歌姫*アンナ・ネトレプコ★巴里フィル~♪ [パリ:フィル.fr]

開演時間に遅れ 案内された天井桟敷へ 重いドアを開けた瞬間に飛込んだ
光景は まるで黄金の菜の花畑 [晴れ]太陽の輝きを思わせる光り輝く舞台( ゚Д゚)
天高く湧上る魅惑の美声に包み込まれる巴里フィル 透ける羽を付けた
シルフィード達が舞って居る様な錯覚さえ覚える 信じ難い雰囲気が漂った[曇り]

空オケのステージに一人立つ Anna Netorebko:アンナ ネトレプコ 広々とした
舞台で自由気侭に流れる如く歌い観客に愛嬌を振り撒きつゝダンスに興ずる〓〓 
中央に置かれたピアノ:奏者 Malcolm Martineau:マルコルム マルティノォ
奏でる柔和な響き観客を魅了するアンナ独り舞台 [るんるん] [黒ハート] 感動の極み\(^o^)/

『エェェ 5階ってこんな素晴らしい音響だったの』と初耳音響に唖然 ( ゚Д゚)
休憩時間に自分の席 @ 平土間 一列目への移動を躊躇する程の迫力[耳]
巴里フィルは楕円の舞台中心に観客席はランダムに放射状に設置されている[いす]
バルコン席一列目から階下を見下ろすステージ まるで火口から吹き上る炎の
如く空間を漂う シフォンの美声は手で掴めそうに吾身に降り掛かった[るんるん]

残念ながらの遅刻では有ったが 諦めず頑張って駆付けた甲斐ある壮麗な
コンサートに感無量[涙] 音楽の神様有難う[手(チョキ)]
新たな発見に結び付いた遅刻[目][耳] 転んでもただ起きずと云う事か(苦笑)

[三日月]~★~[晴れ]~ Recital Anna Netrebko ≪ Day and Night ≫ ~[晴れ]~★~[三日月]

2022年5月25日 巴里フィルハ-モニ-≪リサイタル アンナ ネトレプコ≫
Anna Netrebko. soprano:アンナ ネトレプコ / ソプラノ
Elena Maximova. mezzo-soprano:エレナ マキシモワ / メゾソプラノ
Giovanni Andrea Zanon. violon:ジォヴァニ アンドレア ザノン /ヴィオロン
Malcolm Martineau. piano:マルコルム マルティノォ / ピアノ

PROGRAMME 昼と夜
前半@昼 [晴れ]
Francisco Cilea:フランシスコ チレア
Adriana Lecouvreur ≪ Del sultano Amuratte … Ecco respiro appena ≫

Serge Rachmaninoff:セルジュ ラフマニノフ
≪ Siren ≫ (Le Lilas), op. 21 n°5
≪ Zdes’ khorosho ≫ (Ici, il fait bon), op. 21 n°7

Nikolai Rimski-Korsakov:ニコライ リムスキィ-コルサコフ
≪ Zvonche zhavoronka pen’e ≫ (L’alouette chante plus fort), op. 43 n°1

Richard Strauss:リヒャトル シュトラウス
≪ Morgen ≫ (Matin), op. 27 n°4 avec Giovanni Andrea Zanon
ヴァイオリン伴奏 ジオバンニ アンドレア ザノン

Claude Debussy:クロード ドビュッシー 
≪ Il pleure dans mon c?ur ≫, l. 60 n° 2≫

Gustave Charpentier:グスタフ シャルパンティエ- 
≪Louise, Depuis le jour≫

Piotr Ilitch Tchaikovski:ピオトル イリチ チャイコフスキィ
≪ Skazhi o chem v teni vetvej ≫ (Dis-moi sous l’ombre des branchages)
op. 57 n°1

Ruggero Leoncavallo:ルッジェロ レオンカヴァロ 
Pagliacci≪ Stridono lassu ≫ ≪ Mattinata ≫, op. 5

ENTRACTE:休憩

後半:夜 [ぴかぴか(新しい)][三日月]
Piotr Ilich Tchaikovski:ピオトル イリチ チャイコフスキィ
La Dame de pique ≪ Ouj vietcher ≫ (Duo Lisa / Pauline)
avec Elena Maximovaメゾ@エレナ マキシモワ と二重唱

Nikolai Rimski-Korsakov:ニコライ リムスキィ-コルサコフ
≪ Redejet oblakov letuchaja grjada ≫
(Les cretes des nuages s’estompent), op. 42 n°3

Serge Rachmaninov:セルジュ ラフマニノフ
≪ Son ≫ (le reve), op. 38 n°5

Richard Strauss:リヒャトル シュトラウス 
≪ Die Nacht ≫ (La Nuit), op. 10 n°3
≪ Standchen ≫ (Serenade), op. 17 n°2

Antonin Dvo?ak:アントン ドヴォルザ-ク
≪ Kdyz mne stara matka ≫
(Chansons que ma mere m’apprenait), op. 55

Serguei Rachmaninov
≪ Ne poj, Krasavica, pri mne ≫
(Ma belle, ne chante pas devant moi)op. 4 n°4

Camille Saint-Saens:カミユ サンーサンス
Samson et Dalila≪ Printemps qui commence ≫

Jacques Offenbach:ジャック オッフェンバック
≪Les Contes d’Hoffmann Belle nuit o nuit d’amour≫
avec Elena Maximova メゾ@マキシモワと二重唱

Douglas Moore:ドゥグラス ムール
The Ballad of Baby Doe ≪ The Silver Aria ≫

Francesco Paolo:フランチェスコ パオロ
Tosti ≪ La serenata ≫

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Bis:アンコール
Giacomo Puccini:ジアコモ プッチニ
・Manon Lescaut ≪ In quelle trine morbide ≫
・Luigi Arditi:ルイッジ アルディティ ≪ Il bacio ≫
・Ernesto de Curtis:エルネスト ド クゥティス ≪ Non ti scordar di me ≫

アンナ ネトレプコ:リサイタル 2~3曲を エレナ マキシモワとの
二重唱 & バイオリン奏者の伴奏の他 全曲 マルコルム マルティノォ
ピアノ奏者との二人三脚

ピアノ伴奏で聴く アンナのピュアーな美声を拝聴した 超豪華版の宵[耳]
これ程の贅沢には中々遭遇出来ない[目] 惚れ惚れする美麗な音質 限界を
極める如き 素晴らしいピアニシモ 想像を絶するコンサートに感動[黒ハート]
2時間半を独り舞台で乗切ったスタミナ 歌唱力 声量 全てに脱帽[演劇]

Mercie beaucoup et Bravissimo  Anna et tout son equipe [バー][バー][バー][バー]

残念ながら このコンサートの約半分:前半の[昼]の部は聴き逃した[涙] 
実はついうっかり聞き逃したスト情報 それでも遠路の為2時間前には
出家[家] バス停で何気に周りを見渡すと『エッ 何で??』スーツケースを
ゴロゴロ運ぶ通行人を何人も見掛け嫌な予感??『若しや?』

勘は的中〓 RATP:巴里のバス・地下鉄営業所へ問合せ スト判明[涙]
全面運休と間引き時間を路線毎に丁寧にご説明頂いた。 然しバス党に
取って 地下鉄は謹んで拒否[NG] と言う訳で45分待ちの巴里フィル行き
バスを しっかり待った[バス]?[バス](苦笑)

『あぁもう駄目[NG] もう駄目[NG]』と時計観ながらも地下鉄への路は閉ざし 
ひたすらバスを待ち続けた。 然し[バス] 到着時は既に『遅かりし』開演時間
だった[涙] 自宅へ折返すか この侭バスで直進するか?[モータースポーツ]? 迷ったが
『まぁ良いか? 後半だけでも 美声が聴ければ[耳] 』どんな状況になるか
経験も兼ねて?? と言う訳で天井桟敷で半端ない経験を味わった\(^o^)/ 
『あの素晴らしい美声をもう一度』価値ある奇遇に遭遇[メモ]

戦争が始まって間もなく FBで舞台降板を発表したアンナ・ネトレプコ
その日からずっと【 5月25日の公演】を祈り続けた甲斐あり実現に感謝
折しもこの日 スト直撃と云う不運にも拘らず そして老体に鞭打ち(笑)
出向いた吾身にお疲れ様…( ^ω^)…

何故[地下鉄]にアクセスしなかったか? 先ず待って居た停留所から更に移動が
面倒。 [バス]運休で混み合う地下鉄:マスク解禁の今 乗りたくなかった。
RATPグループの為 乗ってもどこかで間引きとかノロノロ運行とか~[曇り]
何しろ多彩な問題経験者としては 簡単に決心は付けられない多種多様な
面からの状況判断(笑) 転ばぬ先の杖 高齢者は何時も杖を忍ばせ ///
返す返す 途中で引き返さなかった 根性に我ながら天晴[モータースポーツ][演劇][モータースポーツ]

[サッカー]~~~[テニス]~~~[映画]~~~[サッカー]~~~[テニス]~~~[映画]

さて今宵は騒がしい事だろう[演劇] 既に街中は今夜の[サッカー]サッカー決勝戦
レアル・マドリッド 対 リバプールの サポーターらしきグループが奇声を
揚げている。 今週末は ロラン・ガロス[テニス]テニス全仏オープン:[サッカー]決勝戦
カンヌ映画祭 [映画] 最終日と目白押し 経済効果は如何な物か[カバン][バー][ビール][バー]
今夜の愉しみは 日本代表の南野拓実君の出場 [サッカー] Bon chance [モータースポーツ][モータースポーツ]

久々【ジレジョンヌ:黄色いベスト】のデモ注意報道が無かったのは朗報。
只 26日が祝日だった為 飛び石連休で巴里を離れた巴里ジャンも多いのか
賑わいは無い。。。6月中旬のソルド:バーゲン迄 買い控えかも[涙]

…‥[サッカー]…‥[涙]…‥[サッカー]…‥

追記:昨晩の[サッカー]の試合で チケット持たずに押寄せた リヴァプールファン
取締る警官隊を振切って垣根をよじ登り会場へ走る姿を見て 脳裏を過る
1984年5月30日 @ ベルギーで行われた ユベントス対リヴァプール戦
痛ましい事故をラジオ中継で聞いた。 多分20時頃だったか? 通常の
ニュースの最中に突然『リヴァプールフーリガンが仕切りを倒し反対側へ
押寄せ 逃惑う観客が将棋倒し~』云々の事故中継に変った[カラオケ]

『観客が逃惑って~ 何が起こって居るのだろう~』風にアナウンサーも
事情が分からず中継を中断 余りの衝撃報道を終了。 翌日のフィガロ紙には
悲惨な写真が掲載されていた。 イタリアからの家族連れ 子供:若年層の
犠牲者も多かった。 改めて 【犠牲者の方々のご冥福をお祈り致します】

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メッサ・ディ・グロリア★シャンゼリゼ劇場~♪ [パリ:TCE.fr]

ミサ曲とは思えない 華やかな輝かしいコンサートに遭遇[目] 初耳演目
≪メッサ・ディ・グロリア≫ 巨匠:ジアコモ・プッチーニ作曲のミサ曲 
静寂で厳かなミサ曲のイメージは無く 音の宝庫から飛交う音符群団 [指輪]
弾ける迫力 想定外の素晴らしいコンサートを堪能[黒ハート]

しなやかに エレガントに繊細な指先から炸裂する音の饗宴 指揮者:
Gustavo Gimenoグスタヴォ・ヒメノ 率いるルクサンブルグ交響楽団&
コーラス団の半端無い活力は舞台狭しと繰広げられた[るんるん]

聴き慣れない初耳演目だった為 出掛け前 どんな感じか? 一応U-tube
拝聴[耳] 『あぁこんな感じの曲なのね』風に感触だけ予習して出掛けたが
想定外の展開に『エェェッ[耳] 是って[目]』 まるで違う曲を聴く様に
舞台に [目][耳] 釘付け 情熱的な公演に惹き込まれた[るんるん]

こじんまりしたTCE劇場 自宅サロンで聴く様なリラックス気分の定席
に構え大画面から強烈な音量を浴びる如く演奏に浸れる雰囲気は最高[黒ハート]
知名度の低い演目の為か空席が目立って お気の毒では有ったが熱狂的な
万来の拍手は延々と続いた[手(チョキ)][指でOK][指でOK][手(チョキ)]

Mercie Beaucoup Maestro Gimeno & tout le monde 

劇場を出ると丁度22時 @ エッフェル塔[ぴかぴか(新しい)]が輝き 奏者を待つ大型
バスが何台も待機していた[バス][バス][バス] 遠路遥々有難う[車(RV)]\(^o^)/

※会場に付いて案内嬢に[チケット]見せると『もっと良い中央席をご案内します』
『態々好きな席を選んでいるから大丈夫よ』と謹んでお断り[いす]
周囲は観客皆無に拘らず一席置いたお隣にやはり[物好き??]の方が(笑)

 ********* MESSA DI GLORIA ********

2022年5月12日 シャンゼリゼ劇場 ≪メッサ・ディ・グロリア≫
Messa di Gloria:Giacomo Puccini ジアコモ・プッチーニ
指揮:Gustavo Gimeno | direction
Orchestre Philharmonique du Luxembourg:ルクサンブルグ交響楽団
Ch?ur Orfeo Catala :オルフェオ カタラ コーラス団
Charles Castronovo:tenor / テナー:シャルル カストロノヴォ
Ludovic Tezier:baryton / バリトン:ルドヴィック テジエ

何か知らない曲だけど グスタヴォ ヒメノ指揮で有れば 絶対感動を
得られると赴いたが想定を超えるコンサートに今宵も最高を更新[三日月][三日月]

何時も想うが 定番なんて無い スパイス加減で味が見事に変わる料理 
同じ素材でもカッティングで 変身するファッション オペラでさえ
演出:歌手陣でオリジナルを逸脱した詐称作品は多々あるが。。。

然し同じ曲で これ程迄の別物に遭遇した コンサートは先ず未経験[曇り]
帰宅時の車中で ついつい顔見合わせるコンサート帰りの方々と自然に
会話が生まれる。 誰もが誰かと分かち合いたいこの衝撃 同年輩の
ご婦人 眼を輝かせ『初めて聴いた曲だったけど素晴らしかったわ』と
興奮気味に会話が進む[キスマーク][るんるん] 【そぅ皆 感激に酔いしれていた[曇り]

あれを聴いたらもうU-tubeは観られないと想う程の違い まるで壮麗な
コンチェルタートを聴いて居る様な感動を受けた 美麗で素晴らしい
コンサート\(^o^)/[モータースポーツ]\(^o^)/ 多勢の聴衆向けに考案された
独創的なプッチーニのミサ モダンで音色豊かなオーケストレーション
情熱的で愉しい明るいメロディは圧巻だった [手(チョキ)][手(チョキ)][手(チョキ)]

マエストロ @ 西班牙の叙情的指揮者:グスタヴォ・ヒメノの感性で
構築された ミサは従来の荘厳な教会から出て 燦燦と輝く太陽を浴びる
如く開放的な雰囲気のミサに変身を遂げた[晴れ]

*****♪*****♪*****♪*****

@13時 今ラジオのニュースで【13日の金曜日】『あぁそうだった』と
通常気にして無いが 先月の幸運からの反動で危機を感じて居た悪運
4月末に抜歯宣告 5月早々に片目 @ 要白内障手術の宣告等々寄る年波
少なからず気落ちしていたが 『 俎板の上の鯉 どうにでもなれ』風に
昨晩のコンサートで一気に気分転換\(^o^)/ 人生:気分を変える??
この喜び クラシック生舞台は止められず(苦笑) 明日は何処へ[カバン]

追記:そう云えば [ マスクよさらば [キスマーク] 口紅よこんにちは ] ラジオでマスク
着用義務からの解放を愉しそうに報道していた[化粧] 5月16日に欧州地域
公共乗物:バス:地下鉄:列車 / 劇場等公共施設に於けるマスク着用義務
解除の方向。 航空機に関しては国や会社地域に因って異なる可能性も。

今は未だ3分の一程度はマスク着用で劇場内でも マスク姿は目立った。
仏社会でマスク着用反対デモ等の騒ぎもあり緩和されてから皆外すと想定
したが 中高齢者は未だ 全面的開放は『別に』と云う感じで着用者が多い。

個人的にはマスク派 @ この先もマスク着用。 マスクに慣過ぎて外す気に
成れず顔が半分隠れて居るのも良い。 外:人混みは謹んで遠慮したい
と云うのも本音。 カフェやレストランは ノン・メルシィ 行く気にならず
引籠りに徹し病的では無いが 見えないウィルスに未だ拒否反応[NG] 

コンサート:オペラ等劇場はスルー出来ない為 マスク着用で。 昔と違い
[マスク=日本人]の印象も無くなり 普通にマスク着用できる状況になった
事は 不幸中の幸い(苦笑)禍転じて福 [手(チョキ)] そんな訳で この先 増え続る
観光客に対する自己防衛で マスクと仲良し継続(笑)

先日 歯医者さんで『どの歯ですか?』と訊かれ マスクの片方のゴムを外し
『此処です』と指で示すと『歯医者ではマスク外して結構です』(爆笑)
失礼致しました。

・・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・

追記:訃報 @ やはり13日の金曜日だった様な ??[涙]
メゾソプラノ Teresa Berganza,テレザ・ベルガンザ 氏 逝去 享年89歳
【 心よりご冥福 お祈り致します】           2022年5月13日

ドミンゴ氏との共演も多く≪カルメン≫ のCDは何回聴かせて頂いたか? 
と云うか彼女の[カルメン]しか聴いた事が無い。 残念ながら舞台で
拝聴する事は叶わなかったが… ドミンゴ氏とは大の仲良し
[ 彼を追掛けるには一緒に飛行するしかない[飛行機] ] とインタヴューで冗談も

・・・・・・♪・・・・・♪・・・・・♪・・・・・

訃報:そう云えば書き忘れた ほゞ一月前 4月17日
ピアニスト:Radu Lupuラドゥ・ルプー氏 逝去    享年76歳
【 心より ご冥福を お祈り致します 】

白いふさふさの髭に もう少しお歳召した方の様な気がして居たが同年代
だったとは。。 素晴らしいピアノ演奏を聴かせて頂いた想い出が蘇る。 

2012年6月5日 巴里サル・プレイエル ≪ Radu Lupu & Claudio Abbado ≫
★ピアノ : Radu Lupu / 指揮 : Claudio Abbado /
奏者:Mozart Orchestra Bologna ボロニャ・モーツアルト管弦楽団
既に10年 個人的に聴いた最後のライブだった。
懐かしい若手精鋭軍団:モーツアルト管弦楽団 又聴いてみたい[耳]

2012年4月5日 パリ:サル・プレイエル
★ピアノ:Radu Lupu / 指揮:Paavo Jarvi / パリ管弦楽団

1997年3月30日 ベルリン・Staatsoper ≪Klavierduo:ピアノ二重唱≫
★Radu Lupu / Daniel Barenboim
ダニエル・バレンボイムとの連弾は素晴らしかった。 [↑][↓]

