感心しながらテキストに
目を凝らせた[本][本] 独語の歌詞発音が是程難しいとは想像を絶するζΨΦδζ 
ワグナー作品は25年間で何十回リピートしたか解らない程 各国で聴いて来た
ベルリンへは毎週通う程に 然し複雑な歌詞をインプット[耳]するすべは無かった

イタリアンは直ぐに[耳]に入り単語を聴き分けられるが 独語は普通の会話も
苦手な上 歌詞の発音でもアルファベットが溶ける如くの発音でテキストで
行を見失いフレーズを見つけ出すのは至難の業(苦笑)ふぅぅ[あせあせ(飛び散る汗)]

今迄 読まず嫌いのテキストを追ったにも拘らず好きにはならなかった独語
歌手陣に敬服 長い台詞を朗々とご披露頂いた ヴォタン、ブリュンヒルデ、
ジィグフリド、ハーゲン etc etcに敬意を表する(ζα>ε<αζ)?? 

これ程 ゆっくりした気分で ≪神々の黄昏≫ 4時間半を堪能できる機会は
滅多に訪れない ライブ収録の放送と云う特別な企画に感謝感動\(^o^)/

[クリスマス]ノエル翌日から年越し〓 [プレゼント]とお年玉〓を一緒に頂いた様な[指輪] 自粛
外禁令のさなか @ コロナ禍の特殊事態でも無ければ 遭遇する事は有り
得無い[目][るんるん][目] ≪リング≫ ライブ中継を愉しむ様な事は 普通に 計画しても
先ず実現は難しかっただろう?

≪神々≫も独語歌詞を辿りながら没頭 拝聴しながら演奏&歌唱を勝手に分析
出来る程に充実した(苦笑) [るんるん] バイロイト:ベルリン:メトのCD & DVD [CD]
鑑賞と異なるのは ラジオに被り付き 個人的心構えの差か??(苦笑)
 
・・・( ^ω^)・・・

2021年1月2日 ラジオフランス・ミュージック録音≪神々の黄昏≫
LE CREPUSCULE DES DIEUX
指揮:Philippe Jordan
コンサートマスター:Jose Luis Basso
SIEGFRIED : Andreas Schager
GUNTHER: Johannes Martin Kranzle
ALBERICH: Jochen Schmeckenbecher
HAGEN: Ain Anger
BRUNNHILDE: Ricarda Merbeth / 1eERSTE NORN: Wiebke Lehmkuhl
GUTRUNE,1e DRITTE NORN: Anna Gabler / WELLGUNDE : Kai Ruutel
WALTRAUTE,2e ZWEITE NORN: Michaela Schuster
WOGLINDE: Tamara Banjensevic / FLOSSHILDE: Claudia Huckle

そう云えば 17年 アンドレアス・シャゲー、ファルク・シュトルックマン
& イアィン・パテルソン 三者揃い踏み ≪神々の黄昏≫ を既に聴いた
ドレスデン @ ゼンパーオパー 指揮:クリスティアン・チレマン

女性陣はニナ・シュテム、エディス・ハレーetcも素晴らしかったが 
演出が有るとやはり演奏&声が演出の存在に多少奪われる(笑) 
悪く無い演出だったが。。。

是からも歌手陣の世代交代は止むを得ない状況を抱える 聴きたい歌手の
揃う公演に足を運びたい。 早々に コロナ禍の退散を願う

[クリスマス]クリスマスにバイロイトから[プレゼント]が届いた。 歴代 ≪オランダ人≫ から
抜粋された白黒写真の卓上カレンダー 今年は ≪彷徨えるオランダ人≫
新演出がプログラムされる筈であるがそのイントロか???

フェスティヴァルの演目&日程:注文書の到着ももう直ぐだろうと愉しみに
している。 が本当に開催出来るだろうか??? 

今年は単品4演目の予定:22年≪リング≫ 新演出と併せ二年連続で観劇
出来れば そろそろ卒業しても良い頃 ? とか言いながらワグナーの演奏が
始まると心浮立 卒業は余程の問題が起きなければまぁ無理だろう (笑)

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ジィグフリド★ラジオ:フランスミュージック~♪ [パリ.fr]

新春のお慶び申し上げます。 コロナ禍で止む無くストップの掛かった全世界
止め処なく歩み続けた過日を振返り懐かしい想い出に浸りつゝ新たな年に向けて
英気を養いました。

準備万端 希望に満ちた2021年の幕開けです。 素晴らしい音楽と共に時を
刻みましょう [バー][るんるん][バー] ご健康とご多幸を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

ラジオフランス・ミュージックから流れる【ウィーン・ニューイヤーコンサート】
伊人のムティに取っては 墺太利のラディスキーワルツは1848年占領期を想えば
面白くないだろう(笑) と語る司会者 何気に聴いて居る曲の時代背景の紹介に(苦笑)

毎年TVの前で家族と鑑賞するコンサート 一人静かに画面なく音に集中できる
環境で聴くのもまた格別~[るんるん][耳][るんるん] 音楽漬けの年を満喫出来る事を祈りつゝ[演劇]