1997年6月22日 ベルリン:≪Synfoniekonzert≫
★指揮&ソロ:Daniel Barenboim / Klavier: Radu Lupu

~~~♪~~~♪~~~♪~~~♪~~~♪~~~

追記 @ 7月17日 朗報
ヴァレンシア出身 若干46歳の マエストロ:Gustavo Gimeno
グスタヴォ ヒメノ氏 スペイン・マドリッド [Teatro Real:テアトロ・レアル
王立劇場] の次期音楽監督に就任:2025/26シーズンから5年間の任期との朗報
とは言え未だちょっと先になる[涙]

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マノン・レスコ*A.ネトレプコ復帰★モンテカルロ~♪  [モンテカルロ]

思いがけずの代役で素晴らしい好演を拝聴させて頂いた[るんるん] 当初から予定
無く偶々舞込んだ[mail to]に驚嘆( ゚Д゚) Anna Netrebukoアンナ ネトレプコ
舞台解禁?? 復帰情報に指先は既に関係先サイトへアクセスして居た(苦笑)

≪マノン・レスコ≫ モンテカルロオペラ座公演。 華やかで美麗な歌唱を
満喫[黒ハート] 残念ながらの演出に僅かながら不満は残るが 一幕@可憐な表情で
デグリュとの出会い 一目惚れに恥じらいを感じさせる爽やかな雰囲気を
醸した。。お茶目な姿は観客の笑みを誘った[耳]

二幕 @ 豪奢な館に囲われるマノン 筋肉質の芸術家ジェロンテが彫刻を
創作するが如く マノンを中央に立たせ[柔らかなレースに包まれて~]
歌詞 に合わせ大判のウエットティッシュで包んで行く(苦笑) 幾ら役者
とは云え プロの歌手 臨まれれば全て受容れる?? 愉しそうに歌うマノン
ビジュアル的にはコミック風で 叙情的感動は薄れた。

愛しいマノンを探し求め突然現れたデグリュと 愛の抱擁 館からの脱出を
促すデグリュ 然し[指輪]宝石に眼の眩んだ マノン両手に抱えた宝を離せず
右往左往する内 ジェロンテが現れ マノンは警察へ。 流石芸人アンナの
演技は逸品[手(チョキ)][手(チョキ)]

残念な演出の極め付けは最終場面 まるでcovid隔離で会えない恋人同士??
舞台中央をガラス戸で仕切り マノン & デグリュ 其々別々の何故??
[Solo perduta abbandonata 一人きり 置き去りにされ見放された]と
嘆きつゝ暗く冷たい叩きに横たわり一人最期を迎えるマノン[涙] 

片や明るい学生の部屋で〓熊の様に狼狽えながらマノンに思いを寄せて
嘆くデグリュ。 ガラスで遮断された部屋から動く事も出来ず マノンの
最期も看取れず[涙] 中途半端で 本来の感動のクライマックスシーンが
失われ 愛を貫いた[マノン・レスコの神髄]は消えていた[曇り]

二人で海外追放も厭わず旅立ち 苦難な路を二人歩みながらも最後は
甘美な愛を歌い上げ 憔悴し息絶える愛しいマノンを抱きしめて絶望の
デグリュ[涙][黒ハート][涙] と云う感動的恋愛ドラマの最期を誰もが期待して
居たに違いない筈 ?? (苦笑) 然し想定外の結末に納得出来ず不満の
会話が 其処此処に漏れた[メモ][耳]

デグリュ:テナーYusif Eyvazov ユシフ エィヴァゾフ@ A.ネトレプコの
旦那様 抜群の声量は奏でるが 個人的には音質が好みでは無い。
独唱の時はスルー出来るが二重唱では ネトレプコの美声が損なわれる
感が有った[耳] コンサートで聴く分には気にならなかったが [耳][耳]

※ネトレプコと共演のドミンゴ氏、マルチェロ・アルヴァレツ、
ヨセフ・カレヤ、シュテファン・コステロ、低音テナー:シャルル・
カストロノヴォ等とのデュエットでは 何時も素晴らしいハーモニーを
奏でたが夫君の甘美なニュアンスの欠ける声質は美麗なデュエットに
心持遠かった[曇り]

まぁ色々贅沢言って居るが ミラノ ≪マクベス≫ 以来 半年足らず
の内に世界は戦中の渦に突入[雷] 軍事産業の発展を望む国の方々の
挑発に因り関係ない芸術関係者が職を失う悲惨な状況を生出して居る。
政治と混同すべきでない芸術家に対し早々に手を下した米国。
カーネギーホール強制降板のヴァレリ・ゲルギエフを 皮切りに各国
追従〇●〇●〇 残念な状況はお気の毒。

※クラシック界だけでなくスポーツ界へも既に挑発は始まっていた
中国五輪フィギュア:ワリエラ女史への虐めとしか思えない米国
メディア 幸い仏メディアは追従しなかった。

愚かな戦争の勃発から 舞台降板を迫られた露人クラシック界の大スター
ご自分からFBで舞台降板を申し出た アンナ・ネトレプコ。 然し
ドミンゴ氏同様に『好きな歌は止められない』だろう 好きな事を
職業にしている方々の職を奪い取る過酷な仕打ち。 特にこの度は
戦争の当事者では無く愚かな主導者の犠牲であるにも拘らず。

幸い欧州は文化芸術と政治とは切り離して取組む劇場が多く ファンに
取って嬉しい限りで馳せ参じた[ひよこ] つい10日程前に情報入手 開けて
( ゚Д゚) 待って居て呉れた たった一席[いす] 迷わずゲット[チケット] まさかの
特等席\(^o^)/ 平土間一列目中央寄り通路側 願ったり叶ったり[黒ハート]
選んだ時は3列目だったが現地で[チケット]受取時に一列目と云われ[目]が・・

そんな訳で辿り着いた想定外の旅 ≪ マノンレスコー ≫ モンテカルロ
オペラ座。 本来 Maria Agresta マリア・アグレスタの予定が Covid
感染に因る降板代役がAnna Netorebko アンナ・ネトレプコ と云う
豪華版[王冠] 4公演完売だった一席[いす] 宝くじに当たった様な幸運(笑)

他の何席かは全て後方の補助席 サイト開けた途端飛込んだ席に驚嘆
透かさずお手付きしたが 交通機関を調べて『エッ フライトが無い?』
そうモナコには空港不在 ニースからのアクセス等 検索する内に一度は
気落ちしながらも どうにか進行[モータースポーツ]

然し難関はホテル『エッ嘘』徒歩距離近目は全て空き室無し[涙] 
夜11時の帰路は何か不安 少しでも近めとは言え距離感が掴めず
『まぁモナコだし』風な勝手な安心感も(笑) 然し是も到着時に
仰天 お山の上だった?ふぅぅ[あせあせ(飛び散る汗)] ホテルのレセプションで
『随分急な坂路で』と『 だからモンテ(monte=登)と云うの此処は?』
山を切り崩して出来上がっている街だった ※モンテの説は如何か?

80年にカジノの為に来仏された重役の友人アテンドで訪れた時の
経験なんて忘却の彼方[曇り] 空港が無かった事さえ忘れて居た
『そう云えば』風に徐々に記憶が蘇り 当時はリムジンの運転手
さんが観光案内も兼ね『此処が グレース・ケリーモナコ王妃[王冠]
事故が有った場所』と くねくねした山道を辿ったのを思い出した。 

でもあの頃の景色の方が自然も多く時折 海の見える素晴らしい景観。 
現代切り崩されて出来上がった山道にオートルートが縦横に碁盤の目
何しろF1が繰り広げられる街。 この旅も ホテルが満室だったのは
今週末のF1の為とか[車(RV)][車(セダン)] ニース空港行バス待ちでお喋りした
ベルギー人から情報入手[メモ] 

最終的にバスは遅れ 機運のタクシーに遭遇 割勘で空港まで運転手
さんとお二人の興味深い愉しい話題 モナコの昔話を拝聴しながら
美しい車窓からの風景を堪能させて頂いた[旅は道連れ]

TCEの思い掛けないMarina Rebeka マリナ・レべカ代役に引続き
この旅もA.ネトレプコ代役と双方共 格上代役 その上 完売[チケット]
一列目と云う想定外の幸運に巡り会え感謝感激[るんるん]  Poisson D’Avril
4月の[魚]魚 嘘の様な本当の話 こんな幸運に巡り合え5月は反動が
来ない事を祈りつゝ〓〓  

 ~~~[ドル袋]~~~[指輪]~~~MANON LESCAUT~~~[指輪]~~~[ドル袋]~~~

2022年4月27日 オペラ・モンテカルロ ≪ マノン・レスコ≫
指揮:Pinchas Steinberg/衣装:Kristopher Kempf
演出:Guy Montavon/ 演出アシスタント:Enza D'Auria
舞台装置:Hank Irwin Kittel / 照明::Guy Montavon
Etudes musicales:Kira Parfeevets
Un musico:Loriana Castellano
コーラスマスター:Stefano Visconti
Orchestre et Chours de l’Opera de Monte-Carlo
マノン・レスコ:Anna Netrebko /兄レスコ:Claudio Sgura
騎士デグリュ 学生:Yusif Eyvazov
ジェロンテ(本来大蔵大臣Vs芸術家) :Alessandro Spina
エドモンド,学生:Luis Gomes宿の主人:Luca Vianello
舞踏教師:Remy Mathieu/音楽家:Loriana Castellano

カジノ御殿の中に同居しているオペラ座 巴里のオペラ座と同じ
建築家:Charles Garnier シャルル ガルニエ氏の設計。

現在モンテカルロ・オーケストラ首席は 山田和樹氏 同郷の
秦野ご出身の様で 数年前に偶然プロフィルを拝見して( ゚Д゚) 

残念ながら今回は Pinchas Steinberg パンシャ スティンベルグ氏
76歳老練な指揮者 コンパクトなオケピットから宝石が飛交う如き
輝き放つ音質 ダイナミックに情緒豊かな素晴らしい演奏を奏でた[るんるん]  

若手演奏家:若手コーラス団 オケピット被り付きの平土間一列目
願ったり叶ったりの思い掛けない好演に巡り会え感謝観劇。
公演後の23時 カジノ広場の賑わいは絶えず。 急な山坂で体力的に
心配だった帰路では有るが 為せば成る 老婆の健脚(笑)

※到着日 初めての路を昼と違う景色の中で迷って辿り着けない
心配も過ったが 煌々と夜道を照らす街灯に救われ軽やかに宿へ
戻れた(安堵) 昼荷物を引いて上り詰めた際は二度と来ないかも?
と不機嫌だったが 何度か往復する内『また来ても良いかも?』と
意思が変った(苦笑)

※この街で流しのタクシーを見付けるのはほゞ無理 自力で挑戦
常日頃から 足腰鍛えて準備万端[くつ][くつ]

モンテカルロオペラのプログラム:出演歌手は半端ない。 録画映像を
観賞した時の≪タイス≫もそうだったが プログラム観ると観たい演目
歌手陣が並んで居る[目]

豪華絢爛 [ホテル ド パリ] お伽の国の様な様相のカジノ広場 
1980年の面影皆無で 残念ながら郷愁に浸る事は無かった。 只
あの晩 カジノ前で迷っていた時 横付けされた車内からご登場 当時の
アルベルト王子をお見掛けしたのは鮮明に思い出す。

そう云えば オペラ・モンテカルロでは記憶に残る経験をしている。
プラシド・ドミンゴ氏の≪パリアッチ≫ 観劇後 氏の誕生日を舞台で
祝った貴重な経験に遭遇。

【1月21日 モンテカルロのガルニエ劇場に於ける最終公演で55歳の
誕生日を迎えられた プラシド・ドミンゴ氏。 この場に居合わせた
幸運な観客、出演者及び関係者による[ハッピーバースデー]の大合唱[るんるん] 
60㎏の特注[バースデー]ケーキとシャンパンで祝福されました[バー][バースデー][バー] 
(1996年1月22日 ニース マタン紙)

氏は祝って呉れた人達に舞台の上から挨拶[本]
【初めてこの劇場で演じたのは16年前になります 其の頃は私も
若く未だ大変な頃でした。 当時は私より若い歌手を見つけるのが
難しかったのですが 今では私より年上の歌手を見付けるのが難しく
なってしまいました】と笑いながら語り観客を沸かせた。

あれから26年 未だ舞台に立って居られるのを誰が予想しただろう
この旅はドミンゴ氏では無かったが 次回は氏の公演で訪れる機会の
ある事を祈りつゝ

~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*
追記 5月3日
今 96年1月21日の[チケット]を観ると 日曜日 15時 @ マチネだった為 終了後
舞台で誕生祝セレモニィが可能な時間的余裕が有った事 改めて認識。
今回旅の準備の際 あの日の記憶が定かでは無かったが 手掛かりを基に
徐々に浮かび上がる情景 若さ故 何の躊躇なく飛び回っていた時代
ひと月後の 96年2月29日 NYメト ≪ 運命の力 ≫ へ飛んで居た(笑)[飛行機][車(セダン)]

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ヴォツェック★バスティユ~♪ [パリ.fr]

この時期に何故?? と思われる様な目を覆う情景の舞台装置に心痛め真面に
見られず眼鏡無して音に集中[耳][るんるん][耳] 舞台はほゞCGを駆使した簡素な物
だったが 投影される映像は戦後の荒廃した中に民衆が暮らす設定の様な
毎日 報道されるウクライナ爆撃シーンとダブル設定は如何な物か[涙]

演出の紹介に ヴォツェックの人格を描き出した様なコメントが有った
原作Alban Bergアルバン・ベルクの趣旨を尊重とか:ヴォツェックは欧州
戦争の犠牲者と云う設定??  戦争の残骸の中 精神を病んだ兵隊を診断する
戦争医学ドクターのモルモット??  第一次世界大戦の処刑犠牲者と同じ位 
拷問された様に 精神を病んだ ヴォツェックとか?

2017年8月のザルツブルグ音楽祭で公演された演出家:William Kentridge
ウィリアム・ケントリッジの作品。 然し5年後の現代社会に於いて非常に
刺激的で荒廃した舞台装置は戦争の不穏な影を投げかけ 日々情報機関の
報道写真に観る悲惨な現在の戦争映像とダブル 眼を覆う残酷シーンも
頻繁に投影された[目]

マリア:Eva Maria Westbroekエヴァ-マリア・ウェストブルックは定期的に
巴里バスティユ でご活躍。 大柄の彼女 元気な歌唱は余り情緒伴わず現代
娘のドライさで鼓笛隊長と派手に浮気[黒ハート] 美声では有るが役柄としての演技
伴う雰囲気では無く歌唱にドラマ性を感じられなかった。

※その昔 Patrice Chereauパトリス・シェロー演出で超豪華キャストの
絶品 ≪ ヴォツェック ≫ マリア:Waltraud Meier ワルトラウト・
メイエー/ヴォツェック:Falk Struckmannファルク・シュトルックマン
指揮:Daniel Barenboimダニエル・バレンボイムに因る衝撃的な舞台を
巴里シャトレ劇場 & ベルリンSOB で何回もリピート 以来 封印したが
今思うと本当に素晴らしい最高傑作 封印は正解だった[手(チョキ)] 

※今回は F.シュトルックマンが ドクターに変身:変声(バス)と云う事で
スルー出来ず馳せ参じた[走る人][走る人][走る人]
ドラマティックな広音域は相変わらずで美麗な高音域までご披露頂いた[耳]

薄暗い舞台の中央に突然宇宙船が登場かと思わせる 宙に浮いた様な
ボックスから モダンな宇宙服紛い エナメル質の白衣のドクター@
ファルク・シュトックマン 神々しく ご登場\(^o^)/ ヴォツェックを
生体実験 @ 検査材料に使う如何わしいドクター(笑) 独特のカリスマ
創作的演技力& 衰えぬ美麗の歌唱に魅了されたほんのひと時[耳][目]

 ?~~~?~~~?~~ WOZZECK ~~~?~~~?~~~?

2022年3月10日 巴里バスティユ ≪ ヴォツェック ≫
指揮:Susanna Malkki 
演出監督:William Kentridge 
共同監督:Co-mise en scene :Luc De Wit
Video :Catherine Meyburgh
舞台装置:Sabine Theunissen
衣装:Greta Goiris
照明:Urs Schonebaum
ヴィデオオペレター:Kim Gunning
コーラスマスター:Ching-Lien Wu
ヴォツェック: Johan Reuter/鼓笛隊長: John Daszak
マリ-: Eva Maria Westbroek
ドクター : Falk Struckmann
マルグレット: Marie-Andree Bouchard-Lesieur
大尉 : Gerhard Siegel / アンドレス: Tansel Akzeybek
白痴 : Heinz Gohrig / 兵士 : Vincent Morell

指揮者:Susanna Malkki スザンナ・マルッキはリズミカルに柔軟に
包み且つ ダイナミックでメリハリの効いた素晴らしいドラマを構築

※バスティユ ≪ルサルカ≫ 巴里フィル若手精鋭音楽家軍団に因る
コンサート等 巴里で聴く機会に恵まれている感性抜群の女性指揮者

タイトルロール @ ヴォツェック:Johan Reuterヨハン・ルゥターは
暗い音色の落ち着いた声質で 戦争の犠牲者 狂った兵士を描いた。
他人からの虐待 荒廃した社会 マリアの裏切 恋愛への失望 : 嫉妬
様々な精神障害に抑圧された残酷な臆病者を構成 幻覚の中で呆然と
マリアを刺殺する。

※ヴォツェックとマリアの子供は 最近多用される日本の浄瑠璃の
傾向を酌んだ 木製の人形マリオネットで表現されたが NYメト
≪ 蝶々さん ≫ の演出でも採用されていた 木製操り人形の子供は
哀愁帯びて 胸熱くなる[涙][涙]

最悪な戦争と荒廃の世界を描いた演出 舞台に投影されるCD画像の
不穏で圧力的な恐ろしい映像 ヴォツェックの拷問された精神を写し出し
て居ると言う事だが残酷の極み 個人的にはとても普通に直視できる
代物では無かった[涙]

只 タイトルロール2人の周り 脇役は存在感のあるしっかりとした
キャストで 固められ 歌唱に因るドラマを成功させた[るんるん][耳]

久々のF.シュトルックマン 後数回拝聴したかったが この数日後
帰国が迫って慌ただしかった為 涙をのんだ[涙]

…♪……♪…‥♪…‥♪…‥♪…‥♪…

3月初め入国隔離解除の報道を受け 早々に帰国を決定。 今年は
6歳児二人の 卒園 & 入学と云うイベントに合わせての帰国を画策
然しながらフライトの故障:オイル漏れで 機内待機から降ろされ
自宅待機へ[涙] 一日遅れの出発 [飛行機] 着陸

さて成田空港無事着では有ったが またもや予期せぬハプニング?? 
誰もが『エッ何で??』と疑問を持った到着時の抗原検査。 今聞くと
ちょっと古い感じの ワクチンパス & 72時間前のPCR陰性証明
必携で着陸にも拘わらず? 

検査結果待ち入国誓約書等 二時間余りを経て税関を出て解放された。 
今回は地の果て成田空港 荷物を宅配便にお願いすると都内でも翌日
『エッ間に合わない』と云う事で翌朝の卒園式はトホホ状態[涙] 

当初 父兄出席は二名と云う事で当てにせず『まぁ良いか』然し当日
『入場出来ますから是非』と云われれば断るすべもなく 巴里からの
着た切り雀の侭 黒のコートでボロ隠しで出席(苦笑) 幸いマスク
着用で顔も作らず間に合った 安堵(笑)

色々なハプニングもネガティブばかりでは無く 成田空港で待機中
同年輩の仏女性との会話が弾んだが この女性 仏人ピアニストの
Anne Quefferec アンヌ・ケフェレック女史 リサイタルの為の来日
情報伺った為 後日 6歳児同行で 義妹と3人 コンサートへ [電車]

まぁ素晴らしいピアノコンサートに遭遇 圧巻の演奏に6歳児も驚き
最後迄静かに聴き惚れた[耳][るんるん][目]

拍手無しを希望されて一気に進んだ為 時々小声で質問する位は当然
然し斜前の男性客 その度に振返りむっとした表情。 
『これだから日本の子供音楽教育が滞ってしまうのだなぁ』と欧州で
有れば普通の事。 近年多くの観客が子供同伴で オペラ初めライブ
コンサートを愉しんでいる[るんるん]  

係の方に説明して後半は席を替り のびのび気持ち良くコンサートを
愉しんだ\(^o^)/ 終演後 ご挨拶に伺って巴里での再会を約束[目][目]
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今夜の大統領選の結果は 仏国の民主主義に拘る重要な選挙
エマニュエル・マクロンは大統領再選を絶対に無し遂げなけ
ればならない。 極右と極左の選挙向け握手は最悪、、、
頑張れマクロン[モータースポーツ][モータースポーツ][モータースポーツ]絶対マクロン[モータースポーツ][モータースポーツ][モータースポーツ] [手(チョキ)][手(チョキ)][手(チョキ)]
祈必勝 神様どうぞ仏国をお守り下さいアーメン

追記:4月24日 [バー]\(^o^)/[バー] [バー]\(^o^)/[バー] [バー]\(^o^)/[バー]

エマニュエル・マクロン大統領 再選[手(チョキ)][手(チョキ)] に安堵 [黒ハート] 此の先5年間は安泰 !
17年からの5年間は コロナ禍に翻弄され大変な時期に遭遇[目] 他にも
新たな決まりを作る度に ジレ・ジョンヌ=黄色いベストの反発やら
この国は一筋縄では行かない方々が多い。 忍耐強く欧州&世界平和の為
尽力する 謙虚で柔軟な素晴らしい大統領  71年から7人の大統領を経験
したが ジャック・シラク大統領以来 安心感の持てる大統領に感謝 

[↓][↓][↓] 政治が日常生活と結びついている国民 選挙に政治に関心の
高い社会に暮らして居ると 見ているだけで元気を頂く嬉しい未来[手(チョキ)][手(チョキ)]
政権担当閣僚も若く 優秀な方々が多い。 

https://www.youtube.com/watch?v=2f-44hyGwlE&t=67s
再当選の挨拶 シャンドマルスから Yutube
まるで アイドルのコンサートの様な雰囲気を醸している 老若男女

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アンナ・ボレナ*マリナ・レベカ ★ シャンゼリゼ劇場~♪ [パリ:TCE.fr]

豪華キャストによる華麗なコンサートに感無量 [黒ハート] 素晴らしかった[るんるん]
公演 三日前に思い掛けない幸運が舞い降りた ほゞ完売の公演[チケット] 平土間
最前列で美声の強烈なジャグジーを浴びた様な[いい気分(温泉)](笑)