******[晴れ]**********[晴れ]**********[晴れ]******

さて20年最期 @ ラジオ・フランスミュージック特別ご厚意に因る:
[ ワグナーコンサート] ライヴ中継放送。 三日目 ≪ ジィグフリド ≫
20年12月30日に鳥を納めた。

ラジオフランスのコンサート会場へ移った為か? 音質が少しバスティユと
異なる感も否めず [さすらい人とジィグフリド] 掛合で さすらい人の声に
オケが被って距離感を感じさせたが ソシアル・ディスタンスのせいでは
無いだろう?(苦笑)  コンサート会場の音響問題か?? と勝手な憶測。。。

マエストロ:ジョルダンの手腕は変らず テンポの良さは抜群 ぐいぐい
惹かれ『 頑張って付いて行こう』風に弾むような軽快さ [走る人] 此の章は
[旅人とミーメの謎解き][旅人とジィグフリドの掛合]等 非常に盛上り
好きな場面が多い。

主賓?? さすらい人:Iain Paterson イァィン パテルソン と ジィグフリド:
Andreas Schger アンドレアス シャゲー お二人のコンビで初めて聴いたのは
16年のベルリン:シラー劇場。 あの日から パテルソンのヴォタンは[耳]
インプットされ 機会が有れば聴きたい個人的リスト[メモ]入りした 

当初 アンドレアス・シャゲーは ジィグフリドを地て行く様な 天真爛漫活発な
演技伴う爆声に『誰か何とか面倒見てあげて』風に感じて居たが 巴里 @
バスティユ公演 [トリスタン] & [ パルシファル] でマエストロ・ジョルダンと
遭遇。 この頃から大幅な変化が感じられた[耳] シャゲー自身オペレッタ歌手
と云う経歴で既に素質を持合せた方の為 ドラマティック歌唱へ飛躍は想定内 

ブリュンヒルデ:Ricarda Merbeth リカルダ・メルベス ワグナー演目で既に拝聴
この度の巴里:ブリュンヒルデはダブルキャストで ワルキューレをM.セラファン
ジィグフリド & 明日の神々をメルべス 担当となった。

当初 一回目チクルス:R・メルべス 二回目チクルス:M・セラファンの予定
だったが 二回のチクルスを一回にまとめた為 お二人で演目を分ける結果に[指でOK][決定]
メルべスも張上げる高音は好きな音色では無い。 女性歌手より男声が好きと
云うのも高音域の音質が好みで無い為だろう。

何れにしても マエストロ:ジョルダンの息も付けない構成には驚嘆!!
中継録音の配信は 4時間 略一気の為 休憩無でティータイム他 余りに
短く忙しかったが 休憩時間略皆無で 充実感を伴って物語にのめり込んだ [あせあせ(飛び散る汗)]

・・・( ^ω^)・・・( ^ω^)・・・

2020年12月30日 ラジオ・フランスミュージック録音中継≪ジィグフリド≫
SIEGFRIED
指揮:Phippe Jordan
SIEGFRIED : Andreas Schager / MIME : Gerhard Siegel
DER WANDERER : Iain Paterson /FAFNER : Dmitry Ivashchenko
BRUNNHILDE : Ricarda Merbeth / WALDWOGEL : Tamara Banje?evi?
ALBERICH : Jochen Schmeckenbecher / ERDA : Wiebke Lehmkuhl
L’oiseau des bois : Tamaea Banjesevic

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ワルキュレ ★ ラジオ:フランスミュージック~♪ [パリ.fr]

追手を逃れ走り来る ジィグムンドが目の前に感じ取れ『エェッ? 』此方も
追われて居る様な錯覚に陥る激しいインパクトの描写で開幕  ジィクリンデは
一瞬驚きながらも穏やかに 静かに近付く可憐な姿が目に浮かぶ[目][走る人][目] 

バスティユ ≪リング≫ 二日目 ≪ワルキュレ≫ラジオ配信が決まった頃
スターティング・メンバーから主役二人の脱落 ? キャスト変更:ジィグムンド
Jonas Kauffman ⇒ Stuart Skeltonへ ジィグリンデ:Eva-Maria Westbroek
⇒ Lisa Davidsenへ 個人的には『別に~』と云う事で意に介さなかった。

既に バスティユ ≪ロ-エングリン≫ で カウフマンと シュケルトンを聴き比べて
居るが 声質 & 自然体の演技共にシュケルトン好み[るんるん]

ジグリンデ @ Lise Davidesen : リズ・ダヴィッドセン 初耳だったが 本来
今年のバイロイトの新リングで 歌う予定だったので キャリアは余り心配して
なかったが 想定内を裏切られる事なく繊細な美声を聴かせて頂いた~安堵[耳]

ブリュンヒルデ:Martina Serfin マルティナ・セラファンは嫌いでは無いが時折
叫ぶ風な高音が少々苦手[涙] 声質は美しいので嫌味にはならないが好みの
高音では無いのと ブリュンヒルデには多少軽量な音質。 然し滑らかで美麗な
パートにハッとさせられる音色 ≪ 薔薇の騎士 ≫ で受けたショックが時折蘇る〓

ヴォタン:Iain Paterson イァィン パテルソン 非常に丁寧な歌唱で繊細な
ニュアンスがドラマを紡いだ。 今回 拙宅でゆっくり聴く機会に恵まれた為
通常:テキストの翻訳部分を追う所 この度は歌詞を追ってみた(笑) 

苦手な独逸語 発音が非常に難儀で通常のアルファベットイメージの発音では
無い為 時々追い付けない事も多かったが。[走る人][走る人]。 

そして朗々と歌う ヴォタンの歌詞を辿りながら感嘆 (◎>ζ<●)あの長文読解
できぬ 長台詞を淡々と ブリュンヒルデに云い聴かせる如く心理表現伴う
パテルソンの歌唱とマエストロ:ジョルダンのコミュニケーションに感服
素晴らしかった[黒ハート]

ブリュンヒルデの周りに火を放つ最後 あの燃上る〓炎 各地で聴いた
ワルキューレ最後の舞台場面を想い浮かべながら感慨に浸った。。。

繊細なニュアンス醸すドラマティック歌唱の若い歌手陣に因る マエストロ
ジョルダン解釈の職人技 画期的 ≪ ワルキュレ ≫ を堪能させて頂き感謝感動

・・・( ^ω^)・・・

2020年12月28日 ラジオ:フランスミュジック ≪ LA WALKYRIE ≫
指揮:Philippe Jordan
SIEGMUND : Stuart Skelton / ORTLINDE : Anna Gabler
SIEGLINDE : Lise Davidsen / GERHILDE : Sonja Saric
HUNDING : Gunther Groissbock / HELMWIGE : Ricarda Merbeth
WOTAN : Iain Paterson / SCHWERTLEITE: Katharina Magiera
BRUNNHILDE: Martina Serafin / GRIMGERDE : Noa Beinart
FRICKA : Ekaterina Gubanova/ SIEGRUNE: Julia Rutigliano
WALTRAUTE : Christina Bock / ROSSWEISSE : Marie-Luise Dressen

フンディング:Gunther Groissbock グンター グロワスボック の渋いシックな
響きは素晴らしい。 次期:バイロイト新演出 ≪ リング ≫ のヴォタンを担う予定
9月 @ ウィーンの ≪ シモンB ≫[フィエスコ]も良かった[手(グー)]

然しながら個人好みの ヴォタン は イァィン パテルソン[指でOK] かも知れない
音色 & 歌唱スタイルが ファルク・シュトルックマン 似の為 だろうか?

※今迄聴いた[ヴォタン]ドナルド・マッキンタイァ、ジェムス・モリス
ジョン・トムリンソン、アラン・タイトス、ファルク・シュトルックマン
アルベルト・ドゥメン、エジル・シリンス、ウォルフガング・コッホ、
ブリン・タフェル、イァィン・パテルソン 取敢えず今思い出す名前。。。

※バリトンの声を聴き分けるのは個人的に難しく ファルク&パテルソンは
好きな声質で直ぐ[耳]耳に残ったと言う事だろう。

ラジオから流れる声に集中 周りに余計な付属が見えない事で 音に集中
しながら好きだった演出の情景が蘇り 演技スタイルを創造 & 想像した
明日 30日は三日目 ≪ ジィグフリド ≫ 劇場に居るより緊張感を持って
ラジオに臨んで居る (苦笑)

今宵は先ほど雨間に素晴らしい満月が寒空に輝いていた[三日月][三日月] 
明晩も美しい満月を眺められることを期待しつつ[三日月]

コロナ禍の犠牲は各地に及び 21年 1月1日 @ ウィーン・ニューイヤー
コンサートも無観客で中継配信の様な? ウィーン:シュタツオパーの
公演も1月17日迄 閉鎖の様な。。。[チケット]センターからのお断り[mail to]受信

各劇場:其々オペラファンの為 試行錯誤:ラジオ:TV配信の恩恵に感謝
感激\(^o^)/ 巴里バスティユの新支配人 アレキサンダー・ヌーフ氏
我々世代には昔のスーパーマン:クラーク・ケント似で好感が持てる(笑)

観客へのメッセージ[mail to]や ジョルダンとの会話も非常に自然体で芸術面を
考慮した方の様に観えるので頑張って欲しい[指でOK] 只 変てこな演出禍だけは
ノン・メルシィ:Non Mercie [NG][NG]

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ラインの黄金 ★ ラジオ・フランス・ミュジック~♪ [パリ.fr]

マエストロ:フィリップ・ジョルダン 巴里最後の公演 新演出 ≪リング≫ は
コロナ禍の犠牲となった[涙] 7年前 @ 13年 マエストロ就任当時の≪リング≫
この演出は好きだったので『何故? 態々悪評高い(個人的に) 演出家選出??』と
疑問は尽きなかったが オペラ座支配人のライバル意識:意地だったのか??苦笑

残念ながら最終的に今年の ≪リング≫ は無観客コンサート形式となった[涙]
10月には 演出 & 舞台装置排除が通達され『 別に~』と意に介さなかったが
その後 外出自粛&観客数云々のソシアルディスタンス制限等 政府の規制が
日増しに厳しく 一旦予約キャンセルで 席の再予約。
 
演出無で聴けるのは本望:何しろ演奏&歌唱でOK[手(グー)] と鷹括って喜んでいた。
11月感染者増大で最終的に映画館 & 劇場の全面閉鎖が通達され@ 無観客
コンサート決定[涙][涙] ラジオ:フランス・ミュージックの全面サポートで
ライヴ(録音) 放送が実施された[耳][るんるん]