本来で有れば躊躇する状況の中 TCEからキャスト変更の[mail to]着信 開けて
ビックリ Sonya Yoncheva ソニア・ヨンチェヴァ Covid-19感染に因る
降板[涙] 驚きの代役 Marina Rebeka マリナ・レべカ ( ゚Д゚) 『若しや?』
と予約サイトへ直行[チケット]最高席をゲット\(^o^)/

さて最大の懸念は時差ボケ[時計] 3月中旬から ほゞ一月滞日で 4月10日帰仏の 
翌日ともなれば 最大の懸念は避けられない時差 [時計] [成る様に成る]と
迷わず このチャンスは逃せなった[プレゼント] 神様ありがとう\(^o^)/ 壮大な
迫力に睡魔 & 眠気は遠慮がち?? 見事に吹っ飛んだ(笑)

シャンゼリゼ劇場は狭い為 コンサート形式になると 舞台から落ちそうに
ぎりぎりに立つソリスト。 時に譜面台が顔面を覆い 下からでは歌手の
表情が見えない程 と言う訳で圧巻の声量が頭上に投下されるその迫力
たるや半端ない 背筋直撃 電光が突き抜ける程の震撼を覚えた[雷][雷]

巨匠Gaetano Donizettiガエタノ・ドニゼッティ [女王三部作]と云われる
≪アンナ・ボレナ≫ ≪マリア・スチュアダ≫ ≪ロベルト・デヴリュ≫
全て素晴らしい曲[るんるん] 特に≪アンナ・ボレナ≫は MET & ウィーンで
Anna Netrebkoアンナ・ネトレプコの衝撃的な舞台観劇以来スルー不可[黒ハート]

※因みに忘れ難い壮麗なコロラトレ拝聴したウィーン公演は2015年4月10日
一日違いと云うのも奇縁 NYメトは2012年2月 双方共完売の[チケット]
奇蹟的ゲットに感謝観劇[涙]

英国の王妃:女王の壮絶なドラマが繰広げられる曲としてはドニゼッティ
のテンポは悲壮さを感じさせないメロディに救われる。 今回の公演では
王妃アンナ:Marina Rebeka マリナ・レべカ と女官ジョヴァンナ:Karin
Dechayes カリン・デシャイェ 貫禄の女性二人の平均が取れ 素晴らしい
歌唱:二重唱に感激しながらも 個人的には抒情的な面が希薄でドラマに
のめり込むと云うより美声を堪能させて頂いた[るんるん]

王に見限られた王妃アンナと 王の寵愛を受ける女官ジョヴァンナ二人の
心情が鮮明に描かれ お互いの思い遣り美麗な関係が醸し出された[曇り] 
残念ながらのコンサート形式で 演出を伴った舞台で有ればより感動的な
ドラマが生まれただろうと勝手な憶測[曇り][曇り]

悲しみと失望に沈む王妃アンナ 幽閉された牢獄で最期を迎える王妃を
慰めるべく訪れた 元婚約者:パーシーと王妃の兄ロシュフォーの嘆き。
錯乱:放心状態の王妃 処刑の合図と共に背後に聴こえる王の新たな
結婚を祝う祭典の賑わいに打ちひしがれつゝも気丈にカバレッタを詠い
事切れる王妃の心情に想い馳せ熱いものが込上げた[涙] 感情を失った
王妃の冷たさを感じさせる歌唱 劇的な最期で幕を降ろした[涙][涙]

~~~*~~~*~~~*~~ ANNA BOLENA~~*~~~*~~~*~~~

2022年4月11日 TCE劇場 ≪ アンナ・ボレナ ≫
指揮:Maurizio Benini
Orchestre de chambre de Paris:巴里室内交響楽団
Ensemble Lyrique Champagne-Ardenne
Anne Bolena : Marina Rebeka /
Giovanna Seymour : Karine Deshayes / Smeaton : Heloise Mas
Henri VIII : Erwin Schrott / Lord Rochefort : Matthieu Lecroar
Lord Riccard Percy : Enea Scala / Sir Hervey : Raphael Bremard

イタリアン巨匠:Maurizio Benini マウリツィオ・ベニニ指揮 全身全霊
と思われる程に丹精込めて振っていらした。 音が自然に涌き出す様に
体が先に動いてしまう風なリズム感 つい顔が綻ぶ程に熱狂的だった(笑)

主役二人の素晴らしい女声に圧倒されながらも 存在感抜群の王ヘンリー
8世 @ Erwin Schrott アゥイン・シュロット 王妃の恋人パーシーに対する
嫉妬と王妃を裏切りとして冷徹に裁判に掛け 女官:ジョヴァンナ・
セイムールとの結婚を成就 貫禄の歌唱をご披露頂いた。

※E.シュロットも オペラリア受賞者 ルドヴィック・テジエ / 森麻季
ジョイス・ディ・ドナトと四氏 同期受賞者 E.シュロット/L.テジエ
JDドナト 三氏は 今尚 世界各地でご活躍中。

王妃の元夫リカルド・パーシー:Enea Scala エネア・スカラ 初耳テナー
響きの良い声質で 力強い歌唱では有るが爆声では無く素晴らしい歌唱力

※歌う度に膨大なブラボーに沸いたが 傍に居た方々はエージェンシーの
関係者:桜では? と思われる節も有った(笑) 若手:新人等の売出には良く
ある事[手(チョキ)][指でOK]

フランスでは聴く機会に恵まれず ≪アンナ・ボレナ≫ との出会いは遅く
初体験 2012年2月 NY メトの衝撃的な公演[耳][目] 続いてウィーンの
感動的舞台 双方共 アンナ・ネトレプコ驚嘆の美声を拝聴 噂に因れば
ネトレプコはあの公演を限りに封印すると伺ったが??? 深層や如何に??

マリナ・レべカは ボルドー迄 馳せ参じ聴かせて頂いた。素晴らしかった。
今回もコンサート形式で感情移入が多少欠如は否めなかったが壮麗な美声を
堪能させて頂き感謝感動[黒ハート]

※ドラマ性の欠如が感じられたが 平土間一列目の足元で ジャグジー的
音響は物語を思い浮かべながら聴く状況では無かった感もある。 通常席
バルコーンから下を眺めながら台詞を辿る余裕で気楽に聴く方が愉しめる。 
特に今回の様な状況での一列目は 歌手陣:音楽家に対し 失礼な眠りに
落ちてはいけないと余計な緊張感も伴い 半端ない精神状態だった(苦笑)

ネトレプコ:ロシア&レベッカ:ラトビア 双方共にロシア民族の血統??
素晴らしさを持合わせる前代未聞の現代オペラ界を担う偉大なソプラノ
機会ある毎に聴いて置きたい 何時またどの様な状況が起きて拝聴不可の
状態になるか??? Covid-19の不安も全て消えた訳では無し何時また感染
増加に陥るか?

さて昨日4月15日は ノートルダム寺院火災から丁度3年目とかで工事の
進行を視察された マクロン大統領:24年の巴里五輪迄の修復を臨んで
居られるが来週末24日の大統領決選投票での再当選を祈りつゝ[モータースポーツ][モータースポーツ]

※プロパガンダで世界中を第三次世界大戦に巻き込もうとする 軽薄な
バイデン&ゼレンスキー両大統領の過激な挑発的言動を常識ある条例に
基き嗜め 冷静に導き世界平和を目指す 仏マクロン大統領に一途の
望みを託す昨今。

※最近は 戦争責任を世界中に押し付けるかの様な ゼレンスキーの
軽率なプロパガンダに壁々させられ 写真を観るのも悍ましい。
世界中の国民の生活を巻き添えにして貧困を増長増させている責任も
感じ取れず 協力している欧州各国:仏独さえ 武器供給不十分とか
不平を漏らす図々しさ 何様と思っている?? 

※逆にこんな大統領では国民が哀れと ウクライナ国民へ同情。武器の
無い国が他国の武器で戦争続ける事に疑問を呈する。お互いの交渉で
譲歩すべきだが最初に蹴ったゼンスキー&米英後方支援隊。ロシアだけ
のせいでは無い。 プロパガンダ戦争で世界を巻込む他力本願。 
毎日何もせず録画配信で挑発 世界中を戦争に巻き込もうとを煽っている
様にしか見えない。 世界の国民は騙されず冷静に判断すべきだろう??

さて今週末はイースターだったのを露知らず 未だ時差ボケ睡魔が漂う[曇り]
やっとコロナ禍からの脱出と喜ぶ間もなくウクライナ戦争勃発。
街に出る気も無く引き籠って居るが 彼方此方でウサギと卵 総動員で
賑って居る事だろう  

家は未だお雛様を仕舞って無いが 今日辺りウサギと卵に模様替えと云っても
銀紙で包んだチョコレートのウサギと卵 彼是20年余り前 イースター時期に
訪れた ベルリンのホテルで 部屋に飾って呉れたデコレーション 本来その場で
食べてしまうのだろうが 可愛くて食べられず持帰り毎年 イースターにご登場
願っている(笑) 今年は気温も上り 春日和のイースターに恵まれた[桜][ひよこ]

明日はバチカン ローマ法王から世界へ向けて平和へのメッセージが届く事
だろう[ひよこ][黒ハート][ひよこ]

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愚かな戦争*キエフシティバレー★シャトレ劇場~♪ [その他]

キエフ・シティバレー団 巡業中に開戦 帰国出来ず 仏各地の劇場の救援
申出に因る公演活動の継続。 巴里では3月8日 市協賛に因る寄付公演が
シャトレ劇場で開催された。 10E @ 自由席で公演内容:プログラムは提示
無しの寄付公演『頑張っている方達を応援しよう』と[mail to]着信早々に購入[チケット]

『自由席だと混むから早めに行かないと』支度を終えて出掛けに一瞬 ??
『でも何か気の毒で観てられないかも[涙]』中止を決めたが思い直して
『きっと観客が多い方が励みになって嬉しいだろう』とか色々勝手に想い
巡らせ 開演30分前にバス停に立って居た[バス] 

バス下車して歩き始めた目先に驚きの行列『エッ?? 何是入場の為の行列
ですか? 』『そう此処が最後』でも[何で此処で並んで居るのだろう]と
不思議に思ったアーチスト関係者の入口近辺?? そう行列が劇場を囲み
ほゞ一周 ◎ 後から後から誰も想定外の状況に驚きつつも 冗談言いながら
入場行進[モータースポーツ][モータースポーツ] 開演時刻間際の為 既に入場は終了して居たのか?意外と
早く正門に到着。 

ワクチンパス→入場券コントロール。 歳だから上階はパスと云いながら
平土間に入場を試みるが『満席です』と云われてもスルー 最後列の通路に
近い視界良好席をゲット\(^o^)/  開演同時に関係者各位のご挨拶[カラオケ][カラオケ] 
自由席の為 休憩無の1h30+ご挨拶で2時間[時計]

さてプログラムはパリオペラ座が キエフ・シティ・バレエをサポート
30人余りのオペラ座ダンサーがジョイント出演。 バレー監督 オレリィ
デュポンが ダンス基礎レッスン指導者役になり出演 & 掛声掛けて若者に
基礎の動きを指導 繰返すダンサー達。 エトワールダンサー:ポール・
マルケも特別出演[手(チョキ)] キエフ・シティ・バレエ団員とジョイントして
パドドゥを披露。

※幸い最後方列で 足が良く伸ばせるスペースが有った為 暗闇でマダム
デュポン指導に併せ一緒にステップ踏んで居た(笑)

前後半の区切りで一旦 降幕。 キエフ・バレー団の責任者:通訳他が[カラオケ]
巴里のこの企画に感謝の意を述べた[カラオケ] 自由席の為 休憩なく必要な方は
勝手に出入り。。。

後半は 衣装を付けて【白鳥の湖】から抜粋他 ソリスト:デュエット等
繊細なダンスを魅せて頂いた。 終焉と共に総立の観客 拍手と声援が鳴り
響いた。 お気の毒な境遇に置かれた若いダンサー 明日は何処へ。。。

他にも仏各地の劇場で コンサートの寄付公演が行われている。この日(8日)
ラジオ・フランスも コンサートが開かれ中継された様な?? 多方面からの
報道を分析すると 個人的には只 寄って集って悪者プーチンと云うレッテルは
如何な物かと疑問を呈する。 プロパガンダのゼレンスキー大統領の身勝手も
鼻に付く感を否めない。 演説もお涙頂戴風なニュアンスで米国に忖度??

先ず戦禍の直撃を受けている悲惨な国民を救うべく対策に取組むべきだろう。
毎日 ドラマチック仕立ての映像でプロパガンダのDVDを全世界に流し
全世界から義勇兵を募って居るが 素人の市民を戦わせる事が許されるので
有ろうか?? 1970年代から多くの戦争報道を耳にして来たが NATOの
名の下に米国のイラク戦争の様な無抵抗の国民の上空から容赦なく爆撃した
過去には 現代の様に世界は騒ぎ立てなかった事が思い出される。

※NATO米国先導の戦争だった為 爆撃の犠牲者は報道されなかった。今回
ウクライナを前面に出して 背後で挑発している 米英 アングロサクソンが
やたら情報を流して ロシアを悪人に仕立てて居るが 過去の戦争は全て
米国主導に因る為 犠牲者の映像は報道しなかったのだろう[目]

1999年NATOがユーゴスラビアへの空爆作戦を開始した際 先ず浮かんだのは
テッド・ラピドュス時代のメンズ職人:シュテファン。 毎年 夏休みは祖国
ユーゴスラビアへ帰省。 休み明け自慢げに見せられた写真は 敷地を囲む様に
積み上げられたレンガ[三匹の子豚の家]の様な『エッ 是って何時出来上がる
のだろう??』と想像及ばない映像に驚嘆。 何年も掛けて創ったシュテファン
の家はどうなっただろう? と胸が痛んだ。 

イラク戦争では仏国を先頭に欧州:中東他 戦争反対者のデモは街を
埋め尽くした。独裁者:フセインを悪者に仕立 民主化の為&化学兵器
疑惑と言うデマを流し一方的に爆撃。 開戦当日 ラジオの報道で爆撃の
生中継に衝撃を受け ブッシュ政権から米国は一切信じて居ない。当時
現代の様なネットで写真や情報が飛交う時代で無かった為 米国の
イラク攻撃開戦は 疑惑が白だったにも拘らず ブッシュ政権は戦争
責任を逃れた。

今回のロシアは全世界が非難 何が違うのか?? 欧州と中近東の差別か?
イラン・イラク・シリア等をテロ国家として 国を統制する大統領を民主化
と云う名目で 排除する事を 米国NATOは許されるのだろうか?

この状況をプーチンは危惧してウクライナのNATO加盟を絶対阻止したいと
云う口実は正統と受止める。 只 気短に先手攻撃を仕掛けてしまった事が
全世界を敵に回す事態に。 何れにしてもゼレンスキーのプロパガンダ
演説を日本の国会で繰広げた事は 個人的には評価できない[メモ]

日本は米国から原爆の人体実験をされた国。 欧州:ドイツには投下せず 
何故アジアの日本か? 人種差別は明確。 戦争しか取柄の無い米国追従の
日本政府は 如何な物か?????

当初からの経過を分析すると不可解な状況が日増しに鮮明になる??
ロシアXウクライナと云うより プーチン対ゼンレスキーの意地の張合い??
コロナ隔で苦しんだ後 巻込まれる世界の一般市民は 経済制裁とやらで
更に追打ち 苦しみを味逢わなければならないとばっちり(# ゚Д゚)

当初は ロシア軍の侵攻に非難が集まり犠牲者に対する怒りを感じたが
最近はこの原因はゼレンスキー大統領にもあるのではと 想いつゝ分析
すると彼のプロパガンダ戦争:役者が妄想戦争に走っている風な面も
否めない?? そして米国の後ろ盾を確信している強気。

本来であれば 襲撃に有ったら先ずは自国民を守る為に話合いで譲歩
する策もある筈。 当初 マクロンは交渉解決を望み プーチンとの
面会で5時間も話合い 平和解決策も盛込んでゼレンスキーに提示した案を
突っぱねて 米英首脳に電話しまくり 助勢を煽った。。
 
元役者のダメ男:演出も上手に熟す。 長年演劇:生舞台を見慣れて
いると単純には騙されない。 エスカレートするゼレンスキーの
プロパガンダを聞き表裏を詮索しながら[自身の英雄妄想に酔っている]
風に受止め信じ難く 不信感を抱く。

『若しロシアが此の侭ウクライナ占領に成功すれば 徐々にロシアから
独立した小国を取戻し勢力を増して西欧迄及ぶ』風に恐怖感を煽る。
『皆で攻めて戦おう』風に何と無く≪ジャンヌ・ダルク≫ 風なこの方
最期には家焼かれ肉親を奪われ 国追われたウクライナ国民の不評を買い
政界を追われるのでは無いか?』と想像を巡らせる。 

又は要領良く言葉巧みなプロパガンダで大成功を収めるか?? 残念
ながら個人的には権力志向の人間性が見え隠れする面が強く感じられ
まぁ役者だなと思うのが本音。

ウクライナが平常に戻った時に全てを失った人々が『ゼレンスキが当初
からNATO加盟を断念して居ればこんな事にならなかった』と思う人々
や既に思っている人々も居るだろう。 『人間:国民の命の方が大事』
と仏では我々年代で同意見の方々も少なくない。 今世界を分断しよう
としている傾向にも危機感を感じる。 過去にプーチンと友人だったと言う
だけで罵倒を浴び排除:疎外される傾向を生む浅墓なメディアの思慮の無い
プロパガンダ報道。

NATOに懇願 助けを求めるが NATO加盟も不可の可能性。。。 

現代世界の傾向 善悪を自分の物差しで測り他者に強要 周りは寄って
集って叩きつける。 ネット社会の戦争なんてこんなもの浅墓極まりない
怖ろしさ[雷] 何でも良いから早く平和を取戻して欲しい。

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タイス*マリナ・レベッカ☆スカラ座~♪ [ミラノ.it]

PCを開けて[目]に飛込む痛ましい映像に心痛む[涙] 然し忍耐強く気丈な
人々に驚かされる。 過去にも戦闘を経験して来たとは言え厳寒のロシア
大陸 家を焼かれ国を去り難民となって懸命に生きるウクライナの人々!☆!

ロシアとフランスの関係は深く ロシア革命以降 裕福なロシア人が仏国に
避難し多くの 在仏ロシア人が暮して居る。 身近にも元大家さん
パリ大学のロシア語教授ご夫妻:奥様はロシア人だった。 現役時代の
取引先オーナー夫人もロシア人:親御さんがロシアからドイツ経由で仏国へ

ロシアの文化歴史は古く多くの芸術家が存在する 芸術を尊重し芸術家を
育てる事には投資を暇ない? スター俳優:芸術家は別に好きでプーチン
大統領のお友達になった訳でなくとも国の助成には感謝して居る事だろう。
ロシア芸術家が世界の舞台から除外されると云う危機に晒されている。
我々ファンとしては 非常に残念な事である[涙]

危惧した不穏な空気は残念ながら現実になってしまった[涙] 21世紀に
信じ難い開戦 音楽業界にも多大な波紋を広げているミラノ@スカラ座
ロシアの巨匠:ワレリ・ゲルギエヴに 友人プーチンヘの停戦要請を託し
『若し成功しない場合は ≪スペードの女王≫の指揮を交替する』と脅され[涙]
当然そんな事出来る訳ない相手:プーチン大統領。 残念ながらの降板[↓]

対象がロシア人ボイコット:チャイコフスキー ≪ スペードの女王 ≫
公演中止にすべきでは無いだろうか? と素人考えでは有るが(苦笑)
ゲルギエフだけ降板させても 出演者名を見ると ロシア系では無いかと
想える名前が連なる。 原語:ロシア語での歌唱 やはりロシア系採用が
多くなるのは必然。 

※ゲルギエフ代役は 27才の若いロシア人?? Timur Zangiev ティムール
ザンギエヴとか? プーチンの親友で無ければ OK?? チャイコフスキーも
難を逃れた(安堵)

[スペード]の女王 @ 出演者リスト[メモ] ロシア系と思われる名前が多い[本]
Roman Burdenko / Najmiddin Mavlyanov / Michael Kuster
Mathias Marker / Elena Guseva / Julia Gertseva / Sergey Radchenko
Matias Moncada / Maria Nazarova / Olga Savova / Elena Maximova
Alexei Botnarciuc / Olga Syniakova / Asmik Grigorian / Malte Lubben
Yevgeny Akimov / Alexey Markov / Volker Hintermeier

※プーチンと親交が深く無ければOKか? 然し世界的大物スターに
なれば 自ら近付かなくても 宴に招待されれば出向かなければ成らず
自然の成行き。 然し世界は仲良くしただけで咎める。 

自主降板を公表したA.ネトレプコ 未だ確認[mail to]は着信してないが
巴里フィル @ 5月25日のコンサートも噂では9月に延期の様な?
延期でも何でも構わない キャンセルにならない事を節に祈る[黒ハート] 

※そう云えば 元大家さんも2000年頃『マダム実はプーチンにサント
ペテルスブルグの就任祝いに招待されたけど~』当時奥様の癌治療で
欠席されたそうな 一回り違う大家さん 寄る年波で保養所へ移転。

ロシアはソ連時代80年に団体旅行で観光 小中高生時代に口ずさんだ
親しみのあるロシア民謡等々大好きであるが 只独りでは絶対訪れる
事のない国。 何しろあの読めそうで読めない不快な文字が大の苦手
一人では間違っても訪れないだろう(苦笑)

然しあの素晴らしい地下鉄構内 地下3階位に掘下げた構内は
美術館の様な豪華さ 『戦争が有ったら逃込める様にしてある』
と云った方もいらしたが。。。エルミタージュの美しさは逸品
当時 共産圏の険しいイメージが強く怖い印象も有ったが 整備
された国内の美しさは半端無かった。

現代は多勢の心無い観光客も多く 40年前の美しさを維持出来て
居るか案じる? そう云えば モスクワオリンピックの年だった◎〇◎〇◎

*★*♪*★*♪*★*[るんるん]*★*♪*★*♪*★*

さてライヴ観劇 ≪タイス≫ カーテンコール で ウクライナ人:メゾ
Valentina Pluzhnikovaヴァレンティナ プルツニコワが 黄 &ブルーの
ウクライナ国旗を広げ肩に掛けて挨拶に登場 客席から声援が飛んだ[モータースポーツ] 
近年 国際色豊かな歌手陣:特にロシア、 ラトビア、リトアニア、
エストニア、ウクライナ 出身歌手の活躍は目覚ましい[目][耳]

戦争の波[波]はオペラ界へも押寄せ キャンセルを迫られたり米国の露骨な
露人締出等 矛盾を感じつゝ心痛める[涙] 音楽コンクールも露人出場不可
悪いのは大統領で有っても国民が支持すると捉えられるのだろう?
共産圏:中露は選挙の投票でさえ自由の利かない面もあるが。。。

戦争を身近に肌で感じさせられながらも 素晴らしい ≪タイス≫ 感激
させて頂いた\(^o^)/ フレデリック・マスネ 仏作曲家作品をミラノ
スカラ座で拝聴[耳] 巴里で公演された事の無い作品?

※因みにスカラ座は1942年に一度だけの上演 この度80年振りの上演

巴里の上演歴を見ると1894年@ガルニエ座 初上演の様であるが以来
100年近い後 1988年 Nicolas Joel二コラ・ジョエル演出 @ Thais
タイスCatherine Malfitano カテリヌ・マルフィタノ 上演劇場 @
Salle Favert : サル・ファヴェ??

演出 二コラ・ジョエルと云う事できっと品の良い素晴らしい作品に
違いないと勝手な想像[曇り][曇り] 然し何故 巴里オペラ座で公演されない
のだろう? 個人的 初観劇は2012年3月@ ヴァレンシア & 10月
セヴィリア 演出も歌手陣も素晴らしい想い出が蘇る[目][耳][るんるん]

 ~~[王冠]~~~[王冠]~~~THAIS~~~[王冠]~~~[王冠]~~

2022年2月25日 ミラノ@スカラ座 ≪ タイス ≫
指揮:Lorenzo Viotti
演出:Olivier Py /Aiuto regista:Ivo Bauchiero
舞台装置&衣装:Pierre Andre Weitz
照明:Bertrand Killy / 振付: Ivo Bauchiero
Assistente scenografoステージアシスタント:Pierre Lebon
Assistente costumista衣装アシスタント:Mathieu Crescence
Nuova Produzione Teatro alla Scala 新演出
Orchestra e Coro del Teatro alla Scala スカラ:オーケストラ&コーラス
Thais:Marina Rebeka / Albine :Valentina Pluzhnikova
Athanael:Lucas Meachem / Crobyle:Caterina Sala
Nicias:Giovanni Sala / Myrtale:Anna-Doris Capitelli
Charmeuse:Federica Guida / Palemon:Insung Sim
Ballerini solisti:Beatrice Carbone /Gioacchino Starace

何しろ曲が素晴らしい[手(チョキ)][指でOK] 大好きな[Meditation 瞑想]単独演奏を
夢現の気分で聴くのも良いが 全曲の舞台公演で終始漂う瞑想のメロディ
ヴァイオリン & ハープの柔和な玄の調べ最高の音質に浸る 至福に陶酔[黒ハート] 
オケピットから[目]が離せない

若い指揮者:Lorenzo Viotti ロレンツォ ヴィオッティ 構築する叙情的
官能的な音質は豊富な音色を醸した[アート] 時に勢い余って多少現代風
ドライ感覚も否めず やや繊細さを欠いた感は演出が原因だろう (笑)

仏演出家:Olivier Py オリヴィエ ピ 仏では意外と不評な演出家だが
個人的には毛嫌いする程でも無い。 大ブーイングを浴びた≪アイーダ≫
バスティユ:ガルニエ ≪メデ≫ 双方共に個人的には悪く無かった。
この度のミラノ @ スカラ座観客は度肝を抜かれたのでは?? と想像した
が 然に非ず??

舞台正面:4つ切りに区切ったショービズ空間 巴里クレージホース
から直行かと思えるヌード衣装のダンサーが セクシーに ご登場
各自其々好き勝手に官能的に踊り狂うナイトクラブ[バー][ビール][バー] 

経営者アタナエルの友人ニシアス女装のGiovanni Salaジオヴァンニ・
サラは ショービズ・オーナーを迫力の演技で成功に導いた(爆笑)
余りの演技テクニックで声は忘却の彼方へ 印象に残らず [耳] 失礼

一月にサル・ガヴォから招待[mail to]着信 2021年1月モンテカルロで
上演 ≪タイス≫の映写会。 絶対に聴き逃せないと馳せ参じた[走る人][走る人]
世紀の美声 @ タイス:Marina Rebekaマリナ・レベッカ 繊細
極めるピアニシモは お見事[るんるん] 背筋に電光が走った[雷]

聴きたいと思案中だったスカラ座ライヴ観劇を即決定[カバン][車(セダン)][飛行機] 
甘美で優麗なピアニシモ ライヴ堪能[曇り][演劇][曇り] 素晴らしかった[手(チョキ)] 

アタナエル:Lucas Meachem ルカス ミチェム 本来モンテカルロ
同様Ludvic Tezier ルドヴィク テジエの予定が Covid感染で自主
降板に因る代役。 残念ながら 声:演技共に存在感が希薄で タイス
レベッカの独り舞台の印象も否めない? 

ナイトクラブに浸かって居る様な舞台に興味薄 定席オケピット
被り付きで ヴァイオリン & ハープの弦に因る幻想的で繊細な
[ 瞑想 ]単独演奏 並びに全般に流れる美麗なメロディに陶酔 
是を聴くだけでも価値ある公演に遭遇 感謝感劇[黒ハート] 
Grazie Mille a la Scala[手(チョキ)][指でOK][手(チョキ)]

*★*♪*★*♪*★*[るんるん]*★*♪*★*♪*★*

こんな贅沢して申し訳ない様な 悲惨な状況が続く ウクライナ
昨年のBayreuthバイロイトデビューを果たした女性指揮者:
現ボローニャ常任指揮者 ウクライナ出身:Oksana Lyniv オクサナ
リニフ 故郷に心痛めながらも気丈に舞台に立たれて居る事だろう
と想い馳せる[涙]

現在のオペラ:クラシック界は ロシア系:北欧:バルト三国勢が
素晴らしい躍進を遂げている。 ロシアの文化芸術育成に プーチンの
貢献は否めない。 日本にこれだけ芸術促進の為に尽力する政治家が
存在するだろうか?

スポーツ選手もドーピング云々でプロパガンダの大騒ぎする国も
あるが 薬が技術を磨く訳では無い。 体力回復力を高める効果で
人より倍練習出来るかも知れないが あくまで本人の技術:努力:
素質:向上心不在では生まれない輝かしい存在。 戦争は別にして
心から応援したい 個々に光り輝く功労者軍団[ひらめき]

善悪:白黒で線を引き排除するプロパガンダ社会 人権無視の傾向を
案ずる。 爽快で芸術的なオペラの世界にさえも容赦なく押寄せる悲劇 
ウクライナの人々の苦しみ残酷な現実を思い知らされる [モータースポーツ]

然し束の間 恐怖を忘れさせて呉れる芸術の素晴らしさを改めて認識
芸術の世界まで悲劇が及んで居る今日 [涙] 平和を祈りつゝ

*★*♪*★*♪*★* [モータースポーツ] [もみじ] [モータースポーツ] *★*♪*★*♪*★* 

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シモン・ボッカネグラ*P.ドミンゴ★マッシモ劇場~♪ [パレルモ.it]

訃報:我々団塊世代のスター歌手 西郷輝彦氏の死去報道 蘇る数多の想い出
【心よりご冥福をお祈りいたします】

1960/70年代当時 未だ武蔵小金井住民だった頃 妹と一緒に良くコンサートへ
出掛けた。 或る日 新設の小金井公会堂のコンサート後 駅前のレコード店で
サイン会とかで サインを頂いた記憶がある。

母が期待した住友銀行就職を振って 日本ビクター入社も[レコード屋さんに
なりたい]風な単純な希望 何しろミーハーだった[るんるん] 日本ビクターの頃は
スタジオに配属された同期を訪ね スパイダーズ等のリハーサルを見学したり 
特約店招待の会場受付で 森進一や青江三奈等のコンサートを垣間見たり。。。 
何しろ多種多様な経験をさせて頂いた(笑)

まさか今頃 巴里でオペラに浸かっている等 想い及ばぬ古の記憶。
今年は年頭から 略同年代の訃報が続き 真面目に身の周り整理が必然。