当初 個人的には画面付きのStreaming が良いと残念に思ったが 昨日の初日
拝聴して是で良かったと納得 [耳][るんるん] 素晴らしい≪ラインの黄金≫を聴かせて
頂いた[耳] 美麗な声を深く堪能 奏者とのコミュニケーションを感じながら
『マエストロの繊細な指示 要求は半端無かっただろう』と想い及んだ(Δ〇>Φ<●П)

夜20時開始で音量等 ご近所様に気遣い肩身の狭い ≪ラインゴールド≫では 
あったが 幸い上下(1,3&4階)住人留守で心置きなく拝聴出来\(^o^)/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
非常にエレガントでドラマティックな≪ラインの黄金≫ 素晴らしい音質
聴いて居るだけで物語に惹きこまれつゝイメージを追う メリハリの利いた
構成でテンポ良く まるで目の前で演じて居るかのような錯覚を覚えた[目] 
ニュアンス駆使した歌唱力 声優並みの歌手陣揃に天晴[モータースポーツ][モータースポーツ]

『物語:台詞に関して理解力抜群の歌手陣が揃い素晴らしいチームワークに
恵まれた』とインタヴューで語ってられた マエストロ:ジョルダンの信頼と
活気あるインパクトの効いた成果は如実に現れた。 

サロンで寛ぎ お茶を飲みながら リラックスしてこれ程 豪華演奏を聴かせて
頂き ペール[クリスマス]ノエル=サンタの贈物[プレゼント]に感謝感激[プレゼント] この先あと3日間 
20時開始の4~5時間はちょっと (ζ●>Δ<●) 今後の予定は 
明日28日≪ワルキューレ≫ 30日≪ジーグフリード≫ 間二日於いて最終日
1月2日 ≪神々の黄昏≫ 

・・・(Φ●>Δ<◎Φ)・・・

2020年12月26日 Paris Bastilleライブ収録 ≪ラインの黄金≫
   ラジオ:フランス・ミュージック放送
L’OR DU RHIN
指揮:Philippe Jordan 
Orchestre de l’Opera National de Pari
WOTAN : Iain Paterson / DONNER : Lauri Vasar
FROH : Matthew Newlin / FAFNER : Dmitry Ivashchenko
LOGE : Norbert Ernst / ALBERICH : Jochen Schmeckenbecher
MIME : Gerhard Siegel / FASOLT : Wilhelm Schwinghammer
FRICKA : Ekaterina Gubanova / FLOSSHILDE : Claudia Huckle
FREIA : Anna Gabler / WOGLINDE : Tamara Banje?evi?
ERDA : Wiebke Lehmkuhl / WELLGUNDE : Maria Kataeva

ヴォータン:Iain Patersonイアィン・パテルソン ベルリンで初めて聴いた
16年から バイロイトでヴォタン/ クルヴェナル、ドレスデンでグンター等
コンスタントに聴かせて頂いて居るが 落着いた貫録のある好みの声質で
ドラマティック歌唱をご披露頂き 存在感発揮。 当初からシュトルックマンに
似た音質:歌唱で興味を持って某日:バイロイト≪リング≫ の舞台を愉しみに
している[耳][目]

※一度だけ前回の魅悪演出の[ワルキューレ]で聴いた事が有る。
 
甘くソフトで美麗な声質 若いドンナー & フロー の響きは美しく
女性陣:フリッカ、フレイァ & エルダも柔和な美声を奏でた[るんるん]

開始早々PCで聴き始めたが 携帯VAIOの為 音質に納得せずほゞ骨董品
の仲間入り 貫録の80年代:日本VICTORラジカセ&CDを引寄せた。 
流石Made in Japanの音質 スピーカー:G-HORN&バッフルは半端ない音響
美麗で重厚な響きを奏でた\(^o^)/

良くこんな重いのを持って来たと思う程に重量のある製品 CD&Wカセット
残念ながら装飾機能は遥か昔にお暇頂いたが 流石のヴィクター音質は逸品
年に一度 巴里祭コンサート中継放送で活躍中[指でOK]  通常はラジオ・クラシック
掛けっぱなしの為 チャンネル変更が大変で中々見つからない程 

と言う訳で局ごとに ラジオを変えると云うのも贅沢の様であるが 仏は電波が
多くちょっと触るだけで他局放送が割込む程 多くの局が存在する~ふぅぅ[あせあせ(飛び散る汗)] 
そろそろ廃棄を考え中だったが こういう事態に遭遇するとやはり捨てなくて
良かったと安堵~ホッ[手(チョキ)]

フランス・ミュージックも毎回 局を見つけ出すのが大変で:見付けたら
動かさない様に印付けて他の局は聴かない様にしている。

リングのリハーサル風景とインタヴュ録画 仏独英:他国語で分かりづらいが
コロナ禍と云うハンディを背負った中で 準備に挑んだ全ての関係者の心意気
雰囲気が感じ取れ 公演に臨む方々の並々ならぬ努力が感じられ 改めてオペラ
と云う総合芸術の奥深さ重厚さに頭が下がる[演劇]

https://chezsoi.operadeparis.fr/videos/une-odyssee-du-ring
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コロナ休演 @ 修復工事 ★ 巴里オペラ座~♪ [パリ.fr]

2021年のシーズンオフに計画されて居たオペラ座:舞台関係の修復工事
着工 @ ガルニエ & バスティユ同時進行。 現在:コロナ休演を余儀なく
されて居る為 来月 7月~11月初に前倒しで工事に取掛かると発表[メモ]

昨年[黄色いベスト]デモに因る交通機関麻痺で中止[NG] 年末年始は
政府の年金改革に反旗を翻しスト[NG] 相次ぐ公演中止に追込まれた挙句
追討ち掛ける[コロナ禍]に因る中止 & 閉鎖と災難に見舞われた19/20
シーズン[涙][涙]

これ等 諸々の問題を抱えた巴里オペラ座の財政は今年度末に底を突き
運転資金も儘らなぬ状況:抱える負債4500万E に及ぶそうな[ドル袋]
現オペラ座支配人 シュテファン・リスネーは契約終了を来シーズン
閉幕の7月に控え 次期:支配人予定のアレキサンダー・ヌーフへの
移行を考慮???

スト &[コロナ禍]問題に手を焼くリスネーは政府に自身の契約延長を
打診。 然し朗報得られず~?と言う事で次期:ナポリ歌劇場契約にシフト。 
契約終了を前倒しで心は既にイタリアン??? コロナ閉鎖中の今季休みを
延長して修復工事の着工を決断??? 11月再開演迄の工程を発表し年末に
巴里歌劇場を去る予定。

[あとは野となれ山~]風も否めないが 其々の方針も有るだろう次期
責任者へバトンタッチ『どうぞお好きな様に』かどうかは個人的憶測
11月末~12月初[リング]フェスティヴァルと称して2公演の予定は
如何に??? 『この点についての正式発表は後任者が決めるだろう』と

来シーズン既に少ないプログラムも前半9月~11月迄の工事に因る閉鎖
キャンセルの憂目に[涙] 個人的に来シーズン年間予約は極小だった為
キャンセルは『 別に~』程度の痛手。 新演出[リング]もリハーサル
兼ねた?目的で今春から単品上演予定であったが[コロナ禍]の犠牲に[涙] 
ぶっつけ本番の2公演を成功に導けるか? 若し日程が延期されれば同じ
キャスト:歌手陣を招集できるか??等 多大な問題を抱えている[涙]

劇場を開けて観客:演奏家:歌手陣:裏方諸々の衛生面のコントロールを
伴い公演を実施させるのは非常にリスクの高い[ コロナ禍 ]年間予約
アボネ や リング予約客向けには 6月中に払戻等の詳細を配信される様で
あるが???

さてこの所 各劇場からの返金続きで[コロナでお金持]風に知らない内に
入金され何か嬉しい\(^o^)/ 今迄 40年近く幾ら浪費しているか等 計算
せず聴きたい[耳] 観たい[目] 演目:歌手を追掛けて来たが [ コロナ禍 ] で
懐が目覚めた様に『エッ こんなに[ドル袋]貯まるの??』風に今迄の自転車操業が
嘘の様に口座を観るのも愉しみな昨今[本][本](苦笑)

然し今は未だストレスも序の口では有るが じわじわ最後の砦が崩壊の兆し
失望も否めない[涙] ザルツブルグ【シチリアの晩鐘】[チケット]握りしめていたが
キャンセル決定[涙][涙] 今年は日本帰省も侭ならずせめてもの望みだった[涙] 
[ドル袋]お金が溜まるのも良いが やはりオペラ & コンサートライブを聴けない
観られない人生は愉しさ半減[涙] キリギリスになっても飛んで歩きたい[走る人]

欧州内移動は今月20日前後には解禁決定事項が発表されるそうであるが
西班牙は来週21日:国境を開放する結論を出した様な~? 色々状況を
見ていると来年の[アベの五輪]は如何なものか ? 中止が妥当と思うが?? 
JOC & 競技関係者が必死で規模縮小検討を唱え会場はスタンバイでも問題は
多勢人間の感染予防:コントロール @ 感染危機管理等 人命の関る課題解決
が先決だが。。。日本の協議委員会を観て居ると 唯々[五輪開催]が目的?
初めから[スポーツの祭典五輪]の趣旨とは掛離れて居たが[曇り][曇り]

日本の大会関係者は狭い島国と国際社会の人種:習慣の違い等:世界環境を
具体的に把握せず危機感が薄い様に感じられる。 オリンピックは世界各国
宗教も習慣も異なる多勢が訪れる。 密室機内で数時間~10数時間を旅する
参加者等? 多方面の角度から分析して早期に結論を出すべきだろう。
相手が見えないウイルスに対抗:無理して危険を冒し税金を浪費すべきでは
無いだろう[NG][NG] 補正予算:補償手当等 国の懐&都の懐は既に金庫の底が
見える現状??[目]

経済効果を期待する政権 & 都政[言うは易すし為すは難し]世界同時
コロナ感染に因る経済危機に晒されて居る状況 毎日:着信する値引き[mail to]
金持ち以外一般国民は日本への旅に散在する余裕は期待薄 観光客も見込め
ないだろう。 1年足らずで元の生活:収入に戻るのは厳しいだろう[ドル袋]