~~~[波]~~~[船]~~~[波]~~~[船]~~~[波]~~~

さてパレルモへの旅は予定外だった。 巴里⇔パレルモのフライトがネック[飛行機]
2016年はローマ経由で5時間[涙] 当時は聴きたさ一心で フライト問題は黙認
『パレルモ @ マッシモ劇場大好きだけど今回はパス ??』を決込んで友人へ
[風光明媚な街 パレルモ~]と[mail to]送信しながら『ハッ』と目[目]覚めた。
余韻残る 12日の ≪二人のフォスカリ≫

『やっぱり聴かなきゃ[走る人]』と急遽旅支度に着手@15日『フライト&[チケット]
検索[サーチ(調べる)] 待って居ましたと云う様に巴里からの直行便 Transavia発見[目] 
往復時間を確認の上 劇場の[チケット]検索[サーチ(調べる)] 然しマッシモ劇場 目ぼしい席は
既に ほゞ完売 勝手知ったる?? 音響抜群 & オケを見渡せる3階舞台脇
ボックス一列目ゲット[手(チョキ)][手(チョキ)]

フライト予約も順調にOK ホテルは前回泊った劇場近くのお気に入り
6年の間に改装された様で 超高級に変身[ホテル] 価格は当時の二倍余り然し
物価の安い地域で高級感味わうのも良いだろうと[いい気分(温泉)]今回は一泊だったが
ゆったり のんびり贅沢気分を味合わせて頂いた\(^o^)/

早朝のフライト⇒翌日深夜の帰宅で 国内往復並みの旅程で心は既に彼方へ
素晴らしい旅ではあったが 久々のオルリー空港の凄まじさは 想定外[涙]
今週から学校の休暇が始まりヴァカンス好きの仏人大移動開始日[カバン][飛行機][バス]
マスク解禁 & 感染リスク減少と云う事で規制緩和早々不慣れな家族連れで
通関検査は長蛇の列『ふぅっ』

翌日 パレルモ空港は巴里と違い 未だ観光客も少ないだろうと復路の通関
鷹括って居たが想定外 市内から空港行のバス予約は混み合いチェックイン
も行列 通関検査もオルリーと変わらない混雑 全てクリアーして安堵

果てさて留めはオルリー空港のタクシー乗場『エッ?? ウソ? 是って??』
半端ない長蛇の列『どの位待ってる?? 待ち時間どの位かしら??』と愚痴
会話で『行先は? 』ご近所様 息統合の若い仏女性と相乗り[車(セダン)] 午前様の
帰宅となった 旅は道連れ[雨] 

あれこれ往復のアヴァンチュールに遭遇しながらも 2016年当時を回想
3日前の想い付きで実現 パレルモへの旅[カバン][飛行機][バス] 風光明媚なシシリア
景色は多少変ったが再訪したいと想っていたマッシモ劇場の素晴らしさは
一連の煩雑な旅程ドラマを吹飛ばした \(^o^)/ 

~~~[波]~~ SIMON BOCCANEGRAS ~~[波]~~~

2022年2月19日 パレルモ@マッシモ劇場≪シモン・ボッカネグラ≫
指揮:Francesco Ivan Ciampa
演出:舞台装置&衣装/オリジナル:Sylvano Bussotti
:restaged by Paolo Vettori / パオロ ヴェットリに因る再演出
照明:Vincenzo Raponi
Conductor Assistant Gaetano Lo Coco
Teatro Massimo Orchestra and Chorusマッシモ劇場楽団&コーラス
A production of the Teatro Regio di Torino トリノ王立劇場演出
Simon Boccanegra:Placido Domingo
Maria Boccanegra (Amelia) :Anastasia Bartoli
Jacopo Fiesco:Marko Mimica
Gabriele Adorno Arturo:Chacon Cruz
Paolo Albiani:Marco Caria
Pietro:Luciano Roberti
Capitano dei balestrieri:Domenico Ghegghi
Ancella di Amelia:Mariella Maisano
Teatro Massimo Orchestra and Chorus

素晴らしいを更新 特にパレルモ@マッシモ劇場のオケと音響は最高[指でOK][手(チョキ)]
Francesco Ivan Ciampa フランチェスコ・イヴァン・チアンパ指揮に因る
繊細な情緒奏でる演奏者のイタリアンティストは抜群[バー] 流石ヴェルディ
生誕の国 ウィーンのモーツアルト同様 生活から育まれる音質は侮れない[るんるん]

※オケを上から見下ろして驚き 素晴らしい音響は板張り 木目の床

演出は伝統尊重のトリノの演出 圧巻の衣装&技術は≪エルナニ≫動画で
インタヴュに応じられた衣装監督 Francesco Zitoフランチェスコ・ジト氏の
様なマエストロ:歴史の生き字引的な方が存在するからだろうと勝手に納得

※トリノの演出は2013年に現地で鑑賞したが 衣装や舞台装置等 各劇場に
併せ微調整が有るだろう 歌手のサイズ等。 あの時はドミンゴ氏の二倍の
体形:AmbrogioMaestriアンブロジョ・マエストリだった。

Placido Domingo プラシド・ドミンゴ氏の≪シモン・ボッカネグラ≫
ベルリン:デビュー以来 既に感激回数20回を超す ≪オテロ≫に次ぐ定番 
テナー音域の美麗な響き伴うバリ/テナー ファンとしては何時迄も変わらぬ
甘美を帯びた情緒あるニュアンスの美声を拝聴させて頂き感謝感動[耳][るんるん][耳]

アメリア:Anastasia Bartoli アナスタジア バルトリ 若い伸びのある
歌唱で美声を聴かせて頂いたが 時折甲高い音質が気になり演技も未熟
期待の聴かせ処 シモンとの親子の名乗りは何時もの感激がなかった[涙]

フィエスコ:Marko Mimica マルコ・ミミカ 崇高で深い響きの音質は
逸品 演技伴う正真正銘:バス 存在感のあるフィエスコを演じた。
既に何回か聴き及んで居るが 16年の ≪カルメン≫ エスカミヨは少し
期待外れの感も否めなかった @ マッシモ劇場

ガブリエル・アドルノ: Arturo Chacon Cruz アルトロ チャコン クルツ
12日の≪二人のフォスカリ≫ でも感じたが 潤いの無い粗い声質が残念。
頑張って居られるが 声質を変えるのは難しい。若いと言っても2005年
オペラリア受賞者:その割に何時も同じ感想に至る

パオロ アルビニアニ:Marco Caria マルコ カリア 声質の良いバリトン
M.ミミカ&M.カリア@バス&バリトンの存在が シモンを支え素晴らしい
舞台を構築 演技も歌唱も完璧[手(チョキ)][指でOK][手(チョキ)]

ドミンゴ氏の≪シモン≫ あと何回 拝聴出来るか? 然し現在の状況から
鑑みると声量&演技共に 此の先 まだまだ素晴らしい好演を期待出来る

~~~[波]~~~[波]~~~[波]~~~

日本からの情報で コンサート:ドアーズさんのご尽力で公演予定だった
マッシモ劇場の来日公演が延期決定で日本のドミンゴファンは落胆[がく~(落胆した顔)]
との[mail to]着信。 公演後 偶々劇場ディレクターにお話し伺う機会に遭遇
『何故延期ですか?』の返答『日本政府の感染対策で23年に延期要請』

ドミンゴ氏及び関係者も落胆[がく~(落胆した顔)]『日本政府の対策を何とかして欲しい』
と苦言を呈された。この舞台 日本で上演出来たら最高に素晴らしいだろう
と文化芸術に無理解:無関心の日本政府に些か腹立たしさを覚え芸術の
衰退を危惧する。

何でも特例を制定する日本政府。ビジネスとして来日する芸術家にも
入国緩和特例を設けるべきでは無いだろうか? 経団連の要請で外国人
労働者や留学生の入国緩和を特例で出す様なので 高度の文化芸術家の
入国規制も緩和すべきだろう?? 

引っ越し公演は ソリスト以外に演奏家:コーラス:舞台装置関係者等 
大所帯では有るが オリンピックも強行した訳で スポーツに限らず国民
の将来 文化芸術の教養分野にも力を入れるべきでは無いだろうか?

林外務大臣が訪英の折に ピアノ演奏をご披露と言う事でメディアが
驚き報道したが 海外ではピアノを嗜む政府関係者は珍しくない。
仏マクロン大統領はコンクール3位入賞:サッカーの試合出場等の経歴
プーチン露大統領もピアノ演奏の動画 柔道黒帯等 文武備えた奥深い
思慮の方々 文武に理解のある政府関係者の存在で国に文化芸術が潤う
ロシアのクラシック:バレー:オペラ界の様に世界へ羽ばたくスター誕生[王冠]

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二人のフォスカリ*P.ドミンゴ ★ サル・ガヴォ~♪ [サル・ガヴォ.fr]

ヴァレンタインデーに先んじて愛のプレゼント[プレゼント] ≪二人のフォスカリ≫
大好きな演目 特に ロベルト・デ・ビアジォのDVD[CD]で数え切れない程 
リピートした曲&声質共に一番のお気に入り[耳]  この度はマエストロ
プラシド・ドミンゴ氏 率いる若手集団に因る浴びる様な音響で堪能させて
頂いたサル・ガヴォのコンサート[るんるん] 素晴らしかった[指でOK][指でOK]

指揮:Mathieu Herzog マチュ・ヘルツォグ & Appasionatoアパシオナト
若手精鋭演奏家軍団に因る演奏は迫力満点[手(チョキ)] 対する若手歌手陣もソプラノ
Anna Pirozzi アンナ・ピロッツィを筆頭に テナー:Arturo Chacon Cruz
アルトロ・シャコン・クルツ & バス、バリトン他 男女コーラス隊 全員が
競う如きヴォリューム 全開で 900人足らずの小劇場で爆音奏でた(苦笑)