利権団体&日本政府:都政だけがいくら頑張っても形だけ:日本人選手多勢
(地元でリスク極小)の競技大会で満足感を得られる結果を出せるだろうか??
金:銀:銅メダルの価値は?? オリンピックの為に日常生活に支障を来す
都民の迷惑も考慮すべきだろう 厄介な[コロナ禍]を抱えている時に[曇り][曇り] 

[コロナ感染]対策はアラート(舶来コンプレクス? 日本語遣って欲しい)
解除で『私のお仕事終了です』とばかり選挙運動にシフトしてらっしゃる方。
オンライン選挙とやらでMSN を開けると飛込む[東京都のニュース]で宣伝
緑の狸 @ 顔と名前がずらり並ぶ~ふぅぅ[あせあせ(飛び散る汗)] 

コロナ禍から秋迄に都の広報費予算15億円とかの報道[若しかしたら是も
都民税で賄っている?]共同:朝日:産経等 政権:都政べったりメディアの
ニュース @ 同じものが毎回張り付いて見たくも無い狸が パネル掲げて
中身空っぽ プロパガンダ[東京大改革]

学歴詐称疑惑を街で批判されるのを避ける為か??? 街頭演説無しとか?
本当に卒業され卒業証書持って居られるので有れば 蓮舫さんの国籍疑惑の
様に正々堂々掲げて証明されれば済む話 又は名誉棄損で訴えれば良い訳で?

其れにしても各党が推薦しないのは有権者に忖度?? 特に前回婦人会が
ペンライトで応援に駆出された(友人談) 公明党は 疑惑は迷惑 (# ゚Д゚)
何れにしても築地生まれには絶対許せない裏切者(苦笑)プロパガンダの
エンタメ知事に[東京大改革]とかぐちゃぐちゃにされたくない (# ゚Д゚) 

都民になる可能性も遠からずの気配も(苦笑) 個人的には同年代の
宇都宮健児氏の公約を信頼 @ 家族に推薦中。 現在の嘘と汚職疑惑
忖度にまみれる日本を逸早く当り前の普通の日本:東京に戻して欲しい
と願う納税者[指でOK][手(チョキ)][指でOK]

追記:
今宵8時 エマニュエル・マクロン大統領の演説で6月15日 明日から
欧州:シェンゲン地域への国外脱出可能に\(^o^)/ 然し14日間の待機
に関しては言及が無かった [メモ]

7月1日からは感染者の少ない欧州以外の国への国外脱出可能に[走る人][飛行機][新幹線]
と言う事で若しかしたら8月に帰省は可能になるか? 今後は日本の
入国審査検査事情に因るが [メモ] 此方も14日間の待機に関しての言及が
無かった。

※何れにしても仏から出国:入国は問題無いかも知れないが受入れ先の
相手国の規則にも因る為 言及し無かったのか?? 個人的心配は日本で
海外からの帰国者は公共乗物使用禁止とか?[新幹線][バス][車(RV)]  何れにしても
未だ二ヵ月先の事 どの様に変るか? 第二波とかもある様で[波][波]
高齢者は慎重に[パスワード] 寄る年[波]に気を付け様 [波]


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マノン 後 全劇場コロナ休演 ★ バスティーユ~♪ [パリ.fr]

イタリアに続きとうとう欧州の歌劇場は軒並みコロナ休演に追込まれた。
巴里:ベルリン:ミュンヘン:ウィーン[家]  8日:日曜日に文化大臣から通達
された仏国では1000人以上の劇場閉鎖を余儀なくされた[涙][涙]  
因って今夜のコンサート【フィリップ・ジョルダン*マーラー 】キャンセル[涙]

※追記:バルセロナ ≪ ローエングリン≫ 初回から3公演キャンセル[涙]
19日の初日観劇予定で検討中だったが劇場側の決断で安堵!
西班牙のコロナ状況が報道されない為、余り感染者居ないのだろうと安易に
考えて居たが西班牙人のコンシェルジュに『オォォマダム危険だから[NG]
流石物知り コンシェルジュ \◎^●^◎/ 多種多様の情報管理者~天晴[モータースポーツ]

※バルセロナから何度も修正[mail to]着信 ≪ ローエングリン ≫ 終に全公演中止の
お知らせ 先月 TCE の第九で フォクト & グロワスボックの美声を聴かせて
頂き愉しみだったが。。。 

2700席余りのオペラ座[涙] シャトレ劇場:2000席余 /シャゼリゼ劇場:1900席
オペラコミック:1100席 [×][×] 其々に手段を講じて対応。 シャンゼリゼ劇場
は現在販売済は其の侭、今後は予約受付無。辛うじて救われた対応に安堵~ホッ。 
然し是が良いか悪いか個人の判断に委ねられる?? 又は今後の状況で全面休演に
追込まれるか?

※追記:13日の金曜日 @ 頼みの綱 TCEから4月1日迄の休演[mail to]着信[涙] 
今シーズンの眼玉 NY. METで聴いた≪Roberto Devereux ロベルト・ デヴルー ≫
David MacVicar ダヴィド・マックヴィカーの豪華演出:再聴 & 再観劇を
心待ちにして居たが残念無念[涙][涙]

※1000~100人の集客と大幅削減の為、上演不可[×] ルーヴル美術館初め
ヴェルサイユ宮殿:劇場:美術館:宮殿等々 観光地も軒並み閉鎖:70歳以上の
外出自粛と言う事で何か外歩くのも肩身が狭い[涙] 引籠っても仕事は沢山あるが
2月から子供服6枚を仕上げ是からもミシンに向い創作意欲が増すだろう[晴れ]
[転んでもただは起きぬ] 何かしてないと居られない性分(苦笑)

危機一髪で難を逃れた7日:土曜日 コロナに躊躇はするが歌手陣も体を張って
頑張って居るしと勝手な応援も兼ねて赴いた。 只、狭いボックスオフィスで
格安チケットに1時間待ちは回避。 何処でも良いと開演15分前に飛込み内心
『一列目の端辺りが良いけどまぁ無理ね?』と微かな期待を持ちながら頂いた席
@っと驚く[一列目中央:指揮者の真後ろ??] から僅かに外ずれた特等席を手に
疾風の如く入場口へ[雷] こんな状況の中観劇する観客も極小なのだろう[いす][目][耳][いす]
との思惑も外れ三分の二以上の入場者~天晴[モータースポーツ] と言ってよいのか??

新演出は悪くないとの事前情報を入手済でスルー出来ず心躍らせ開幕に臨んだ
1920年代 アールデコ調:George Barbier ジョルジュ・バルビエ 銅版画集
[アルマニャック] を紐解く如く彷彿とさせる舞台装置 & 衣装に惹き込まれた[アート]

≪マノン≫ 何時聴いたか? 曲も想い出さない程に古『睡魔に襲われない様』に
と覚悟の予防線も開幕同時に消え失せた[曇り] パステル調のロマンティックな色彩
アールデコの代表:Paul Poiret ポール・ポワレ風衣装デザイン:目の前に広がる
大好きな時代にタイムスリップ:一緒に潜り込んだ アール凸の世界 [バー][バー]

[ハート][スペード]… MANON…[ハート][スペード]

2020年3月7日 バスティーユ ≪マノン≫
指揮:Dan Ettinger / 舞台装置:Aurelie Maestre
演出:Vincent Huguet / 衣装:Clemence Pernoud
照明:Bertrand Couderc / 振付:Jean-Francois Kessler
脚本:Louis Geisler / コーラスマスター:Jose Luis Basso
Manon:Amina Edris / Lescaut:Ludovic Tezier
Le chevalier des Grieux:Stephen Costello
Le comte des Grieux:Roberto Tagliavini

≪マノン≫ のキャラクター自体が好みで無い為、勇んで行く程の演目では
無いが曲を聴きながら懐かしいメロディーが蘇る[るんるん] 嫌いなのは主人公
何と云っても富豪のパトロンになびきカジノで身を亡ぼす様な娼婦紛い
恋する若い娘の清純さからは程遠く純粋な騎士デグリュを二度も誑かす
魔性の娘 ▼△▼ 物語ではあるが許せない (苦笑)

[マノン]Wキャスト:Amina Edrisアミナ・エドリス @ エジプト出身
若いソプラノ:強敏な低音 & チャーミングな高音域と自在にコントロール
聴き易いクリアーな仏語も良かった[手(チョキ)] 元気な現代っ子で少々我儘風に演技力も
有り豪華なドレスをエレガントに着こなし優雅な振舞で将来性を感じさせる立居
堂々巴里デビューを成功させた\(^o^)/

二幕 @ Delacroixドラクロワの絵画二枚で表現されたサンシュルピス教会の
礼拝堂:内部修復で蘇った天使の絵が印象的に栄える[アート] 黒い神聖な神父の
礼服がスマートな長身に精悍さと寂しさを漂わせた 騎士デグリュ:Stephen
Costelloシュテファン・コステロ 叙情的で微妙なニュアンスが心に響く甘美な
音質素晴らしかった[黒ハート] 最後の処刑場では真に迫った自然体の放心状態が
涙を誘った[涙]

※メトで拝聴のアンナ・ボレナ:アンナ・ネトレプコの元許嫁:リカルド・
パーシー卿を演じた時からのファン:悲しみに打ちのめされた誠実な青年:
絶望的な歌唱 & 演技に心打たれた[涙] 記憶が残る[曇り]

父デグリュ伯爵 バス:Roberto Tagliavini ロベルト・タリアヴィニ
ロマスグレーのエレガントな初老紳士:伯爵の気品漂う豊かな音質
深みある低音の響き艶やかな声質 & 抜群のカリスマ[るんるん]

出番少ない役柄に関わらず息子デグリュ-に対する父親の優しい
ノスタルディックな表現:反面ホテルの賭博場へ取締りに乗込む
威厳ある厳しい態度 半端ない存在感をご披露頂いた\(^o^)/

※コロナに躊躇せず滑り込んだ公演:S.コステロ & R.タリアヴィニが
お目当だった[耳][目] 両者共、数他の役で聴かせて頂いて居るが常に
想定内を上回る感動に浸れるΦΨΦ 演技伴う美麗な声質と繊細な
歌唱力保持者 (^^♪