此の爆音の中でドラマティックな抒情的 美麗なバリテナ-:ドミンゴ氏の
情感籠る響きは優美に輝きを放った[ひらめき] 雑音と相反する情緒豊かな音色を
奏でる年季歌唱 壮麗な迫力は若手の爆音に染まらず逆に際立ち[耳]耳に
[黒ハート]心に滑り込む 目を瞑り素晴らしいDVD[CD]の情景を思い浮かべながら
フォスカリパパに陶酔[曇り][曇り]

~~~[船]~~~~I DUE FOSCARI~~~~[船]~~~

2022年 2月12日 サル・ガヴォ≪二人のフォスカリ≫
指揮: Mathieu Herzog
演奏:L'Ensemble Appassionato:アパシオナァト・アンサンブル
Foscari フォスカリ父: Placido Domingo
Lucrezia Contarini ルクレツィア・コンタリニ:Anna Pirozzi
Jacopo Foscari ヤコポ・フォスカ: Arturo Chacon Cruz
LOREDANO 政敵ロレダノ: Emanuele Cordaro
BARBARIGO:Diego Godoy

マチュ・エルツォグの精力的な指揮で若い音楽家を差配 若手精鋭
演奏家も勢い余って強烈な音響を奏で 総体的には素晴らしい演奏を
訊かせて頂いた。 

コンサート形式でも歌唱力でドラマを紡ぐ 若手の中に一人の偉大な
巨匠が存在するだけで 手綱を取る如く全てが引き締められる[ウマ] 
開幕前『ドミンゴ氏 多少風邪気味ですが~』のお断りに取敢えず心配
したが [安全運転の為の予防線かな??] と想定内 勿論支障なく完璧
パパフォスカリは安泰だった\(^o^)/

ヤコポ・フォスカリ:A.C.クルツ 既に何回も拝聴して悪くは無いが
声質が今一好みに遠い[涙] パレルモ@ドン・ジョゼ、ヴァレンシア@
アルフレッド そして昨年@ウィーン[ スペインの宵 ] ドミンゴ氏と
共演が多い為 比較的聴いて居るが まぁ普通。 最近は多少変化も??
メキシコ人で オペラリア入賞者の様な経歴保持者では有るが・・・

ヤコポ・フォスカリ妻:ルクレティア・コンタリニ:アンナ・ピロティ
大柄の体形から 力任せの歌唱で個人的に苦手だが 終了後 旧知の
友人達との意見交換でも『ちょっと強烈過ぎ』と感じた方が多勢?

ロレダノ& バルバリゴ:バス/バリトンもただ歌ってた風にニュアンス
とか関係なかった様な(苦笑)失礼[m(_ _)m] 巨匠との共演で緊張?? 
『頑張らなくちゃ』風に声を張上げていたのかも?

音の宝石箱[サル・ガヴォ]壮麗なコンサートに感動した聴衆 世紀の
巨匠に敬意を表し総立ちで 嵐の様な拍手とブラボーに沸いた[指輪][るんるん][指輪]

≪二人のフォスカリ≫ コンサート形式は既に数回聴いた経験がある
演奏 & 出演歌手陣の質の違いは如実に現れる。コンチェルトへボーの
演奏は逸品 声人テナー:デ・ビアジョの美麗な音質 & バリトン 
ソプラノも素晴らしかった[手(チョキ)][指でOK] 

マドリッドでは ドミンゴ氏&バス:ロベルト・タリアヴィニの崇高な
ジョイントが蘇る。 物悲しいハープの調べが胸に残る[曇り][曇り] 
オペラのコンサート形式は 舞台を極めた歌手陣が揃うと 情緒あふれる
ニュアンスで情景が描かれ 余計な演出が附随するより 歌唱に陶酔
出来る[曇り][るんるん]
 
~~~~~~~~?~~~~~~~?~~~~~~?~~~~~~~

さて今回の冬季オリンピック 色々納得行かない疑念を抱く報道も多く
世間を賑わして居る 胡散臭い採点:ユニフォーム問題等 お気の毒な
選手続出で興味半減 そんな中 急に飛び出したドーピング疑惑とやら。
然しながら大好きなフィギュアスケートは スルー出来ない。 

残念ながら グルノーブルに会場が移ってから 仏杯をライヴで観る機会と
疎遠になったが 益々繊細になるバレーダンサーの様な選手の演技に魅了
される。 薬物疑惑:ドーピング検査陽性と云う事で まるで犯罪者扱い
されているロシアKamila Valieva カミラ ワリエワ選手 然し氷上の
演技を見る限り 素人には薬に頼って得た演技テクニックとは思えない 
遥かに超越した超絶技巧。 彼女の挑戦 強敏な精神と練習の賜物と見える。 
人其々持って生まれた特質に どの様に磨きを懸けるか本人の努力次第

唯 彼女を悪者扱い?? にして叩く心無い批判を 浴びせる権利があるの
だろうか? 当事者も身に覚えのない事故的な不運の様な?  
憶測だらけの状況で批判は如何な物か? 個人的には美麗な演技 信じ
難い跳躍力 迫力 柔軟な姿態 身体能力の優れた選手の超絶技巧を拝見
稀な存在の選手の演技を観られる事が重要だと捉えている。

例えメダルの授与が無くても メダル以上の輝きを発揮した事を観客の
[黒ハート]に印象付け 美麗な演技を眼[目]に焼付ける事はメダル以上の価値
ある経験だと想う 頑張って欲しい 金も銀も銅(どう)でも良い(苦笑) 
素晴らしい演技を観客の心に焼き付けて欲しい 出場を許可した関係者に
感謝感激[演劇][指でOK][手(チョキ)][指でOK][演劇]

>>>>>>>>>
追記:
この問題を読む度に個人的に疑惑が急浮上[考えてる顔] 先ず12月検査を何故
今頃?? それも報道の出所が米国と云事も 個人的には何か不信感を抱く??
そして 丁度 時同じくして ロシアのウクライナ侵攻問題は偶然か? 
代表選出の前にも 何回も検査を受けて 問題なかった為 団体競技出場
出来たのだろうと認識。 それが何故? 今 急に??

どれ程 長い期間の効用がある薬なのか? 現在の試合に大きな影響を
もたらせるものなのか? 今の素晴らしい演技は 2ヶ月前の薬の効果
なのか⁇ 米ロの政治絡みで多くの疑問が生まれる。
ロシアの超トップスター選手を スケープゴートにしたのか???

ウクライナ X ロシア紛争に 米国のロシア虐めか? 尽きぬ疑問。 
色々感ずる事も多く単純にスケート選手のドーピングにしては余りに
矛盾して居る部分も多く個人的には『アッそう』と単純に納得しかねる
謎が 多々湧いて来る[曇り][考えてる顔][曇り]

ワリエワには明日絶対に 素晴らしい演技を ご披露頂きたい。 純粋に
スケートに取組まなければ あれ程の超絶技巧は生まれないだろう。
頑張れワリエワ[手(チョキ)][指でOK][手(チョキ)] 金も銀も必要ない観客の目[目]が証明する

スケボーの歩夢君も採点に疑問を呈し 沙羅さんのジャンプ:スーツ
問題も疑惑だらけ ??? 忖度や政争の犠牲者にしてはいけない[NG][NG] 
頑張れワリエワ[モータースポーツ][演劇][モータースポーツ]

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新演出*フィガロの結婚☆ガルニエ~♪ [パリ.fr]

続訃報:2月2日 舞台美術芸術家:Ezio Frigerioエツィオ・フリジェリオ氏
逝去 享年91歳 先月 ニノ・チェルティ氏 90歳に続き イタリアの巨匠他界
【心よりご冥福をお祈り致します】

著名な演出家とのコラボで デザイナー兼舞台美術を担当され 世界の偉大な
劇場で活躍され500以上の作品を手掛けられた。

個人的には1986年 スカラ座 ≪カルメン≫ 新演出で強烈な印象を受けた。
当時 オペラ観劇初心者とは言え指揮:クラウディオ・アバド / 演出装置:
エツィオ フリジェリオ / カルメン:アニエス・バルツァ /ドン・ジョゼ:
ホセ・カレラス/ エスカミヨ:ルッジェロ・ライモンディと豪華キャストに
驚嘆(・[目]・)[耳]

80年代のミラノ出張は フリーデザイナーとの打合せで単独だった為 
仕事の後 食事の時間を観劇に充てスカラ座へ潜り込むと言う恵まれた
環境だった\(^o^)/ 有難き幸せに空腹は美麗な曲で萬福:満腹[るんるん]

バレーの舞台装置:衣装デザインも多く 昨年観賞した美しい舞台が
蘇る エレガントな色彩感覚:抜群のセンスの良さ 偉大な演出家[涙]

2021年6月28日 & 7月5日 バスティユ≪ロメオとジュリエット≫
指揮:Vello Pahn 振付/演出 :Rudolf Noureev / 照明 : Vinicio Cheli
舞台装置 :Ezio Frigerio / 衣装 :Ezio Frigerio & Mauro Pagano

~~~・~~~・~~~・~~~・~~~

さてご健在の方々も寄る年波に逆らえず?? 79歳のDaniel Barenboim
ダニエル・バレンボイム氏が 6日 手術の為 現在組まれている全ての
公演キャンセルを発表。 手術の内容と今後に付いては状況次第の様な。 

・・・・( ^ω^)・・・・( ^ω^)・・・・

果てさてオミクロンに因る半端ないキャンセルを乗越え遂にライヴに
辿り着いた 2022年 初観劇 ≪フィガロの結婚≫ @ 2月3 & 7日 
完売[チケット]と云う状況の中での入手は貴重と云う事で視界不良:聴くだけ席
の様な状況でも取敢えずライヴを堪能(安堵) 

本来 2月3日は バスティユ≪コヴァンシチナ≫予約済みだったが突然
オミクロン感染者に因るキャンセル[mail to]着信 『エェッ?』午前中とは
云え心は既に久々夜のお出掛けを愉しみして居た[涙]

そんな中探り当てた ≪フィガロの結婚≫ 完売の筈が『何故?』風に
数多リターン[チケット]の中で一番安い好きな席に遭遇[目] 既に予約済7日
視界不良席だった為 迷わずゲット[チケット]『二回聴いても良いかな??』[耳]

でも何故リターン・チケット・オンパレード? 此方もオミクロン
感染で著名歌手キャンセルの為だった様な『Covid感染者が出てますが 
指揮者:グスタヴォ・デュダメル氏の決断で公演します』 開幕前 
関係者からのお報せ[カラオケ][カラオケ]

……………… LES NOCES DE FIGARO ……………

2022年2月3,7日 ガルニエ ≪ フィガロの結婚 ≫
指揮:Gustavo Dudamel
演出/舞台装置/衣装/ヴィデオ:Netia Jones
照明:Lucy Carter / 振付:Sophie Laplane
演出コラボレーション:Glen Sheppard / 脚本:Solene Souriau
ヴィデオコラボレーション:Ian Winters & Lightmap
コーラスマスター:Alessandro Di Stefano
アルマヴィヴァ伯爵 : Peter Mattei (7日)/Christopher Maltman(3日) 
アルマヴィヴァ伯爵夫人:Maria Bengtsson
スザンナ:Ying Fang /ケルビーノ:Lea Desandre
フィガロ:Luca Pisaroni / マルチェリナ:Dorothea Roschmann 
バルトロ:James Creswell /ドン・バジリオ:Gregory Bonfatti
ドン・クルツィオ:Christophe Mortagne /
バルバリナ:Kseniia Proshina / アントニオ:Matthieu Lecroart

新演出と云う事で演出に期待せず 視界半分席で充分とオケピットを
眺めながら観劇[目] 英出身女性演出家:Netia Jones ネティア・
ジョンズに因るテーマ Me too、セクハラ問題に置換えた現代版
[ Non violence sexsuelle halasment 性的暴力セクハラは許さない]
と云う 舞台に映写される文字が半端ない(笑)

王政時代には存在しない問題だったが 現代に置換えれば『まぁそうかも?』
舞台は劇場の裏方:衣装担当のお針子:スザンナと かつら担当のフィガロ
恋人同士職場でいちゃついたり[黒ハート] 伯爵は劇場支配人と云った所か? 
若いバレーダンサー:バルバリナへのセクハラ / 侯爵夫人と ケルビーノの
不倫関係等々 様々現代社会に通ずる身近な問題が繰広げられる[メモ]

≪フィガロの結婚≫は喜劇であるが デュダメルの非常にテンポ良い指揮で
展開された娯楽コメディ 面白い公演で愉しかった。 特筆は無いが
オミクロン感染にも屈せず 皆様 頑張って頂いた事に感謝[黒ハート]

3日はアルマヴィヴァ伯爵:Peter Mattei ペーター・マッティ感染で
キャンセルの為Christopher Maltmanクリストファ・マルトマンが代役。
声:演技共無難に熟した。 只 スタイル的には 長身スリムのマッティ
とは大分雰囲気が違ったが幸い初回観劇だった為 違いを感ずる事無く通過。

フィガロのマードレ:母マルチェリナ:Dorothea Roschmannドロテア・
ロッシュマンは マスク姿で現れ 歌う度にマスクを上げ下げ 何となく
不要な気もしたが濃厚接触者??(苦笑)  空気感染の中で 一人だけマスク
上げ下げしても大声で歌っている時は飛沫も飛んで居る訳で 略関係ない
様に思えた。

他には フィガロのパードレ:父バルトロ:James Creswell ジェムス
クレスウェル:音楽教師ドン・バジリオ:Gregory Bonfattiグレゴリィ
ボンファティも同様にマスク着用で上げ下げ歌唱[キスマーク]

スザンナ:Ying Fang イング・ファング & フィガロ:Luca Pisaroni
ルカ・ピザロニ カップルは演技も歌唱も流石主役を請負っていた。
ルカ・ピザロニは既に何回か拝聴して居るが 演技&歌唱で存在感発揮
愉しませて頂けた。 

初耳スザンナ:イング・ファングも 美声奏で白衣のお針子姿で
如才なく役を熟した。

アルマヴィヴァ伯爵夫人:Maria Bengtsson マリア・ベングテッソン
(と発音か?) スエーデン出身の若いソプラノ 非常に繊細な歌唱で
美麗な音質に惹かれ 個人的には二幕のアリアが最高だった[手(チョキ)][指でOK] 

アルマヴィヴァ伯爵:Peter Mattei ペーター・マッティ 響きの良い
音質で セクハラ劇場支配人を ポーカーフェイスでさり気無く演じた。

Gustavo Dudamel グスタヴォ・デュダメル指揮は経験が少なく
今回は二度目で有る。 12年 @ スカラ座 ≪リゴレット≫を
聴いて以来既に10年と云う事で印象は薄い。。。

※指揮者の印象は薄かったが エツィオ・フリジェリオ氏の舞台装置は
しっかり記憶に焼付いて居る。
@ 2012年11月6日 ミラノ:スカラ座 ≪リゴレット≫
指揮:Gustavo Dudamel / 演出:Gilbert Deflo
舞台装置:Ezio Frigerio・・・マントヴァ公:Vittorio Grigolo

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年は 年末年始の帰国で 帰仏早々強度の時差に見舞われ 中々夜鷹に
なれなかった[涙] そんな訳で ライヴ開始を2月3日に定めた。

本来の予約は ≪コヴァンシチナ:Khovanshchina≫ @ バスティユ
だったが約3時間+休憩時間を考えると 最後迄聴き終えられる自信は
無かった[考えてる顔]のが本音。 当日 朝緊急[mail to]とSMS着信 想定外の通知で
安堵した(笑)

[非常に気を付けて居りますがが残念ながら~云々]キャンセル事情を
ご丁寧な説明文でお詫び。 残念ながらコロナ感染に因るキャンセルは
日常茶飯事[NG] 特にこの演出:ソリストの他 コーラス:ダンサー等
予告ヴィデオを観るだけで感染しそうな多勢(苦笑) 

曲だけでも聴きに行きたいと 日々公演日をチェックして居るが 例え
予約しても又払戻かしらと不穏な空気漂う[涙]

~~~~~^^^^~~~~~^^^^^~~~~~^^^^^~~~~~

さて不穏な空気と云えば きな臭い空気漂うロシアXウクライナ
アングロサクソン英米のロシア挑発が恐ろしい。 戦争好き愚かな老人
バイデン氏はブッシュ氏と共に戦争政権(イラク:アフガン)の経験者。
支持率急降下に[ 世界の警察 ]を演出か? 外禁中に毎週 パーティ
開いて飲んで居た ジョンソンも不信任の憂目に晒されている同じ
穴の狢[バー][ビール]

長年の経験から忘れもしない疑惑で固めたイラク戦争 フセイン殺害で
証拠隠滅?? 検証された化学兵器疑惑は白だった 。9.11 テロ後の報道等で
[情報入手済で予想出来た状態だった為 ユダヤ人は出勤してなかった??]
其の上アフガンも持て余し適当に引き揚げた為 タリバンが政権奪回
悲惨な アフガン国民を置き去りに[涙][涙]

米英アングロサクソンは[北風と太陽]の北風 力ずくで抑え込み作戦
の為 一切信用して居ない。 残念ながら独逸の メルケル前首相が居れば
マクロン大統領と共同で平和交渉に臨んで解決の糸口を見出し説得出来た
であろう。 特にプーチン大統領にとっては頭の上がらないお母さん風な
雰囲気も漂っていた(苦笑) 

我々欧州在住者に取っては絶対に戦争反対。 開戦となればロシア
上空飛行禁止になりコロナ禍とダブルで 日本経済に大打撃を及ぼす
だろう。 政府は英米のロシア開戦情報にそそのかされ ウクライナの
邦人撤退を呼び掛けて居るが ロシア上空許可が下りなければ 再び
アンカレッジ経由になるのだろうか? 

海外在住者は帰国出来ず 出張者は渡航出来ず 海外芸術家の入国は
水際対策で切断された侭 鎖国状態で日本経済は終焉を迎える予想
恐ろしい想像が過るが政府は具体的対策を考えて居るのだろうか?

人権尊重の国フランスに居ると 武器持って人を殺す政策を正当化する
米英アングロサクソンは 受け入れられない。 常に嘘で固めた
プロパガンダの戦争 犠牲者となった悲惨な各国民は難民となって
彷徨い受入れは欧州に押し付ける無責任:人権尊重しない怖ろしさ。

欧州が平和交渉を成功させようとする為 交渉成立前に 開戦を企て
焦りまくっている米国?? ロシアが攻撃を予定していると言う情報
入手とかのデマを急増させ緊迫感を演出。 

ウクライナ首相 & プーチン大統領は あく迄も戦争好まずと最初から
お互いの要求譲歩を探っているにも関わらず。。。と個人的分析は
騙されてはいけない米英:バイデンの戦争。 鎖国日本村はこの侭
孤立か? 20時間以上掛けてのフライト覚悟すべきか?[飛行機] 
取り越し苦労である事を祈りつゝ ☆彡 AF便は問題なき事を期待[黒ハート]
然し軍機が飛んでる上空を飛行するのは恐ろしい[雷][涙][雷]

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命短し儚い運命 [その他]

今年は年頭早々訃報に見舞われて居る中で  将来有望な若き仏俳優の
旅立ちは胸が更に痛む。 @ 27日 先週1月19日にスキー事故で他界
された Gaspard Ullielガスパー ウリエル氏の葬儀が行われた。 映画を
見る機会が無く鑑賞して無いが 名前と評判:作品は聞き及んで居た[メモ]

中でも個人的に興味深い【イヴ・サン・ロ-ラン】を演じた俳優さん
として ファッション業界でも知名度は高かった[耳]

【心よりご冥福をお祈り致します】

先週@グルノーブルのスキー場で 他のスキーヤーとの衝突事故により
頭部損傷:緊急ヘリでグルノーブル大学病院へ搬送されたが 残念ながら
不幸な最期を遂げ天に召された:合掌。 この1週間前 12日に息子さんが
6歳の誕生日を迎えたばかり幸福の絶頂に起きた悲運。 日本で対面して
来た愛しの姪と同い年 あどけない姿に 緩む涙腺が止まらない[涙][涙]

12歳からの経験で何度もセザール賞受賞&ノミネートされ将来を期待
された若き有望な俳優の逝去に伴い[運命]としか云い様の無い虚しさを
感ずる。 と共に過去の若き有望スターの劇的事故死が数珠繋ぎの様に
浮かび 忘却の彼方から蘇る。

ジェムス・ディ-ン:1955年 享年25歳。 個人的には子供の頃
思春期に映画音楽に惹かれた。 勿論 仏でも人気スター 仏メンズ
デザイナーのコレクションに【ディーン】と命名した皮のブルゾンが
存在した。 高倉健さんお気に入りで 度々色違いの特注を頂いた[手(チョキ)]

赤木圭一郎:1961年 享年21歳:中学時代 大ファンの同級生が眼を
泣き腫らし『お葬式に行く』と言って居たのを思い出す[涙]

福沢幸雄:1969年 享年25歳 : モデル:レーサーと思って居たが
[EDWARD’Sエドワ-ズ]会社役員だった様な。 実は69年に他界後
翌年70年に[エドワ-ズ]の求人募集で入社した。

当時は単にメンズのモデル&レーサー 歌手の小川知子の恋人と言う
事しか知らなかった。 E社入社も ファッション業界で働きたい
[名前とデザイン]の格好良さに惹かれ 個人的にはメンズライクが好きで
選んだ。 当時 濃紺サージのメンズタイプ・ダブルのロングジャケットに
ミニスカートのデザイン・プロポーションに憧れた。

昔を思い出した序に WikiPでエドワーズとの関連:福沢氏の輝かしい経歴
&背景を知り驚嘆。 会社概要を検索しながら 当時の社長:専務等 懐かしい
方々の名前及び会社の成立ちも知り『そう云えば』と今更ながら納得の資料
に巡り会えた[メモ] 個人的:勤務は短期間で翌年の71年に渡仏計画を実現。

背が高くスマートな 畑埜三朗専務[長澤節モードセミナー]の先輩だった
とは露知らず‥ 流石の感覚を持って活躍されて居られた役員兼デザイナー
寄り路したが時代を超えて多くが蘇る 『昔の事は思い出すがさっきの事は
思い出せないのが ボケ』と愚痴られる(苦笑)

以前は報道を見て『そうなんだ』位の興味しか無く深く思い巡らせる
事は無かったが 毎日MSNに紹介される記事&動画で経歴を見ながら
短い人生に関らず 社会:世界に衝撃を与えた将来性のある優秀な素質を
持った有望な人物の耐え難い不意の事故で生涯を閉じた事は想像し難い
損失に想い及ぶ[曇り][曇り][曇り]