マノンの従弟レスコー仏バリトン:Ludovic Tezier ルドヴィク・テジエ
従妹マノンを上手く操る遊び人:華やかで音色豊かに如才なく演じ若手
歌手陣の中で年季の入った貫録発揮ドラマを紡いだ [本]

※1998年[オペラリア入賞者]一月の[ドミンゴ・コンサート東京]で
特別出演のソプラノ森麻季さんと同期入賞者[王冠] 

アール凸様式のお洒落な演出で申し分ない公演を堪能させて頂いたが最期
本来:ル・アヴル港から米植民地へ流刑になる予定のマノンが処刑される
と言う残虐なシーン 個人的にはノン・メルシー[涙]

近年物語詐称で脚本が塗り替えられる事がしばしばだが、パトロンの妾:
売春婦?? カジノ出入り程度で銃殺の重刑は如何なものか?
本物では無いが銃弾は耐え難く思わず耳[耳]を抑え目を瞑った[涙]

豪華ホテルや華やかな社交場 [Josephine Baker:ジョセフィン・バッケー]
如き当時の象徴人物を登場させたり脇役の振付も愉しさ満載
コメディタッチで面白かったが多勢過ぎ些か賑やかだったΣ(・□・)[あせあせ(飛び散る汗)] 

目の前で揺れ動く指揮者:Dan Ettinger ダン・エッティンガ-のパンク風
刈上げ獅子の様な白金髪 モダンなお兄さんも舞台にマッチする登場人物の
様に違和感なく リズミカルにテンポ良くドラマを展開させた[るんるん]

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初耳 ≪マノン≫ は1982年録音カセット:Michel Plassonミッシェル・
プラソン指揮 / マノン:Ileana Cotrubasuイレアナ・コトルバス
デグリュ:Alfredo Kraus アルフレド・クラウス / レスコー:Gino Quilico
ジノ・キリコ / 伯爵デグリュ:Jose Van Dam ジョゼ・ヴァン・ダム
当時は物語に沿って舞台を想像しながら愉しんだ[曇り][るんるん]

そう云えば2001年 @ バスティーユ公演を薄れた記憶から呼起した[目]
2001年7月12日 バスティーユ≪マノン≫
指揮:Jesus Lopez-Cobos
演出:Gilbert Deflo / 振付:Ana Yepes
舞台装置&衣装:William Orlandi / 照明:Joel Hourbeigt
Manon Lescaut:Renee Fleming / Lescaut:Jean-Luc Chaignaud
Le Chevalier des Grieux:Marcelo Alvarez
Le Comte des Grieux:Alain Vernhes / De Bretigny:Franck Ferrari

マノン:ロネ・フレーミング& デグリュ:マルチェロ・アルヴァレツ
[ そう云えば ] 程度しか想い浮かばない程、印象が希薄だった?? でも
想い出せただけでも良かった!!
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個人的経験からカジノの雰囲気は好みでは無い。 80年代初期:バブル時代
現地法人を任されて居た頃、会社の幹部からアテンドを依頼された株屋さん
『株は畑で育てるのが良い』と気軽な冗談の出る方で面白かった。

仏では≪マノン≫の様に賭博場で身を亡ぼす庶民が多く売春や賭博禁止で
巴里から100㎞以内には作れず[アンギャン]が一番近かった。 然し本格的
では無くルーレットやスロットマシーンと呼ばれる簡単なもの?? とか。
曰く田舎のカジノ風とか~ 初めて足を入れたカジノで比較は出来なかったが。

ラスベガスやUSAで遊び慣れた友人は嬉々として遊んで居たが興味皆無で
ルーレットの四つ角に置いた侭:覚めた気分で時を過ごした。 帰りがけ
彼女曰く『頂いた1000[チケット]で足りず自腹も併せて全部摩っちゃった』そうな
個人的には何もせず増やして帰宅。 
 
次はやや遠出:ノルマンディ地方のドーヴィル 列車で巴里から二時間[電車]
海辺に面した白亜の館:エレガントな雰囲気でヴァカンス客の軽い遊び場
フランスの上流階級が集う雰囲気で気後れ。。今は寂れて居る様な???

本格的はモナコのカジノ広場:ホテルド巴里の一角 此処は色々聞くと
ブラックジャックとかテーブルで何やら[スペード]カード広げて~ 愉しみ乍ら
お金を賭けて稼ぐ風な風貌の方とかが多く高級感覚は有るがマネー
ロンダリングの香り漂う胡散臭い雰囲気も素人ながら感じ取れた[ドル袋][ドル袋]

到着時慣れない場所で探して居る時、直ぐ脇に車が横付け登場人物は
モナコのアルベルト王子だった。 モナコ/モンテカルロは街自体が品の
良い歓楽街?? いずれにしてもカジノ:賭博場に興味は皆無。 仕事の
アテンドだったが[百聞は一見に如かず]と言う訳で過去の経験から
横浜カジノ計画は絶対反対 [×][×]

日本に来て賭博する人は賭博の名人:マフィア的な方も多いでしょう。
観光客が態々日本でカジノに浪費するとは想像し難い [スペード][ドル袋][ドル袋][クラブ]

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