ウリエル氏の事故も 相手方はほゞ無傷 気象状況も良く危険地帯では
無かったとの報道。 相手方はヘルメットを被って居り ウリエル氏は
無着用:然し現場に駆付けた医師談『原因はヘルメットの着用に関係なく
自転車に乗って時速30キロ:40キロのスピードでブレーキかけずに壁に
激突する様な物 致命的になる可能性は大いにあります。』

無情の運命ってそんなものなのだろうか?? もっと長生きしていたら
多くの素晴らしい活躍が出来ただろう若い方々が 若年でこの世を去る
事に心痛み 尊い命が奪われる 非情な運命に矛盾を感ずる[黒ハート]心痛[涙]

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共通テーマ:映画

謹賀新年Vs天国と地獄 [その他]

今日 2時の報道でショッキングなニュースが流れた 衣装デザイナー
Christian Gasc:クリスティアン・ガスク氏の他界 個人的にも面識の
有った方で 同年輩急死に胸が痛む[涙]

【 心よりご冥福をお祈りいたします 】

仏人メンズデザイナー:Marcel Lassance マルセル・ラサンス氏の
お客様で 氏の日本店舗開店祝いに ご来店頂いた。
丁度[マノンレスコー]小澤征爾氏指揮の日本公演の衣装担当の為
来日されていたガスク氏に『オペラファン』と紹介され公演の[チケット]
ご招待頂いた。

※生前の高円宮様ご夫妻 ベラ夫人等 に囲まれた 半端ない超VIP席
目が点の妹は驚き『 此処に居て良いのかしら 』と戸惑った(苦笑) 

2010年:巴里バスティユ@フレデリック・マスネ≪ Werther ≫
2014年 ジゼッペ・ヴェルディ≪ La Traviata ≫ 双方共落着いた
ブノワ・ジャコの大好きな演出で 何回もリピートさせて頂いた。

セザール賞:受賞、映画:オペラ:コメディ・フランセーズ や
パレ・ロワイヤル等の劇場でも多方面のご活躍でモリエール賞受賞等。
スターにも愛されアンジェラ・ゲオルグやルドヴィック・テジエの
哀悼のコメントも紹介されている。

偉大な芸術家がまた一人 この世を去られた 合掌

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開けましておめでとうございます 本年もどうぞ宜しくお願い致します
14日間の隔離から解放された後 の5日間は本当に短く『あっΣ(・□*)』
と束の間の自由 とは言え二年ぶりに最愛の姪に逢えた事は 追っ駆け人生の
中でも最高の再会だった[手(チョキ)] \(^o^)/

年末年始 [天国と地獄 ]ならぬ [ 地獄と天国 ] だった状況の中 家族と
逢えた事を改めて神様に感謝(安堵) 特に12月29日の誕生日を一緒に
祝う事を望んで居た姪と約束果たせ この上ない幸運に嬉しい限り[ショートケーキ][手(チョキ)][指でOK]
日程的にも23日 安倍友アパホテル監禁から解放され Bizホテル移動で
24日のX'masは 巴里のサンタ[プレゼント]登場 姪と犬のシュガーを感激させた(笑)

“百聞は一見に如かず” 貴重な体験は有意義だった。 帰国前情報収集の際
詳細をご提供頂きご協力頂いた 隔離経験者&友人多勢に心よりの感謝は
尽きず。。。

仏上陸以来 多方面に於けるピンキリ経験者に取って『昔 こんな経験も』
風な悪条件にも怯まず なるようにしかならぬ事の成行きに任せる習慣も
功を奏した。 仏流[システムD:デー]を適応 半自由を謳歌しつゝ
契約条項を熟読して 規制違反せずに 自己流対策を講じた(苦笑)

規制を解読する限り[絶対外禁]では無い為 最小限の生活を営める
行動 & 人との接触を避ける等遵守 独りホテル暮らしでは食事が重要
ポイント 昼は10分足らずで駈足外出 @ 昼食を調達。 夜は人出皆無
界隈:徒歩5分 スープの冷めない距離の姪宅で夕食に預り家庭団欒
家の中でも各自がマスク着用義務 (笑) と云う個々の対策は半端なく…

只 新年は家族が実家へ引揚げ 移動出来ない為 ホテルアローンの年越[涙] 
一昨年19/20年の年末は 帰国出来なかったが フィリップ・ジョルダン
指揮:巴里バスティユ ≪リング≫ ラジオ・ライブに救われ独でも幸せに
浸り年越し&新年を迎えた[るんるん]

21/22年年越しは 昔の下宿の様なホテルの一室で 独 静に年越し 然し
一歩出れば美麗な照明に浮かぶ 築地本願寺が目の前だったが 自粛厳守。
翌日 帰国以来初めてTV鑑賞 恒例のウィーンニューイヤーコンサート[るんるん]
TVの無い生活者の為 旅先でもほゞ TVを付ける事無くチャンネル選択
リモコン操作に一苦労(苦笑)  多大なチャンネルの存在に仰天[目]

開けて2/3日 箱根駅伝は朝8時半から コースを追った[走る人][走る人][走る人] 時折
厚生省の監視カメラのアプリとやらがチェックイン(笑) 携帯に向って
顔を映し出すが しみじみ自分の顔と向合い『是って本当に必要??』と
自問しながら吹き出しそうになるのを抑え30秒間 じっと我慢の老婆
だった(苦笑)  

※無意味な子供じみた対策 是が国のレベル?? 3回のワクチン接種:
PCR検査陰性:抗原検査陰性に加えインフルエンザワクチン済 
これ以上何の為の隔離か?? 何も考えず誰かが言ったから風に要不要
関係ない姿浮彫[曇り] 国民にとって時間と税金の無駄も甚だしい [時計][ドル袋]

1月4日やっと自由になった状況で姪から『えっ自由になったの??』
と聞かれた際は隔離が何か解らない成りにも『自由になる』事って
一緒にお出掛け出来る:遊べる等 6歳成りに吹っ切れた様な(笑)

そんな多種多彩な初経験をさせて頂いて ホテル17泊と云う今迄考え
付かなかった新たな路も開拓。 東京で長期滞在 寝るだけ[ホテル]の居心地
Bizホテルの使い勝手の良さを体験。 築地界隈の多勢ホテルに驚嘆
オリンピック観客目的の為 建設されたのだろうと思われる新建築。

宿泊した[Bizホテル築地]個人的立地条件から検索 @ 完璧だった 
当初から17泊連泊で予約した訳では無く気に入らなければ途中変更
出来る様に小刻みに予約したが 居心地:使い勝手良く最終的に17泊
と長期になった。 何しろ魚河岸の隣 家族は徒歩5分の距離。
歌舞伎座@徒歩15分:銀座@ 20分足らず 交通手段@バスも便利

新橋PCR検査のクリニックからも徒歩圏内。まるで巴里の自宅に
居る便利さを伴う。 次回も半分[ホテル]:実家半分と今迄の不便な
帰国生活が政府の隔離対策に因り進化を遂げる結果となった事は
個人的に[転んでもただは起きぬ]と云う事か(笑)

帰仏便は航空会社にお気の毒 客席にただ一人と云う無菌室状態
到着:ロワシー空港もほゞ無人:観光客皆無[涙] 税関迄の道程は
長い回廊をてくてく:くねくね 羽田と同じでは有ったが大きな
違いは PCR陰性証明 & ワクチンパスのコントロール無し[メモ]

『この書類何処で見せるのかしら?』と税関にパスポートと一緒に
提出 『赤@危険区域の国では無いので大丈夫』風に確認無し(苦笑)
何れにしても是は当然の判断 無暗&無差別に隔離の日本は合理性欠如
この日 この時間 日本からの到着便だけだったのだろう 空港内の
税関迄の回廊の長さを観ると ケースバイケースでの対応をしている
合理性が歴然と見て取れる仏税関の体制は流石[指でOK]
 
まぁ感染者は 空港税関検査だけでは不十分 [灯台下暗し] 当宅住人にも
『本来在宅隔離なのに自由に外出して居るのでマダム充分ご注意を』と
帰宅早々物知りコンシエルジュから郵便物配布序に情報ご提供頂いた[mail to]

然し自覚を持って自己管理 自由謳歌出来る仏社会に戻り 人間らしい
日常生活が送れる事に新たな感激を覚えた[黒ハート] 管理社会が如何程に
窮屈か? 国の規制だけでなく 故郷帰省迄 ご近所様に肩身の狭い想い??
実家に帰省しない方が良いと 家族のアドヴァイス 普段閑散として居る
地域でも誰が何処で観て居るか? どんな噂が流れるか? お互いが監視
し合う世の中って息苦しさを感じさせる。

そんなこんな人生初めての経験に遭遇しながら 誰もが自問自答しながら
コロナ禍社会を生きて居るのだろう。 次回は入国規制緩和が出たら直ぐ
予約して帰国する予定。 6歳の姪から『ヴァレンタイン・デーに帰って
来て一緒に[黒ハート]のチョコ作って』との要請も。 今回しみじみ分析して
14日間隔離の根拠と効果効率は何か? 無意味な規制を感じた。。。

さて今春初コンサートを愉しみに意気揚々の帰仏と裏腹にキャンセル[mail to]
例年のRicardo Chailly リカルド・シャイ & スカラフィル引っ越し公演
1月28、29日は オミクロン問題で引っ越し不可と云うお断り[涙][涙]
今年の先行予約[チケット]もどれ程順調に公演されるのだろうか?  
お気の毒に 仏オペラ座からは値引き[mail to]着信 頂いても中々腰は上らず
初観劇は何時に??

>>>〓>>>〓<<<〓<<<

追記 @ 1月15日 昨日に続き訃報 イタリア・ファッション界の大御所
メンズ・デザイナー Nino Cerruti ニノ・チェルティ氏 逝去 享年91歳

【 心よりご冥福をお祈りいたします 】

この方も面識が有り 80年代初め コレクション打合せの通訳として伺い
一緒に仕事をさせて頂いた。 家業の繊維会社の社長を受継がれて居た
氏のコレクションの素材の素晴らしさに魅了された。 
輝かしきファッション業界 70,80,90年代のスターの訃報は寂しい[涙]
訃報の届く年代なのだろう 合掌

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水際対策 @ 経験者 [コロナ禍]

14日間の隔離生活中[涙] 到着3日間は隔離と云うより監禁生活を
無事終了 現在14日間の中間点に差し掛かった訳で 愚痴大会(苦笑)
『会いたさ観たさに怖さも忘れ[るんるん]』と愛しの姪に逢う為 遥々帰国
危機一髪6日間監禁施行前日に滑り込み(安堵)

然しながら羽田の空港検疫所 抗原検査&結果待ち待機時間等  5時間
と云う現代社会で想像絶するタイムロスを体験[涙] 時間に拘束の無い暇な
高齢者でさえ[ 要忍耐 ]と云う腹立たしい状況 小さいお子様連れの
ご家族とか本当にお気の毒。 

世界中が採用して 短時間で結果の出る 合理的なPCR検査を何故採用
しないのだろうか? 不可解な疑問を呈する? 何か重要性のある事情で
有れば仕方ないと理解出来るが『何故? 日本だけ出来ないのだろうか?
単なる時代遅れでは無いだろう?』 超最新機器の素晴らしい検査機も
存在する現代国際社会に於いて 設置出来ない経済事情も無いだろう
経済大国日本?

何千人もの帰国客が 時代遅れ体制で奪われる時間の浪費『時は金なり』の
時代を活きた我々高齢者には想像し難く耐え難い無用の長物。 抗原検査に
どれ程のメリットが有るのか?? 科学的根拠も示さず 医系技官の天下り先
確保の様な情報も巷を賑わして居るが 国民の貴重な時間を拘束する
権利が有るのだろうか??

世界の空港で抗原検査をしている国は 数世紀遅れた 日本官僚の国民統制?? 
上から目線の不要な誓約書とか説明書きを見るとエリート官僚とは思えない
長文説明:注意書きが所狭しと書き添えられ 読む気にもならない。

朝は7時50分に起床ラッパの如き ホテル全館に響く館内放送はまるで共産圏の
ホテルに隔離された様な。 遥か昔 1982年モスクワ [→] レニングラードを
旅した夜行列車を思い出す。 起床音楽が流れ聴く気なくても聴かされる(苦笑)
然しワゴンリー寝台車は一室に左右二人と云うスペース的には贅沢だった[指でOK]

政府借上げの安倍友著名ホテルは スーツケースも開けられない 4畳半程の
スペース:バス:トイレ付とコンパクトな胸先三寸?座敷牢? 窓は開かず 
空気の入換を促す感染症に適して居るだろうか? アルバイトと思われる
若者多勢丁寧に ご親切に業務遂行 精出して協力していた。

健康チェックのアプリとやら 携帯が飽和状態でQRもダウンロード出来ず
空港で指定携帯レンタル 料 ¥15,000 慣れない取扱いに触っただけで画面が
移動 受付に説明求め食下がる。 四六時中 携帯アプリとやらで行動監視され?
人権無視も甚だしい対策 此処は何処か??

食事は食べても食べなくても 朝食8時:昼12時:夜7時 コンビニ弁当が
配布される〓 何か病院に入れられている様な(苦笑) 部屋から一歩も出る
事は許されず[NG] 日本政府の人権無視:感染隔離対策の実態 座敷牢から
動けず空腹にもならず 逆に運動不足で 食欲不振に陥る健康被害。

我々仏社会で長年生活して居ると 比べてしまう人権問題。仏の場合は 
ロックダウン:自宅待機を発令されても 常に伴う人権尊重。 正常な
人間生活を送る為 食料購入時の外出 精神的ストレス等の観点から
必ず 1日一時間程度の自由時間が許可されている。 四六時中監視付
監禁される精神的苦痛がどれ程 耐え難い人権侵害か? 悲しいかな
日仏政府の多大な差は人権尊重か 人権無視か疑問は尽きぬ?? 

そんなこんな 多くの情報源を基に帰国決定した為 想定内の隔離
状況ではあったが 14日間と云うタイムロスに気もそぞろ。 3日間の
監禁[ホテル]から 滞在ホテルへ移動しても付きまとう監視カメラ如き携帯 
ランダムに監視されている。 仏は外禁中の在宅監視は警官の抜打ち
訪問 個人の責任に任せる行動制約 大人の対応[手(チョキ)]

2021年 残す所あと二日 帰国不可とあきらめの胸中だったが 上記
試練を乗越え 6歳児の姪の笑顔に悪夢は全て忘却の彼方へ[曇り][曇り] 
年越しを挟んで例え数日でも自由が有れば 貴重な愉しい日々を送れる
だろう\(^o^)/

現在の ロスタイムに 一年振返りつゝ気が付いたのは 今年の11月25日で
このブログ開始10周年を迎えていたΣ(・[目]・) [光陰矢の如し]まさかの
10年 アクセス数も半端ない想定外の数字に感謝感激。 皆様のご愛顧に
厚く お礼申し上げます。 本当に有難うございました。 

未だ未だ先の見えぬコロナ禍:デルタ:オミクロン等 変身自在の新株主??
此の先 何時迄続く事やら 22年どんな新種が登場するか予断を許さない? 
この度の帰国も躊躇させられ 巴里離陸前は『止めた方が良い』と家族と
不和も生まれたが スカラ座:開幕観劇決行と共に 怯んで居られないと
隔離を想定内で帰国[飛行機] 結果オーライ[モータースポーツ][演劇][モータースポーツ] 

昨年暮にキャンセルした航空券[→] そして4月に変更後も再キャンセル 
8月は予定も経たず チケット交換3度目の正直 @ 決行して正解[手(チョキ)] 
[ 百聞は一見に如かず ] 日本とフランスの政府対応の違い等 学ぶべき
多くが待受ける昨今 ボケ防止の為の試練だろうか(苦笑)

アクセス頂いて居る皆様 本当に有難うございます。 コロナ禍に負けず
ポジティブに愉しい新年を迎えましょう[るんるん][るんるん] 2022年 〓 虎にコロナ
退治をお願いして 素晴らしい年の幕開けを節に祈りつゝ[かわいい]
皆様どうぞ良いお年を〓 お迎えくださいませ〓

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マクベス*A.ネトレプコ★スカラ座開幕~♪ [ミラノ.it]

【今夜も最高☆彡】更新 天下逸品スカラ座の開幕公演は半端ない\(^o^)/
Riccardo Chaillyリカルド・シャイの繊細な技巧で惹き出されるスカラフィル
奏でる壮麗な音の祭典 余りに素晴らしく オケに被り付き[目][耳]が釘付け[るんるん]

12月7日 開幕中継を仏arte で観劇。 現代的と云うか意図不明の演出に輪を
掛けたヴィデオ駆使の映像に意気消沈[↓] 一瞬『やっぱり止めよかな??』
『オミクロン株発生の最中に無理すべきでは無いかも?』風な不安も過った。
然し【生の舞台】は違う筈[手(チョキ)] 開幕公演ほゞ完売 オミクロン株に怖気ついて
居る観客皆無の様な状況に一転 気丈に赴いた結果は想定内の大当り\(^o^)/

通常の初日現象 歌手陣の緊張は半端ない?? と勝手な想像では有るが過去の
経験から想定内。 大御所マエストロ・ドミンゴ氏でさえ初日の調子は今一 
其の上この度は 腹立たしい容赦ないCG映像に掻き回された舞台と振付
観る方も声に集中出来なかった[涙] 

ライブは舞台観ず オケピット被り付きで演奏と声に集中 陶酔した[るんるん]
舞台挨拶で指揮者初め歌手陣が舞台脇の関係者席へ投げキス[黒ハート] 誰 ??
プラシド・ドミンゴ氏だった様な? 翌朝 ドミンゴ氏の秘書に遭遇
『エッ? ミラノ?? 氏も一緒 ? 昨晩スカラ座??』個人情報収集で【誰?】
判明(笑) ※後日情報 ムティも 同席だった様な[目]

此のキャスト全て ドミンゴ氏と直接関係在る方々 リカルド・シャイは
デビュ≪ウエルテル≫の録音でタイトルロール:P.ドミンゴ、歌手陣は
ほゞ全員共演経験者。 特にドミンゴと仲良しAnna Netrebko- アンナ
ネトレプコ:氏のお気に入りFrancesco Meli フランチェスコ・メリ 他
Luca Salsi ルカ・サルジィ: Ildar Abdrazakov イルダ- アブドラザコフ:
しんがり:マルコルムIvan Ayon Rivas イヴァン アヨン リヴァス は
2021年のオペラリア受賞者で期待の星 等々 

舞台挨拶で全員が 二階ボックスを見上げ 満面の笑みを浮かべ投げキス[キスマーク]
『エッ 誰? 相当の大物 ??』吾身としては ほゞ頭上だった為 確認不可
まさか神出鬼没の ドミンゴ氏とは 翌日【誰】の謎が解けて安堵(笑)
歌手陣にとって最強のサポーターだったに違いない \*^0^*/
そして我々観客も 精力的な歌手陣を堪能できた事に感謝\(^o^)/

感慨深い舞台に馳せ参じた自己決意に大満足『 虎穴に入らずんば』(苦笑)
コロナ:デルタ:オミクロン:蒼々たる株主集合で総会が開けそう(笑)
然し新株の度に恐れをなしていては前に進めない。 AF従業員:スカラ座
@歌手陣:コーラス:演奏家諸々全ての方々がコロナ禍に負けず其々業務
遂行[走る人] 我々愛好家の出来る事は 現地に赴き観劇サポート[目][耳][るんるん]

この晩の全キャストは抜群だった[手(チョキ)] 初日のブーイングは何処吹く風??
お金出すスポンサーと違い オペラの巨匠観覧公演ともなれば 気の抜け
ない総力結集!!! 終演後のカーテンコールは総立の観客 嵐の様な拍手
ブラボーは止まず スカラ座としては異例の長さだった〓
ドミニク・メイエー支配人の劇場運営センス 益々スカラ座から[目][耳]
離せない? 

ゲネプロに近い初日7日は1席5000E /3000Eとか払える客層は億万長者
=スポンサー?? に加え厳しい[耳]を持つジャーナリスト等の背景を鑑みると
TV中継で聴く限りこわばった様にさえ聴こえた歌唱だったが 10日は
のびのび 最高の美声を天高く奏でた キャストに惜しみない拍手は当然 
流石歴代の巨匠が リカルド・シャイ&スカラフィルを歓迎している様な
輝きが戻った[バー][演劇][バー] 

    ~~~[王冠]~~MACBETH~~[王冠]~~~

2021年12月10日 ミラノ・スカラ座 ≪マクベス≫
指揮:Riccardo Chailly
演出:Davide Livermore / 舞台装置:Gio Forma
衣装:Gianluca Falaschi / 照明:Antonio Castro
Video : D-Wok / 振付:Daniel Ezralow
Macbeth:Luca Salsi
Banco:Ildar Abdrazakov
Lady Macbeth:Anna Netrebko
Dama di Lady Macbeth:Chiara Isotton
Macduff:Francesco Meli /Medico:Andrea Pellegrini
Malcolm:Ivan Ayon Rivas / Domestico :Leonardo Galeazzi

改めて演奏だけでドラマを紡ぐ R.シャイの 叙情的感性に惹き込まれた
今迄 各地で聴いた ≪ マクベス ≫ 個人的には リカルド・シャイの
曲構成に何故惹かれるか マエストロを直視しながら聴いて納得[るんるん]

残念ながらの想定外は演出[涙] Davide Livermore ダヴィド リヴァモ-ル
10月フィレンツェ≪椿姫≫ 昨年の開幕 無観客ガラ 遥か遡るジェノア
≪カルメン≫ 等 レトロ感覚:アールデコ調等 好きな演出家だった為
期待したが 外れた[涙] CG映像錯乱のTV中継より遥かに真面では有った
が モダン化するとこうなるのかな?? 風な違和感が残る。

https://www.youtube.com/watch?v=jZ8HUD7iSoI
スカラ座 ≪ マクベス ≫ 2021.12.7 [↑] 残念ながら観賞期限切の様で
A.ネトレプコ & P.ドミンゴ共演 ≪ マクベス ≫ ベルリン SOB [↓]
https://www.youtube.com/watch?v=hMqSwnsD5Gk

マクベス:ルカ・サルジ 貫禄あったが少々大根 演技云々の演出では
無いが マダム・マクベスには叶わなかったと言う事か(苦笑)

マクベス夫人:存在感抜群 アンナ・ネトレプコ≪マクベス夫人≫
と表題を改名した方が良さそうな 抜群の歌唱力 & 演技に天晴 
主役を張った[決定] 

知人のNY情報では ネトレプコの肩手術『NYで再手術した様な?
然し至って元気にブロードウエー観劇にお出掛けしたり』と伺った
二幕で何故ブロードウエイ観劇か解明 今公演の舞台準備の為
ミュージカル 視察〓??〓 ブロードウエィでダンスの研究 
芸熱心で勉強家の姿勢に脱帽。

魔女達の妖艶なバレ- に合流 ブロードウエィ:ミュージカル視察が
功を奏した 一人優雅なダンスをご披露頂いた[黒ハート] 

バンコォ:イルダ-・アブドラザコフ 美麗なバスの響き 容姿共に
素晴らしかった[手(チョキ)]

マクドフ:フランチェスコ・メリ 初日の中継より遥かに伸びのある
美声を奏でた。 普通の背広衣装 多勢の中で際立たなかったのが残念。
普通の衣装で現代的 演技も日常の動きになるのは必然。

マルコルム:イヴァン アヨン リヴァス 非常に美麗な音質を奏で
ダンカン王の息子としての存在感発揮 マクドフとの二重唱も
素晴らしく迫力満点 [るんるん]

素晴らしい豪華キャスト & 観客(ドミンゴ氏) 流石ミラノ・スカラ座
巨匠:リカルド・シャイ就任から出来る限り足を運びたい 個人好みの
音質と穏やかな雰囲気 ヴェルディ:ロッシーニ:ドニゼッテイ
プッチーニ 等々 偉大な伊巨匠を感じながら聴ける音の宝庫[ダイヤ][指輪][王冠]
一足早い[クリスマス]Xmas [クリスマス][プレゼント]プレゼントを頂いた

 Grazie Mille Maestro Chailly e Tutti !!! Bravissimo la Scala [かわいい]

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西班牙の宵*P.ドミンゴ★ウィーン歌劇場~♪ [ウィーン]

ドミンゴ氏のルーツ[サルスエラ]西班牙の曲で構成された素晴らしい
プログラムをご披露頂いた[本] 12日以来 多少喉の不調は抱えられて
いた様で時々喉に手を当てたりの仕草は有ったが 衰えぬ美麗な逸品の
美声を聴かせて頂いた\(^o^)/ 共演の若手テナーが 遥か素人にさえ
感じられるほどに流石世紀の大スター 歳は取っても衰え知らず[手(チョキ)][手(チョキ)]

コンサートでしみじみ聴く声は昔の侭 テナーの高音域に届きそうに
音域広く艶やかな深みのある響きを奏でる氏の『引退したくない』Vs
『して欲しくない』と願う観客:相互関係が未だ々続くだろう[るんるん]

この旅は 仏英独 & 地元 墺太利のファン同窓会の様な 黄昏ファンが
多く マスクしていると想い出せない様相 突然声掛けられて『あぁぁ』
[目]再会を喜ぶ愉しみ 次回の再会を祈りつゝチャオ[手(パー)] 

・・・[晴れ]・・・[晴れ]・・NUIT ESPAGNE・・[晴れ]・・・[晴れ]・・・

2021年11月15日 ウィーンSOV ≪スペインの宵≫
指揮:Jordi Bernacer
バリトン:Placido Domingo
ソプラノ:Saioa Hernandez
テナー:Arturo Chacon-Cruz
プログラム @ 前半
Orchestre 演奏 : La Boda de Luis Alonso
Quiero desterrar - La del soto del parral : Placido Domingo
Que le importa que no venga? - Los Claveles : Saioa Hernandez
La roca fria del Calvario - La Dolorosa : Arturo Chacon-Cruz
Ten pena de mis amores - La del soto del parral :
Placido Domingo & Saioa Hernandez
Zwuschenspiel - Goyescas : Orchestra
Mi aldes - Los Gavilanes : Placido Domingo
Me Ilamavas .Rafaeliyo - El gato montes :
Saioa Hernandez & Arturo Chacon-Cruz
No puede ser - La tabernera de Puerto : Placido Domingo

休憩 @ 後半
Orchestre 演奏:Farruca - El sombrero de tres picos
Se fue, se fue la ingrata - Marina
Placido Domingo & Arturo Chacon-Cruz
Juntot.dende chavaliyo - El gato montes : Saioa Hernandez
No cantes mas la Africana - El due de la Africana
Placido Domingo et Saioa Hernandez
De este apacible rincon de Madrid - Luisa Fernanda
Arturo Chacon-Cruz
En mi tierra extremena - Luisa Fernanda
Placido Domingo et Saioa Hernandez
Orchestre 演奏: Danza ritual del fuego - El amor brujo
Luche la fe por el triunfo - Luisa Fernanda : Placido Domingo
Amor,mi raza sabe conquistar - La leyenda del beso
Saioa Hernandez & Arturo Chacon-Cruz
Hace tiempo que vengo al taller - La del manojo de rosas
Placido Domingo et Saioa Hernandez

[西班牙の宵]個人的には多少想定外だった。 実は2019年フランス
プロヴァンス地方 @ オランジュ・アンティック劇場で聴いた忘れ難き
[西班牙の宵]が印象強く蘇る。 片や屋内の舞台で通常のコンサート
形式 雰囲気は雲泥の差である事は勿論で有るが感動は希薄だった[耳][耳]

若し あの公演 : あの感動を経験して無ければ 想いは違っただろう[黒ハート]
全ての条件が揃ったあの晩の衝撃的公演は 劇場の舞台では再現出来ない
世界遺産のアンティック劇場 36mの石壁に投影されたアンダルシアの
風景の中で奏でる ドミンゴ氏のサルスエラ歌曲は 氏の生立ちその物を
表現するかの様な西班牙気質の郷愁を感じさせ最高の想い出を刻んだ[曇り]

アントニオ・ガデスのフラメンコダンサーと共演 椅子を並べただけの
殺風景な居酒屋『此処が故郷 成功しても金持ちになっても故郷に戻る』
と云う様な歌詞 鮮明な情景と共に脳裏に焼付いて居る。。仏語訳だった
事も救われた。 今回は独語訳でさっぱり[涙]  

https://www.facebook.com/PlacidoDomingo/videos/pcb.466773424809830/286762043385421/?type=3&theater

[↑]ドミンゴ氏FBで見つけたので 何時迄観られるか?? 
再観劇したい一夜の感激 @ 西班牙の宵 [三日月][☆]素晴らしかった[かわいい] 


※今日19日は モンテ・カルロで[NUIT ESPAGNOLE]然し此方は
A.ガデス/ダンサーとジョイント そう云えば あの時 モンテカルロ
オーケストラの出張演奏だった。 

ウィーンは[ナブッコ]と抱合せの出張観劇。 このコロナ禍期に 
彼方此方飛んで居られない[涙] 取敢えず序に聴けた事は感謝観劇[るんるん] 
素晴らしかった オランジュと比べる気は無いが 単に演出の違いだけ
では無く 共演歌手陣の違いも明白だった。

オペラリア @ サウスエラ部門受賞の:アナ・マリア・マルティネズ
テナー:イズマエル・ジョルディの脇役の存在も大きかった。 
今回の サイオア・エルナンデス:ソプラノ 美声では有るが叙情的
歌唱に欠ける。 テナー:シャコン-クリュッツは 既に何回も聴いて
居るが 個人的には声質に深みなく 喉から声が出て居る様な声質に[NG]

残念ながら普通の劇場で普通に終わったコンサート と云う印象?
と云いたい放題では有るが やはり三ツ星レストランで贅沢味わった
後 普通のレストランは味気無い?と言う訳で今夜のモンテ・カルロに
想い馳せる[曇り][黒ハート]

・・・・・[飛行機]・・・・・[飛行機]・・・・・[飛行機]・・・・・

さて危機一髪で脱出の墺太利 感染増加のウィーンは昨日から街中でも
警官がワクチン証明書のコントロールを始めたとか? 何時も持参して
いるので問題は無かったが。。ロックダウンも予想されるとか?? まぁ
難を逃れ 仏は問題無いが 自主的に自主隔離で 引籠り[家][家]

ワクチンパス発行から プリントアウトした書類をプラスティック
ケースに入れて常時持ち歩き いつ何処でも直ぐ提示出来る様に肌身
離さず[メモ] 数日前に丁度2回目接種から6ヶ月 3回目接種の予約OK

何れにしてもワクチン接種と CPR検査を徹底して何処へでも自由に
動ける状況に戻って欲しい。 外でマスク外してもOKだが個人的には
絶対外さない(苦笑) 何しろ人の息を吸いたくない空気感染予防[曇り]

ウィーンから空港迄のタクシーで 荷物を積む為に降りて来た運転手
さんマスク外して居た為『車内では きっと外して居るだろう』と
直感 当り前の事だが[車(RV)] 乗車してから マスク着用したが車内の
空気が心配で『 着過ぎて居る為 暑いので窓開けて良いかしら?』と
空港迄 窓開けた侭 顔を外に向けて[君子危うきに近寄らず](笑)

そう云えば 今回は出掛けから危機一髪の危険をはらんで居た @11日  
午後3時発と云う事で時間の余裕が有り 通常よりタップリ時間を
取って出掛けた。 然し空港行バスは待てど暮せど[バス] 時間表示も
10分-20分と確認する度 延長している『エッ何是?』其処へやっと
付いたバス[バス] 45分遅延でバス待機の乗客が満員。

それでも無事乗車?? 果てさて問題は高速に入って蚤の歩み如き進行
状態?? もの凄い渋滞[車(RV)][バス] 要領の良い仏人達は脇からどんどん
横入り 何時までも進まない要領の悪い運転手さんに 危機感を感じ
『エェッ もう是じゃ間に合わない』と其処へ次のバスが既に後ろに
迫って居た。 『嘘 何しているのかなぁ この運転手さんは』と言う
訳で 幸い後ろの運転手さんの誘導でやっと切抜け空港着 救われた。
ボーディング 開始迄 あと五分[走る人][走る人]

優先通関で愚痴ったら『凄く大きな事故が有ったみたいね』と既に
情報入手の税関員『大丈夫 間に合うわよ』と親切な優しい心遣い。
ゲイト着 同時にボーディング開始のアナウンス『ホッ 間に合った』
旅の開始早々アバンチュールに遭遇した今回 常に足腰鍛える重要性を
改めて感じさせられた[走る人][走る人](苦笑)

然し『喉元過ぎれば…』で今日まで忘れて居た(笑) ボケ防止の為 
時々頭を使う様に試練が待ち受けているのかも? 何時何が起こるか?
ボケてはいられない 

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ナブッコ*P.ドミンゴ★ウィーン歌劇場~♪ [ウィーン]

呪われた ≪ ナブッコ ≫ とでも云うべきか(苦笑)素晴らしい好演では
有ったが 当初から色々曰く付きと云うか問題に遭遇しつゝ辿り着いた
公演 先ずは一件落着に安堵[黒ハート] 10月に突然のアンナ・ネトレプコ
降板[涙] 長年痛みを感じて来た肩の手術とか・・・・・

出掛け前に イズマエレ:マッシモ・ジョルダノ降板 Carlos Osuna
カルロス・オスナにキャストチェンジ。 無事幕を開けた早々[カラオケ]マイク
片手にスポークスマン登場『プラシド・ドミンゴ氏 不調ですが歌います』
と云う事前通告 然しながら経過良好。

終盤 牢獄に捉われたナブッコが 永い眠りから醒めて正気を取戻す
ドラマティックで壮大なアリア 残念ながらの代唱となり[涙] モンゴル人
バリトンAmartuvshin Enkhbat:アマルチュヴシィン エンクバ に席[いす]
譲渡。 素晴らしい美声の歌唱をご披露頂いた\(^o^)/ 既に仏伊等で
数回拝聴している非常に豊かな声量の [ オペラリア入賞者 ] 云わば
ドミンゴ氏の愛弟子??!!

※SOVで12日を除く4回の≪ナブッコ≫公演を熟して居た為 演技共に
準備万端で難なく急を凌いだ。 素晴らしい歌唱に 万雷の拍手[手(チョキ)][手(パー)][手(チョキ)]

 ・・・[王冠]・・・[王冠]・NABUCCO・[王冠]・・・[王冠]・・・

2021年11月12日 ウィーンSOV ≪ナブッコ≫
指揮者:Paolo Carignani
演出:Gunter Kramer / 舞台装置:BuchholzManfred Voss
衣装:Falk Bauer / 照明:Manfred Voss
Nabucco:Placido Domingo / Amartuvshin Enkhbat 
Zaccaria:Roberto Tagliavini / Ismaele:Carlos Osuna
Abigaille:Saioa Hernandez / Fenena:Szilvia Voros

指揮:Paolo Carignani パオロ・カリニャニ 昨年のフィレンツェ同様
勝手知ったる?? 風なノリノリで公演を成功させた(笑)

三者揃い踏みを期待したキャスト ザッカリア:Roberto Tagliavini
ロベルト・タリアヴィニ A.ネトレプコ 降板&P.ドミンゴ不調通達の
意気消沈を一蹴 R.タリアヴィニ の開幕一声に歓喜\(^o^)/ 
ノーブルな深い響きに陶酔 [耳]聴く度に感動させられる好きな音質[るんるん]

アビガイル:Saioa Hernández サィオア エルナンデツ ドレスデンで
既に聴かせて頂いたが この度は演出の加減か迫力に欠けた様な⁇?
美麗な声質は 強いキャラクターのアビガイルとして優し過ぎる感も
有ったが 瀕死の最終場面 フェネナに許しを請う繊細さは情感籠り
良かった。

体格の良いフェネナ:Szilvia Vörösズィルヴィア・ヴォロス 元気で
気丈な フェネナを演じた。

どんなハプニングに見舞われ様とも 御年80歳で舞台を熟すドミンゴ氏
ウィーンのアイドルスターは永遠成り コロナ禍期ブラボー控え目:蜜予防
多種多様の制限にも拘らず 氏に敬意を表する観客の拍手は鳴りやまず
延々とカーテンコールは続いた[手(チョキ)][指でOK][手(チョキ)][手(パー)]

舞台を伴う公演は今後も有るのだろうか?? 一抹の寂しさも想定内[涙]
ウィーンの舞台は86年 初回 ≪ローエングリン≫ & ≪蝙蝠≫の指揮から
35年間 ほゞ毎年数回 通い続けた。ドミンゴ氏目的だけでなくワグナー
ファルク・シュトルックマン も並行して多くを愉しませて頂いたウィーン
SOV に感謝観劇[目][耳] 

・・・[クリスマス]・・・[雪]・・・[クリスマス]・・・[雪]・・・[クリスマス]・・・

11月中旬ともなるとやはり寒いウィーン この時期の訪問が久々で寒さを
忘れ手袋無しの外出は手が凍る?? とはオーバー で有るが2時間も経つと
寒さが身に染みる[雪] 観光客が少ない閑散とした街 彼方此方に職人技の
手造り商品の並ぶX’mas マーケット 細やかな商品とイルミネーションが
心を癒して呉れる[クリスマス] 

『日本人の居ないウィーンって ウィーンじゃないみたい[涙]』風な
アジア人 ほゞ皆無。。11月8日からは Covid 感染拡大が懸念され入国
規制が更に厳しく ワクチン接種パスも何でも良いと言う訳では無く 許可
された メーカー以外は 入国拒否と 因り厳しく入国制限された。 

幸いPfizerファイザー許可の為 入国可に安堵。 空港に到着早々係官に
因る検査が行われる。 身分証明書&指定メーカーのワクチン証明証 又は
PCR陰性証明証 提示。 混み合う行列の中 一人 物好きなアジア人(笑)
税関も日本人のパスポートに興味を示し 一応念入りに『巴里在です』と
云うと『うん大丈夫』風に笑って『Good Luck!!!』

※念の為 PCR検査陰性証明証(仏&英訳)も持参した。 11月から仏の
PCR検査は有料と聞いて居た。 既に各種情報提供済の常連クリニックに
赴き窓口で保険カード提出。 6回目ともなると『今回はどちらへ??』
風な質問も 何故か料金も無料でOK (苦笑)

そんな訳で第一関門無事通過で市内無事着(安堵) 感染者拡大状況に
因る対策 11月8日のワクチンメーカー 規制の為 SOV&ホテルからの
保険衛生に関する[mail to]着信は半端無く恐る恐る出国。 然し我々中高齢者の
ドミンゴファンには どこ吹く風 ?? AF機内で数人に『ボンジュール』
と声掛けられ隣席の仏紳士に『お知り合いが多いのですね』と(苦笑)

この厳しい規制が制定される前迄は 予約開始早々から 完売だった
≪ナブッコ≫  5回公演の内 ドミンゴ出演は12日一回限り。 其の上
共演:アンナ・ネトレプコ ともなると双方の熱狂的ファンが多い為
『絶対無理』との予想覆し早々[チケット]チケットゲット。

然しまさかの A.ネトレプコの肩手術に因る降板 & ワクチン制限で再販
チケットに救われた友人達も 棚ぼたに目出度し目出度し 旧知の友人達と
機内でお目通り[目][目] \(^o^)/

然し着信[mail to]は容赦なく[ウィーンからの仏入国者へ]と云う事で 今度は 
仏政府側の規制が15日から厳格を極め ワクチンに関する要綱詳細が
通達された。 第5波と云われるコロナ禍感染拡大は 密かに身に迫り
つゝあると認識 この旅は外出厳禁に徹する日々。。。

もう嬉々として見学を望む観光地も無く 弟と初回訪問1981年から40年
余り 街も多大な変化を遂げ 部屋で身を守り昔を凌ぐ方が賢明か??
今朝の散歩で近年は常に行列で自粛していた シュテファン教会周辺へ
丁度12時のミサ開始に行列無く入場 パイプオルガンの美麗な響きに
感動しつゝ旅の無事を祈り感謝 [本][黒ハート]

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巴里上陸50周年記念 vs 再幽霊船★バスティユ~♪ [パリ.fr]

早いもので巴里上陸以来今日 2021年11月7日 @ 50周年記念日
巴里年齢50歳。。。家族との交信が日本との距離を感じさせず生活
出来た事に改めて感謝[黒ハート]

1971年11月7日 日曜日 50年後も同じ日曜日と云うのは奇遇?
羽田東京空港から20㎏のサムソナイトを携え アエロフロート:ソ連機に
搭乗 24歳 自分の干支の間に実現を計画。 以来50年 日本で暮らした
経験より二倍余り長い在仏生活。 とは言えあの頃と何ら変わらぬ気分で
暮らせる性格『貴女には巴里の水が合うんだね』と云う母の言葉は正解[手(チョキ)] 

※余りに変わらない為 帰国の度に母は『本当にフランスに居るのかい?』
と呆れていた(笑)

まさかの50周年 振り返ると『あっという間に過ぎ去った』と云う印象
この先10年20年も『アッ』と云う間に過ぎて行くのだろと云うか行先は
天国の可能性も(笑) 息張らず 肩張らず 自然の流れに身を置き 気楽に
歳を重ね成行きに任せて生きて来た。 神様の決めた運命だから風に
幸運も不運も 成功も失敗も『是が決められた人生』

当初の二年在仏目的が狂って 50年の長居になった原因は[オペラ]との
遭遇。 1979年のガルニエ座≪シモン・ボッカネグラ≫ 皮切りに来仏の
妹弟の友人関係にクラシック・ファンが多く 同行する度に興味が深まった。

そんなある日1983年@ロンドンROH≪オテロ≫でプラシド・ドミンゴ
との出逢い。 是も11月18日と11月は運命の糸に絡む月なのか?? 
この日を境にオペラの追っ掛けを本格的に開始 オペラ歴40年\(^o^)/ 
バイロイト観劇デビュ30周年等々[猪突猛進]歩んだ人生[光陰矢の如し]

お陰様で[この世の春]を謳歌しながら老後の人生を邁進中[走る人][走る人] 
体力が衰える迄 続くだろう[オペラ感激]是が体力維持の秘訣(笑)
コロナ禍でじっと我慢もラジオ&[CD] で苦にならず 子供服&お菓子造で
耐え凌ぎ[涙] まぁ何とか自力で愉しさ探し勝手に生きる幸せな人生[黒ハート]
  
と言う訳で昨晩 3度目の≪ 幽霊船 @ 彷徨えるオランダ人 ≫を一列目
中央指揮者の背を観ながら(心持脇) 感激に浸った[るんるん] 素晴らしい[プレゼント][プレゼント]
先週の今頃 2回目を聴いて諦めきれず シニア席に便乗 最高席[いす]に感謝

[船][船][波]…LE VAISSEAU FANTOME…[船][船][波]

2021年10月31日 & 11月6日 バスティユ ≪ 幽霊船≫
指揮:Hannu Lintu
演出:Willy Decker / 舞台装置&衣装:Wolfgang Gussmann
照明:Hans Toelstede / コーラスマスター:Ching-Lien Wu
Daland :Gunther Groissbock / Mary :Agnes Zwierko
Senta : Ricarda Merbeth / Der Steuermann : Thomas Atkins
Der Hollander : Tomasz Konieczny Erik : Michael Weinius /

荒れ狂う激しい波に巻き込まれ 喘ぐ様に両手大きく広げ波間から助けを
求める如く指揮者の動きが半端ない。 聴き惚れる此方も大波に負けじと
必死で波を掻い潜る船長と一心同体?? 感動的な一夜を更新\(*ζ*)/
[波][船][波]≪幽霊船≫最終日 大成功に幕[手(チョキ)][手(パー)][手(チョキ)][手(チョキ)]

キャスト変わらずで3回目ともなると聴き慣れ 個人的感想も少々辛口
オランダ人:トマス・コニツニィ 千秋楽とあって頑張り過ぎ?? 音響
装置の関係か?  力強く爆音になると声が濁音的に鮮明さを失った。

ゼンタは力み過ぎ 昨暮の ≪リング≫ ブリュンヒルデを想い出させ
個人的には 少々繊細なニュアンスに欠けたゼンタだった。 是は
エリックに責任が有ったのかも知れない(苦笑) 当初から攻撃的で
ゼンタに対する優しさが欠けていた為 お互いの主張が強固に現れた?

と勝手な言い分 粗探しでは無いが 3回目ともなると色々個人的
好みに因る分析で感想もシビア(苦笑) 然しながら現在の恵まれた
状況 @ ふと思い立ってオペラ座へ と云う環境は 本当に恵まれて
居ると思う 神様:仏様:キリスト様 有難う([黒ハート]>0<[黒ハート]) 

何時この地を離れるか? オペラ観劇の条件とか 日本で何するか?
まぁ何れにしても そろそろ終活:断捨離を開始する事が先決[涙]
何しろ半端なく増えた荷物は 20Kgのサムソナイトから 2台の大型
コンテナ[バス]トラック @ 20年前の引っ越しを想い出す。 今から断捨離
開始しても方付くだろうか? 他界する前に(苦笑)

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バレー @ 赤と黒 ★ ガルニエ座~♪ [パリ:ガルニエ.fr]

日曜の昼下り19世紀のフランスにタイムスリップ @ ガルニエ座で優雅な
夢現のひと時を過ごした[曇り] 印象派の画集を紐解きつゝ 時が流れる如く
目の前に広がる情景は まるで絵画の登場人物が動き出した様な錯覚に陥る
想いもかけぬ古の世界への誘い 素晴らしい好演 見上げる天からは色彩
豊かなシャガールの絵が見下す 美術館で観劇するかの様な贅沢を満喫[喫茶店]

【 Le Rouge et Le Noir=ル ルージュ エ ル ノワ-ル:赤と黒 】仏作家
Stendhalスタンダァル原作 / 音楽:Jules Massenetジュルマスネ / 脚本
振付 & 演出・衣装・装置:Pierre Lacotte ピエール・ラコット氏。
時代を超えた仏三大芸術家で構築した大作と云っても過言では無いだろう。
3幕 @ 2時間半の公演時間にも拘らず 物語を追う展開にあっという間に
時が流れた[時計]

[ マノン] からの引用でバレーの為にアレンジされ優美なジュル・マスネの
ロマティクな曲が何とも甘美[黒ハート] 叙情的心理描写を丁寧な振付に込めて[☆]
エトワールダンサーのテクニック発揮で表現され印象派 画家の描く舞台
19世紀の長閑な田園風景:ブルジョワ貴族の館を背景に壮絶なドラマが
展開される[本][本]

表題の≪赤と黒≫ 軍服を[赤]聖職者を[黒]に例えられた由来とされる
物語をバレーでドラマ化した振付の巨匠:ピエール・ラコットが描く舞台
田舎の個人経営者の息子:ジュリアン・ソレル は上昇志向の願望を携え
貴族階級の家庭教師:侯爵家の秘書等 関る女性との恋愛を軸に高貴な
爵位へ上り詰める。 ジュリアンを巡る3人の女性織りなす愛憎悪を展開。

順風満帆に事が進み結婚の幸福に手の掛かるその時 女中エルザの片思い
一目惚に因る驚異的嫉妬から 結婚阻止と云う魅悪な企みに因り命を落とす
羽目に[涙][涙] バレーの舞台と云えど 19世紀のフランスの死刑はギロチン
紗幕に投影されるCGにはリアルな絞首刑台も設置され ジュリアンが頭を
当てた瞬間消灯暗闇に。 頑なに愛を秘めたレナール夫人 ジュリアン
との絆であるハンカチで目頭を押さえ事切れる[涙][涙]

ほゞ完璧に原作を尊重した 90歳の巨匠:ピエ-ル・ラコット 登場人物の
心理状態を繊細に描写 流石1946年14歳で初舞台を踏んでから舞台一筋
ダンサー& 振付師として バレー界を知り尽した偉人が取組んだ集大成[メモ]

雄大な公演担う巴里オペラ座 ダンサーの層の厚さに驚嘆 80年代から
ダンサーの躍進は絶間なく現代に至る。 そしてマスネの曲を指揮する
Jonathan Darlington ジョナタン・ダリントン 奏でる演奏も半端ない[るんるん]
オケピットには 知人のチェロ奏者もソロパートを美麗に奏でた[モータースポーツ]天晴

…‥[ハート]…‥LE ROUGE ET LE NOIR……〓…‥

2021年10月24 & 28日 ガルニエ座 ≪ 赤と黒 ≫
Musique 音楽:Jules Massenet
Livret- d’apres le roman de Stendhalスタンダァルのロマン小説を基に脚本
:Pierre Lacotte
振付:Pierre Lacotte
指揮:Jonathan Darlington
音楽の適応とアレンジ:Benoit Menut
衣装:Pierre Lacotte
舞台装置:Pierre Lacotte
セットの実現におけるコラボレーション:Jean-Luc Simonini
Collaboration a la realisation des decors:
衣装担当助手:Xavier Ronze
照明:Madjid Hakimi
Julien Sorel ジュリアン・ソレル:Germain Louvet
Madame de Renalレーナル夫人:Ludmila Pagliero
Mathilde de la Moleマチルド・ドゥ・ラ・モール:Leonore Baulac
Elisa エリザ(女中):Roxane Stojanov
Monsieur de Renalレーナル夫(市長):Francesco Mura
L'Abbe Chelanシェラン司祭:Florian Magnenet
L'Abbe Castanedeカスタネード神父:Thomas Docquir
La Marechale de Fervaques フェルヴァク侯爵:Nais Duboscq
La Marquise de la Mole侯爵夫人:Camille de Bellefon

完売の[チケット]チケットに拘らず 二回目の観劇を切望する目の前に現れた
想い掛けず28日の[チケット]  初回24日の下見[目]を二回目で因り完璧に
脳裏に焼付けた[目]素晴らしい物語[本] バレー公演に感激([黒ハート]>ζ<[黒ハート])

舞台を追いつゝ想像に及ばなかった風景衣装 現実に再現された情景に
見入りながら歴史芸術の再現に改めて興味深い喜びと感動を覚える。
バレーの振付で 原作に忠実に描かれ物語を構成するのは至難の業
壮麗なロマンの見逃しは耐えられず 再観劇:再感激に挑んだ\(^o^)/

※60年余り前@日本ビクター受付時代 家から持参した[世界文学全集]
カウンターの下に置いて読み漁った記憶は有るが 忘却の彼方へ消え去り
『そう云えば~』風に詳細はうろ覚えだった[曇り][曇り]

https://www.youtube.com/watch?v=21Y5v7AtF-U

https://www.youtube.com/watch?v=6p0rX7vfRrY

https://www.youtube.com/watch?v=LKrUICsGRY0

https://www.youtube.com/watch?v=yAdL5IC5Jxc

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幽霊船 Vs 彷徨えるオランダ人★ バスティユ~♪ [パリ.fr]

仏題 ≪ Le Vaisseau Fantom 幽霊船≫ Vs 邦題 ≪彷徨えるオランダ人≫
呼び名は違っても 幽霊船で彷徨うオランダ人で有る事に変りない(笑)
2000年初演の記憶が鮮明に刻み込まれた大好きな演出に陶酔[るんるん]

歌手陣もオランダ人としては 個人的に唯一無二のFalk Struckmann
ファルク・シュトルックマン 半端ないあのデビュは仏 ワグネリアンに
衝撃を与えた(*[目]*)当時 仏紙20社余りに絶賛された@ 画期的な
≪オランダ人≫ F.シュトルックマンは大成功を収めた。 仏にこれ程の
新聞が存在するのか??[メモ] と驚嘆[目]。。。あれから20年余り経て[船]

荒れ狂う荒波の激しさを表現する如く紺碧の濃淡:陰影でシンプルな舞台
錨を降ろす ロープ引く荒々しい船乗りの力強いコーラス 甲斐甲斐しく
指揮を執るダンディな ダラント船長: Gunther Groissbockグンター・
グロワスボック ご登場 まるでドラマに吸込まれる様な情景[目]

背後の紗幕に浮かび上がる不気味な幽霊船 時に荒波に浮かぶ船が
描かれた絵画に変わる背景 勇敢に現れた船長ダラント 存在感抜群[手(チョキ)] 
発せられる洗練された優美な声質:秘めたニュアンスの音色背筋に[雷]
電光が走る[雷] エレガントな容姿 渋いバスの響き 船長の衣装が
紺碧の舞台に溶け込んで居た[波][波] 

20年振り同じWilly Deckerウィリィ・デッケェ 演出 ≪オランダ人≫
Tomasz Konieczny トマツ・コニツェニィ 迫力の歌唱で威厳ある
オランダ人をご披露頂いた。 強敏な声質でワグナーには問題無いが
少なからず欠如するニュアンス? 音色に表情が無いと云う訳で 是また
個人嗜好から オランダ人が僅かながら霞む単調さも否めなかった。 

ゼンタ:Ricarda Merbeth リカルダ・メルべス 声量の有る美声を
奏でたが オランダ人 同様 魅力に欠けた感も否めない。 幸い
三者強烈な歌唱力 久々最高のワグナー公演を愉しませて頂いた[るんるん]

指揮者:Hannu Lintu ハンヌ・リントゥ 北欧 フィンランド 出身
オケピットから 激しいうねりの荒波を起こし 彷徨う幽霊船を操り
停泊させ オランダ人と ゼンタの恋の成就を期待(¶◎>[目]<◎¶)
買収された ダラントの計らいを見守る風な 強烈な荒波と対照的に
穏やかな情景も浮かび上がらせた[ドル袋][ドル袋]

エリック:Michael Weinius ミカエル・ヴェィニゥス 恋人ゼンタに
対し優しさに欠け 最初から最後迄 嫉妬に駆られた様な激しい口調
漂う歌唱 (笑 @ 個人的感想) 何か一人ドラマから抜けていた様な
感も否めなかった。 特に当初から独逸の軍服:ヒットラー風な衣装
イメージに賛否醸したが 演技も上から目線風で ゼンタに迫り
可愛げ無し(笑)

※K.F.フォクトのエリックは朗々とボーイソプラノの様な甘い美声を
奏で優し過ぎて 当時は少々物足りなさを感じた。トマス・モザーの
エリックは ゼンタに オランダ人への思慕を絶つよう懇願する如き
情感が籠って良かった[黒ハート](●>ε<●)[黒ハート]

※2000年の≪オランダ人≫ ゼンタは貫録の デボラ・ボイト &
オランダ人:ファルク・シュトルックマン/エリック:トマス・モザ-
少々影の薄い ダラントでは有ったが 迫力の画期的 ≪オランダ人≫
公演の成功は当然だった[手(チョキ)][指でOK][手(チョキ)]

[船][船][波]…LE VAISSEAU FANTOME…[船][船][波]

2021年10月12日 バスティユ ≪ 幽霊船≫
指揮:Hannu Lintu
演出:Willy Decker / 舞台装置&衣装:Wolfgang Gussmann
照明:Hans Toelstede / コーラスマスター:Ching-Lien Wu
Daland :Gunther Groissbock
Senta : Ricarda Merbeth / Mary :Agnes Zwierko
Der Hollander : Tomasz Konieczny
Erik : Michael Weinius / Der Steuermann : Thomas Atkins

余談になるが 今夏 ≪ オランダ人 ≫ 指揮でバイロイトデビュ果たした
初の女性指揮者 43歳のウクライナ出身:Oksana Lyniv オクサナ・
リニフは イタリア @ ボローニャ:テアトロ・コムナレ劇場の就任が
決まった。 叙情的なイタリア交響楽団の舵を取る最初の女性指揮者
[手(チョキ)] 天晴[モータースポーツ][手(パー)]

今年はバイロイト & 巴里で久々≪オランダ人≫ を続けて聴けて嬉しい
特に原作を尊重した 巴里の演出は 何回見ても大満足。 バイロイトの
お口直しと云うか お[目]直し こうして比べると個人的には相当酷く耐え
難かったバイロイト R.ワグナーに失礼では無いかと苦言を呈す(苦笑)

素晴らしい音楽 ビジュアル的にも心に響く演出 歌手陣全て揃って
初めて満足感が得られる。 観客無視の自己満足演出が増える現代
オペラ界 そろそろ支配人も集客出来る公演:演出を重視すべきだろう。

2000年代 モルティエがオペラ改革風な 風潮を創り出し原作を無視した
作品に 顧客は離れ 国の助成金も減り 苦難の繰返しに遭遇の各国 国立
劇場。ストに因る収益減も引き起し 知名度に頼る支配人が選ぶ演出家に
因る魅悪演出の悪循環。 巴里のアレクサンダー・ヌーフ 新オペラ座
支配人は しっかり見極めて観客の入る演出家を選ぶ事を祈る。

・・[波]・・・・・・・・・・[船]

≪ LE VAISSEAU FANTOME ≫ @ 巴里 バスティユ
2000年6月
指揮:James Conlon / 演出:Willy Decker 
Der Hollander :Falk Struckmann / Erik:Thomas Moser
Senta:Deborah Voigt / Daland:Jan-Hendrik Rootering

2010年9月
指揮:Peter Schneider / 演出:Willy Decker 
Daland:Matti Salminen / Senta:Adrianne Pieczonka
Der Hollander:James Morris / Erik:Klaus Florian Vogt

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追記:続訃報 Δ 愛の妙薬 ★ 巴里バスティユ~♪ [パリ.fr]

続訃報:
2021年10月21日 マエストロ Bernard Haitink ベルナ--ル・ハイティンク氏
92歳がロンドンの ご自宅で永眠されたそうです[涙] 
偉大な指揮者がまた一人この世を去られました[涙] 
昔は良くコベントガーデン @ ロイヤル:オペラハウスで色々聴かせて頂きました。
1997年7月,2000年5月 マイスタージンガー:2007年12月 パルシファル 
記憶に残るワグナー

【心よりご冥福をお祈り申し上げます】 合掌

何時も穏やかな雰囲気の方でした。。。取急ぎ [走る人][走る人] お知らせ迄 [メモ]

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドニゼッティ:ベルカントを存分に堪能させて頂き大満足[手(チョキ)][るんるん][手(チョキ)]
もぅぅぅ 笑い絶えない ネモリノ が舞台を端から端まで占領 見逃せない
自然体の細かい演技とは思えない動き& 仕草 アディナだけで無く 観客
総勢が巻き込まれ 笑いの渦を起こす素晴らしい≪愛の妙薬≫に遭遇[目][目] 

Matthew Polenzaniマチュ・ポレンツァニ のネモリノは最高を更新\(^o^)/ 
何しろ2006年新作Laurent Pelly ロラン・ペリィ の演出は大傑作[演劇][手(チョキ)][演劇]
登場する歌手陣の技量で爆笑を起し更に様々な脇役:スクーター:自転車[自転車]
駆抜ける[犬][犬]:いかさま薬売りドルカマラの大型改造トラック等々笑いの
起爆剤に事欠かない(笑)

※マチュ・ポレンツァニのネモリノは メトの中継を映画館で観賞した事が
有る。 A.ネトレプコ:マゥリッォ・キゥィシエン:マチュ 三者共演だった
が ロラン・ペリィの演出程の魅力無く 印象は薄かった。 そんな訳で
ライヴ確認に赴いたが 演技伴う圧巻の歌唱に惹き込まれた\(α0α)/

※メトの素晴らしい演出 ≪ロベルト・デヴルゥ≫ タイトルロールをライブで
聴いたが 女性二人 サンドラ・ラドヴァノフスキィ&エリナ・ガランチャ の
存在感に 心持霞んだ[涙] M.ポレンツァニのベルカントは逸品だった[手(チョキ)]

・・・[キスマーク]・・・L’ELIXIR D’AMOUR ・・・[キスマーク]・・・

2021年10月13日 バスティーユ≪愛の妙薬≫
指揮 : Giampaolo Bisanti
演出&衣装 : Laurent Pelly
舞台装置 : Chantal Thomas / 照明 : Joel Adam
脚本: Agathe Melinand
コーラスマスター :Alessandro Di Stefano
Adina : Sydney Mancasola
Nemorino : Matthew Polenzani
Belcore : Simone Del Savio
Il Dottor Dulcamara : Ambrogio Maestri
Giannetta : Lucrezia Drei

好演の筆頭は巨匠Giampaolo Bisanti ジァムパオロ・ビザンティ指揮
半端ない ノリノリ:ウキウキ 舞台に仲間入りしている イタリアン指揮者に
多い体中音の塊の様な(笑) 細かいニュアンス:叙情的感性抜群 愉しさが
一気に弾け音の[アート]から飛交う音符 [るんるん] 時折ロッシーニも呼込んで(笑)
『エッ! チェネレントラの あの場面に似てる~♪』風に繊細な音質が豊富に
湧き出る巨匠♪^^♪^^♪

※既に17年ドレスデン≪ラ ボエム≫ 19年ウィーン≪マクベス≫で聴かせて
頂いて居るが 特異なテクニックのイタリアンから[目]&[耳]が離せない 
Grazie Mille マエストロ Bisanti [手(チョキ)][指でOK]

ドゥルカマラの筆頭格:Ambrogio Maestri アムブロジォ・マエストリ 
物語のイメージその物 表情豊かにネモリーノを誑かす(笑)
この二人の掛合が最高 [バー][演劇][バー] 

※マエストリの当たり役は[ドルカマラ]&[ファルスタッフ] 体系
のみならず演技も上手く堂に入っている。 [シモンボッカネグラ]
[ナブッコ] は個人的にイメージが希薄。。。

アディナ:Sydney Mancasola シドネイ・マンカゾラ 華奢な容姿から
優雅な高音域奏でるチャーミングなアディナ 身軽な演技もネモリノと
相性抜群[手(チョキ)] 素晴らしい美声を聴かせて頂いた[キスマーク]

今宵[三日月] 21日再聴を画策して居たが昨夜 キャスト確認したら16日以降 全降板
本来 ネモリノ:ポレンツァニが 今日迄だった為 最期にもう一度と思って
居たが アディナ代役で意気消沈。 初回の役者が最高だったので イメージ
壊さず引籠りを決込んだ[涙] チャオ マチュ[手(パー)] Grazie mille また何処かで[演劇]

追記:実はこの13日のチケット 行く予定で日程考え中 巴里オペラ座から
[mail to]着信 年間[チケット]予約客に[感謝][プレゼント]と云う事で無料ご招待\(^o^)/
コロナで大変な時期[ドル袋] 優しいお心遣いに感謝 Merci Beaucoup [黒ハート]

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